O様のmimiはROVERのmimi

誰にも見られていない前提で、穴に向かって呟くがごとく。

Sneeking mission

本日は某所でライブに行ってきました。ライブハウスのサイトを見ると、本日の欄は「プライベート」となっておりました。

なるほど。

さて現地に到着。…したはいいが、現地はつい最近できたばかりの巨大な商業施設&高層ビル群。そのせいか目的のライブハウスが埋もれてしまい迷うこと必至。しかし近くの警備員にサクっと訪ねて目的の場所に開場15分前に到着。頼まれ物をサクッと購入。

集まっているひとは老若男女、若きも年寄りも(私は年寄り組)いい感じにブレンドされた顔ぶれ。

小一時間後、定刻通りに開演。

このイベントはなんだかんだで3年ぶりとのこと。そっか、もうそんなに経つのね。そりゃ年も取るわ。

イベントのタイトルは「Today's Spcial」とのことで、どうもライブ自体をレストランのフルコースに例えて出し物(=歌、トーク)をしていこう、という趣旨のようで。最後には食べられちゃうんですかね。

衣装は黒のワンピースドレスに肩が出ている短丈袖と裾が緑という、なかなかにシックな装い。まあ、男の私にドレスの描写なんて無理っすわ。

というわけで最初の曲は「プラチナ」をふっつーに歌ってます。なるほど。なんでかってーと、「カードキャプターさくら」が20年ぶりに放映されるからとか。(新曲もタイアップされてるようで)

そのあとの曲は…、ええっと、「紅茶」に「オレンジとゆびきり」だっけ? 正直、憶えてられないんですよ…。

三曲歌って、トーク。今回のイベントの趣旨を改めて説明。「レストラン、reunionへようこそ」てな感じ。

reunion=再生=再会。てなわけでまずは別れなくてはいけないんですよ」とのっけから持ち味を発揮。

てなわけで、前菜というわけで別れの曲を三曲披露。(この時点ですでに曲を憶えてない…)

そのあとも何曲か歌ったあと、本日のスペシャルを披露。どうもイベントツアー会場ごとに違った催しをしていたようで、今会場の名古屋はなんと千秋楽なので、千秋楽なのに!(大事なことなので2度言いました)今までの会場でのメイキングムービーを三部作で流しました(個人的には、ちょっと手抜きじゃね? と思いました。まあ、こういうことを何のてらいもなくやれるのがご本人の真骨頂なんじゃないですかね)

そのなかで、どうもとある会場ではご本人検定なるものをやったようで、2会場合計で全問正解がなんと3人しかいないとご本人ご立腹。でもね、ご本人の性格からすると絶対に難しい問題ばかりだとおもいますよ。絶対にあの方、Sですよ。

そのあとはメインディッシュで新しめの歌を披露。

あ、トークの合間に、イベント恒例のアンケート披露。皆様、悲喜こもごもあったようで(こんな私にもあるんだからそりゃそうだ)、笑いあり、笑いあり、笑いあり。

今回のイベントでは自分名義のライブは違ってカバーを何曲か歌ってました。どうも映画「sing」にも登場していたようで、ケイティ・ペリー(だったかな?)の「fire works」をフルコーラスをカバー。長年英語歌詞も歌ってきたこともあって、取ってつけたような歌いかたではないのが圧巻。こういうところにやっぱり地力が見えますよね。素直にうまい、と思います。

最後もカバーの「悲しくてやりきれない」。これを悲しい歌に感じないご本人の感性にはホント脱帽。

あ、今思い出した。たぶん、オレンジとゆびきりだったと思うが、その歌詞に「踏切を越えたなんとか」ってのがあるらしい。で、菅野御大に歌詞を書いてみない、とオファーがあったとき、「まだ思春期なんで歌詞のダメだしはNGで。それなら書かせます」と事務所に言われたそう。でもいざ書いた歌詞には当初「踏切をこえたラーメン屋」という歌詞だったらしく、さすがの菅野御大も「ちょっとそれは…」と苦言を呈したそうで。ご本人も「よくぞ言ってくれた」と苦笑。

てなわけで、ファンならおなじみのオオトリ、「ポケットを空にして」と合唱して大団円。

となるはずが、アンコール鳴りやまず。イベント終了のアナウンスが流れているにも関わらずアンコール鳴りやまず。まさに根気比べ。

なんと負けたのは会場側。ぶつんとアナウンスが途切れ、ステージにライトが点灯。そしてご本人とバンドメンバーと一緒に再登場。ご本人も苦笑い。なんせアンコール曲は用意してなかったとのこと。で、なにかできる曲とバンドメンバー見て歌いだしたのが「マジックナンバー」おお! さすが千秋楽! こんなサプライズもあるもんなんですね。いやー、来てよかった!

