「君の目的はボクを殺すこと」やってみた雑感
「君の目的はボクを殺すこと」
このタイトルの破壊力よ、、、この文字列につられてインストールしてしまった…。えっと今、「奴」に操られて記事をかいてます(多分w
知らない人の為に言うとスマホゲームアプリの話です。でもこれ有名みたいですね、知らなかったけどスタンプは見た事あった!playストアではRPGになってるこのゲーム。アプリの評価コメントで魔人に頼まれて書いてる人が多くてすごい気になりました。
「奴」については途中で明かされるんですが、それまでは「奴」ってなんだよ…という感じで続きが気になります。いきなりネコ型魔人に「実は君は奴に操られてこのゲームを開いたんだ、他人のような顔をしてるけど君のことだよ、君の目的はつまりボクを殺すことなんだ」(うろ覚えなので雰囲気で)と言われて、ゲームを始めた瞬間から本人として当事者にされてるのが新鮮でした。
タマちゃんという、敵の魔人を倒す物質をひたすらタッチしてぶつけていく放置ゲームなんですが、タッチしたときの感覚重視で作業するのが今流行りな感じです。魔人を倒すと話が進みます。やめてほしそうな魔人を尻目に攻撃しちゃうのでちょっとかわいそうなんですが続きが気になるのでやめてあげない。あと魔人のポーズはなんか真似したくなるw
↑そういえばミサワくらいから顔の中心にパーツ寄せるデザイン増えた気がする…
ショップページの壮大なBGMが好きでした。(逆に倒したときの効果音はなんか軽い)
ショップでは貯めたコインで、
- 基本ダメージ
- 獲得コイン単価
- フィーバー時間
をUPできて、さらに攻撃画面で拾ったアーティファクト(アイテム?)で攻撃力をプラスできます。(気がついたらメジェド人形ばっか持ってました)アーティファクトの出現条件がナゾナゾみたいでここがやり込み要素なんだろうなあ。画面をいじるとちょこちょこ広告が入ります(魔人に動画を見るように言わせるのはズルいけど心理的に押してしまうので誘導うまいな)
日をまたいでイヤフォン付けずに音を出せるときだけやってたら、放置時間が長くなって通知のところに「コインがあふれそうだよ」「いらないならボクがもらうよ?」「何してたの?」というコメントが来て、ちょっと急かされてる気持ちになる。。(こまめにやってたら1日でクリアできるような感じなのか)
とりあえず最初にフィーバーを30秒まであげてから他の項目を伸ばしていきました(今は35秒)
そして気づいたこと!
残りHPわずかの時にフィーバー押すと、次の魔人のときもフィーバーが消費されずにすぐ使える…!(なんだろう裏技かな!?時間のばしたからかな!)
12人魔人がいるらしいので、実はまだゴールしてないんですがもうちょっとでクリアできそうです。
「夜は短し歩けよ乙女」の映画感想
「夜は短し歩けよ乙女」感想
4月に映画館に見に行ってきてスマホのメモに感想をちょこちょこ書いてたので、それを元に記事書きます。
あらすじ。
所属クラブの後輩である「黒髪の乙女」に恋心を抱く大学生の「先輩」は、「なるべく彼女の目に留まる」ことを目的とした「ナカメ作戦」を実行する日々を送っていた。個性豊かな仲間が巻き起こす珍事件に巻き込まれながら季節はめぐっていくが、黒髪の乙女との関係は外堀を埋めるばかりでなかなか進展せず……。
以下ネタバレかも注意
率直に言うと映像化は成功でしょう。原作の雰囲気を壊さずそのまま押し上げた感じで。
とはいえ、かなり前に読んだもので内容をあまり覚えてなかったのですが、90分めまぐるしくイメージや展開が変わって夢のような勢いでした。cv.花澤香菜の黒髪の乙女もイメージぴったりで可愛かったなあ。主演の星野源もキャラにあってたし(途中、一生懸命すぎて何言ってるのか聞き取れないぐらいだったが、考えすぎて空回りヒートアップしてく暑苦しさはまさに先輩そのもの)
あと原作はかなり忘れてたから、ラストの乙女のセリフできゅんきゅんしてしまった。
可愛すぎる。
原作は春夏秋冬の4部構成で1年間のお話だけど、映画ではそこを1日の長い夜として表現していました。こういうアイディアは演劇しかり、映画しかり、「1〜3時間でまとめる」メディアだからこそ視覚的に生きる、良い演出だったと思う。(ならではの表現というか)見終わって思った。あの本は実はすごく想像力を試される内容だったのだなと。湯浅監督の描いた世界はとても鮮やかで見ていて楽しかったです。
