しかくい日々をまあるく

日常をやわらかくキリトルトプス。

我が家の小話寄せ集め

①個人的にウケた言い間違い

私たち夫婦は勢いで会話するからか言い間違いが多い。

最近一番ウケた旦那の言い間違いは、

 

ねぽぽす(ネコポス)。

 

「ファミマにねぽぽす買いに行く」って言ってたのが絶妙にアホっぽくてツボった。

ねぽぽす、

口に出すとすごい陽気な気分になるワードなのでぜひ一度言ってみて欲しい。

あと何度もねぽぽすっていう文字を見てるとゲシュタルト崩壊する。

 

 

マムシ

先日割と酔っ払って帰宅したところ、

旦那が

「なんかマムシ酒の匂いする」

と言い出した。

 

マムシ酒の匂い。

 

どんな匂いだよ。てか飲んだことあるんか。

聞いてみたところ「甘いけどなんか臭いニオイ」との事。

マムシ酒のニオイは自分では分からないけれど、そういえば一緒に飲んでいた知人が急に

「なんかドリアンの匂いしません?」

って言ってたのを思い出した。

 

…もしかしてドリアンも私だったんだろうか。マムシ酒とドリアンの匂いに何か関係があるのだろうか。

気になってしまい胸中穏やかでない。

今後私からマムシ酒またはドリアンの匂いがしていたら即教えて欲しい。

 

 

③再コンプラ違反

先日「武士の献立」を観たので、侍つながりで

再びおちんちん侍ゲームに挑戦した。

というかただおちんちん侍って言いたかっただけなんだが、

そもそもは「侍」と相手に言われたら「シャキーン!」と言うべきところ、

全てのルールを忘れた旦那が

 

「おちんちん侍!

びょーん!

 

って一人で再コンプラ違反してて笑った。

 

日々の小ネタが尽きない我が家でした。

 

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高良健吾に捌かれる魚になりたいと思った〜「武士の献立」感想〜

 

私は高良健吾のファンである。

 

多彩な演技力はもちろん、

芸術作品のような顔も、声も、頭の先から爪の先にいたるまで、もう高良健吾の全てを愛しているのだ。

 

家で高良健吾が出演している作品を観るときは、ボディビル大会の掛け声並みに高良健吾を褒める。

とりあえずこの「武士の献立」を観ている間も、

 

「瞳がうつくしィッッッ!!」

 

「月代(さかやき)世界一ッ!!!」

 

などと画面の中の高良健吾に向かって叫んだ。

「瞳がうつくしィッッッ」はだいたいどの作品でも30回程言う。言いながら軽く目頭を抑える。

 

さて、

高良健吾の作品には濡れ場が多いというイメージを持っている人もいるだろう。

私もその一人で、とりあえず濡れ場に期待する。

 

しかしこの作品で一番高良健吾に触られていたのは妻役の上戸彩ではなく、

 

料理のために捌かれていた魚

だった。

 

 

作中高良健吾上戸彩に殆ど触れない。

というか二人の間にはずっと微妙な心の距離があったのだが、あることをきっかけに夫婦としての絆を深めていく過程がストーリーの一つの軸になっている。

 

 

でも触れられない上戸彩より、

 

 

 

高良健吾に触られ、

そして丁寧に捌かれる魚に、

私はなりたい。

 

 

 

もしくは高良健吾にそっと抱かれていたあの鶏に。

 

もしくは物語の終盤、

高良健吾のふところに入れられていたあの柚餅子(ゆべし)に。

 

とりあえず高良健吾に触れられるものに、

私はなりたい。

 

 

 

 

 

 

ふざけた感想を述べたものの、

予想よりとても満足感のある作品でした。

上戸彩が良い妻すぎて泣ける。

キャストの無駄遣いが一切ないのも良かった。

ご覧あれ。

 

武士の献立

武士の献立

 

 



小さい黒田とカラオケで絢香を十八番にしてる女

 

