たったひとこと

今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」
あー。くやしいが、あなたが「雨って実はそんなに嫌いじゃない」と言ったらそれで一発で。雨という雨が、相変わらず傘を差すのが下手な私の足下も鞄も背中も残らずびしょびしょにしても、どうしようもなく頬を緩ませる。

地に足

階段を上るとき、気づくとグランドフロアからファーストフロア、セカンドフロアと数えていて、それはイギリスで階を間違えないようにいちいち念入りに数えていた癖が抜けないのだが、気づいたときに矯正しようかどうか迷う。人は階段を上るとき、無意識に上っていく階数を数えるものではないか。気づくと一階、二階、と数えているようになった時、私は完全に日本の生き方に戻るような気がしてしまう、イギリスの暮らしがなかったことになってしまう、気がしているのだ。

それとは別に、ああ、日本に戻るってことは、日常に戻るってことなんだなあと思ったのが、歩いている時や自転車に乗っている時がものすごく暇であるってことだ。見慣れすぎた景色過ぎて、駅まで歩くわずか五分が暇で暇でしょうがなく、ついケータイ読書をしてしまう。見慣れぬ景色は目に面白く、読書なんてしてる暇なく見とれているもので、イギリスにいて歩きながら読書とかしなかったのはそういうことだったのだと今になって気づいたのだ。

うまし

結局始めていない5:2ダイエット。そんな中また食べ物の話題で自分が情けないが、生のブルーベリーが安く売っていたので買って食べたらおいしかった、という話。
ブルーベリーは目にいいと言う宣伝があちらこちらで喧しいので、認知していた食べ物ではある。ジャムとかジュースとかヨーグルトとかの味のイメージから、ストロベリーより味が濃く苦味と酸味が強い、というイメージだった。でも生を食べてみたらほんのり甘くて、酸っぱさは全然なし。うわー、おいしいわあ。逆にラズベリーはイメージ以上に超酸っぱかった。甘みが殆どないよう…。

いや、本当にそれだけなんだけど。

見て見ぬふり

久しぶりに体重計に乗ったら、体重が見たことのないレベルに達していた。いままで増えても2〜3kgの範囲に留まっていたのに、その倍くらい。体重が一割以上増加したことになる。一番やせていたころから比べたら、二割だ。
あー。知ってはいたのだ腹が出てきていたのは。でも今日椅子に座っているとき覚悟して見たら、肉がズボンの上に乗っていたのだ。ショックすぎる。ありえない、という気持ちが先に立つ。
なんだこれ、こんなんありえるのか? どーなんの? どーなんの? 戻るのこれ?

原因はわかっているのだ。単純にカロリーの取り過ぎだ。毎日食べたものを記録してカロリーもできる限り記録しているのだから間違いない。今年に入ってからのカロリー摂取量が著しい。そして5:2ダイエットをめんどくさくなってやめたことも大きいに違いない。あーあー、せめてまた始めるか、5:2ダイエット。

とここに書き綴っているのは、決意は吹聴したほうが実現しやすいということを聞いたからなり。

夏来にけらし

夏は食中毒の季節です。
一つには、食中毒の原因菌の増殖が速くなるため。そして、バーベキューで生焼けの肉を食うからだそうです。イギリスでよりその傾向が高いのは、アメリカやオーストラリアは夏が長く、バーベキューにも慣れているけれども、イギリスでは夏は2,3日しかこないため、バーベキューをやり慣れていないからだとか。…どこまで本当か存じませぬが。

八百屋さんにドーナツピーチ(桃を上下方向に平たくしたような形。中身は白桃)が並んだのを見て、おお、夏が来た、と思いました。早速買って初物初物と喜んで帰ったのですが、悔しかりし、硬かったです。色も皮の付近は青い。けど桃の香りは高く、食べられるほどの甘さがあったので満足です。初物初物。
コンポートにでもすればよいかのう。と同じ八百屋で買ったSatsuma(という品種らしいが、日本のみかんにそっくりな味)をもしゃもしゃ食べながら思うのです。なんだこれ。