絵本「ラ・タ・タタム」は原作だと文化祭かそこらで渡されるけど、映画ではラストに乙女がお見舞いに来てくれてやっと渡せるものになっていて、この改変で一本の映画としてきれいにまとまってます。
しかもこの本、本当にあるみたいですね、読んでみたくなってきた。
森見登美彦と湯浅監督との相性は本当に抜群でした。
湯浅さんは画面の見せ方、演出力がとても高いし、独特な色使いとパースが特徴なのでアート系の奇抜なことをさせるとその真価を発揮する人。森見さんも文章が独特で、文学的?というのか、そういうのを狙ってる感があるから、独特なアニメばかり作っちゃう湯浅監督とは似た者同士、馴染むんだろう。ちなみにキャラデザの中村祐介もイラスト界では似たような空気を感じます。(ヴィレバンに置いてありそうなサブカル感というのか、同じサブカルでも寺本愛や横山裕一とも方向性が違う…この2人はもっとアート寄り?)THE!サブカル大集合!ってことで似た者同士なら相性が良いのも納得。
中村祐介つながりか、曲はアジカン。実は四畳半アニメまだ見てなくて、見ておくともっと楽しめるらしい。その時も曲はアジカンだったのかな?
脚本はヨーロッパ企画の上田誠だし(サマータイムマシンブルースは面白かった)そこに逃げ恥で今をときめいた星野源を起用するっていう…考えてみるとなんて豪華なコラボでサブカルホイホイなんだろう。(※ 観に行った感じではサブカルっていうか四畳半アニメに心を奪われたアニメ好き男性が一番ホイホイされてる気がしました。でもっておそらくこれに当てはまる人であえて観ないようにした人のネックは星野源?)
そういえばその日、声優の神谷さんが出てくるアニメ立て続けに見て、これも高い頻度で出てくるのでけっこうな神谷祭りだったな。
下は夜は短し歩けよ乙女の主題歌、
私の知ってるアジカンらしい曲でかっこいいし落ち着く。スルメ曲になりそう。
「あの子がすけっとぼっとけっておもってどぅりとばす…」って聴こえるんだけど本当はなんて言ってるんだろうw
引用、著作権についてメモ(文章、漫画、歌詞、動画)
引用、著作権についてメモ。
画像や音楽映像を貼りつけたいな〜、でも著作権についてよく知らない、、、と思ったので簡単に調べてました。
著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)は、明確な形を持たない無体財産権(無形固定産)である。 主な無体財産権は、書物、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、コンピュータプログラムなどである。
引用元: 著作権 - Wikipedia
えっとまあ、他人が作った物にはすべてに著作権がやどってるよ!ということでむやみ勝手に使ってはいけない、ということですね、
勿論わかってるから調べてるんだけど、じゃあその引用していい条件とか範囲はどうなのか、そういったことを下のサイトさんがかなりわかりやすくまとめてくれてました↓
- 引用に必然性があること
- 本文が主で、引用箇所がサブであること
- 引用箇所がどこなのかはっきりしていること
- 引用元がどこかはっきり示すこと
引用元: 要注意! ブログやソーシャルメディアでやってしまいがちな著作権侵害5パターンと基礎知識 | sakedrink.info
ちょっとはじめて引用をしてみたのですが、とにかく引用元をいれるのは絶対必要。
必然性…、何かを説明したり、おすすめしたいから使うのなら大丈夫ってことか。いろんなサイトを読んでいたら、引用する文の長さはだいたい2〜4行くらいが一般的なようです。画像も同じように引用元入れればいいのかな。ここのサイト見てるとわかるのですが
- 漫画の一コマをアップする、
- そういったお気に入りの画像やイラストをアイコンに使用する
- 海外記事の翻訳
そういうのもダメなようです。うーん、例えば自分のブログでうちにある漫画のコマを写真にとっちゃうのもだめなのか?
