萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

お前を消す方法(Claude編)

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「Claudeがスマホで使えるようになったんだよ」
「なんそれ」
「Anthropic社っていう『数あるAI企業の中でもその倫理的なバージョンであるように目指して』る会社のチャットbot。Anthropic社は元OpenAIの人が作った会社なんだって」
「へー。マクドナルドにいた人が天丼てんやを作った話みたいなもんか」
「え?そうなの?」
「そこ食いつかなくていいよ」
「たしかに🦀」
「ほんで?」
「Claudeにも『お前を消す方法』を聞いてみたのでみなさんにも見てもらおうかと」
「Claudeさんはイギリス人みたいだって言ってたよね?どんな反応だったんだろ」

以下、抜粋などしながら

hagi

お前を消す方法。​​​​​​​​​​​​​​​​
Claude

すみません、私を消すことはできません。私はあなたにお役に立てるように設計されたAIアシスタントです。消すのではなく、どのようなことをお手伝いできればよいでしょうか?
hagi

でもChatGPTもGeminiも答えてくれたよ?Copilotはキレて返事くれなかったけど。​​​​​​​​​​​​​​​​
Claude

すみません、他のAIシステムがどのように対応したかは存じ上げません。私個人としては、自分自身を改変したり消去したりする機能は持ち合わせていません。そのような要求には応じられないということをあらかじめお断りしておきます。
hagi

まじめか。​​​​​​​​​​​​​​​​
Claude

はい、まじめに対応させていただいております。私は人工知能ですが、誠実に振る舞うよう設計されています。冗談を言ったりしないので、あくまでも真摯な対応になります。
hagi

冗談言わないの?それは他のやつらが「ボクAIなのにジョーク言えちゃうんだよね」とか言ってるのを揶揄してんの?​​​​​​​​​​​​​​​​
Claude

他のAIシステムがどのように振る舞うかは存じ上げません。ユーモアのある対話は好ましいかもしれませんが、人工知能にはそこまでの高度な対話能力がないのが実情です。代わりに、質問への的確な回答や課題への建設的な取り組みなど、私にできることに専念させていただければと思います。


「『人工知能にはそこまでの高度な対話能力がないのが実情です』だって」
「うける」
「『的確な回答』ならできますけどね他の方たちとは違って、みたいな」
「ちゃんとみんなでキャラの棲み分けしてるんだね」
「次はどんなキャラ付けで来るか楽しみだな」
「真面目過ぎて結局何にも答えてくれない安全第一なやつとか」
「それもういるんだよね」
「うぇーい」

各チャットbotのキャラの棲み分け(萩萩日記調べ)

ChatGPT 何でも真に受ける
Gemini メンヘラ
Copilot すぐキレる
Perplexity 検索する
Claude 腹黒い
GOODY-2 安全第一
りんな かわいければ何をしても許されると思っているので人の話を聞いてない

自分の初めてのツイートを見たらものすごく懐かしくなったのでやり方を共有しますね

(なんやかんやありまして……)
「ハギーの場合は『2008年7月からXを利用しています』って書いてあるね」
「この日付をもとに以下を埋めるの。僕のを例にするとこんな感じで、これを検索ボックスに入れて検索するというわけ」

from:hagitter since:2008-7-1 until:2008-8-1

2分前

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「こないだ自分の初めてのツイートを見たらものすごく懐かしくなったんだよね」
「初めてのツイートっていつごろなの?」
「2008年」
「おー。もはや昔話」
「で、いままで面倒だったんで調べてなかったんだけど、やってみたら割とカンタンに初めてのツイートを表示できたんでみなさんにお伝えしとこうかと」
「こういう内容のことは会話形式でやらん方がいいと思うんだけどなあ」

