ゆうべのごはん

多趣味なので内容にばらつきがあるブログ。小説。料理。音楽。などなど。

ドラマ版凪のお暇、ルート(?)考察

凪のお暇のドラマが最終回を迎えましたね。

私はドラマでも漫画でもゴンさんに惹かれつつある慎二派です。

ちょっと整理したかったので考察(と呼べるほどのものでもないけど……)をブログに残そうと思います。

記事の性質上ドラマ版&漫画版のネタバレが含まれるのでご注意を!

 

原作の漫画が好きで、はじまる前はキャスティングが少しイメージと違うなと思ったのですが、役者さんたちのすばらしい演技でそんな思いは吹っ飛んでいきました。

後半からは、ドラマオリジナルの展開が多かったですね。

漫画はまだ続いているから、どういった終わり方にするのだろう……とかなりドキドキでした。

気になるのはやっぱり、凪ちゃんが慎二とゴンのどっちを選ぶか。もしくはどちらも選ばないか。

 

そして最終回……。

凪ちゃんはゴンさんの告白を断り、慎二にも別れをつげます。

ああ……やっぱりそうなるよね……!

しかし、想像の余地を残したな~とも思いました。深読みしすぎかもですが。

以下、ゴン・慎二それぞれの「想像の余地」ポイントや気になる点をまとめます。

 

ゴンルートの場合

・ゴンと付き合ったら幸せだろうと考えているのは確定

・ゴンと付き合ったらバチが当たる(悪いことが起きる)→ゴンと付き合うのは「良いこと」

・ハグをしたのはゴンのことがまだ好きだから

・人においしい空気をあげられる人になれたら、ゴンのもとへ行く?→今はまだ流されてしまうけどその時は流されない

 

慎二ルートの場合

・ハグを拒んだのは、完全なお別れがしたくないから

・慎二は「もし(よかったら俺の家に来る?)」のメールを結局送っていない→伝える機会があれば……

・坂本さんは慎二の兄と付き合う→もう会わないと言ったが接点あり

・別れるとき、お互いに振り返っている(凪は慎二が振り返ったことに気付いている?いない?)

 

最終回でしたが意外と解決してない問題もあるんですよね。凪母のこととか、慎二家庭のこととか。いろいろ問題を抱えつつも生きていく、ってことかもしれませんが。

どっちともくっつかなかったからこそ、続編やスペシャル版に期待できるような気もします。またどちらも選ばないという結末でもいいのでとにかく続編が見たい……。

漫画最新刊も買いましたが、こちらもかなり気になる展開が続いています。次巻がすごい気になる終わり方なんですよね~。発売したばかりだけど早く次の巻が出てほしい!

私は最新刊を読んで桃園さん(バーのお客さん)にまで心が揺れ始めてしまいました。

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印象的だった場面を原作風に

月はちゃんと綺麗だった

昨日は「中秋の名月」=「十五夜」でした。

 

その名の通り、すごい月が綺麗だったんですよね。

とっても明るくて、太陽!?となるくらいでした。言い過ぎかも。

当たり前かもしれないですが、「中秋の名月の月はちゃんと綺麗」ってすごいことじゃないですか?

中秋の名月だから月を気にしているだけで、満月(に近い月)は毎回こんな綺麗なんでしょうか?

moonstation.jp

調べてみたら、科学的な理由があるのですね。

・秋の空気は水蒸気が少ない

・月の高さがちょうどいい

なるほど……。

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大人になっても知らないことはたくさんあって、新しいことを知ったときはとても嬉しいですね。

 

名月や池をめぐりて夜もすがら

 

松尾芭蕉の句ですが、きっとこの夜も明るかったんだろうなあ。

 

めちゃくちゃ昔の人たちも、そこそこ昔の人たちも、今を生きる誰かさんも、同じ日(昔は陰暦だけど)に月を見て「綺麗だな~」って思ったって考えると、なんだか胸にくるものがあります。

来月の十三夜も月を気にしてみよう。

まつり縫いのやり方をいつも検索してしまう

たまーーーに、服がほつれます。

お気に入りのものは、直したいですよね。

 

しかし、服がほつれるのって、年に数回です。私の場合。

その度に、縫い方を調べて縫ってるんです。

いや、いいんですけど、何も調べずにささっと縫うのかっこいいじゃないですか。

料理もレシピをすごい確認してしまう人間なので、何事もささっとできるようになりたい。

 

今回は「まつり縫い」をやったので、それを(できるだけ何も見ずに、縫ってるときのことを思い出しながら)ブログに残せば多少忘れないかなあ……と思いました。

小学校の時の先生が、忘却曲線の話をしていて、それがすごく印象に残っているのです。

忘却曲線 - Wikipedia

Wikipediaでは結構難しいこと書いてるような気がしますが、要はこまめに物事を思い出すと記憶に定着するよみたいな話だったと思います。

 

まつり縫い(縦)

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図にあらわすのってすごい難しい……

1 布と布のあいだから針を入れる

2 ★から針を出す

3 ★の真上の部分(重なってないところ)を少しすくう←めちゃくちゃ少し!!

