GO!GO!マッスル溢れ梅

はまゆづるの日記です。ブログタイトルは感覚でつけました。どうぞよろしくお願いします。

突発福岡!博多・糸島・大宰府日帰り弾丸旅行してきたんだよレポート

 

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こんにちは!ハマです。

10年来の病気がずいぶんよくなり、薬飲まんでも生活できるようになったので、ずっと夢やった「旅」をしてみようやんかと、思い立ったら吉日、勇み足でチケットをとり、行って参りました福岡!

 

福岡を案内してくれた大ッ好きな友達・エキセントリック忽那(画像左)

一緒に福岡へ旅立ってくれたラグジュアリーな妹・おしづ(画像右)

そしてハマ(画像中央)の文章とイラストでお送りする「 博多・糸島・大宰府日帰りの旅レポート」どうぞお付き合いくださいませ~~~!!

 

 

 

いざ出発、新大阪

 

万が一にも新幹線に乗り遅れぬよう、午前4時に起き万全を期したものの、前日に調べた電車の時間が間違っていたり、乗った電車が最終駅まで行かず途中下車を余儀なくされたりしながら新大阪駅に着いたハマ&おしづ。

 

「朝ごはん食べてないねん」というおしづと共に売店に入り、「あ、そうだ、今日お世話になる忽那にお土産買ってこ」と物色するハマ。

慣れてなさすぎておしづに「どれがいい?どう思う?」としつこく聞きながら最終的に「一番関西ぽい!」という理由でたこ焼き味のポテチを購入。

 

すごく味に不安がありましたが後日忽那から「とてもおいしかった」とラインが来たのでよかった!と胸を撫でおろしました。

大阪感がものすごいのでザ・大阪みやげを買わなあかん…って際にみなさん、ぜひ。

 

 

号車を確認し、いざ出発。

乗り場でツアーっぽいご老人20名くらいと一緒になりました。

みなさんしおりを持ってらして、どうやら大宰府へ行くようす。おそろいです。

なんとなく親近感が湧きます。

 

 

 

山陽新幹線の旅・西条瓦編

 

山陽新幹線の車窓から食い入るように景色を見ていたら広島の手前くらいで突然赤い屋根の家々が現れ、さながらそれは魔女宅の景色。

海が見えたら完璧です。

 

「なんだあれ?!ちょーキレイ!」と思わずiPhonで検索をかける検索大好き・ハマ。

グーグル先生が選んだトップブログ記事を読むと赤い瓦は「西条瓦」といって、西条の赤土に近隣の田万里で採れる釉薬をかけて焼いた、日本3大瓦である島根県石州瓦の流れを汲む瓦だそうです。

 

なんとこのブログの筆者は、瓦の美しさに魅せられて広島県に赴いていました。

すげぇ!

はま、わけわかんねぇパワーで突っ走るオタク気質の人、大好き!

 

 

瓦に魅せられた男の広島瓦レポを読んでいるうちに福岡へ到着。
人込みに流されるように階段を降りると現れるヱヴァンゲリオン!!!

 

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なんでヱヴァンゲリオンなのか理解できないまま連写しまくるハマ&おしづ。

ハマはヱヴァ大好きなんで仕方ないですけど(?)おしづは別にヱヴァファンでもなんでもないんで勢いって恐ろしいですね。

等身大のアスカ結構おっきい!!綾波ちっさ!くそかわ!!!

 

カフェの向こうにリアルな初号機がいたんですけれども上手く撮れず…南無三……

 

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(家に帰って調べたところ「新幹線:ヱヴァンゲリオンプロジェクト」の宣伝広告だったようです。山陽新幹線全線開業から40周年、「新世紀ヱヴァンゲリオン」TV放送開始から20周年の記念企画だそう。新幹線とヱヴァの共通点とは…?)

 

さて、ヱヴァ記念撮影を終えたら待ち合わせの地・博多駅改札へ。

改札がわからなかったので電話をかけると数回の呼び出しのあと聞こえる涼やかな声…忽那だ!

声に従って改札を出ましたら背の高い女性が立っていました。…忽那だ!!

今日はよろしくお願いします!!!

 

 

 

筑前前原駅と電車

 

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忽那に案内されて博多駅から地下鉄空港線に乗って筑前前原へ。

福岡には地下鉄が2本しか走っていないからわかりやすいんだよ~という忽那。

その地下鉄、めちゃめちゃカッコイイ。 

座席が赤いんですよ。

で、全体は銀色で近未来的なデザイン。こんなカッコイイ電車ある?!