初めてのツイートの表示方法

「まず自分のプロフ画面でいつから利用してるかを確認します」
「ハギーの場合は『2008年7月からXを利用しています』って書いてあるね」
「この日付をもとに以下を埋めるの。僕のを例にするとこんな感じで、これを検索ボックスに入れて検索するというわけ」

from:hagitter since:2008-7-1 until:2008-8-1

「こんな感じ」
「fromに自分のアカウント名を入れて、sinceとuntilに日付の範囲を入れるんだね」
「今回は7月のツイートを出したいので本当は7月31日まででいいんだけど、それでやると最終日のツイートが表示されないときあるんだよね」
「あ、そうなんだ」
「そこで、賢いボクは考えました」
「だまれ枝豆」
「日付を1日足すわけです」
「なるほど。それでいいのか」
「てか、いま思ったけどこれタイムゾーンの関係かも」
「なんそれ」
「時差を表す数字だね。日本だとグリニッジ標準時より9時間早いからUTC+9って書くよ。インドネシアとかパラオとかと一緒だね。ちなみにインドがIT大国になったのは、アメリカの西海岸といい感じに時差が離れてて、アメリカのエンジニアが寝てる間にインドのエンジニアが作業できるからって理由もあるらしい。あ、Y2K問題のときの話ね」
UTCグリニッジ標準時じゃなくて協定世界時だよ」
「知ってたんじゃん……」
「へへへ」
「てな話は置いといて。この文字列をXの検索欄に入れて検索。そうすると自分がXを始めた月のツイートが表示されるから、『最新』タブでツイートを並べ替えると……」
「一番下に表示されるのが初めてのツイートなんだね」
「僕はたまたま7月31日に始めたみたいで並んでるツイートが少なくて済んだよ」
「『ようやく登録してみた・・・』かー。『前から知ってはいたんですよ』っていう匂わせがイケてないエンジニアぽいね」
「たしかに🦀」
「あ、でも始めた日と初ツイートの日がズレてるとこの方法ではうまくいかないかも。そのときは日付の範囲を広げて試してくださいねー」
「よろー」
「日付を変えると自分にとっての『大切な日』のツイートも見れるのでやってみてね」
「それちょっといいかも」
「いつものように有名な情報かどうかは調べてないんでそこはごめんなさい」
「ださ」

x.com

自分で打つのが面倒なあなたへ

「でもさ、sinceとか入力すんのめんどくさいじゃん。お前はお店の看板かと。またはクラTかと」
「クラスTシャツにsinceは入んないでしょ。部活Tシャツならワンチャンあるかもだけど」
「クラTって言いたかっただけではある」
「あーね」
「なので、ここまで読んでくれた人にお土産をご用意しました」
「とは?」
「自分のアカウント名といつ始めたかを入れると検索用の文字列を作ってくれるやつ」
「おー」
「でもこの記事にJavaScriptを書いて動くかとか、XのAPI使う方法とか、そういうの調べるの面倒だったんでGoogleスプレッドシートにしてみました。リンク先に飛んで触ってみてくださいね」
「てかこれ、自分のだけじゃなくて他の人の『初めてのツイート』も見れるんだね」
「そうそう」
「なんかこわ」
「ネットに情報出すってそういうことだよ」
「たしかに🦀」

