はやっちの日記

日常と趣味の備忘録

あたらしい職場のはなし

底辺といわれる業界からの逃亡

2017年の冬、年を越す前に私は仕事を辞めた。

新卒で入った会社、丸3年の勤続年数手前で退職した。
建築業界、現場仕事は未だに底辺といわれている業界みたい。

まあ色々考えるところはあった。
社会人は3年は働かなきゃダメ!とか
そんなんでへこんでたらやっていけないよ!とか
あなたのためを思って言ってるんだよ!!とか。

3年は働かなきゃいけない説は
会社が採用経費(時間とコスト)の元をとるためとかなんとか・・・

現場は朝から動くし、天気に左右されるし
働いてなんぼの業界だから世間が休日でも働くし。
現場に近い営業だったからそれに対応するのはしんどかったな。

自社の連携が取れていなかったっていうのも原因の一つであるけれど。
上司は人と目が合わせられない、機嫌に高低差ありすぎて小学生みたいな奴でクソだったな。
今ではいいネタだけれど、書類投げられたこともあった。
まあ心労が絶えなかったなあ。

現場は朝早く、日が落ちれば仕事が終わるけど営業はそれから事務作業。
しんど!!!!!!!!!!!!!って日がずっと続く。
休みの日も休みって感じがしない。

いやだいやだと思いつつ続けてきたけれど
辞めるきっかけもなくダラダラつづけていた。

楽しいと思うこともあった。
手仕事だから、現場で見てわくわくすることが多かったし
感心することも多かった。
女だからという理由で可愛がってもらえたり毛嫌いされたりあったけど
教えることが嫌いじゃない人が多かったように思う。

きっかけは中堅社員がとんだこと。

結構バリバリやっていた人が突然来なくなって唖然。
大変な立場でよくやれてるなあと思ってはいたけれど。

私がいなければ会社が回らないと思っていたけれど
その中堅社員が飛んでも会社ってまわるんですよね。
小さな会社だったらどうだったかわからないけれど
そこそこの会社だったからなんとかなったのかな。

それを目の当りにしたら
「あ、別に私いなくてもいいじゃん・・・」って。

辞めますって言ってからの気持ちの軽さ。
ゴールが見えないと頑張れないけど、目の前にゴールが見えた時の強さよ。
なんでも我慢できる。
あれはマリオがスターを手に入れた状態だった。無敵。

そんなこんなで年を越す前に無事退職できましたとさ。

無敵の4か月

ニートって無敵。
ボーナスも満額もらえたから当時の貯蓄が100万。
もう色々無敵。

そして車を購入したり、なぜか中型 の免許取ったりしていたら
ほぼ一文無しなわけです。暇って恐ろしい。

私の最後の夢、オーロラを見たい夢も
航空券までは取ったけれど、一人旅だったため、ビビッて辞退。
今考えれば行っておけばよかったなあ。

あたらしい仕事、あたらしい職場

今は全く違う業界にいるわけだが、無知な私を拾ってくれた社長に感謝している。
そして社長を尊敬している。

好きなこと、得意なことを仕事にできている人ってどれくらいいるのかな。
社長はまさにそのタイプで好きなことと得意なことがマッチしている人。
そして頭の回転がめちゃくちゃ早いし、話術にも長けている。かっこいい。

でも思うこともあるのは、バリバリの経営者の下につく人間が
みんな経営者のことを良いと思っているわけではないのだなと。
前の仕事でも上司は苦手だったけれど、支店長は尊敬していた。
その人も仕事のできる人ではあったけど、好き嫌いのわかれる人間だった。

スティーブ・ジョブズのこともあまりよく知らないけれど
亡くなってからここぞとばかりに原型をとどめていないiPhoneが出てるみたいね。
iPhone Xsとかとか。よく知らないけれど。

何が言いたかったのか忘れてしまったが
経営者も楽ではないなあと思いました。
私は使われる側の人間のままでいいやと思う一日でしたとさ。