てなわけでイベントは終了!

最後の最後で「初海外ライブ開催!」という初だし情報(本人談)。本人がいうんだから、この会場でが世界初だし。

なんか色々あったような気がするけど、憶えておりません。年なんで。

というわけで、今回はこのへんで。バイナラ。

農業の深淵

世間一般のいう農業とは何を指すんでしょうかね。
ここ何年か、「農業は元気だ」という内容のトピックやテレビ番組の企画を目にします。
でもそこに映っているのは畜産であったり畑作であったりします。そこには稲作(米作)は映っていません。
稲作農家は今ものすごく疲弊しております。
田んぼの最小単位は一反といいます。いわゆる、畦で区分けされた一区画のことです。
この一反でとれる米の量は米俵一俵です。米俵の重さは60kgです。あの広大な田んぼ一枚でたった60kgしか米がとれないのです。
野菜や家畜はそのものに対して付加価値をつけることができます(それはおおむね味に起因する品質の向上)
しかし米はこの付加価値をつけづらく、つけたとしても金銭を産みづらいものになっております。
ぶっちゃけ、米作っても農家は儲からないのです。
J〇が悪いとは全〇が悪いとかいろいろ言われておりますが(この話題にはあえて触れません)、実際問題、米を作っても儲かりません。span>日本の主食なのに日本の主食なのに(大事なことなので二度言いました)

植物工場というのも先進している企業では色々と研究されております。(デ〇〇〇ーのとある部署から直接問い合わせを受けて自社製品を売りました)

でもあの大企業ですら米作を行おうとはしませんでした。

いまメディアでいわれている農業には米作が含まれておりません。

この事実に私たち日本人は真摯に向き合う必要があるのかもしれません。

そして終にはあのセリフを言うんでしょうかね。

「パンがなかればケーキを食べればいい」

結局のところ

携帯電話の利用料金の引き下げを政府が要請することではないと思います。

実際に通信料自体は高いと個人的には思います。

ただし、この通信料自体は通信キャリアとしては「飯のタネ」なわけで、高止まりを維持しなければ自分たちが食いっぱぐれるわけです。これは家電メーカーと同じで、例えれば液晶テレビの価格下落はさながらナイアガラの滝のようです。32インチなどあのシャープ製ですら3万円以下で買えます。
1台3万円のテレビを3台売るのと、1台9万円のテレビを1台売るのとしたらメーカーとしてはどちらに重きを置くか、といえば当然のことながら後者でしょう。理由は簡単、買う人間(人口)は無限にはいないわけですから。

携帯電話の料金はこれ以上は下がらないと思います。翻ってLTEのような通信速度も必要としてません。しかしながら今更半分の通信速度で半額にする、ということはしないでしょう。それはDVDとブルーレイの普及率に似ているでしょう。
ある程度のクオリティが得られるならばそれ以上は求めなくなる、ということになれば一度でも価格を下げれば元のLTEの金額で通信速度が今の倍になったところで追随するユーザーはごく一部のマニアだけでしょう。それは4Kテレビが思うような普及をしていないのによく似ている気がします。

長々と語りましたが、この辺で。

それはガソリンのようなもの

今回、菅長官がいっているのは、たぶんですけど「高速通信使用料金」のことだと思います。いわゆるパケット通信料ですね。
でもね、ここを安くするということはどういうことか考えてみてください。
携帯電話会社の利益はどこで発生するのでしょうか。
iphoneという黒船が席捲している昨今、まさかこのiphoneを作っているのがauソフトバンクなどとは思っているひとはそうそうはいないと思います。
例えるなら、トヨタの車を作っているのはトヨタ自動車ですが、その車を販売しているのはトヨタ自動車自身ではないでしょう?
同じことで、携帯端末を製造しているのはアップルを筆頭にしたメーカーであり、携帯電話会社(通信キャリアといいます)がそれらのメーカーからこれは売りたい! と思った端末を仕入れるわけです。今この時代に至っては通信キャリアがこういうサービスをしたいのでこういった端末を作ってくれ、というものでしたが、アプリというオープンソースを基にしたプログラム(≒サービス)が今までのiモードのような特権的だったサービスを駆逐したことにほかなりません。
となると、まるで武士が特権をもっていた封建制度が崩壊した図式と同じような下剋上が携帯電話業界を襲ったわけです。それがいわゆるスマホショック、もしくはスマホインパクトというものです。