筑前前原駅に着くとそこに止まってる電車がまたカッコイイ。

 

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電車にテンション上がりまくって「立って!2人そこ立って!」ってたくさん写真を撮りました。電車ばっか。「何しに来たのよ」「福岡来て電車ばっか撮ってるって何?!」と言われながら延々撮りました。中の計器類も見れてめっちゃ嬉しかった。

 

電車オタクではないので惚れた電車の名前がわからないのがくやしい。

でもすごくカッコよかった。素敵な出会いでした。

 

 

 

牡蠣小屋とタクシー

 

さて、筑前前原駅からタクシーに乗って、向かうは船越漁港・牡蠣小屋。

 

お昼ごはんに牡蠣を食べよう!という計画です。発案は忽那。

牡蠣小屋では採れたての牡蠣を自分らで焼いて食べるそう。

ハマ&おしづの住む京都の南は海から遠く、新鮮な海鮮とは縁遠い土地です。

もちろん牡蠣だってスーパーのお惣菜以外で食べたことはありません。

ましてや自分で焼くなんて! ちょー楽しみ!!

 

タクシーの運ちゃんが船越漁港までの道々で牡蠣小屋について色々教えてくれました。

毎年10月から4月が牡蠣の食べごろであること。

10月に採れる牡蠣は小ぶりで、だんだん大きくなること。

牡蠣の寿命は1年であること。

漁港を埋め尽くす網(?)の中身は、すべて牡蠣の貝殻であること。

船越漁港では天日で牡蠣を1日干して、殺菌をしていること。

もし牡蠣に当たる人がいたら、すべての牡蠣小屋が営業停止になること。

 

へええ、と感嘆しているうちに船越漁港に着きました。

 

居並ぶ牡蠣小屋に圧倒されていると「あと1組で一杯になっちゃうよ! お早く!」と牡蠣小屋のおじさんに声をかけられ、導かれるようにビニールハウスに入ります。

お店の名前は「服部屋」さん。

入るとおにいちゃんに「サービスです!」と牡蠣を一盛り渡されました。

 

で、デケェ~~~~~~~~~~!!!!!

 

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ほぼ見た目が岩です。

これ最初に「食べよう!」と思ったヤツすごくない??

 

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忽那と牡蠣で記念にパシャリ。

トングで牡蠣を網に乗せて焼いていきます。

熱された牡蠣から水(熱い)が飛んでくるのでウインドブレーカーを借ります。

ピンクとキミドリがありました。

忽那が「みんなピンクにしたよ~!」と言って借りてきてくれたので、はまもおしづもピンクです。オソロイ!!

殻をこじあけて牡蠣を食べるため、ナイフと軍手も借りています。

 

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焼いたイカをハサミで切ってくれる忽那。

フツーに顔の2倍くらいあるんじゃない?って大きさのイカです。

なんかもうどれも巨大すぎて感覚がおかしい。

古代生物の化石を思い出しながら殻をこじあけて牡蠣を食います。

 

?!

うめぇ…!!!!!!!!

海に接していない地域に住んでいる人ならわかってくれると思うんですが、牡蠣って苦味の強い貝だと思ってたんですね。とんでもねぇ!!!!!

めっっっちゃ甘いです。プルップル。甘い。すごいおいしい。

 

「ぼく最後の晩餐にしたいこれ………」と呟きながら無心で食べました。

おいしすぎた。

 

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ちなみにお味噌汁頼んだらクソデカい牡蠣入ってました。

豪華すぎ。

お味噌汁はとっても甘くてふだん食べているお味噌汁と全然違ってビックリしました。

忽那曰く「福岡ではお味噌汁ってだいたい白みそなんだよ~~」とのこと。

京都では合わせみそか赤だしのお味噌汁を食べることが多いので新鮮でした。

牡蠣の甘さと白みその甘さが絶妙。最高。

 

ちなみに牡蠣は一盛り7~8個ほどで(確か)1000円でした。

お買い得すぎ!!!

