ドロップダウン

地平線に着地する

僕の辿り着いたこの場所は

必然と偶然の綯い交ぜ

 

今ここに降り立つ

過去も未来もなく

始まりも終わりもない場所に

 

身体を抱きしめる

感覚を保持する

それに触れる

そして浸る

 

瞬間瞬間に生成する

経験がここに作り出される

概念が遠ざかり

僕は実存に目覚める

震える身体

震えが解き放つ 記憶や魂の傷跡を

身体は震えている 太古の昔からの震えを記憶している

それは弱くなったり強くなったりしている

増幅して世界に波動を放つ

震えるということが すなわち 生きることだ

震える限り命がそこにあり

震えが止まる時そこで命が尽きる

生命は水晶の振動のようだ

震えは解き放つ

記憶やトラウマを そして自己自身を

遺伝子をリリースする

震えることは走ることだ

走ることでエネルギーを解き放つ

震え続く限り走り続ける

震えは生命の発露だ

太古の記憶を呼び覚まし

不要な記憶をふるい落す

私を私自身にする

ここにいる

呼吸することに戻る

息を吸って吐いて

今ここにいることに意識を向ける

私は何も持たず

何も構成していない

心配ごとは脇にあって

ただここにいて

息をして

座っている

考えごとはあちらに行って

馬鹿みたいに

ここにいる

エイジズム

エイジズム:年齢による差別。

https://g.co/kgs/4P6xMo

headlines.yahoo.co.jp

年齢に差別は加齢変化を恥じることや恐れることに基づいている。しわが出ることを恥ずべきだとすることを暗黙に示す広告などを許容するメッセージを内面化することによって生じている。

差別は恥と恐怖に基づいている。加齢変化は当然であり、それを誇りに思うことが必要だ。

幕が降りる

どんな人生にも 平等に 幕が降りる

音楽が流れる 僕の心を 僕自身に連れていく

憂さから離れて 眠りにつく 準備をする

 

幕が降りる 演奏会は 始まった途端

終わりへと 向かっていく

異界への旅路 この日常から 離れて

第59回神田古本まつり

神保町の方に歩いて行くと、神田古本まつりをやっていて、雰囲気に惹かれてしょぼしょぼした目で通りを一通り見て歩いた。

東京名物 神田古本まつり/東京の観光公式サイトGO TOKYO

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このイベントには、数年前に遭遇したことがある。

古書とは、古い本であり、読まなくなった本であり、読み終わった本でもある。


たくさんの本が出版される一方で、大量の古書がこうして市場に流通する。


かつて読んだ本や、読みたかった本や、読めなかった本と遭遇した。