いつかきっと食生活でしあわせになれる

少しずつ構築していきます・・・

栄養と料理専門講座の進捗(1)

2015年に栄養と料理一般講座、

2020年に栄養と料理専門講座 治療食コース

を勉強して、現在は栄養と料理専門講座 専門職業コースを

受講しています。

 

治療食コースですでに学習済みのテキストは科目免除のため

この5冊のテキストを勉強しています。

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栄養と料理専門講座のテキスト

「食品衛生」は先月レポートを提出しました。

今は「公衆衛生」を学習しています。

 

テキストは薄いのですが、

現在の世界の新型コロナの状況を考えながら学習すると

とても意味深く感じます。

食べたいときにバランスの良いものを〜ニチレイフーズダイレクトの冷凍弁当

食生活が大事。

バランスの良い食事が大切。

 

そんなことは百も承知でも実現できない時があります。

 

私の以前の職場は、自宅から片道1時間40分かかりました。

残業ゼロにも関わらず自宅に着くのは20時過ぎ。

 

スーパーに行っても、売れ残りの食材。

そもそも家に帰って作ったら食べるのは21時近くになります。

 

それ以前に、家に帰るまでにお腹が空いてどうしようもない・・・

仕方なく、すぐに食べれる駅のそば屋を週に3〜4日使っていました。

バランスの悪い食事とわかっていましたが。

 

バランスの良い食事を摂りたいから

宅配弁当を検討したこともありましたが、

配達が18時頃で断念しました。

 

それに、宅配弁当は平日週4〜5日届けてくれるのですが、

突発の残業や電車遅延があるかもしれず

必ず食べれる保証のない自分だったため断念しました。

 

食べたい時に食べれる、すなわち家に備蓄できて

すぐに食べれる方法はないかと考えたところ、

「冷凍」だとちょうど良いとわかりました。

 

その時、10年近く前に親の病院に付き添った時に

ニチレイフーズダイレクト」のチラシをもらって

利用していたことを思い出しました。

 

 

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ニチレイフーズダイレクト

写真引用:

ニチレイのヘルシー食品・健康管理食・ダイエット食ニチレイ ウエルネス商品の歩みのページです。

 

ホームページを見たら、冷凍弁当の種類が充実していました。

 

(以前利用していた時は、副菜の冷凍食品を使っていたのですが、

当時の商品は全て無くなっていてお弁当がメインになっていました。)

 

今は「ウーディッシュ」という商品を利用しているのですが、

和洋中とお弁当の種類が多いです。

味も美味しいです。

 

新型コロナの影響で、

スーパーも飲食店も早い時間に閉店するようなった時

このお弁当は本当に重宝しました。

 

あと、体調を崩して買いものに行けない時にも助けられました。

 

冷凍弁当は、いざという時の方法の一つとして便利です。

wellness.nichirei.co.jp

美味しそうに食べたい 〜 デリソフターという調理家電

歳を重ねると嚥下機能が弱まり、通常の食事ができなくなる事があります。

そうすると「きざみ食」「ソフト食」「ミキサー食」「流動食」という方法を取ります。

 

口からの栄養補給のためとはいえ、

いつも思うのが「あまり美味しそうな見た目ではない・・・」です。

 

もう少し美味しそうに食べる方法がないのか考えていました。

 

お豆腐、茶碗蒸し、しんじょ、おかゆ、スープ、

日頃から柔らかな食事に慣れるのが良いのか・・・と

考えを巡らせていました。

 

そしたらこんな便利な夢のような調理家電を知りました。

 

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ギフモ株式会社『デリソフター』

写真引用:

PRODUCT | Delisofter|デリソフター 公式サイト|GIFMO Co.,Ltd.

 

私たちが普段食べているものを、そのまま柔らかくするというものです。

 

例えば、唐揚げの表面に一種の隠し包丁を入れ、

その唐揚げを調理皿に置いて、水を加えて電源オン。

調理が終わったら、唐揚げは柔らかくなっている、というもの。

 

この調理家電は2021年1月20日朝日新聞の夕刊1面で知りました。

”家族と同じ食事 そのままやわらかく”という見出し。

 

記事には病気で嚥下障害があるお子様のお話。

ミキサーにかけてペースト状にした食事は嫌がっていた、と。

 

確かにミキサーにかけると、食材の味が変わりますよね。

色もなんか固形物の食事では見慣れない色に変わってしまいますし。

 

この調理家電を使うことで、家族と同じ食事をとれるようになったと。

 

感動です。

 

調理家電の実物を見ていないし、試食をしていないから

どのようなものかは正確にはわかりません。

 

でも、食事を楽しいものだと思わせてくれるこの調理家電は

素晴らしいと思います。

 

家電量販店に置かれて、家に当たり前にある調理家電になることを願います。

辰巳芳子さんのきっかけ(2)

気づいたらポイントが貯まっていたので、

普段買わないものを買ってみようと思い「電気圧力鍋」を買いました。

 

煮込み料理に便利そうだったので、スープを作ってみようと思いました。

 

あれ、アク取りは一体どうやるのだろうか?