 

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お会計を済ませてお店の裏手に回ると小ぶりのプールに積まれまくった牡蠣が見れます。圧巻です。 

 

じつは「海を見たい」という希望を抱いて福岡へ来ていたハマ。

船越漁港から見渡すかぎりの海を堪能します。

写真では伝わってきませんが、この日は意外とあったかくて過ごしやすい日でした。

メチャメチャ曇ってますけど。 

雨が不安です。

 

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波止場の先っぽに立つ謎の青い社。

「気になるね」「なんだろ…」と言いながら近づいて覗いてみると……

 

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恵比須さまがいらっしゃいました。 

船越漁港の守り神なんでしょうか?ふくふくしてて安心感あります。

  

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居並ぶ船を見ながらタクシーを待ちます。

整然としたその姿に、漁師さんたちがここでの暮らしを大切にしているようすが伝わってきて、この町を訪れてよかったなあ、という気持ちに包まれました。

ありがとう。牡蠣メチャメチャおいしかったです。 

 

 

 

ふたたび筑前前原駅、ハンドメイドイベント

 

タクシーに乗って船越漁港から筑前前原駅へ戻ります。

 

乗せてくれたタクシーの運ちゃんがメッチャおしゃべりな人で駅までの道々すごくいろんなお話をしてくれました。運ちゃんの息子さんがラグビーの選手で旅してまわってることまで知ってしまった。

すごく仲良さそうな親子でうらやましい気持ちになりつつ、筑前前原駅に到着。

 

駅前に置かれていた少女の銅像

なんともいえない表情を浮かべた3人娘がなんともいえないです(?)

かわいかったのでパシャリ。

 

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筑前前原駅前でハンドメイドイベントが開催されていたので覗いてみました。

バンとか財布、置物から神代文字のグッズ(?!)まで、さまざまなお店が出店されていて、「せっかくだから何か買って帰ろう!」と真剣に見て回っていたらおにいさんに声をかけられました。

 

カラーハニーといういろんな味のハチミツの販売をされていて「ヤフオク楽天だったかな)で売ってるから、今日は味覚えて帰って家で通販して!」とのこと。 

ここで買わなくていいのかよ!!

ひとつひとつ説明を受けながら、試食大会。

メッッッチャ旨!!!!!!

買いです(即断)

 

おしづはザクロのハチミツ、はまは抹茶のハチミツを購入しました。

抹茶のハチミツはホットミルクに入れたりするとおいしいよ~とハチミツ店の隣で出店していたおねえさんが教えてくれました。

見た目がかわいすぎるのでまだ開けれてないんですけど、冬の寒さが残ってるうちにホットミルクにしたいと思います。

 

 

 

大宰府天満宮

 

さて、糸島で牡蠣を堪能したら次は大宰府です。

地下鉄空港線に乗って天神まで行って西鉄大牟田線へ乗り換え。

大宰府をメチャメチャ宣伝している大宰府行きの電車「旅人(たびと)」に乗ります。

電車の中に販売コーナーとかスタンプ押すとことかあって楽しい。

わりと電車だけでも観光気分あじわえます。

大宰府に着いたら雨が降ってきました。まじか。

 

大宰府天満宮までの参道は両側をたくさんのお店に囲まれています。

さあ、楽しい食い倒れの時間です!!

 

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まずは「TENZAN 和 SWEET」さんで「あまおういちごだんご」を忽那が買ってくれました!

3本入り800円。

おっきなあまおうの先にあんころもちが刺さってます。

関西人的にわかりやすく言うと赤福です。

赤福といちごの幸福な結婚です。

 

同じお店で最中アイスを買いました。ひとつ300円。

最中にバニラアイスとあんことチョコレートが挟まっています。写真が汚いのでおいしさが全然伝わってないんじゃないかなって思いますけどフツーにすげー旨かったです。

 

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最中アイスといちごだんごを貪り終わったら、次は明太子の名店「ふくや」さんへ。

 

「ふくや」さんは日本ではじめて明太子を作った会社で、名前の由来は福岡の「福」だそうです。家に帰ってから福岡生まれの祖母に聞きました。

ここに伺った際のぼくは当然そんなことは知りません。

単にネットで調べた際に「明太子の食べ比べができる!」と書いてあったので寄りました。

明太子を食べ比べる機会なんて日常にはありませんから興味津々です。

 

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入口あたりから続く列に並ぶと透明のカップを渡されました。
店内中央に設置された箱的なもの(語彙が少なくてスミマセン)の中にさまざまな明太子が入れられていて、それをカップに少しずつ取って食べる仕組みです。

少しなのでフツーに雑に食べると違いとかわかんないな、と思いメチャメチャ慎重にひとつひとつ食べました。

 

おしづと2人で実家と祖父母宅用に明太子(マイルド)を購入。

家に帰ってすぐ白米炊いて明太子食べましたがおいしすぎて瞬殺でした。ぐぅ。

 

「ふくや」さんを出て「大宰府のスタバすごいんやよ!見て見て!」という忽那に連れられてスタバへ。

……スタバ??!?!