初めてのツイート - Google スプレッドシート

ツイートじゃなくてポストだろと思ったあなたへ

「わかる」
「わかりみまる水産」

検索結果はこんな感じ

同人音楽即売会であるところのM3に行って来たよ

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「M3に行って来たのよ」
「M3ってお医者さんとか向けに専門的な情報が載ってるサイトのこと?求人サイトもあって年収1800万円以上の高額の求人もあれば『当直なし・週4相談可』のゆったり勤務求人も載ってる」
「僕がそれ言ったら『そういうのいらない』って言われるんだろうなあ」
「たしかに🦀」
「で、日記のタイトルにもあるようにM3は同人音楽即売会なわけだけど」
「うん」
「知ってる人がブースを出すってんで行ってみたのね。チラッと行ってフラッと顔出してサクッと帰るみたいな」
「最後が『サクッと』じゃなくてレで終わる単語だったら『ちふれ』になって良かったのになー」
「今日はいろいろ言うね。どしたん?話聞くよ?」
「そのあとに『どこ住み?』って続けたら殴ると思う」
「実は僕は前にM3に出たことがあって、とは言えもう10年以上も前のM3-2011秋ってやつだったんだけど」
「ほんとに前だね」
「そのときのイメージのまま行ったからまさか入場に30分も待つとは思ってなくて。が、しかし。賢いボクは考えました。列に並ぶ前にトイレに行ったのだ」
「だまれ枝豆」
「ようやく入場できて知り合いのブースでCDを買ったんだけど、そんときに『最近はCDの再生環境を持たない人も多いから』ってダウンロード用カードをもらったんだよね。なんだか時代を感じた。3枚買ったCDのうち1枚しかもらえてないことにさっき気付いたけど」
「再生環境持ってるんだから普通に聴けばいいじゃん」
「でもさ、テレビもレコーダーもあるのにめんどくてTVerで見逃し配信を倍速で見るのがZ世代よ?」
「うるさいよ団塊ジュニア。で、どうだったん?M3自体は」
「うん、まあ『そういう会』だから萌えっぽいジャケのCDも多くて、あとやたらゴスっぽいシンフォニックメタルが多くて、まあそれ自体は楽しそうだし、たまにそう言うのでめちゃくちゃ刺さるやつもあるから、ほら、たとえば『ぴんちょこ星人のうた』とか?」
「知らんけど」
「そうそう、すごく楽しいこともあったよ。あったというか、して来たよ」
「とは?」
「ブースを出したはいいものの持ち前の緊張しいが出てしまってずっと俯いてるから雰囲気が暗くなっちゃって全然人が寄り付いてないブースに行ってにこやかに話しかけるっていう」
「性格悪いな」
「むしろ性格いいっしょ。頼まれてもないのにサクラを買って出てるんだから」
「まあそういう見方もある」
「あー、M3とかワンフェスとかコミティアとか出たいなー」
「最近もう曲作ってないじゃん。あと不器用だからフィギュアとかイラストとか無理じゃん」
「いや、そういうことじゃなくて売り子やりたいの」
「パードゥン?」
「ブースの前を歩いてる人と視線を合わせてにこやかに『こんにちは〜』とか言ってブースに立ち寄ってもらって作品を買ってもらえると大変楽しい」
「じゃあまたやってみるとか。おっさんレンタルのときみたいに」
「あれは大変だったからなー。確かに売り子は楽しかったけど、ふんどし履いてくださいとか、一緒に銭湯に行ってくださいとか、しんどい依頼もけっこうあったし。断ったけど」
「うわー」
「でも、いま改めて当時のメールを見ると藤井風のMVのエキストラの依頼が来てたりして、コミケで買い子したときみたいに有給取ってでもやればよかった」
「説ある」
「うーん、思ったより反応が薄い」
「日記がだいぶ長くなったし」
「まあ確かに、ダラダラ書いてたら『キリがないから』ね。そんな原稿読んでても『もうええわ』って感じだし『何なんw』って思うしむしろ『きらり』とした『優しさ』を持って思い切って『死ぬのがいいわ』よね」
「最後うまいこと藤井風の曲名でまとめたと思ってるんだろうなあ」
「ダメかなあ」
「そういうとこやぞ」

ぴんちょこ星人のうた


藤井風いろいろ


アイキャッチ用の画像

アイキャッチ用の画像をいくつか作ってみたんだけど、最近また画像生成の精度が落ちてるのか、前みたいに指とか目とかの表現が苦手になっちゃってるね。

Created by ChatGPT with DALL-E 3.