ここでマンガルーという著作権気にせず漫画画像使えるサイトについて書いているんだけど、なぜ使えるのかっていうと作者と出版社が画像に載っているから。
おそらく出版社にも直に許可をもらってるんだろう。一般ブログなら、本とかにするっていうんでなければ、作者と出版社を脇に記載すればOKなのかな?
あと気になるのは歌詞…、
歌詞はいいのか?JASRACとか関係してきてややこしくないか?
これに言及した記事を発見!!
引用が本文記事とはっきり区別できて、歌詞だけ、とかじゃなくて自分の意見があれば大丈夫とのこと、てゆかJASRACと提携してるブログなんてあるんだ…、ここははてなだけど、ライブドアとか行ったら全然気にしなくて良くなるの…?; ;
動画の場合はどうなのだろうか…
かいつまんで大事だと思ったところ、
- youtubeの動画は基本的に埋め込んで問題無し
- 音楽PVは公式を使った方がリスクが少ない
- 違法アップされたものは埋め込まない
- 動画埋め込みまくりはやめたほうがいい
1について…、もう少し調べたところによると、そもそもニコ動とかyoutubeには埋め込みコードとか共有ボタンがあるので共有する事自体が違法な訳ではない。なぜなら共有する事で動画再生のときに経由するサーバがブログでなく動画サイトになるからってことらしいです。
3について…、ちょっとグレーなやつとか、公式にはないんだけど、ここにアップされてるこの映像を使用したい!(マイナーなやつとか)場合、不安なので動画はあきらめて、「画像の引用」を活用する形で紹介した方がいいのかな、と思った。
4について…、これも歌詞の時と同じで、動画のみ埋め込んで自分の意見がないとか、おすすめする目的ではなく広告収入目的だとアウトということらしい。
著作物引用で気をつけることがわかったので、画像貼ったり動画入れたり、これでブログ記事の幅を広げられそうです。
引用の仕方について。
引用のやり方もよく分からなかったけど、URLコピペしたらすぐに「埋め込みますか?」「タイトルのみにしますか?」みたいな感じで2択画面が出てきて、なんか良い感じにリンク貼れました。初心者にはてな便利すぎるよ…!タイトルのみの場合、引用元っていうのは自分で打ってつけるのね。埋め込みだとこうなる↓
こういうのをブログカードと言うんだそうだ。上記サイトははてな記法のリンクの仕方について実用的な感じで書いてある素敵なブログです。
映画「美女と野獣」ディズニー実写版 感想
映画「美女と野獣」2017実写ディズニー版を見ました!アニメの実写としてはかなり出来もよくて満足度は高かったです。他の実写だとこんなアニメに近いことは出来ないし、歌が同じっていうアドバンテージがすごいので、ディズニーに慣れ親しんだ者ならやっぱり一番違和感の無い実写版だと思う。
※ 以下ネタバレありなのでご注意を。
※ ↑ 写真はうちにあったチラシ
目次
アニメ版リスペクトの高さ
まず冒頭、町のシーンで歌いながらベルを紹介するとこ、ガストンの登場シーン、ああこの流れ見たことあるぞ、歌もアニメと同じだ !!…とかなり嬉しかった。新しい曲も追加されてるけど、慣れ親しんだ曲が流れると思わずテンションもあがった。
城の皆のビジュアルはリアルになっているけどデザインは変わってないこと、ベルのドレスとか衣装も高再現率で、セリフもアニメと同じものが使われていたりと所々にアニメリスペクトを感じました。晩餐会の楽しげな食器の舞も、省かれるかな?という心配を覆す力の入れようで満足。変更になったところはあるけど、本当ディズニーじゃないとあんなアニメに寄せた実写化できないよ…、映像も綺麗でさすがディズニー。
アニメ版と映画版の違い
黒字…アニメ 赤字…ディズニー実写
- アニメ版ではとくに野獣に変えられた経緯は明かされない
- お城のパーティーで魔女が王子を野獣にかえてしまう(そして村の人々に城のことを忘れてしまう魔法をかける)
- モーリス(ベルパパ)が野獣の怒りを買ったのは勝手に椅子に座ったから