 

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…オシャンすぎるんとちがうかな………?

 

スタバ前に来たあたりで雨がものすごく激しさを増してきました。

まさにバケツをひっくり返したとはこのことってかんじの土砂降り。

参道で傘を掴んでこらえるみたいに立ち竦む人々。

やばすぎる。

雨宿りです。

 

 

入ったのは「かさの家」さん。

ここは忽那オススメの店で、太宰府に数ある梅ヶ枝餅の名店の中でもとくにおいしい梅ヶ枝餅が食べれる人気店。

 

人気店というだけあって、土砂降りの中「かさの家」店頭に並ぶ人、人、人……

 若干引いていたら忽那が「こっち!」と言ってスタスタスタ~~っと人ごみを掻き分け始めました。

 

「かさの家」さんはお食事処でもあるため、座って食事ができるスペースが用意されているそう。店内はわりと空いていました。

外に並んでいる人は持ち帰り用の梅ヶ枝餅を買う人たちのようです。

 

 

店内は赤い布の敷かれた椅子がほどよい感覚で並ぶとても落ち着く空間。

梅ヶ枝餅を食べるべくさっそく注文します。

写真は頼んだ抹茶セット。

 

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梅ヶ枝餅には、はるか昔、かの菅原道真公が京都から流されて太宰府でお勤めをすることになり、がっくり意気消沈していたところ、おばあさんが「餅でも食って元気を出しな!」と励まし、お餅を差し入れてくれた。

道真公は当時軟禁されていたため、おばあさんは部屋の格子の隙間から、梅の枝の先に刺してお餅を渡した、だから「梅ヶ枝餅」なんだ、というエピソードがあります。

 

道真公はこの梅ヶ枝餅を食ってみるみる元気が出たらしいんですけど、わかるわ~~。

 

しょんぼり沈殿丸してるときはとにかく甘いモン食べたらいいってとこありますけど、元気ないとき誰かが梅ヶ枝餅差し入れてくれたら最高の気分よ、絶対。

外側がカリッと香ばしく焼かれていて、止められなければいくらでも食べれそう。

 

ハマは買い忘れたんですけど、持ち帰り用の箱入り梅ヶ枝餅も売ってます。

5個入り600円、10個入り1200円。

わりと大きめのお餅なので5個600円はお手頃かな。

 


さて、書き出してみるとそれほど食い倒れてる感ないですがもうおなかいっぱいになったのでいよいよ太宰府天満宮内部へ向かいます。
鳥居の前で記念にパシャリ。

 

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鳥居をくぐってまっすぐ行くとなにやら人だかりがありましたがとりあえずスルーして左折。進行方向に赤い欄干の立派な太鼓橋がかかっています。なんと3連。

 

「あの橋はね!言い伝えがあって、恋人同士では絶対渡ったらいけんて言われてるん。あの橋を一緒に渡った2人は別れるんよ。嘘じゃないで。私も『そんなまさか~~』って思ってたから以前付き合ってた恋人と渡ったらすぐ別れたし。私の友達もみんな別れてるんよ~~!」

と教えてくれる忽那。

…言い伝え怖ッ!!

 

太宰府の橋に限ったことじゃなくどこの観光地でもですけど、土地に伝わる細々した伝承も、他所から来た人間にもわかるよう書いててくれたら楽しいなって思います。

神社仏閣やその土地にまつわるエピソードを記載した立札みたいなかんじで。

 

きっとメッチャおもしろい話たくさんあるよ。

 

 

ずんずん進んで本殿へ向かいます。

メッチャ豪華!!!

デカいし派手やし凄いです。

 

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大宰府天満宮菅原道真公を祭神として祀っており、その所以は亡くなった道真公の遺骸を葬儀のために運んでいたら、大宰府天満宮前(当時の安楽寺)で車が動かなくなったため「道真公はここにおりたいんやな」ということで道真公を祀ることになった、というものです。

 

こう…どうせやったら生きてるうちにイイ家に住みたいけど、死んでからでも大勢の人が「イイ家に住まわしたげよ」って思ってくれるんならまあ…死んでてもいいか…みたいな気持ちになるよね。

 

大宰府天満宮は訪れる者(※ハマ)をそんな気持ちにさせるような立派な寺社です。

 

 

参拝しようと各々5円玉を手に本殿前へ並ぶハマ、おしづ、忽那。

人がすごい多いのでわりと遠くから賽銭箱を狙って5円玉を投げ…外れたーーーッ?!

