シャールとバーチャロン25

とある魔術のバーチャロン・プレイ日記4

たちき「黒子さんがハーレム作るとか言い出しましたが、こういう女の子なんですか?」
シャール「いやこれはあくまでお姉様をゲットするための布石であって……」
たちき「次の試合は1対2じゃなくて相方ありみたいですね、よかった。……華のあるほうって、ひどい言い方しますね。どっちも可愛いのに」
シャール「というわけで次の相手は主人公とインデックスさんなんだよ。相方は佐天さんのストライカー」
たちき「メインストーリーでブルーストーカーを追い払った直後みたいですね。このまま群像劇のように進んでいくんでしょうか」
シャール「あくまで主役は上条さんよ、一応」
たちき「ということは次のセカンドストーリーもメインは上条さん視点なのか、もしくはラストストーリーまで主人公の見せ場なしというパターンもありますよね」
シャール「むふふ、どっちだろーね」


たちき「で、その上条さんにご退場いただいてインデックスさんを相方にぶんどったわけですが」
シャール「佐天さんは……」
たちき「リストラされました。……これ、また他の女の子ゲットしたらインデックスさんもリストラされるのでしょうか」
シャール「相方とっかえひっかえのひどいストーリーになってきたよ」
たちき「次はドルドレイとコマンダーが相手。前回負けてるので慎重にいきます。……よし、ポイント差20のぎりぎり勝利!」
シャール「ブースト中にKOして大量にポイント稼げたのがよかったみたいね」
たちき「試合後、銀髪ちゃんをいったんリリースして巨乳サムライ女をゲットとか言ってますが……黒子さんは何を言ってるんですか?」
シャール「ワタシに聞かれてもわからないわよ。次はレッサーさんとアックアさん」
たちき「サイファーとバトラーですね。サイファーは軽量級だから簡単にダウンが取れます。やっぱりこのゲーム、軽量級不利では?」
シャール「まあまあ、いつか重量級機体を操作したら軽量級の逃げっぷりに手を焼くよ、多分」
たちき「勝利後、今度は小悪魔ちゃんを相方にして……そろそろラストバトルな気がしません?」
シャール「早いな展開が! ってやっぱり次は御坂ライデンと食蜂エンジェランだよ」
たちき「そもそもなんでその二人が組んでるのか謎なんですけど。原作は知らなくてもとあるバーチャロンの小説版を読んだだけで普段から仲悪そうなのは伝わってきましたよ?」


