自分を知ることから始めよう
今日あったことです。相手からのちょっとした言葉に対し反射的に感情を表に出してしまい、険悪なムードになりました。その後しばらくイヤな気持ちで過ごしました。軽く受け流すべきだったかな。
そして次のニーチェの言葉を読んで感じる所がありました。自分の心の癖、考え方をよく知り、そして絶えず自分を観察し続け、湧き起こった不快な感情、気持ちなどは一瞬で吹き消すことができるようになりたいものです。
そのためには片時も忘れず自分をせっせと観察し続けねば!
010 自分を知ることから始めよう
自分についてごまかしたり、自分に嘘をついたりしてやりすごすべきではない。自分に対してはいつも誠実であり、自分がいったいどういう人間なのか、どういう心の癖ががあり、どういう考え方や反応をするのか、よく知っておくべきだ。
なぜならば、自分を良く知っていないと、愛を愛として感じられなくなってしまうからだ。愛するために、愛されるために、まずは自分を知ることから始めるのだ。自分さえも知らずして、相手を知ることなどできないのだから。
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新しく何かを始めるコツ
ヨーガとは何でしょうか?
私のいまの答えは「自分を知るための試みを絶えず続ける行為」です。
ヨーガ行者は如何なる時も自己を観察し続けます。
その時々の感情など心の動きに影響されず静かに己を観察し続ける者がヨーガ行者だと思います。
では続けるにはどうすればよいのでしょう?
途中で投げ出さない「新しく何かを始めるコツ」について次の言葉を引用します。
157 新しく何かを始めるコツ
たとえば勉強でも交際でも仕事でも趣味でも読書でも、何か新しく事柄にたずさわる場合のコツは、最も広い愛を持って向き合うことだ。
つまり、いやな面、気にくわない点、誤り、つまらない部分が目に入ったとしても、すぐに忘れてしまうように心がけ、とにかく全面的に受け入れ、全体の最後まで達するのをじっと見守るということだ。
そうすることで、ようやく何がそこにあるのか、何がその事柄の心臓になっているのかがはっきり見えてくるだろう。
好き嫌いなどの感情や気分によって途中で決して投げ出さない。最後まで広い愛を持つ。これが物事を本当に知ろうとすときのコツだ。
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