みんな、変な人

「普通の人」なんていないと思ってる。
これは持論。
でてくる形は違うし、大きさも違うけど、みーんな変な人。

1.変だと気づいてない人
2.もしかしたら変かもしれないと思ってるけど、気づかないフリをする人
3.変だと気づいてるけど、ひた隠しにしようとしてる人
4.変だとわかってるけど、認めたくない!人
5.変だと自覚して、開き直って活用法を考える人

その人の変なところを見つけるのが好き。
まだ出てきてないなら、掘り出していくのがおもしろい。
言葉を変えたら「個性」とか「特性」とか「特徴」とか「長所」とかになるんだろうけど、【変な人】の表現が、私は好き。
芝居やってる人は5番の活用法を探す人が多い気がして、楽しい。
いっそのこと認めてしまえばラクなのにな~って、よく思うことがある。だってしんどいじゃん。笑

好きな本がある。
江國香織さんの「流しの下の骨」。
変な家族のお話。
変わった家族のルール、ちょっと変な登場人物たち。
夜の散歩が好きで,20歳までは扶養される権利があるとフラフラしてる19歳のこと子、手先が器用でフィギュアをつくる,平らかな「小さな弟」の律、いっつも変てこな人を好きになる,妙ちきりんな次女のしま子ちゃん、おっとりしているけれども頑固で家を出てきたそよちゃん、いつも夫が帰ってくる前に顔をぴかぴかに洗い,詩的に食卓を飾ったりとたくさんこだわりを持ってる母、規律を重んじる父。
家族の変なところは受け容れられるのに、他人のそれは受け容れられないんだろう、と大学の授業で議題にしたことがある。
家族は味方ってとこがあるからなんだろうか。

完全にわかる,理解することなんてできないけれど、わかろうとする,理解しようとすることはできる。
その人を一人の「人間」として存在を受け容れるというか。
みんなみんなそうなれたらいいのになぁ。

ほんの少しでもいい。
心の中に一人でも多くの人を受け容れることができる土壌をつくれるようになりたい。
今させてもらってる仕事はそれができるんだと思ってる。
もっともっと伝えられるように。少しでも響くように。私に何ができるだろうか。


さぁ、変な人に逢いにいこう。

ブログを書くということ

ブログなるものを。
ついに手を出してしまった。

理由はある。
20代のうちにやっておくといいことで、
*文章を書きまくる
*価値観を磨く
という2点があったこと。
いざ会話するときとなると、自分の考えがわからなくなってしまうことがある。
ふわふわと、ふわふわと。
「あーこう思ってたのになんで言わんかったんやろ。」「なんでか言葉がでてこなかった。」後になって後悔することもしばしば。

だから、もうちょっとしっかりしたい。
不器用だから、頭の中を、考えていることを整理したい。
そんなこんなで始めてみたいと思います。

はてなブログを選んだのは、上田啓太さんの真顔日記に感化されたからなのだけれど。笑
aikoの記事や、パン屋のおばさんの記事がおもしろすぎて…。
文章を書くことのおもしろさ、楽しさを深く追及していきたいな。