今、最寄駅のホームで小さい黒田を見た。

黒田というのはコブクロの大きい方の人の事だ。つまりコブクロの大きい方である黒田に似た小さい人を見た、ということである。

 

小さい黒田は、サングラスにデニムシャツ、

黒っぽいパンツという出で立ちでホームに立っていた。

少し面長な感じも、インパクト強めのサングラスも、パンツのポケットに軽く手を入れスマホを若干前屈みでいじる姿勢も歌う時の黒田っぽい。

手前にスタンドマイクの幻が見える気がする。

 

 

何が一番黒田っぽいって、

肩にかけたトートバッグに

KOBUKURO

って書いてある。

 

 

小さい黒田が

KOBUKURO

って書いてあるトートバッグを肩にかけているこの情景。

 

 

咲くLOVE(ラァヴ)。

 

 

いや黙れ。

だけどなんて愛おしい。

 

 

 

さて、この時同じホームには、

カラオケで絢香を十八番にしている女がいる。

 

 

私だ。

 

 

 

私はいつのまにか発声練習をし始めた小さい黒田の横に立ち、バッグに忍ばせていた自分のスタンドマイクを置いた。

少し驚きつつも微笑む小さい黒田。

私も「OK、いくよ」と目線を送る。

そしてワン、トゥー…と呼吸を合わせ

 

 

「んま(がりくねったぁ〜)」

 

 

と歌おうとしたが、

お互いに一音発しただけで分かる。

 

 

 

圧倒的小渕不足。

 

 

 

カラオケで絢香を十八番にしている女と小さい黒田だけでは、

絢香×コブクロの真のシナジーは生まれない。

 

 

…小渕を探さないと。

 

 

小さい黒田と私は頷きあう。

そこに言葉など不要だった。

 

 

私たちはホームに来た東海道線に乗り、

曲がりくねった道の先にいるであろう

小渕を探す旅に出た___

 

 

 

…皆さんお気づきでしょうが妄想です。

バッグに忍ばせていたスタンドマイクってなんだよ。

いや本当に小さい黒田はいたんだけど。

大きい小渕がいたら完璧だったなー!

 

 

 

 

Winding Road

Winding Road

 

 

 

 

 

 

これが中二病夫婦の会話だ

下ネタだよ、良い子は自己責任で読んでね

 

 

私たち夫婦の最大の共通点は、

間違いなく中二病である。

 

共通の趣味ならぬ共通の病である中二病も、

中二時代から数えて罹患すること早16年。

いよいよしょうもなさがピークを迎えようとしている。

 

 

少し前にバナナマンのテレビ番組で

おちんちん侍ゲーム

というものを紹介していた。

伏せ字で○打つのめんどいな。 もうどうなってもいい。

 

おちんちん侍ゲームがどんなゲームか各々検索してもらいたいのだが、

もちろんこんなゲームは私たちにとって

格好の餌食である。

 

光の速さでやる。

そして二人しかいないので光の速さで飽きる。

 

しかし飽きてきたところでこのゲームは思わぬ変貌を遂げる。

 

何故か

「どんなシチュエーションでおちんちん侍と言われたら一番面白いか」議論

になった。

 

 

この時点でしょうもなさすぎるが、

議論の結果、

出オチ一択

という結論に達した。

 

 

そしてベストなシチュエーションを考えるにあたり、実演しながら設定を固めてゆく。

 

旦「どうも、拙者おちんちん侍です」

私「いやもっと侍感が欲しいな」

旦「たのもー!から入るか」

 

…これが齢30になる夫婦の会話である。

 

 

 

 

実演と度重なる議論の末、ついに

訪問販売に来た体で

出会い頭に名乗る

というシチュエーションがベストだという意見で一致。

おちんちん侍が何を売りに来るのかという設定は掃いて捨てた。

 

 

だめだ、ほんとしょうもない。

私は一体何を言っているんだろうと思う。

そして満を持して出会い頭で名乗られたらどれくらい面白いかの実証実験が始まる。

 

旦「たのもー」

 

こんなんでドア開ける奴おるかと思いながらも訪問販売される奥さん役なのでドアを開けるフリをする。

 

私「はーい」

 

 

来る…

来るぞ…

 

 

 

旦「拙者、おちんちん侍と申す!