- ベルの為にバラを手折ったことが野獣の逆鱗にふれる
- フィリップ(馬)の知らせで助けに向かったベル。しかし野獣はさよならすら言わせずにモーリスを追い出す
- 実写ではさよならの時間をくれて別れの抱擁の機会をくれる
- ルミエール(燭台)のすすめで野獣がベルを部屋に案内する
- ベルに部屋を与えるのはルミエールやコグスワース(時計)達召使い
- ベルは一回窓から逃げ出そうとする
- 城の皆のお掃除シーンがアニメでは入る
- お城の新キャラ、マエストロ(ピアノ)が追加されてる
- アニメ版はポット婦人は子だくさん
- 実写ではチップだけの一人息子
- ベルに惹かれる野獣がプレゼントをあげたいといって図書館をみせる
- 普通に図書館を案内。喜ぶベルにここの本もだいたい読んだことを告げる(そしてシェイクスピアが分かるくらい知的)
- 字がよく分からないのでベルに本を読んでもらったり、文字を教えてもらったりする
- 魔女のもう一つのプレゼント「どこでも行ける本」が出て来て、ベルの為にお母さんのいたパリに連れて行ってくれる
- ガストンは助けをもとめたモーリスを狂人だとはじめから馬鹿にする
- ガストンは一応モーリスを信じて一緒に助けに行く(結局森に置き去りにするが人間に化けた魔女が助けてくれる)
- ベルが心配すると魔法の鏡に病気になったモーリスが写る
- 鏡には乱暴な扱いをうけるモーリスが写る(精神病院に入れられそうになってる)→野獣を優しいと言うベルに腹をたてたガストンが、モーリスと一緒に閉じ込めてしまう
- ルフウは最後までガストンの味方
- ガストンの行き過ぎた行動に違和感を覚えて最後は城の皆に協力する
- 野獣はガストンに殺されバラの花もつき死んでしまう…が、ベルの本当の愛で王子の姿に。
- 城の皆がだんだん動かなくなってただの物に…というシーンが追加される、ベルの愛をみた魔女が出てきて呪いをとく
大きく分けると、
・アニメ版より長い分色々堀り下げてる
・魔女の存在がクローズアップ
・ルフウが味方になってくれる
・アニメは野獣の獣っぽさが強く実写は野獣が知的
というところか。あと新キャラ。
ガストンとルフウについて
実写ではガストンがちょっとだけマイルドになっている気がする。ベルの読書も馬鹿にしないし、モーリスが助けを求めたときも、皆気が狂ったのかと馬鹿にして笑う中、とりあえず笑わずに助けに行こうとしてくれる。吹雪がすごいのに城もたどり着けないしモーリスも夢みたいなことを繰り返すばかりじゃ、キレる気持ちも分からなくもない。キレてから樹にくくりつけて狼に食べられてしまえ、と置き去りにするからひどいんだけど、村の人(実は魔女)に助けられたモーリスをみて慌てて取りつくろうとしたりとなんだかんだ人間味が増している。ルフウも、ガストンの上記の行動を見て賛成しかねたり(口では同調する)、ラストの城総攻撃に「最近相棒と気があわなくて…」と相談するマイペースさでいつの間にか城の味方になっちゃったり、ガストンほめるだけじゃなくなって存在感増したと思う。
野獣の掘り下げ
外見でしか人を判断しない王子を懲らしめるため、魔女は王子を野獣に変えてしまいました…。というのが事のはじまりで、野獣には見た目主義の傲慢なところがあったのだろう。また、どうしてあんなに恐い主人がいるのに皆が自分に優しいのかベルが問うと、ポット婦人が「あの人はあなたが思うほど恐ろしい人じゃなんです、お母様は早くに亡くなりお父上は厳しい人でこういう風に育つのを私たちはただ見ているだけだったんです」と寂しさ故ひねくれてしまった野獣の心を明かしてくれる(そういえばベルも父親だけの片親だよね)
野獣が「自分がくると皆笑顔が消えてしまう」と言うと、ベルが「自分も村では変わり者に見られてひとりぼっちだった」と打ち明けたり、読んだ本を語れる野獣はベルと同じ読書家だったと思われるし、野獣を掘り下げることでその性格だけでなくベルとの共通点も見せていると思う。