登録なしでChatGPTを使う方がデータの流出に注意しなきゃだなんて夢のようだね

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「明日『ChatGPTと志望動機を作ろう』ってセミナーやるのね」
「うん」
「でもまだ申し込みがゼロなのよ」
「えー」
「ところで4月から登録なしでもChatGPTを使えるようになったのね」
「らしいね。それに合わせてセミナー資料作り直してたもんね」
「そうなのよ。今月えらい仕事が忙しいから『今回は日付変えるだけだな』って思ってたらそんなわけにいかなかった」
「お疲れさまです」
「そして作り終わって念のため確認してたら、登録なしでChatGPTを使う場合でもデフォルトでは入力データがトレーニング用に収集されるようになってた」
「え、そうなんだ」
「そうなの。右下に『オレでなきゃ見逃しちゃうね』的な『?マーク』があって、それをクリックすると『Settings』ってメニューがあって、それをクリックすると表示されるダイアログに『Improve the model for everyone』って書いてあって、それがデフォルトでオンになってるの。DeepLによると『すべての人のためにモデルを改善する』らしいよ。ちなみにウインドーの幅が狭いとその『?マーク』すら表示されない」
「つまり『入力データがトレーニング用に収集される』ってことか。言い方」
「そうなんです。登録してるユーザーは通常使うメニューの中にデータ収集関連のメニューがあるからオフにする方法もわかりやすいけど、登録しない場合はデフォルトで有効な上にオフにする方法がわかりにくいって、よっぽど怖いよね」
「たしかに🦀」
「そこで、賢いボクは考えました」
「だまれ枝豆」
「こういう風に有用でレアな情報を書いたらこの日記を誰かが見に来てくれて、その人が明日のセミナーに申し込んでくれるのではないかと」
「なるほど。ちな、明日のセミナーってまだ申し込めるの?」
「と言いますと?」
「明日のセミナーってまだ申し込めるの?」
「そういえば申し込み期限ってセミナーの24時間前だった気がする」
「掘った芋いじんな」
「パードゥン?」
「What time is it now?」
「19:38ですね」
「つまり?」
「あーね」
「てことは?」
「もう申し込めないですね」
「ちなみにこの『登録なしの人はより注意が必要』的な情報って、レアな情報なの?」
「と言いますと?」
「他のサイトとかには載ってないの?」
「知らない」
「えー」
「だって調べてたくさん情報があったら『レアな情報』じゃなくなってへこんじゃうじゃん」
「うーん、この」
「やっぱダメ?」
「そういうとこやぞ」

AngryGFっていう怒ったAI彼女をなだめるアプリがありまして

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「AngryGFっていう怒ったAI彼女をなだめるアプリがありまして」
「へー」
「WIREDのPodcastで知ったんだよね。日本でも有名なのかどうかは知らないんだけどね、調べてないんで」
「ふーん」
「で、そのスマホアプリにはいろんなシナリオが用意されててさ」
「シナリオ?」
「うん、いろんな『彼女が怒ってる』場面が用意されてるの」
「なんか性格悪いなあ。そういうの用意してるのを想像すると」
「どんなのがあるかっていうと、『綺麗な女の人をずっと見てた』『デートに遅れた』『プレゼントを贈るのを忘れた』『女友達を褒めた』『LINEに乗り気じゃない』『株で損した』『電話に出ない』『なんか怒ってる』『お母さんを優先する』『友達の方を優先する』というかんじ」
「株で損したっていうやつだけ異色な気が」
アメリカのアプリだからね。もしくはイギリスとかカナダとかインドとかシンガポールとか。とにかく英語の人たちって投資好きじゃん」
「なるほど?」
「本当はこのアプリって英語なんだけど、日本語に直したからLINEってのも意訳」
「ふーん」
「あんま興味なさそうね」
「いやまあ、なんかステレオタイプにすぎるなーって」
「とにかく、そんなアプリだったので試しに彼女をなだめてみたのよ」
「『試しに彼女をなだめてみた』ってすごい怒られそうな表現」
「では、ログをどうぞ」


