ありがとう
春よ、来い。
あなたの、心に、ね。
今日は、暖かい朝を迎えました。寝床から起きだすのに、気持が素直でした。
いつもは、寝床からの引き戻しが気持を揺らすのですが!
昨日の雨も上がり、空気は心地良いものでした。
自然の恵みは、素晴らしいものですね。
想いが、よみがえる。
迷走する記憶の彼方に、名残惜しむ映像が浮かび上がってくる。
記憶の片隅に、押し込まれていた想い出が蘇る。
忘れかけていた名前が、
淋しさのあまり、閉じこもりがちだった気持に忘れかけた記憶が暖かい日差しを投げかける。
孤独には慣れていたつもりだったのに、この暖かさは何なのだろう!
この優しさは。
忘れかけていた温もりがよみがえる。
あなたの笑顔がよみがえる。
あなたの名前とともに、あの頃の想い出がよみがえる。
優しさに包まれていた時間がよみがえる。
あの頃は、おたがいの思いやりに溢れていた時代だった。
相手を思う気持ちがあふれていた。
その和む営みのなかでおたがいに寄り添って生きていた。
あの頃の時代に戻りたい。
もう一度。
老いた記憶が過去を呼び戻す。
孤独という、二文字の裏側に歳月の歪みが覆い尽くす。
過去の出来事に思いを寄せる。
若い時代の出来事が。
駆け足で過ぎ去った想い出が心に残る。
なにも出来なかった、何も成し得なかった時代。
ただ、あなたとの楽しい想い出だけが心によみがえる。