原田秀雄の不動産情報その30
原田秀雄が不動産情報についてお伝えします。
本日も一人暮らしの方向けのノウハウについてお送りします。
テーマは「配達の受け取り方」について
一人暮らしをされているみなさん、こんにちは。突然ですがみなさん、アマゾンや楽天で商品を注文した時や、親からの仕送りをもらうときなど、どうやって受け取りをされていますか?おそらく、指定した時間に自宅に待機して、配達員さんをいつ来るかと待っておられる方がほとんどだと思います。でもそれって、けっこう面倒くさいですよね。次の予定が押してるのに全然荷物が来ないよ~とイライラすることも少なくないですよね。そこで声を高らかにして言わせてください。実は!もっといろんな受け取り方ができるんですよ~~!!というわけで今回は、一人暮らしの方向けに、配達物の受け取り方法についてお伝えしていきます。受け取り方法①「部屋の前に置いてもらう」
ぼくが荷物を頼んだ時は、毎回部屋のドアの外側に「宅配ありがとうございます。荷物はドアの前に置いておいてください」という旨を書いた紙を貼り、横にシャチハタの印鑑を置いています。とにかく、配達員を待っているのがめんどくさいんですよね。ぼくは気分で動きたいし、配達員に何度も持ってきてもらう結果になるのも嫌なので、1回で配達が終わるようにしています。でもこれ、荷物がなくなって会社の信用を損なうリスクがあるので、配達員の方から提案はできません。だからお願いする時もそれなりの覚悟はしておくべきですし、荷物がなくなったら自己責任です。そこは、お忘れなきよう・・・。ちなみにぼくはけっこう治安の良いところに住んでいるのでまったく問題ないのですが、暮らしていて、普段から治安が悪いと思うような場所でこれをやると、毎回荷物がなくなる結果になるかもしれないので気をつけてくださいね。受け取り方法②「コンビニで受け取る」
アマゾンや楽天など、大きなECサイトで商品を注文されたときは、コンビニを配達場所に指定することが可能です。また、クロネコヤマトや佐川急便などの運送会社を利用されたときも、送付状を書くときに、宛名を近くのコンビニにしてもらうと、コンビニで受け取りが可能になります。ECサイトを注文されたときの受け取り方法は、主にに2つ。1つ目は、サイトから送信されるバーコードをコンビニの店員さんに見せて支払う方法。2つ目は、送信される問い合わせ番号や認証番号をチケットの支払いなどでも利用する専用の機械に打ち込んで、出てくるレシートを見せて支払う方法です。ただ、コンビニによっては2つ目の方法でしか支払えない場合もあるので、支払いの前には必ず支払方法について確認してください。いずれも、カード支払いが可能ですよ。受け取りは24時間可能なので、日中仕事や用事で家を空けて、遅く帰ってくる一人暮らしの方にも嬉しい制度です。受け取り方法③「駅の宅配ボックスや購入した宅配ボックスを使う」
東京などの都会に行くと、楽天の宅配ボックスが、最近できてきています。一人暮らしで、昼間忙しいビジネスマンが、夜会社からの帰り道に配達物をもって帰れたら嬉しいですよね。その使い方ですが、商品をカートに入れ、お金を支払う前に、配送方法の選択からロッカーに入れてもらうよう指定します。そして、後からメールで届くパスワードを打ち込むことで、開けることができます。パスワード付きのメールは絶対になくさないようにしましょう。また、最近アマゾンで、配達用の宅配ボックスが売られているのをご存知でしょうか?宅配ボックスは、簡単に言うと大きい荷物が入れられるポストです。安いもので5千円台から、高くて8万円くらいのものまで売られています。安い物でもドアノブとワイヤーをダイヤル錠でつなぎ、破れにくい素材で作られているので、セキュリティレベルは高めです。使い方としては、印鑑をボックスにいれ、南京錠を開けた状態で置いておきます。そこに、荷物をもってきた配達員が荷物をいれ、配達票をいれて南京錠を閉めます。受け取るときは、南京錠の鍵を開けるだけ。めちゃくちゃ簡単です。しかし、宅配ボックスを置いても、入れてもらえないケースもあるのです。それは、表札が外に出ていない時。表札が出ていないと、転居の可能性があるので配達員は荷物を入れられないのです。それを防ぐ確率を上げるために、「不在時宅配ボックス希望」という一文を通販の支払いの際に住所欄に書いておくと、ほぼ確実に入れてくれます。受け取り方法④「宅配ボックスのある家に住む」
最近では、宅配ボックス付きのアパートやマンションが多くなってきています。宅配ボックスを買わなくてもいいのはお手軽ですよね。ただ、宅配ボックスの使用料は管理費に含まれているため、家賃が少し高くなります。家賃は出来るだけ安く済ませたい…という方は、個人で宅配ボックスを買って設置するのがいいかもしれません。最後に
いままで自宅待機で受け取りをされていたみなさま、いかがでしたでしょうか?これで、みなさんの生活のなかのストレスが一つ減れば幸いです。それでは!