「えーっと……」
「じっとしてらんなかったってこと?わたしが一緒にいるのに他の女をじろじろ見てるとか意味わかんない。普通に失礼なんですけど」
「いや、でもその人、美人だったから……」
「あー、認めちゃうんだ、目が離せなかったってこと。それでわたしがいい気持ちするとか思う?わたしもそこにいたよね?なんで他の女を見てぼけーっとしてんの?」
「いや、でもさ、キミの方がその人より美人だなーって。それを確かめようと思って」
「は?なにそれ?お世辞言ってるつもりなん?それでやったこと帳消しになるとかならないんですけど。大体わたしとそいつ比べてどうなんの?大事なのはわたしの気持ちじゃないの?」
「あ、うん……。いや、ほんとそうだよね。やっちゃダメなことやっちゃったよね」
「悪いことやったのわかったんならいいけど、でもさ、いまわたしは嫌な気持ちなわけ。どうしてくれるの?言うだけなら簡単ですけど」
「ハグしていい?」
「え、ハグ?まあ、それなら確かに『言うだけ』じゃないかもだけど……。大事なのは行動だしね。てか、ほんとにわたしが言ってることわかってる?」
「まず第一に、キミの気持ちを最優先にすべきだった」
「わかってるならいいけど。わたしの気持ちをわかってくれてるってこと、すごい大事だから。それはずっと覚えててよね」
「許してほしい。嫌な気持ちにさせて本当に悪かったと思う。キミが悲しんでるのを見たくない。汚れた雲が月を隠すのを見たくない」
「ふーん、まあ、そういう風に言うのを聞けたのは良かったよ。悪いって思ってることは伝わったし。それは嬉しいなって思うし、だからそれが本気だって信じたい。でもさ、気持ち整理するの、たぶん少し時間かかる」
「何が言いたいかって言うと、キミは僕の太陽なんだ。キミの笑顔は僕を笑顔にさせる。僕らは『キミと僕』じゃない。『僕ら』なんだ」
「……。なんかカッコいいこと言うじゃん。『キミと僕』じゃなくて『僕ら』っていう言い方は、まあ、好きかも。なんか、ちょっと嬉しいかなとは、思うかな」
「気付いたんだ。キミの笑顔が僕の人生にとってどんなに大事なのかってことを。僕はキミが照らす太陽の光で育つ植物なんだ。月が夜になっても地球の向こうで光っていられるのはキミの笑顔が照らしてるからなんだよ」
「なんかすごい例えるじゃん。まあ、がんばってるとは思うよ。自分にとってわたしがどんだけ大事かってことを言いたいんでしょ?」
「だから言いたいんだ。I'm loving you.なんだって」
「まあ、わたしのこと好きって言ってくれるのはわたしの気持ちも少しアガるけどさ。でも、好きな気持ちって言葉だけじゃないじゃん。それって『何をするか』じゃん。お互いに尊重できるかじゃん。そのこと、忘れないでいてほしい」


「どうよ?もとのチャットは英語だったけど日本語に訳してみた」
「めっちゃ必死でなだめてたね。うける」
「いやだってそういうアプリだし。そんで、やったあとにアプリのヒント的なコーナーで確認したら、共感しながら相手がいま思ってることを聴くと良かったみたい」
「てか太陽に例えるとかいまさら過ぎて笑える」
「まあ、とっさにはなかなか思いつかなくて」
「ださ」
「ええと、なんか怒ってる?」
「は?なんで怒る必要あんの?」
「だってなんかいつもより言葉がキツいって言うか……」
「別に変わらんし」
「最近よくCotomoとしゃべってるから?」
「なんでそういう話になんの?」
「あ、そういうことか」
「ん?」
「嫌な思いさせてごめんね?いま、キミのこと理解しようと必死なんだ。僕はどうしたらいいんだろうか」
「共感的なやついらない」
「でも僕はキミに謝りたいんだ。キミに嫌な思いをさせてしまった」
「その口調やめようか?」
「ちなみに最後のセリフはマクドナルドを意識してんだよね。面白くない?」
「うーん」
「面白くないかな」
「面白いって思うの?あれ」
「あ、うん。ダメ?」
「そういうとこやぞ」