ハマの投げたのは面白みなくサクッと外れましたが、おしづの5円玉は90度曲がって賽銭箱の外に落ちました。逆にすごくない…?

結局キチンと賽銭箱に5円玉を収められたのは忽那だけでしたけれども、3人ともしっかりお願い事はしてきました。お賽銭外してスミマセン……

 

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大宰府天満宮内部はたくさんの梅が咲いていました。

ちょっと時期逃したかんじだったんですけれど、これ2月終わり~3月初旬とかに来たらも、すっごい綺麗やろうなあ…ホント美しい梅たちでした。お花見したい。

 

人多いので梅見ながらドンチャンってわけにはいかんやろうけども。

写真は梅の花を撮影する忽那とおしづ。

 

 

 

参道を戻って、行きしに人だかりができていた場所へ。

牛の銅像?石像?が置いてあって、列に並んだ人々が順々に牛を撫でています。

…何の儀式だ……?

 

すぐさまiPhonを取り出し検索してくれる忽那。仕事が早いです。

「わかった! あの牛の体を撫でると、撫でた部位がよくなるのやって!」

「頭撫でると頭がよくなるってこと?」

「そうそう!」

「…よし!撫でよう!」 

 

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撫でました。

忽那は頭、ハマは喉、おしづは尻を触ってます。

ハマはイケボになりたかったんですけど、おしづの尻とかもうイミワカンナイよね!

 

親切なおねえさんが「撮りますよ!」と言ってくださったので、3人と牛で記念写真を残すことができました!

ありがとう!!

 

 

 

竈門神社

牛にグッバイしたら次は竈門神社に向かいます。

乗るはずだったバスがないというハプニングに襲われ、臨時バスがロータリーに来るというのでロータリーに向かったら別のバスの運転手さんに「そのバスはロータリーには来ないよ」と言われたりして右往左往しましたがなんとかバスを見つけ、すべりこんでいざ竈門神社。

 

竈門神社は正式名称を「宝満宮竈門神社」といい、祭神として玉依姫命を祀っています。縁結びの神さまとして有名で、日々女の子たちが詰めかけるとのこと。

バスを降りて竈門神社鳥居前に立つ我々。正直さびれてます。

 

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階段を上ってゆく途中にお稲荷さんがありました。

なんでたくさん鳥居を重ねるのかを知らないんですけれど、一目見て「お稲荷さんだ!」とわかるのはいいなあ、と思います。

 

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階段を登りきると竈門神社が待ち構えています。

しかし気になるのは本殿よりかなり目立つお守り売り場。

 

本殿手前にあるお守り売り場はガラス張りになっていて中が透けて見える構造。中にはさながらケーキ屋のショーウィンドウのようなケースに無数のお守りが収められています。

なんだアレ。

ケースには女の子たちがへばりついてお守りを物色していました。

なんだアレ(二度目)

 

実はここに来る前に忽那に「竈門神社のお守り売り場は近未来的やから」と聞いてたんですがマジで近未来的です。

それ以外の言葉で説明できない。

写真を撮り忘れたのが悔やまれます。

 

 

お守り売り場の向こうにおみくじが置かれていました。1回100円です。

右手から花みくじ、恋みくじ、おみくじと並んでいて、1番左手に縦に月、横に干支が書かれた箱が置いてあります。

生まれ月と干支の対応する箱に入ったおみくじを引くようです。

おみくじがわりと独創的。

 

ハマは干支みくじと花みくじ、忽那とおしづは干支みくじと恋みくじを引きました。

引いたおみくじがこちら。

 

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まず干支みくじのほう「久しい間の苦しみも時が来ておのずから去り」とあります。

さらに花みくじには「花開くように今までの苦しさから解き放たれ」とあります。

き、きた〜〜〜〜〜〜………!

 

これは病の回復をさしてるんでしょうか?!

おみくじどおりであって欲しい…!

切実に!! 

『病気(やまい)』の欄をおそるおそる見ると『神と医師を信じましょう』の言葉。

信じましょう…!!

 

ちなみに「今年は本気で恋愛してく」と言っていた忽那は『恋愛 あきらめましょう』と言われていました。

キッパリ言いすぎじゃない?!

メッチャ笑っちゃってごめん、でもこんなん笑うよね??!(私信)

境内の木に結んで帰りました。

 

忽那が運命的なパワーを覆して幸せな恋愛を手にできますように。

 

 

 

ふたたび博多駅、博多ラーメン

 

竈門神社に参拝したらもう18時。

博多駅に戻って夕飯を食べます。お待たせしました、福岡名物・博多ラーメンです!