4 斜めに針を入れる

以上、くりかえす。

縦のまつり縫いのほかにも、流しまつり縫いとかいろいろあるらしいです。うーん、奥が深い。

 

ついでに作った雑巾

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裁縫道具をしまう前に、いらないTシャツでプチ雑巾を作ってみました。

Tシャツを切るだけでウエスという使い捨て雑巾になるみたいですが、雑巾(ぽい感じ)にすれば何回か繰り返して使えるかなあと思ったのです。

とにかく手間をかけずに作るぞという心意気だったので切るのも波縫いもめちゃくちゃ雑。

これで窓を拭いたのですがなかなか綺麗になりました!

時間があるときにまとめて作ってもいいかも。

 

昔、おばあちゃんに教わってお裁縫をやってたので、玉止めだけは上手にできるのです。

水耕栽培、ちぎりパン

突然ですが、『凪のお暇』、漫画もドラマも大好きです。

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

 

 1巻表紙には豆苗。

主人公の凪ちゃんは、豆苗を再生するなど、節約が大好き。

 

私も再生野菜はとても好きです。(これは凪ちゃんの影響ではなく昔から)

豆苗はもちろん再生させるのですが、大根の葉っぱも再生するんです。

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こんな少しでも、スープに入れたり、炒め物に入れたりすると、「自分で育てた野菜だ……」としみじみした気持ちでおなかがいっぱいになります。

 

そして、こちらは凪ちゃんの影響で、ちぎりパンを作りました。

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ひっくり返すのに失敗して右上がつぶれちゃった……。

分かりづらいですが、プレーンの部分とココアの部分がある2色ちぎりパンです!

参考にしたレシピはこちら↓

cookpad.com

生地を作るときに強力粉を100gずつにして、ほかの分量も半々でココアバージョンを作りました。プレーンの砂糖の量を間違えて多めにしちゃいましたがそれはそれでおいしかった。

なんとなくだけどココアの方はあまり発酵がうまくいかなかったかも?こねが足りなかったのか、ココア分の粉が多くなったからなのか。

 

あとは凪ちゃんが作ってた鍋のプリンも作りたいな……。ファーのボンボンも……。(影響されやすい)

 

ところで右のとこに、カテゴリーの一覧をつけてみました。

ブログのカスタマイズ思うままにできるようになりたいね。

ゴーヤの天ぷら

ゴーヤ、夏になるとたまに食べたくなりますね。

お盆ということもあり、天ぷらをしたのですが、まいたけやオクラ、なすと一緒にゴーヤもあげてみるか!という気持ちになりました。

 

とりあえずワタ&種を取るか……と思ってたんですが、どうやら輪切りにして丸ごとあげてもいいようなので。

あげました。

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たねとワタごとあげたゴーヤ

スナック菓子のような見た目。

一応、ワタを取り除いたゴーヤ天も作りました。(ワタありが苦すぎて苦行になった場合の保険)

ワタが苦いから取り除くのかな~と思ってたのですが、実のところワタ自体そんなに苦くはないらしいですね。

 

食べる

塩で食べます。

苦い!!!

……けど、おいしいです。

それはそれは苦いのですが、ワタはふわふわで種は固すぎず良い感じの食感でおいしい。

ワタなし天と食べ比べると、ワタありの方が若干苦味が強い気もします。(でもほんと若干なので気のせいかも)

食べ応えがありますし、調理が楽になりますし、ゴーヤワタあり天おすすめです。

今回とくに下処理せずにあげたので、苦いのが苦手な場合は天ぷらにする前に塩もみなどするといいかもですね。

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 ほかの天ぷらたちと一緒に。(焦げが気になる……)

 

書いていて、「苦すぎて苦行」とか「苦いのが苦手」とか日本語として合っているんだっけ??となりました。

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これははったい粉入りパンケーキ。

アメリカンチェリーがとても合う。

『おらおらでひとりいぐも』を読みました

最近、食についてのブログばかりだったので読書記録を増やしていきたい。

食べることが大好きなので油断すると食べ物のことばかり考えてしまいますね……。心中がブログにも反映されます。

本、読んではいるんですが、読んですぐ書かないと、ずるずると書かないまま時が過ぎていくんですよね……。

 

