青い記憶と強がりの香り

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Twitterでフォローしているteranさんがたまにツイキャスをやってらして

結構いいタイミングでライブに当たるのもあってよく聴いてるんですが、

最近聴いた中でボディソープの話があったんですよ。

 

 

なんか昔、外国人の香りがどうこうって話を先輩と話していて、

それMOLTON BROWNのスマジンセンだよってことを先輩に聴いたから

スマジンセン使ってるんですけどいい香りなんですよちょっと高いけどって

 

 

確かそんな(記憶絞り出し中)。

 

 

それが好きな人の香りの話だったのかそうでなくただの雑談だったか

そこはもう完全に記憶が定かではないんだけど、

あんまりパーソナル(?)なことを発信しなさそうなイメージがあったので

"teranさんが" "好きな" "外国人の香りがするボディソープ" に惹かれて

仕事帰りにLOFTに寄ってその外国人を探し出して嗅いできたんです。

 

で、所謂ビターっぽいような〜トニックっぽいような〜などと

行ったよ報告するならなんて書こうかねっと陳腐な表現が浮かんでは消えるなか、

そもそもそういや西洋系の知り合いなんていないんだよなって思い

缶コーヒー程度の外国人を片手にお値段を見たら税込み4000円くらいしていて、

そのうち頭のなかで「高いの価値観」についてぽこぽこ沸きそうだったので

気晴らしにボディケアコーナをうろうろしてきた日がありました。

 

そんな最近です。

 

 

 

そのときついでに昔使っていたTAMANOHADAのムスク(写真)を衝動買いしてきました。

モルトンブラウンの倍入ってるくせにお値段三分の一だったので

いや思い切って買ってた記憶があるんだけどなって小さな衝撃はひとまず置いといて。

 

もう今あんまり香りのことなんて気にしてないんですが

そのむかし若かりし頃にセルフイメージ向上委員会発足時期があって、

たとえ好みに反しても男性的なイメージをつけようとムスク使っていたんですよ。

理髪店のシェービングクリームみたいなおじさんっぽい匂いなんですが。

 

うちの人とはこのときに出会ってるのでいつまでもムスク=僕らしくて

ムスクの香りのものを見かけては「あむしだね」っていう、ああこれノロケです。

 

 

ところでこの匂いを嗅いでふと誰かを思い出す経験(というか感覚?)、

僕無い気がするのです。音楽聴いてとかも。

このときに思い出すのが当時の人なら、「昔は大人っぽくて頼りがいがあった」と

罵られる僕はこのボディソープを使うことで

”大人っぽくて頼りがいのある自分”を偽装できるんだろうか。

 

 

とそんな馬鹿なことを考えながら風呂場に置いてくるのでした。

みんなの好きな人はいい匂いがするのかな。