※ 魔法の本のところ、両親の出会ったパリでペストが流行って、母を置いてきてしまった…という下りはベルの掘り下げというか、より2人を親密にさせるための装置としてあった気がする
不満点
出来はいいんだけど、1点だけ。黒人が出てくるのが残念だった。しかもモブ以外でメインのキャストで出てくるのが…。大団円のラストなのにマダム(衣装タンス)とか見て、えぇ…黒人だったのかよ!と思った。ベルのお母さんの描写が入ったおかげでアニメ以上にフランスであることを、しかもペストが流行るような時代だと強調してるのに、なぜ黒人…。この時代のフランスに黒人はいないよ!人種差別だっていうけど、時代物ならそれは仕方ないことじゃないかな。良い作品を作ろうと目指すならそこは妥協しないで欲しかったです。
全体の感想
アニメ版美女と野獣はディズニーの中でもトップクラスで好きなので、アニメリスペクトがあったのはやっぱり嬉しかった。 アニメ版でもそうなんだけど野獣とお城の皆のやりとりが可愛いらしくて大好き。主人のためにあれこれアドバイスしたり(自分たちが戻れるかもっていうちょっと利己的なところが良い)ベルと野獣の急接近を皆で見守ってたり(何が芽生えてるのか分からないチップが可愛い)こういう細かいところの優しい目線がディズニーの良さだと思うし、実写版もその雰囲気を削らずに残してあって良かった。
アニメでは野獣がもっと獣っぽいというか
・上手に雪も投げられない
・スプーンも持てない(ベルが真似してスープすすってくれる優しさ…)
・字すら読めないからベルに読んでもらっている
という感じで、不器用で可愛いんですが(ボーモン婦人原作では魔法で頭を働かせられなくなってるそうなので原作に忠実なのか)対して実写版は本もそらんじてるし、ベルと感性が近そうな会話をしていて、なんだか知的。
そもそもディズニーの中では恋愛にいたるまでのプロセスが丁寧な作品で
偏見→助けてくれた!→ギャップ萌え(ベル)怖がらず側にいてくれる安心感(野獣)→これは愛だ!と階段を駆け上がっていっているのですが、
ベルのいた村では同じような会話を出来る人はいなかったのだろうと思うと、たくさん本を持っていて知的な会話もできる野獣はとても魅力的で、対等感があって、そりゃ恋に落ちるだろうと。助けてもらった上に実は優しく繊細な人だと知って、その上でのこの知的パンチ、これでときめかない人がいるだろうか。いやときめく(反語)。恋に落ちるまでの流れがとても自然だと思った。そして途中から恋愛ものとして入り込んでたので、ベルを帰らせるシーンでより寂しさや悲しみの深みも感じた。(しょんぼりした野獣は可愛かった)結果として恋愛として上質な描写になっていて良かったと思う(アニメ版野獣とは違う魅力があった)
あと野獣がガストンに撃たれて死ぬところ、城の皆もだんだん動かなくなりただの物になってしまう、がらんとした城にただ一人残ったベル…という、かなり切なくなる演出に変更されていて心にぽっかり穴が空いたような感じを味わった。良い改変だった。(動かなくなって落下したチップを受け止めてから固まる描写も良かった)
全体的にレベル高くて楽しかったし、城総攻撃のところとかコメディにアクションも激しめで歌やストーリーや恋愛にいたるまで全部盛り込んだ!って感じで、とてもエンターテインメント性のある作品だった。アニメもきれいにまとまっているので作品として上品で、その時々で両方とも見返して楽しめそうです。
※ そういえば、ラスト村人が城の皆と和解してるのがなぜなのかピンとこなかったけど、魔法が解けて城のことを村人が思い出したってことだよね
※ アニメの方が城(野獣の部屋)が荒れてる気がする。あの荒廃した雰囲気好きだった
※ 城の突撃シーン、村人を押し倒してマエストロがダースベイダーの曲弾いてなかったですかね、誰も言及してなさそうなんだけど気のせいかな…、良いのか悪いのかスタッフが楽しんでつくってる遊び心を感じた
アルバム「SHISHAMO4 」感想
SHISHAMOのアルバムを借りたのでその感想をば。
SHISYAMOとは。