………嘘です。今作りました。

まあ、実際はサードインパクトでシンちゃんびっくりな出来事が携帯電話業界でおきたことは間違いありません。

さて、結局何が言いたいかというと、結局のところ通信キャリアというのは言ってみれば単なる端末販売者であり、言ってみれば自動車ディーラーとガソリンスタンドが一緒になったようなものです。ガソリンを売りたいがためにそれを消費する車を抱き合わせで販売する、みたいな。
じゃあ、その通信キャリアはどこで利益を得ているかというと、端末の販売利益というのはある程度あるでしょうが、基本的にはこのガソリン代=高速通信使用料ということになります。
先に申し上げると、iphoneを筆頭にスマホを使用している人はわかると思いますが、いわゆるスマホ割引のようなものが毎月適用されていると思います。ではこのスマホ割引が2年間で合計いくらになると思います? 毎月2,000円として24か月で48,000円。iphoneを一括購入するとわかるのですが、おおよそ8万~10万円になると思います。となると、48,000円は約半額となります。一瞬、「なんだよ、半分は利益じゃないか」というのは早計です。上でいったように通信キャリアはアップルなどのメーカーから仕入れているのです。その仕入れ値が差額よりも高かった場合、利益などまったくでない状態になるわけです。

それはまるでビックマックのように

さて、携帯電話の基本毎月の使用料の内訳について説明したいと思います。

今は携帯電話の料金体系の不透明さを是正するような措置がとられているので、今更というのもありますが一応は解説しておきましょう。
携帯電話の毎月の使用料が仮に10,000円だとします。

このうちの1,000円がまあ、いわゆる携帯電話の回線使用料だと思ってください。新幹線でいえば、これがホームにはいる入場券だと思ってください。
そのあとは新幹線に乗るための乗車券。これがパケ放題などの高速通信使用料だと思ってください。
最後に指定席orグリーン車への指定席料。これが人によって変わる端末代に当たります。端末代が安ければこの料金は総額で安くなります。逆にグリーン車のような高性能な端末だとその分高くなります。

そう考えれば携帯電話の料金体系はわかりやすくなると思います。結局のところ上から順に足した金額の合計、ということになります。

電話にでんわ

headlines.yahoo.co.jp
料金体系が不透明な商品の筆頭に挙げられている携帯電話。
10年ほど昔まで携帯電話業界にいましたので、この辺のカタクリというか仕組みというかマジックは色々と知っております。
まず最初に、「携帯電話」の「通信料」は相対的に高くありません。それをいうなら光回線も同等に引き下げを検討させるべきです。まあ天下のN〇Tが絡んでいる以上、今の自民党には到底無理なこととは思えますが。

携帯電話(手のひらサイズの時代ね)の黎明期、携帯電話は0円でまるで街角のティッシュ配りのようにばらまかれました。
この辺の仕組みは意外とシンプルです。
まず携帯電話を毎月使用するために「月額使用料」というのが設定されます。仮にこれが毎月5,000円とします。
もう一つの制度として「半年使ってくれるなら(≒解約しないなら)0円でお売りしますよ(0円なのに売るとはこれいかに)」という、いわゆる縛りをかけます。
あとは単純な算数です。携帯電話の端末代が仮に3万以下なら、5,000円x6か月で、7か月以上使用してもらったら携帯電話会社は利益がでるというわけです。
携帯電話という、ある意味生活に密着しているアイテムであるため、それがない生活がありえない、という人間が大多数いるという前提のもと、とりあえず消費者の手元に届けることを至上主義としてやってきたわけです。
上記の理由のもと、6か月間の利益を先食いしてでも普及に努めたわけです。
ただし、このばら撒き作戦は、先食いしている見込めるであろう利益が端末代をある一定期間で損益分利点を超えるという図式の元成立していたわけで、端末自体の高性能化による価格高騰は当然のことながらこの図式のバランスを大きく崩していくことになります。そのバランスを補うために、縛りの期間は1年になり、そして2年になったわけです。