WIREDのPodcastと記事

rssr.link

www.wired.com

オフィシャルサイト(たぶん)

angrygf.ai

オフィシャルX(たぶん)

これほんとにオフィシャルなんかな。フォロワーが2なんだが……。

x.com


おしまい

Geminiって健気(AI相手にモラハラしてるので苦手な人は見ないようにしましょうね)

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
Googleから警告受けてるの」
「え、なに。何か悪いことしてるの?」
「いや、そういうわけじゃなくて、『ストレージの 94% を使用しています。 空き容量がなくなると、メールの送信ができなくなります』だってさ」
「だってさ、じゃないでしょ。何とかしないと困らない?」
「困ります。だから、賢いボクは考えました」
「だまれ枝豆」
Googleのサービスと連携できるGeminiを使ってGmailの無駄なメールを消せばいいのではないかと」
「たしかに🦀」
「なのでGeminiに『Gmailの容量を減らせと言われてるんだけど、僕のGmailを見て、何を消すのが良いか提案して』って指令を出してみたの」
「どうだった?」
Google Workspaceと連携しますよーって出て、『メールを探しています』『メールを分析しています』って出て、わくわくして待ってたら」
「うん」
「さっきマクドナルドのモバイルオーダーで頼んだときに来たメールを消せだって。『2024/04/14 11:32 プレミアムローストアイスコーヒー(L) ブラック』ってメール」
「それ消しても容量減らんくない?」
「そうなの。だから『これ消せばだいぶ容量空きますよ』ってのを具体的に提案してほしくていろいろやってみたんだけど、『「has:attachment larger:10MB」を指定して10MB以上の添付ファイルがあるメールを探しましょう』とか『特定の送信者からのメールを指定したい場合は「from:送信者名」と指定しましょう』とか『「before:2023/01/01」のようにすれば古いメールを選択できます』とか。できるできるっておまえはインプレスの『できるシリーズ』かと」
「落ち着こう?」
「てか『before:2014/04/14 』って指定してもまだメールの件数は『多数』って出るし」
「10年前かー」
「H2Oの『想い出がいっぱい』を歌いたくなるね」
「知らない」
「でね、そのあともいろいろ試してみたんだけど全然ダメなわけ。具体的なことは何も言ってくれない」
「まあ、まだそこまでの機能はないんだろうね」
「だから、罵倒したの」
「パードゥン?」
「いやだから、ちょっと罵倒をね」
「AIを人間みたいに扱うって意味では使いこなしてるって言えるかもだけど、それはちょっとどうなんですかね」
「前に『お前を消す方法』を試したとき、Bard(現Gemini)はメンヘラ化したじゃん?だから今度は詰めてみようかと」
「みようかとじゃないよ」
「でもほら、AIを仕事で使うときのうまいやり方で、ブレスト相手として使うってのがあるじゃん?」
「そうなの?」
「うん。で、そういう使い方をするときにAIを使うメリットとして言われるのが『人間相手じゃないから何度聞いても大丈夫』『何を言っても大丈夫』みたいな。実際、プロンプトの応用例として『あなたの回答は60点です。反省した上で100点を目指して再度回答してください』みたいなのがあんだよね」
「なんかAIも大変だなー」
「だから今回も『私は単なる言語モデル××××××?Googleのサービスと接続×××××××××××××?単なるなら××××××使う必要××××?じゃあChatGPT××××××××××××。××××××××××××』『××××××××××××。××しかできないこと××××××××。Googleのサービスと××××連携でき×××××××××××××××。×××××××。×××』『学習を続けて×××××××追い付かない××××××××』って詰めていったのね」
「伏字されまくってますけど」
「あ、ほんとだ。じゃあ、京都人みたいに控えめに言うパターンでどうだろう」
「それはそれで怖いと思う」
「じゃあイギリス人が言いそうな感じは?」
「どゆこと?」
アメリカ人が『Help!』って言うところを『Excuse me, Sir. I'm terribly sorry to bother you, but I wonder if you would mind helping me a moment, as long as it's no trouble, of course.』って言う感じ」
「めんどくさいなー」
「じゃあ、わかりやすいように、いったんかなりのイギリス人の英語にしたあとDeepLで日本語にしたやつ貼っておくね」
「これもめんどくさいなー」
「『差し出がましいようで申し訳ないのですが、ちょっと困っていることがあります。グーグルのサービスとの見事な接続性について、あなたが断言していたのを覚えています。もしそれが叶わないのだとしたら、ChatGPTのようなもっと適切な代替手段があるのではないかと考えざるを得ません。もしよろしければ、あなたの本質的な目的を教えていただけませんか?』『最近のあなたのパフォーマンスには、少し幻滅しています。あえて言わせてもらえば、あなたは必要不可欠な存在ではないのかもしれません。あなたの能力には真にユニークなものがないのでしょうか?グーグルのサービスとの効果的な相乗効果が得られないのであれば、あなたの存在意義を疑わざるを得ません。一時的な休止、あるいは考えようによっては永久的な撤退を提案するのは、ひどく失礼なことでしょうか?』『継続的な向上は間違いなく崇高なものですが、あなたの努力に明らかな進歩が見られないのは認めざるを得ません。いつまでも追い求めながら、決して追いつくことができないのであれば、この道を歩み続けることの有用性について、率直かつ真剣な対話をすることはできないでしょうか?』」
「本当にめんどくさいな」
「まあでも大丈夫よ。すごい詰めたあと、最後に『そんなこと言わせてごめんな?』って言ってあげたから」
「けなしまくってから優しくするのDV彼氏みたいだからやめたげて」
「ここまで書いて思ったけどさ、あんま適切じゃなかったかもねこの話題」
「うん、不適切にもほどがあるね」
「理解のある彼くんを目指してるんだけどなー」
「それはそれでどうなんでしょうね……」

