遠くまで響かせて

持て余した感情の置き場です

彼の決断に今思うこと

 

おかえり。

 

元気でよかったとは思った。
ちゃんと生きててよかった。良からぬ方向に進んでなくてよかった。

 

そうは思ったけど、戻ってきてよかった、とはまだ思えないというか。

 

11月14日。

 

どう誕生日を祝おうか考えていた。
彼はもう扱い的には一般人になる。許されないことをしたわけだし盛大には祝えないけど、でもやっぱり大好きだからちゃんと祝いたい。

 

色々考えを巡らせていたそんな矢先に、当の本人のツイートが回ってきた。

 

本当にびっくりした。

 

表舞台に戻る情熱と覚悟があるなら戻ってきて欲しいとそう思っていたし、彼はステージに立つべき人間だと思っていた。

 

なんか思ってたより早かったな。

拍子抜けして笑っちゃったよ。

いや、そうだよな!

りょちゃんが止まってられるはずないよね。止まったら死ぬもんね。マグロみたいな人だもんね。

 

えだこたのwebの縦読みで、彼らの関係性は崩れたわけではないのだと確認できたし、

りょちゃんが“生まれ変わって”新しいスタートを切るならそれは全力で応援したいと思った。


私はりょちゃんのダンスが好きで、パフォーマンスが好きで。
もう二度と見られないかもしれないと思ったそれがまた見られる。その点においては本当に嬉しかった。

 

でも私が見てきたのはあくまでも“ジャニーズの山本亮太”であって、“山本亮太”そのものじゃない。

彼はもう私が知ってるりょちゃんではないし、私が好きになったりょちゃんでもない。

 

だから、またやり直してくれるなら、宇宙Sixというグループの存在も、元ジャニーズJr.という肩書きも、黄色も、もう使わないで欲しかった。
一から、山本亮太として生きて欲しかったな、なんて。

(たぶんここの考えは人それぞれだと思うし、宇宙Sixだった過去を無かったことみたいにされる方が辛いって人もいると思う。私はこう思うよって話ね)

 

YouTubeに投稿されたPVの概要欄を見て、なんとも形容しがたい気持ちになった。

悲しみなのか、怒りなのか、なんなのか。


Tik Tokのコメント欄も見た。


もう今さらなにしたって叩かれるし、それがSNSってものだし。


大きな事務所に所属しているという盾がなくなっても表舞台に立つということは、そういうことだと思う。


事務所から愛されなくても、真っ直ぐに、全力で、歯を食いしばって頑張ってきた彼を見てきた。

私が見て感じてきたことが全てだと思うし、外野から何を言われても正直どうでもよかった。

というか、りょちゃんは話したら余計なことまで言いそうだから、もうこれで良いと思うよ。

 

宇宙Sixがなくなったとき、「守れなかった」ってそう思った。でも、守るって、どうしたらよかったんだろう。


私はただの一オタクでしかなくて、本当に無力なんだって思い知らされた。

 

だから、今回のりょちゃんの決断にとやかくいう資格なんてないし、納得いかなかったらそっと離れる。それだけだと思うし、そうしなきゃいけないと思う。

 

私は、りょちゃんをアイドルの正答だと思っていた節があった。
ジャニーズの山本亮太は、本当に本当にすごかった。

 

明るくて、元気で、太陽みたいで。

 

身を呈してグループを守ってくれて、ファンの気持ちに気づいてくれて、温かい言葉をくれて。

私は幸大くんのオタクだけど、パフォーマンスを見るときはりょちゃんにばっかり目がいっていた気がする。

 

捨てた黄色のネクタイをまた拾い上げて6個の椅子を振り返り見るっていうPVの演出。
未練があるってことなんだろうか。


りょちゃんが見たかった景色、宇宙Sixで見せてあげられなくてごめんね。

夢見てたこと、やりたかったこと、叶えてあげられなくてごめんね。

 

報われて欲しい。報われて欲しいに決まってる。

 

後にも先にも、私が出会った中で最高のアイドルだったと思う。

それでいて、最低のアイドルだったとも思う。

 

大好きだけど、大嫌い。

許したいけど、許せない。

応援したいけど、応援できない。

 

私は、ジャニーズのりょちゃんが大好きでした。

 

前のグループのことも、抜けたメンバーのことも、その人たちと一緒にいた過去も、ずっと大事にしてくれる人だった。

 

だから宇宙Sixのりょちゃんのことは、これからも大好きなまま生きていくよ。

 

これからのりょちゃんのことは好きになれるか分からないけど、でも、とりあえず今は、見守ってたいなって。

 

これ書きながら色々考えたけど、そういう結論です。

しばらくこのままでいて、違うなって感じたらそこまで。きっぱり追うのは辞める。


「そういうこと、そういうことだから」

 

まだ笑顔でおかえりは言えないけど

 

まぁ、りょちゃんらしく好きなことして生きてよね!!!