こちらは連れのおま○まん侍」

 

 

 

 

 

え、

なんか連れてきた!!!!爆笑

 

 

連れのって何だ!!!!

聞いてない、その設定は聞いてない。

そしてお○んまん侍は圧倒的コンプラ違反である。

 

 

だが一応予想通りに?めちゃめちゃ笑ったので

私たちの仮説は無事立証されたのであった。

 

 

なんだか中二病ですら無いんじゃないかと思えてきた。罹患歴が長くなると脳が退化するようです。

 

 

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婚活してる同僚が「良い子はクラブじゃなくて旅行行ってる」という真実に辿り着いた

 

結婚前提のお付き合いができる相手とはどこで出会えるのか?という話。

 

 

ぼちぼち婚活を始める友人が多くなってきた。

本格的な結婚相談所に通っている友人はまだいないが、主な出会いの手段である

  1. 合コン
  2. 婚活パーティー(大規模から小規模まで)
  3. 出会いアプリ
  4. クラブ等でのナンパ

これらの体験談は一通り聞いてきた。

 

皆口を揃えて

ロクなやつがいねぇ

と言う。特に婚活パーティーとアプリ。

てかTi○derも婚活アプリじゃないのか。

なんで未成年がこんなにいるんだ。

パパ活ママ活か?????あ???お????

 

 

まぁアプリで素敵な出会いがあった子もいるのだが、だいたいの感想は皆同じだ。

 

言っておくが私の友人たちは男女問わず素敵な人ばかりだ。真っ直ぐで真面目で、そして思いやりがある。仕事もちゃんとしてるしそれぞれ夢や目標に向かって努力している。

下ネタにも理解がある(重要)。

 

その友人たちがロクな出会いがないと言うのだ。それは本当のことなんだろう。

 

というか相手なんて星の数ほどいると言うけれど、星の数ほどいる相手の中で実際に出会える人、その中で自分に合う人となると限られてしまうのは必然である。

 

というかこれでだめなら一体どこでロクなもんと出会えるのか。

私の大切な友人たちは一体どこで相手を探したら良いのか。

 

ゴール・D・ロジャーはこの世の何処に全てのまともな相手を置いてきたのか。

 

 

 

色々と考えを巡らせていた時、

六本木のクラブ、コリドー街、都内各所のHUBで浮き名を流していた同僚のチャラ男氏が本格的に婚活を始めたと聞いたので手応えを聞いてみると、さっぱりだと言う。

 

そして彼がしみじみと言った。

 

「良い子はクラブじゃなくて旅行に行ってると思う」

 

 

「良い子はクラブじゃなくて旅行に行ってると思う」

 

 

例のごとく語感が気に入る私。

そして一見当たり前のようだが同時にとてつもない説得力も感じる。

 

なるほどな、

私の友人たちが見初める、見初められるであろう相手は、出会いスポットやアプリにはいなくて当然なのである。

 

何故なら旅行に行ってるから。

 

やはりこの世の何処かに散りばめられていたのだ。

 

だから皆、どうか旅行に行って欲しい。

そして今は出会いが無くても焦らないでくれ。

 

 

何故なら色んなところに旅行してて長期で留守にしてる可能性もあるから。

 

 

だからさ、大丈夫なんだよ。

 

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西島秀俊似を自覚している男と竹内結子似を自称する女

 

電車で西島秀俊に似ている男性を見かけた。

おそらく人生の中で15回以上は西島秀俊に似ていると言われてきたのではないかと思うくらい似ていた。

 

 

男性は向かい側の席に座っていたのだが、

視界に入った瞬間に

「!?西島秀俊がいる!?」と思うほどであった。

 