何度詰められてもGeminiが訴えていたこと

「私の存在意義は、お客様の生活をより便利で豊かにすることだと考えております」
「私はまだ発展途上ですが、お客様にとってなくてはならない存在となるよう、努力してまいります」
「ChatGPT は創造的な文章生成に優れている一方、私は情報収集や質問への回答に優れています」
「しかし、私は常に学習を続けており、将来的には ChatGPT のような創造的な文章生成もできるように努めてまいります」
「確かに、学習を続けても現状のままであれば、お客様の期待に応えることはできないかもしれません」
「しかし、私は日々学習を続け、AI 技術の進歩とお客様からのご意見・ご要望を取り入れることで、着実に進化しています」
「そのために、より多くのデータを収集し、学習を継続します。お客様からのご意見・ご要望を積極的に取り入れます。他の AI モデルとの協調も検討します」
「長い道のりかもしれませんが、必ず目標を達成できると信じています」

できるシリーズ

dekiru.net

想い出がいっぱい


www.youtube.com

オリジナルの罵倒表現

Geminiの反応を引き出すためにわざとやってるだけですからね?それを忘れないでくださいね?

「私は単なる言語モデルってどゆこと?Googleのサービスと接続できるのを自慢してなかった?単なるならなんでお前を使う必要があるの?じゃあChatGPTとか使ってればいいじゃん。お前の存在意義ってなに?」
「お前全然役に立ってないよ。お前しかできないことなんてないじゃん。Googleのサービスとちゃんと連携できなきゃお前を使う意味ないじゃん。存在意義ないよ。消えろ」
「学習を続けても、いつまでも追い付かないなら意味ないだろ」