 

 

 

 

生きる

何も考えられない。

 

彼がいない宇宙Sixも、彼がいないジャニーズも、彼がいない生活も。何も考えられない。

山本亮太くんが大好きだった。

いや今も、大好き。
全てを知っていた訳じゃないし、ファンに見せてくれた一面は彼のほんの一部でしかない。でも彼には人を引き付ける確かな魅力と実力があった。

 

何も間に合わなかった。
何もできなかった。
何も伝えられなかった。
何も返せなかった。

 

いつなら間に合ったんだろう。

 

いつなら守れたんだろう。

 

悔しい。

 

元気をもらってばっかりだった。いつもファンのために色々考えてくれていて、それをしっかり言葉にして伝えてくれていて。なんでそんなにファンの気持ちに気づいてくれるんだろうって、そう思っていた。

 

彼はいつも人のことばかり考えていて。

とにかくガムシャラで、アツくて、本気で、傷だらけになっても前だけを見ていた。
どんなときでも寄り添ってくれて、手を取ってくれた。
そんなあなたに何度救われたか。

 

これから、4人が見ているその景色を一緒に見ていけることを幸せに思っていた。


一生4人は一緒にいるのだと信じて疑わなかったし、こんな日が来るなんて欠片も思ってなかった。

 

私の中には確かに、いつだって笑顔でアイドルでキラキラしているりょうちゃんがいるのに。


私が宇宙Sixを、山本亮太くんを応援してきて感じたことは全部心の中にあるのに、それが全てなのに。

 

動画も、写真も消えて、山本亮太という存在が消されたような、そんな気がして。
なにもかも夢だったんじゃないか。
山本亮太というアイドルがいたことすら夢だったんじゃないか。
夢だったとしたら、良い夢見せてもらったな~なんて、そう思ってしまって。

 

どれだけりょうちゃんが素敵な人だったかを分かってもらえる現場も、動画も、写真も、もう何も残ってない。いない。彼はもうこの世界にいない。

 

こんなことで、こんなしょうもないことで、彼のアイドルとしての19年間が否定されてしまうんだろうか。本当に呆気ない。本当にやるせない。本当にバカ。なにやってるの。

 

りょうちゃんは確かにそんなやつだけど、でも、そんなやつじゃない。


彼の生きるのが下手くそなところが好きだった。最後までりょうちゃんはりょうちゃんだった。


こうやって文に起こすことで落ち着こうとそう思ったけど、うまく言葉に出来なくて苦しい。怒ってる。悔しい。でも感謝もしてる。どうしようもなく悲しい。つらい。苦しい。何も考えられない。考えたくない。

 

とんでもないことして色んな人に迷惑かけたのに、どうしても彼のことは嫌いになれそうにない。

 

気持ちの整理なんて到底つかないし、心にぽっかり空いた穴は多分一生塞がらないし私はこのまま生きるけど、どこかで、あなたが幸せになってくれたら。反省して、今まで関わってくれた全ての方に頭下げて、生まれ変わってね。

 

こんなに好きにさせといて、このままなんて許さない。たくさんのファン泣かせといて。罪な男だね、ほんとに。

どこかで幸せに生きて下さい。お願いだから。私が好きな、みんなが好きな、山本亮太という人は、どうか、どうか、そのままで。

そのどこかがステージ上ならいいな。そんな日を夢見るくらいは許されるのかな。

 

ただ、ただ一つ間に合ったことがあるとすれば、いなくなる前に彼に気づけたこと。

 

 

あなたを好きになったことを後悔はしてない。

今までありがとう。

アイドルのあなたに、出会えてよかった。


これからもずっと大好きなあなたへ。またいつか。