たちき「ああああーーーっ!?」
シャール「どうしたたちき!?」
たちき「か、勝ててたのに……結構余裕だったのに、ラスト1秒でライデンのレーザーを喰らってしかも僕だけじゃなくて相方のサイファーも巻き込まれ事故で喰らってダブルでダウンしてラスト1秒で逆転負けしましたー?」
シャール「あー、それはなんと言うか……ドンマイ」
たちき「ていうかライデンのレーザー、発射モーション速すぎません? 近いとかわせないんですけど」
シャール「それは慣れてもらうとして」
たちき「しかも負けたのにストーリー進んじゃいました。サブシナリオクリアしたことになってます」
シャール「勝っても負けてもOKな戦闘なのかな」
たちき「なんか悔しいんでリトライしたいです」
シャール「ストーリーモードのシナリオ時系列で該当の試合だけを選択できるのでは?」
たちき「……黒子サブシナリオに第5試合がないんですが」
シャール「じゃあ直前の第4試合からやり直し?」
たちき「……できません。どうやら最初からやり直ししないとダメみたいです」
シャール「あらら。じゃあまた初戦の1対2の悪夢再びなのね」
たちき「ぐぬぬ……待ってなさいよお姉様ー!」
シャール「たちきが黒子さんみたいなこと言い出したけど……ってまさかの第1から第4試合まで瞬殺もしくは倍のスコアで完勝!?」
たちき「一度見た相手との試合は負けませんよ」
シャール「さらに聖闘○みたいなこと言い出したよ!?」
たちき「そして今度こそライデンに勝利。レーザー喰らわないように遠距離からレイピアとハンドビームでちまちま削ります」
シャール「せこい! 遠距離でもハンドビーム消えないの?」
たちき「フォースとは違うのですよ。でも……」
シャール「でも?」
たちき「せっかく勝ったのに! 試合後の会話が負けた時と同じってどういうことなんですの!?」
シャール「だからまた黒子さんみたいな言葉使いになってるけど。この勢いのまま次のシナリオいく?」
たちき「いきましょう」
シャール「ファーストのサブシナリオその2は神裂さんみたいね」
たちき「てことはコマンダーですね」
シャール「たちきはコマンダーに乗ったことは……」
たちき「ないです」
シャール「フォースのアファJのTypeAとか使ったことは……」
たちき「ないです」
シャール「じゃあ使い方は……」
たちき「とりあえずマチェット投げるか前ビでしたっけ。だいたいテムジンと同じ使い方でOKと聞き及んでおります」
シャール「どこで聞いたのよ。ていうかフォースのアファJ/Aはそうかもだけどオラタンコマンダーは違うんじゃない?」
たちき「まあ実践で、いや実戦で覚えます。初戦はレッサーサイファー。どういう関係なんでしょう」
シャール「どういう関係っていうか二人の立場や立ち位置が気になるなら原作読んでみてね」
たちき「巻数が多すぎて今からはちょっと……。お、ステージはまだやったことない場所ですね」
シャール「ちなみにステージは過去作のアレンジ? それとも完全新規?」
たちき「見たことあるステージもありますが、そのあたりはまたの機会で。さてコマンダーは……火力弱くないですか? LWのナパームとCWのカッターはともかく、前ビは微妙だし」
シャール「機体名の通り司令官機なんだから、前線でガンガンダメージ狙う機体でもないし後衛で弾幕張る機体でもないし、戦場からある程度離れた場所で削りを狙う戦術なのでは?」
たちき「機体仕様はそうかもですが実戦では……」
シャール「あ、でもRW一発一発は小さくてもその分連続で当たるからトータルダメージは大きいみたいよ?」
たちき「あ、ほんとですね」
シャール「それにマチェットは相手の攻撃消しながら高ダメージ狙えるし」
たちき「なるほど」
シャール「近接も割といけそうじゃない? ワタシの見たところ、中距離で削りながら近距離でダメージ取りにいく機体だと思う」
たちき「シャールがそう言うなら……わかりました。って二戦目は次々に敵が出てきますよ!?」
シャール「ミッション形式の戦闘みたい」
たちき「三戦目は無傷クリアしたのに戦闘後の会話はこっちが負けた感じっぽいのです」
シャール「コマンダー、結構使いやすい?」
たちき「悪くはないです。次はドルドレイとタイマン。そして土御門と合流。どうやら時系列的にはファーストメインの前っぽいですね。……ファーストストーリー終了。そして謎の幕間を挟んで」
シャール「セカンドストーリー解放されたね。次のメインは御坂さん」
たちき「もしかして、なんで食蜂さんと組むことになったのかが語られるんでしょうか」
シャール「かもね」
たちき「こうやってシナリオが時系列(?)で縦と横に展開していくのは見たことないやり方で新鮮です」
シャール「ワタシも続き気になる。早く進めて!」
たちき「ではセカンドストーリー開始します!」

深夜の郵便ポストなう

現在17度、曇り、弱風で心地よい夜風が吹く中、近所のポストまでお散歩して投函してきました。


シャール「さっき買った切手を早速使ったのね」
たちき「切手の残りは3枚と自分メモ」
シャール「今回は何を選んだの?」
たちき「欲しいものがなかったので無難なものにしました」

シャールとバーチャロン24

とある魔術のバーチャロン・プレイ日記3

たちき「ストーリーモード、ファーストのサブシナリオを開始します。黒子フェイイェンを選んで……」
シャール「なるほど。ファーストのメインシナリオの裏側ストーリーなのね」
たちき「服装からしてこの二人ってチームメイトのはずじゃ……あ、いきなりチームメイトに斬りかかった」
シャール「ひどい始まり方だよ」
たちき「ていうか1対2ですか!? しかもフェイイェンでグリスボックとストライカー相手?」
シャール「中~遠距離が得意な2機体を相手にフェイイェンが勝つには、まずは確実に1体を倒してから……」
たちき「フィールド内でもたもたしてるうちに判定負けしました」
シャール「はやっ」
たちき「しかもぎりぎり敗けとかではなく圧倒的なポイント差での敗けですよ。圧敗ですよ」
シャール「見事な完敗だね」
たちき「と思ったらなんか戦闘終了時にエラーが出ましたが……」

シャール「エラーは報告しないと」
たちき「すみません。うちのVITAはネットに繋いでないんです」
シャール「ダメじゃん」
たちき「とりあえずエラーはスルーしつつ……ていうかこれ、勝てるんですか。まだストーリー序盤でこれだとこのゲームクリアできなそうなんですが。1対2で勝てるイメージがわかないんですが」
シャール「再戦前にトレーニングモードとかで1対2の練習してきたら?」
たちき「トレーニングモードは1対1か2対2しかないんですよ」
シャール「……んー、でもさ、こうしたらどう? 2対2にしてオプションで『味方は動かない』『相手二人は常に自分にロック』にすれば」
たちき「おっ、1対2の状況が作れました。これで練習して勝てるようになればOKですね」
シャール「頑張ってねー」