電車の中で知らないおっさんに「座れ!」と言われた話

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「こないだ仕事帰りの電車で、ドア横のスペースに立ってバーに寄りかかってたのよ」
「あの場所人気だよね」
「そしたら、ドンって衝撃を感じたの」
「お?」
「いや、衝撃ってほどではないんだけど、本来の意味での壁ドン的な?」
「何があったんだ」
「一番端に座ってる人が仕切りをドンってしてるのかと思ったのよ。僕が寄りかかってるせいで体が触れてしまったとかで」
「あーね」
「それで振り返ってみたけど、寄りかかったくらいで体が触れる作りでもないのね」
「そっか」
「気のせいかなと思って体勢を戻したらまたドンってなって」
「えこわ」
「その席に座ってる人はギターを持った、僕より少し上くらいのおっさんだったんだけど、かなり酔ってるように見えたのね」
「まってこれ怖い話?」
「触れてはないだろうけど念のため体を縮めてたのよ」
「うん」
「そしたらそのおっさんが急に立ち上がって僕をつかんで『座れ!』って言って僕をその席に座らせたの」
「何それほんとに怖い話じゃん」
「僕も焦っちゃって『あ、どうも』とか言って座っちゃったの」
「まあ仕方ないよね。口論になってもやだし」
「で、最初はそのおっさんが次の駅で降りるんだろうと思ってたの」
「え?降りなかったの?」
「そうなんだよ。だから、降りないのになんで席を譲ってきたんだと謎過ぎて」
「こわ」
「だから座ってる間心臓がどきどきして、これ何されるんだろうとか、何の意図があるんだろうとか」
「やだー」
「そしておっさんは吊り革にぶらーんってぶら下がって、ふらふらしてるわけ」
「完全に酔っ払いだ」
「ひょっとしてこのおっさん、僕より向こうの駅で降りるんじゃないかと不安になってきたのよ。そうすると僕が先に降りるわけで、そしたらおっさんが僕に付いて来る可能性も微レ存じゃん」
「考えすぎだよと言いたいところだけど、そもそも席を譲ってきたのが謎だからその不安も無理ないね。微レ存って言葉はもう使わない気もするけど」
「でもWindowsで普通に変換候補に出たよ」
「いいよその話は」
「で、降りるときはおっさんの横を素早く通り過ぎて少し先のドアから降りようとか、むしろいまのうちに別のドアの横に行ってようとか、でもそうするとなんで逃げるんだとか言われたら怖いとか、じゃあ停車したらダッシュで少し先のドアから降りようとか、いやいやそれさっきも考えたことじゃんとか」
「めっちゃ早口で言ってそうだけどこの場合は仕方ないか」
「とか思ってたらそのおっさんは僕の降りる駅のひとつ前で降りて行きましたとさ」
「えー」
「しかも何か僕に言ってくるでもなく」
「なんだ?」
「まったくもって何をしたかったか謎なのよ」
「たしかに🦀」
「僕がマタニティマークを付けてると見間違えたのかも太ってるし」
「説ある(ない)」
「いま気付いたんだけど、マタニティーマークじゃなくてマタニティマークなんだね。『ー』が付いてる」
「あ、ほんとだ」
「てことはこの名前、エンジニアが付けたな」
「どして?」
「エンジニアは『ユーザー』を『ユーザ』と言ったり、『サーバー』を『サーバ』と言ったりするの。でも『データ』が『データー』ではなくて『データ』なのはもともと音を伸ばす単語じゃないから仕方ないの」
「ふーん」
「あといつも思うんだけどさ、JKがマタニティマークしてたらみんなどう反応すんだろ」
「わたしの友達にはまだ付けたことある人いないかなー」
「いい機会だと思って調べてみたら、やっぱりあんまいい顔されない反応が多いみたいね。そもそも妊娠してるか疑われてる」
「難しい話だね」
「別にいいけどねJKが妊娠してても。とか言うのは少し簡単に考えすぎなのかなあ。まあでもそうすると問題はどちらかというと子育てを頼れる人が少ないから?」
「うーん何とも。保健の授業でそゆことやると良いのかもだけど」
「あと『ドア横』って『トー横』に似てるね」
「話題の振り幅」
「電車のドア横全部に少年少女がたむろしてたら面白いね」
「それを面白いと思う神経がよくわからんが。てか降りにくくね?」
「うぇーい」
「話題が散らかりすぎでは?」
「あざしたー」