疑問が生まれました。

 

とりあえず圧力鍋を活用したレシピ本を図書館で借りました。

 

読みましたが、よくわからず・・・

 

ネットで調べてみても、よくわからず・・・

 

これはきっと根本的にスープ作りをわかっていないのだろうと

考えたので、本屋に行きました。

 

本屋の料理コーナーに行ったら、

半端ない数の本がありました。頭がクラクラするほど・・・ 

 

レシピサイトで人気が出た料理研究家

芸能人料理研究家

テレビに出てる人気者の料理研究家

、。

 

誰の言葉を信じれば良いのだろうか、と思いました。

 

その時、どうせ勉強するなら

信頼の置ける人が良いと考えて、

そうだ辰巳芳子さんがいるじゃん!と閃きました。

 

買った本はこちら。

 

スープ日乗 鎌倉スープ教室全語録

辰巳 芳子 文藝春秋 2016年03月12日頃
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by ヨメレバ

『スープ日乗』 辰巳芳子 2016年出版

 

鎌倉スープ教室の様子が伝わる本です。

 

読んでいくうちに、

どうしても自分の料理のスキルが足りないために 

文章だけではわからないところが出てきました。 

  

そして、いよいよ沼にはまりつつ・・・

続きは次回に。

 

辰巳芳子さんのきっかけ(1)

ご無沙汰しております。

 

私の両親は本を読む人で、家に結構な数の本があります。

父はオスマン帝国やトルコに関する本、母は料理に関する本。

その他にもいろいろとあります。

 

私は図書館で気になる本やマンガを次々と借りるのですが、

たまに手元に本がなくなる時があります。

 

その時に家の本棚を見て、読みやすそうな本を手に取ります。

 

そして出会いました、辰巳芳子さんに。

食といのち

辰巳 芳子 文藝春秋 2014年09月02日頃
売り上げランキング :
by ヨメレバ

 

『食といのち』 辰巳芳子 2012年出版

 

対談本は著者の伝えたいことが文面から伝わるのか心配だったのですが、

この本は対談によって著者の考え方を多角的に読み取れました。

 

著者の辰巳芳子さんはお父様の介護の時に、

様々な試行錯誤をしたことによってスープの可能性を見出しました。

 

 

私の母の晩年は、病気が進行してだんだんと固形物が喉を通らなくなりました。

私は鰹節と昆布で一番出汁をとって茶碗蒸しを作りました。

美味しがって食べてくれましたが、その時の私にはそれが精一杯でした。

 

その後、母は薬局で売っている「メイバランス」や

処方してもらった栄養補給のドリンクを飲んでいました。

 

でもどれも同じ「甘い」で、最後は味に飽きていました。

 

 

その時すごく思いました。

人にはいろいろな味覚があるはずなのに、

市販されている栄養補給するものは「甘い」しかないのはおかしい、と。

 

歳を重ねたら一体何を食べていけば良いのだろうかと

日々考えるようになりました。

 

そんな私の問題提起の答えの一つを

辰巳芳子さんの「いのちのスープ」が示してくれているように感じます。

 

 

さて、辰巳芳子さんの本をもっと読もうと思ったのは、

別のきっかけです。

 

それは次回に。 

 

はじめまして

はじめまして。

食生活に関わる仕事を夢見る30代会社員のakikoです。

 

栄養士・管理栄養士の資格を取りたいと思いつつも、

専門学校に通うほどのお金がなく、なおかつ

調べると飽和状態の資格のためあまり就職先がないとか。

 

でも、今の時代のとても良いところは

学ぶ気持ちがあれば正しい知識を得る手段があります。

伝えたい気持ちがあれば表現する手段があります。

 

このブログでは学んだことの備忘録や、

なぜ食生活に興味を持っているのかを書きたいと思います。

 

ちなみに「食生活」という言葉を使っているのは、

食生活指導士2級を取得しているからです。

 

つまり、女子栄養大学の通信講座を勉強していました。

 

大学生のときも社会人になってからも

知識を得るために様々な勉強をしました。

資格取得も熱心な時期もありました。

 

その中で、一番難しくて面白くて役に立っていると思ったのが

女子栄養大学の通信講座「栄養と料理」です。

 

そして、両親の介護・看病をしていたときに

食事の大切さを目の当たりにしました。

 

人生にはわくわくすることや刺激的なことはたくさんあります。

 

その中でしあわせに感じるのは「食事が美味しい」ということと

私は思っています。

 

でも、このブログのタイトルが

「いつかきっと食生活でしあわせになれる」とあるように

100パーセント言い切れない自分がいます。

 

だからこそ、ブログという文章にして考えて行こうと思っています。

お付き合いしていただけますと嬉しいです。

よろしくお願いします。