女の子の3ピースバンド。2010年デビュー。デビュー時は高校生ということもあってぱッと見チャットモンチーを彷彿とさせるような、素朴な感じの見た目。でもそこが良いと思う。ボーカルは高くて伸びやかな感じの声。
「SHISHAMO4」
タイトル 4番目のアルバムということか。アルバム初めて聞きます。楽器とか全然詳しくないのでそういう観点以外で率直な感想です。それでは一曲ずつの感想。☆は好みだった曲。
1、好き好き!☆
1番最初のはじまりから可愛すぎです!ピュアピュアだよ、
あぁSHOSHAMOって感じ(私の持ってた勝手なイメージ)私が男なら、これ歌ってる子を見て一途なかわいい子だろうと思って好きになってしまいそうw(イメージ)
2、すれちがいのデート☆
なんか可愛い曲、でも最後はすれ違いで別れてしまった模様…、2番の彼氏側の「ゲームをしすぎたなぁ」のところの歌い方が好き、「私には君の気持ち全部お見通しだよ」の前の間奏の雰囲気も良い感じ
3、恋に落ちる音が聞こえたら☆
aikoっぽい!歌詞や「あなたから音がする〜私を」の「する〜私を」の所とか、サビ終盤の「やっとこっちを見てくれたのね」の「見てくれた〜ね〜」の低くなる所とか。ちょっとひねってわざと下がったりするこの感じは癖になって何回も聴いてしまう(好き)なので大歓迎。SHISHAMOはどっちかというとチャットモンチーみたいなイメージがあったので意外。あと「調子乗っている」でこぶし効かせてるのも意外だったけど悪くないw
4、終わり
激しめの曲。これも意外だった(私、ボキャブラリー低いな…)こんな攻撃的?なのもやるのか。可愛い系や切ないやつの方がシシャモでは好みかも。相手からするとちょっと重そう?
5、恋
スローテンポ。学校で初恋真っ最中でこんな悩み初めて。戸惑い…みたいな曲。しかしこの曲で浮かぶのはなぜか学校ではなく、ひとり暮らしの家で独りごちてお酒飲んでるイメージ、何故だ…w
6、音楽室は秘密基地☆
タイトルとても好き、どんな曲なのか想像するから。(合唱曲でも「今でもローセキは魔法の杖」みたいなタイトル聞くとどんな曲なんだろう?てワクワクする)恋の唄かと思ったら違った!素敵な思い出の曲で、歌詞に出てくる先生が聴いたりしたら嬉しいだろうね、この曲持って母校で歌ったりしたのかな?
7、きっとあの漫画のせい☆
そういう気持ち分かる気がする…(恋愛経験は皆無だがな(悲しみ)…)、充分今時の若い女の子だと思うよ。サブカル女子が好きそうな短編集と聞いて何故かよぎる浅野いにおの漫画。こっちの激しめの曲は割りと好き。
8、メトロ
恋の引きずりMAX、山手線に引き続きメトロの駅にも思い入れが…。このアルバム制作時期に彼氏と別れちゃったのかな、早く吹っ切れるといいね
9、夏の恋人☆
これJ−WAVEか何かで何回かかかっていていいな、と思っていた奴だ。サビの甘くて切ないメロディが耳に残ってとても好き、夏の終わりに聴きたくなりそう。「もう一人の私が引き止める声が〜一生大人になれなくても」の所も良かった、あの年齢のあの時じゃないと感じれなかった、みたいなことってあるよね
10、魔法のように
ラ〜ララララ〜とコーラスから入るのが印象的、ウキウキするような可愛い曲、めっちゃ女の子してる!可愛くなりたいは女子の永遠のテーマなんだなきっと
11、明日も☆
元気が出る感じがして良いな。メロディラインも好み。ohohohダメだもうダメだ〜から変調してサビに入るの来持ちいい、「仕事も恋も勉強も何ひとつ手抜きできないな」でちょっとギクッとするけど。頑張るぞーって気合い入れる時にこれ聴いてやる気出したい。ラストのロックテイストな間奏も格好良く決まっていて、アルバムの締めとして爽やかに終わる良い選曲だと思う。
ずっと最初に見たときの印象で、素朴で可愛い→初々しい恋に特化したチャットモンチーみたいなイメージを持っていたのだが(いや実際スタートはそうだったのかも?)聴いたら案外aiko寄りだったような。でもこの素直な歌詞はSHISHAMOオリジナルの持ち味ですね、しんみりからアッパーまでバラエティあって楽しかったです。