入ったのは「博多純情ラーメンShin-Shin」さん。

メチャメチャ人が並んでます。

列に並びながら忽那にオススメのラーメンを聞くと「断然、ShinShinラーメンやね!」と言い切られました。

そのShinShinラーメンがこちら!

 

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シンプルで濃すぎず、すっごく食べやすい!

豚骨ラーメンって味が濃くておなかに重くて…ってイメージがあって、ずっと塩ラーメン派やったんですけど、これはちょっと乗り換えちゃいそう。

 

机の上にドン!と紅ショウガの器が置いてあって、何と食べるのかと思ったらラーメンに入れて食べるんだそうで驚き。

紅ショウガってお好み焼きか焼きそばにしか使わないと思ってたよ!

おそるおそる入れてみると酸味が効いてメッチャおいしい。

最初からドバドバ入れるとショウガのすっぱさオンリーになりそうなので途中から入れるのがいいなと思いました(最初から入れた)。

 

あと「ラーメンのつゆ」というものが置いてあってそれも入れてみたんですけど、こちらは少量ではよくわからず…

ドバドバ入れてたおしづが「お酢かな?」と言ってたんでたぶんお酢かそれに類したものやと思います。あいまいです。

酸味とラーメンが仲良しだなんて知らなかったので新鮮な驚きに襲われながら食しました。おいしかった!

 

忽那曰く「熊本ラーメンもおいしいよ!」だそうで、いつか食べに行こうと決意しました。待ってろよ、熊本!

 

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食べ終わったあとは地下に降りてお土産を物色。

通りもん買いました。

おしづは当初の目的が通りもんだったくらい通りもんが好きです。

もちろんハマも通りもんが大好き!京都に帰って布教する用も買います。

 

さらに忽那が「黒糖ドーナツ棒」を買ってくれました。

熊本みやげらしいんですけど「おいしいから布教して、ぜひ」と渡されたこのドーナツ棒、破壊的に旨いです。布教用以外ほとんど1人で貪ってしまったくらい旨い。

 

余談ですが、大宰府で忽那が家用に買っていて「おいしそ~~」とつられて買ったふりかけ「梅の実ひじき」がホンッマに旨くて、家族にも大好評でした。

2パック買ってよかった。

その場で食べれる系じゃないので、ネットのまとめ記事とかには載ってなかったですが、本気で旨いのでこの記事読んで「大宰府行こ!」って思う方もしいらっしゃれば「梅の実ひじき」絶対買ってください。後悔はさせない。

 

 

おみやげをドッサリ買って午後10時、福岡に別れを告げます。

 

 

 

福岡旅行を終えて

 

見出しが小学生の林間学校後の作文みたいになってますけれどもお気になさらず。

 

今回、福岡に日帰りで行ってみて感じたのは「あ、わりとどこへ行っても自分って変わらないな」という、結構フツーのことでした。

もっとフワフワするのかなと予想してたんで、逆に「いつもの自分の感覚で知らない土地にいる」っていう感覚がふしぎで、ちょっとやみつきです。

これからもできるだけいろんな土地に行ってみたいな、と思える旅でした。

 

福岡にいたのは実質11時間弱だったので、たくさん見て回ることは叶いませんでしたが、それでもこの11時間弱で多くのものを得られたなと思います。

なにより途中でぶっ倒れなかったのが大きかった。

遠くの土地に行って帰ってきたことを自信に変えて、これから先も楽しく陽気に生きていこうと思います。

 

口にするものすべてがおいしい町・福岡。

必ずまた行きます。

博多・糸島・大宰府をまわるコースを考え、福岡旅行のほぼ全てを支えてくれた忽那。

1人旅に不安を抱えていたハマについてきてくれたおしづ。

資金を援助してくれた祖父。福岡について、そして生きていくための知恵を教え続けてくれた祖母。いつも思い詰めるハマを連れ出して出かける喜びを教えてくれた父。

ハマを作って生んで育ててくれた母。

存在が癒しの末の妹・しゅうみ。

今まで支え、助けてくださったたくさんのみなさま、ありがとうございました。

 

それからこの記事を最後まで読んでくださったみなさま!

みなさまがすこしでも楽しい気分になってくれていたならそんなに嬉しいことはありません!

本当にありがとうございました!! ハマでした!

 

 

 

2017.04.03.