たちき「……なんどやっても勝てないんですが。トレーニングモードのCPU強すぎません? 難易度調整とかないんですか」
シャール「機体の火力が違うからね。近接で斬りにいくとか?」
たちき「今回のフェイイェンは十字斬りがないんです」
シャール「使い勝手のよさげな空中からの斬り下ろしは?」
たちき「軸がずれると当たらないです」
シャール「足を止めて撃ち合いは?」
たちき「やってみたけど無理があります。フォースのPHみたいにLWがボーガンならともかくレイピアからのカッターですからね。お絵かきハートからTCWが当たればいいなくらいですが、お絵かきハート描いてる間に撃たれます」
シャール「となると勝つためには……」
たちき「やっぱりフェイイェンらしく動き回っての回避が重要でしょうか。でもロックオン切り替えがselectボタンなので小まめに切り替えるの難しいし手間がかかるんですよ。○ボタンでターゲットロックオンはできるんだからガンダムみたいに○ボタンでロック切り替えもできればよかったのではと思います」
シャール「それだとダッシュ中の○ボタンがトランジションかロック切り替えか紛らわしくならない?」
たちき「あー、そうですね。ロックといえば、ダウンからの起き上がりでターゲット機体に向かないのもちょっと不便です」
シャール「オラタンとは違うんだよ」
たちき「別のゲームと割り切っても難しいです。あくまでポイント制、ダウンが多い方が負け……改めて考えても軽量級に不利なシステムじゃないですか、これ」
シャール「ルールを逆手に取って、序盤に大量にポイント稼いであとは身軽さを活かして逃げ切るとか?」
たちき「…………ちょっと卑怯な気もしますが軽量級の戦術としてはあり、かも?」
シャール「全弾回避すれば相手のポイントもどんどん減るし」
たちき「せこい作戦ですが、ぶっちゃけかなり有効な気がしてきました。ってあぁっ!?」
シャール「どうした!?」
たちき「ストライカーのフルスイングを喰らいました(泣)」
シャール「あの、ネタVWと名高いバットよね」
たちき「なんか悔しいです。あとグリスボックのVWが何気にきついです」
シャール「アレに当たるとロックオン不可になるのね。旋回は?」
たちき「足を止めると的(まと)になります。だったらダッシュトランジションで走り回ってるほうがまだいいかもです……が、バックダッシュからバーティカルできないのが何気にきついです」
シャール「逃げ得にならないためかな」
たちき「フォースと違って敵の位置がわかるマップがないので、相手が2体だと急に横や後ろからミサイルが飛んできます。逃げ切るのムズいです」
シャール「VWもうまく使って!」
たちき「忘れてました。画面をタッチして……うわっ!?」
シャール「今度はなに!?」
たちき「またフルスイングきた!? でもこっちももうVW発動してるからタイミングよくテレポートでかわせる……はず!」
シャール「フルスイング見てからVW発動したわけじゃないよね」
たちき「ないです。文字通りタッチの差で向こうのVW発動が早かったけど……よし、バット喰らってない!」
シャール「セーフ。……でもなんか変よ? 画面が青い……いや白い?」

たちき「ほんとだ。なにこれ?」
シャール「もしかして、視点がずれてる? 黒子さんていうかフェイイェンが空を見てるんじゃない?」
たちき「ほんとだ。自機のフェイイェンの姿が見えないけど操作はできるし音声も聞こえる。でもタコ殴りされてます」
シャール「そりゃ敵弾かわさないで戦場に棒立ちしてたらタコ殴りされるよね」
たちき「さっきの敵VWにこちらのVWがほぼ同タイミングで発動したのが原因でしょうか」
シャール「多分」
たちき「こういうバグも報告すればいつかはバージョンアップで直るんでしょうか」
シャール「いやもう無理でしょ、今からバージョンアップはないでしょ」


たちき「……さて、トレーニングモードで仮想的に1対2の練習すること数日、やっと五回に二回は勝てるようになりました」
シャール「まだ勝率低くない? 三回に二回は無理でも四回に二回勝てるくらいじゃないと、ストーリーモードは一発勝負だよ?」
たちき「試しにストーリーモードやってみます。……よし、無事に勝てました! しかもタイムアップによるポイント勝ちではなくKO勝ちです!」
シャール「1対2でこちらが単機の場合、相手のどちらかを倒せば勝ちになるのかな」
たちき「みたいです」
シャール「決め手は?」
たちき「動き回って近接で斬りにいきつつ、フェイイェンらしくレイピアとハンドビームで削りながら回避重視、壁の裏からハートを撃つって感じです。お絵かきハートとTCW、TRWは隙が多すぎるので1対2の時は封印です」
シャール「無難ね」
たちき「戦闘後、称号『空間移動』と『ですの』をゲット。って前者はともかく後者はどこで使うんですか」
シャール「今の称号は?」
たちき「まだデフォルトです。『バーチャロン初心者』」
シャール「ゲットした称号で『バーチャロンですの』とか『初心者ですの』みたいに使うんだよ」
たちき「なるほど。……ってそれもどうなんですの?」
シャール「早速使いこなしてるみたいね」