石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

受粉職人と素人の差

今年も満開のメセンブリアントイデス。

メセブリが咲くとやってくるのがコハナバチです(ヒメハナバチかも)。

毎年恒例。

お腹にガッツリ花粉を溜め込んでますね。

花粉をせっせと集めて受粉のお手伝いをしてくれます。

朝、目覚めてメセブリの花を確認すると既に花粉が無かったりするので、早朝からお仕事してくれているようです。

 

コハナバチのおかげで、メセブリの種子は毎年豊作となっております。

ハチが来るようになると、結実率はほぼ100%となります。

ありがたや。

 

ちなみ、室内置きのメセブリは私が受粉させているのですが・・・

ひとつも結実していない・・・。

これが職人と素人の差か。

ちょっと雑だったかなと思いはするものの、一応ちゃんと花粉を付けていたはずなんですけど。

コハナバチ先生に受粉のコツを伝授していただきたいです。

 

実生難物クラッスラ・ワインカップの2つ目の発芽

初春にクラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)の自家受粉した種子を蒔きました。

 

 

結果は40粒+追加15粒を蒔いて1つだけ発芽という散々なものでした。

まぁ、0じゃないだけマシなんですが。

採取したもので1つ発芽したから良いものの、もし種子を購入して発芽ゼロだったらと思うと恐ろしいです。

ワインカップの種子はお高くて、10~20粒で3000~5000円くらいするんですよ・・・。

販売種子の発芽率なんてまず書いてありませんし、買うなら高くても成株買ったほうがいいです。

1株でも自家受粉で種子が採れますし、1つだけとはいえ発芽する事も確認済みです。

 

さて、そのワインカップの実生ですが、今日確認してみると、なんともう1つ発芽しておりました。

矢印の芽です。

上にあるのが最初に発芽した芽ですね。

蒔いてから約2ヶ月半が経っております。

この鉢はもうフタを外しており、砂の表面が乾いたら水をやって湿らせるという事を繰り返していました。

置き場所は室内の窓際で、気温は15℃~30℃です。

乾燥と湿潤を繰り返したのが良かったのか、だとすると最初からフタをしない方がいいのではないか、とか色々考えましたが、正直なところ発芽条件はさっぱり分かりません。

後追いして他のも発芽してくれるとうれしいのですけど。