【図解】UEFAチャンピオンズリーグの歴史
UEFAチャンピオンズリーグ。欧州クラブシーンにおける最も権威ある国際大会である。サッカーが好きな方であれば、誰もが知っている大会だろう。
毎年各欧州国内リーグ戦の結果で出場権を勝ち取った計32チームがしのぎを削り、欧州１のサッカークラブを決定する大会だ。
近年では世界的なサッカー人気も相まって、決勝戦では世界中で1億人以上のファンをテレビの前に釘付けにする。
しかし、今サッカー界を代表するこの大会が、50年前、フランス人記者の提案によって創設されたという事実は、どれ程の方がご存知だろうか。第１回大会が開催されたのは1955年。当時の大会通称は「ヨーロピアン・カップ」で、出場クラブはわずか8チームだ。
現在ではCLの他にヨーロッパリーグ（EL）、UEFAスーパーカップなど、50以上のクラブが出場し、生み出される商業収益は、推定32億5000万ユーロ（約4194億円）にものぼる規模となった。幾度ものドラマを生み、世界を熱狂に包んできたこの大会の歴史を簡単に説明したい。
チャンピオンズリーグの移り変わり