若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』、という小説を読みました。少し前に芥川賞をとった小説です。

 

おらおらでひとりいぐも 第158回芥川賞受賞

おらおらでひとりいぐも 第158回芥川賞受賞

 

 

 

※ネタバレを含みます

 

 

主人公は「桃子さん」。74歳。子供たちは独り立ち、夫とは死別。孤独な生活を送っています。

桃子さんのなかには、東北弁でしゃべる桃子さん(普段は標準語を使う)自身の分身がたくさんいて、時に声をあげます。分身同士で意見が分かれることもあります。

 

タイトルがまず東北弁ですが、本文もかなりの割合で東北弁です。

「おらおらでひとりいぐも」は、宮沢賢治の「永訣の朝」に出てくる一節だそうですね。(昔読んだのに気づきませんでした……不覚)

www.sankei.com

 

桃子さんにとって、夫は人生のすべてでした。

彼もまた、桃子さんのように東北出身。同じ山を見て育ち、東京で出会いました。

 

夫が亡くなり、桃子さんはとても悲しみます。そのときの心情がやはり東北弁で表現されているのですが、これには衝撃を受けました。

私の話になるのですが、方言、自分ではほとんど出ていないと思っています。(たまにイントネーションがおかしいと指摘されるので実は出てるのかも…?)

でも、独り言を言うときとか、言わなくても心の中で思うとき、意外と方言を使っているような気がするんです。

方言は、心の中にあることを上手に表現するためのひとつの手段なのかもしれない。

 

年齢的には自分と差があるのですが、おばあちゃん(比較的主人公の年齢層が高め)が主人公の小説、好きだなあと思いました。前回の『ブリット=マリーはここにいた』もそうですね。

自分の行く末と重ね合わせるから感情移入するのか、私がおばあちゃん子だったから主人公に好感を抱くのかはわかりませんが、とにかく好きなのです。

 

最後のあたり、孫が訪ねてくるシーンで号泣。

決して暗い終わり方ではない、と思います。

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「おばあちゃん」にも、「孫」だった時期があったんだな、とそんなことを考えもしました。

赤紫蘇のジュース(すごく少ない)

7月はずっと梅雨という感じでしたが、ここ最近は暑いですね。

こうまで気温差がいきなりあると、まいってしまいます。 

 

そんなとき、庭に赤紫蘇らしきものが生えているのを見つけました。

採れたのは小さい葉っぱ10枚くらい。

赤紫蘇ジュースを昔、夏になるとよく飲んだように思います。たしかおばあちゃんが、友達から瓶いっぱいにもらっていたんだったっけ。

飲むと涼しい気持ちになるんですよね。

作りたいなあ、赤紫蘇ジュース。

 

ほんとに赤紫蘇で間違いないよな?と思って調べたんですが、画像検索で出てくるものと実際に収穫したものに差異があったんですよね。

匂いをかぐと、紫蘇の匂いがしたので紫蘇には違いないと思うんですが……。

 

紫蘇にはいろいろ種類があるらしい

どうやら赤紫蘇、というか紫蘇、葉の形でちりめんというものと平葉というものに分けられるみたいなんです。

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イメージです

品種もいろいろあるみたいなので、今回の赤紫蘇もきっと平葉の紫蘇のうちの一つなのでしょう。

 

ジュースを作る!

いつも通り分量は適当。

赤紫蘇の葉っぱを洗います。

鍋に水と一緒に入れて、沸騰させたら弱火。色が出たなと思ったら葉をのぞく。赤かった葉っぱが緑色になってます。

で、この段階では液体が黒っぽいのです。最初から鮮やかな色が出るのかなあと思っていたので意外でした。

失敗したかなと思いつつも、とりあえず砂糖をとかします。

そこにレモン汁を入れたのですが、すーーーっと色鮮やかなピンクに変わるので面白い!動画を撮ればよかったなあと思いました。

www.zkai.co.jp


アントシアニンという赤紫蘇に含まれる色素が、レモン汁のクエン酸と反応して色が変わるんだそうで。

飲んだことはありませんが、バタフライピーのお茶とかも色が変わるっていうので有名ですよね。

 

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水割りにしました。今度作るときはもっといっぱい作ってロックで飲むんだ……。あとはサイダー割りもいいですねえ。

ちょっとだけではありますが、香りがよくて夏の涼を感じることができました。