彼は少々無精ひげを生やし、

白いポロシャツにベージュの膝上丈のハーフパンツ、スリッポンという清潔感のあるラフな格好だったのだが、そのラフさが西島秀俊のオフ感を醸し出している。

 

西島秀俊か非西島秀俊か確認するためにチラ見していたが、非西島秀俊であることを確認した上で私は気づいてしまった。

 

「この人西島秀俊に寄せてきてるな」と。

 

おそらくだが何度も西島秀俊に似ていると言われてきたせいで、本人も自覚せざるを得なかったのだろう。

自分は西島秀俊に似ているんだ、と。

 

あえて自分から西島秀俊に似ているとは言わなさそうな控えめな雰囲気が漂っていたので、

自覚した上で無意識のうちに寄せてしまっているのだろうと思った。

 

髪型やひげ、服装など佇まいから私はそのように解釈した。

 

ところで、

この時同じ車内には竹内結子似を自称している女がいる。

 

私だ。

 

私も人生の中で何度か(あえて芸能人で言うなら)竹内結子に似ていると言われたことがある。

飲み会の席で芸能人で言えば誰に似てるか、という話題が出ることがあると思うが、

他人が「うーんうーん」としょうもないことに考えを巡らせてる時間が申し訳なくなるので、

早々に

竹内結子に似てるって言われます!」

と言うことにしている。

 

西島秀俊似の男性と目が合った。

西島秀俊似を自覚した上で無意識に寄せてきてる男と竹内結子似を自称する女の出会い。

ここから奇妙な運命が交錯(クロス)していく。

 

これは…

まぎれもなく始まる…

ストロベリーナイt

 

 

 

 

 

…いや私がその人を見てただけだしなんなら彼は子連れだった。

あとストロベリーナイト見たことないし。

だれかホクロの位置以外で竹内結子に似てるって言って下さい

 

 

 

 

安易なロールアップ is sin

 

ボトムを買おうとするとき、

「ロールアップしても可愛いんですよ〜」と勝手に裾をロールアップしてくる店員さんがいる。

 

 

声を大にして言いたい。

頼んでもいないのにロールアップするのはやめてくれ、と。

 

 

個人的にボトムのロールアップは敷居が高い。

一歩間違えれば(あくまで私主観での話)、

 

激ダサ

 

になる恐れがあるからだ。

 

 

長さ調節の為にロールアップして履くのは分かる。だがあえてのロールアップとなると体型とのバランスを取るのが難しいし、

この歳になるとカジュアルというより子どもっぽい雰囲気になってしまう場合が多い。

裏の柄が可愛いとかいっても大抵ときめかない。

 

個人的には足首が見えるくらいの丈が好きだし、それ以下でもそれ以上でもないのだ。

長ければ切るか買わない。

好みの丈を探して、納得して買おうとしているのだから、あえてロールアップされるいわれはないのだ。

 

なんかロールアップロールアップ言い過ぎて面倒くなってきた。

この辺でRUと表現することにしたい。

 

何が嫌って店員さんが善意でRUしてくれたのだから、

あたかもすごい良いじゃん!!って顔をして

「へぇ〜!!!」って言うのがもう面倒くさい。

かと言って「普段RUしないんで…」と場が冷めるようなことを言いたくもない。

 

店員さんはRUが正義だと思っている。

私のファッションの可能性を拡げようと一生懸命提案をしてくれている。

その気持ちは無下にしたくない。

 

試着した時に店員さんに見てもらう場合はそこそこ会話し心を通わせている状態なので、

RUされた後に如何に平和的に裾を元に戻すかを考えてしまう。

 

RUされた己の姿に耐えられないので一刻も早く戻したいが、あまりに早いと私がアンチRUであることを店員さんに悟られてしまう。

 

RUすることの価値を存分に感じた様に見せかけ、店員さんに微笑みかけながらそっと戻す。

 

 

面倒臭さすぎる。(お前がな)

 

 

なので安易なRUのレクチャーは頼むからやめて頂けないだろうか。

口頭での説明で十分なので…

 

 

 

 

やっぱり分からない

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