都心部や街中だと宅配BOXがあるところは多いですが、
まだ宅配BOXのない場所も数多くあります。
そういった物件に移り住むことを考えたとき
どのように対応するか
今一度こちらを参考にして考えてみてください。
原田秀雄の不動産情報でした。
原田秀雄の不動産情報その29
原田秀雄が本日も、不動産情報についてお話致します。
本日のお話はキッチン周りの整理について
一人暮らしを始める方等、
キッチンで何か料理しようと思ってもスペースがなかったりすると
やる気が削がれますよね。
そこで収納についてお話致します。
キッチンの引き出し収納術!キレイに収納するコツを紹介!
毎日使用するキッチン。引き出しがごちゃごちゃしていると家事をやる気が出ませんよね。大きい物から小さい物まで様々なキッチン用品があり、きちんと引き出しに収納するのは意外と難しいものです。しかし、キッチンの引き出しやシンク下には見落としがちなデッドスペースがあり、そこを上手く使うと使い勝手がいいキッチンになるんです。そこで今回、キッチンの引き出し収納術と、キレイに収納するコツをご紹介します。
【キッチンの引き出し収納術】
キッチンの引き出しにキッチン用品を収納する際は、まず使用頻度や取り出しやすさを考えます。フライパンやお鍋、調味料は使用頻度の高い物なので、取り出しやすく仕舞いやすい場所に収納します。また調理器具を引き出しに入れると意外とかさばりスペースをとってしまうので、ワンアクションで取り出しや収納が出来る吊り下げ収納が便利です。<フライパン>
100均等で販売されている書類ケースにフライパンを立てて収納すると、片手で取り出せて便利です。意外な工夫で、調理がしやすくなりますね。<調味料>
調味料は液状や粉状といった様々な種類がありますよね。収納する際は、よく使用する調味料とあまり使用しない調味料をプラケースに分けると使いやすいです。また調理中に使用する事が多いので、出来るだけ高い位置に収納するのもポイントです。<調理器具>
コンロ付近の壁や棚の下に、突っ張り棒やポールを取り付けます。そこにS字フックを取り付け、フライ返しやピーラー等使用頻度の高い調理器具を吊り下げ収納します。吊り下げ収納だと使用したいアイテムが一目でわかり、洗った後も自然乾燥出来るのでおススメです。【見落としがちなデッドスペース活用法】
<100均突っ張り棒とワイヤーネットで自作棚を>
シンク下の引き出しにフライパンや調味料を収納すると、上のほうにデッドスペースが出来る事が多いです。このスペースを使わなければ非常に勿体ないので、100均の突っ張り棒とワイヤーネットを使用して自作の棚を作ります。2本の突っ張り棒に結束バンドでワイヤーネットを固定し、デッドスペースに取り付ければ完成です。あまり強度はないので、ラップやアルミホイルといった軽い物を収納して下さいね。【キレイに収納するコツ】
キッチンの引き出しやシンク下をキレイに収納するコツは、あまり色々詰め込まずゆとりを持たせる事です。キレイに収納しているつもりでも、ゆとりがなければ目的以外の物まで取り出さなくてはならず、ストレスになる事も。またシンク下の排水パイプ回りに物を沢山置くと、排水パイプの破損や水漏れな際の異臭等トラブルの元になります。基本的にパイプ回りはスペースを空け、月に一度はシンク下の掃除をして清潔に保ちましょう。いかがでしたか?常にキレイに収納されたキッチンの引き出しは、憧れますよね。またキレイに収納された引き出しは使い勝手が良く、家事もはかどると思います。使用頻度の高い物を動線に合わせて引き出しに収納し、100均用品も上手く活用してキレイに収納して下さいね。
いかがでしょうか?
DIYで自分オリジナルのキッチンを作り上げてみたりするのも良いかもしれません
原田秀雄の不動産情報でした。
原田秀雄の不動産情報その28
原田秀雄です。
本日の不動産オススメのお話は、、、
一人暮らしの方必見
ロフト付き賃貸物件の使い方についてです。
一人暮らしの方必見!ロフト付き賃貸住宅のすゝめ
初めての一人暮らしだと、どんなお部屋を借りるのか迷ってしまいますよね。間取りの広さや設備・条件の充実度などこだわれる部分は、無限大です。折角なら、理想通りのお部屋に住みたいですよね。そんな中で、秘密基地のような気分が味わえる「ロフト付き賃貸住宅」に憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、ロフト付き賃貸住宅に憧れる人向けに、ロフトを有効活用するおすすめの方法について紹介致します。
ロフトの有効活用法①:おしゃれな収納スペースにする。
ロフトの良さの1つは、人の目線より高い位置に空間があること。片付けが苦手だと言う人も、普段使わないものをロフトにおいておけば、室内がすっきりしますね。とはいえ、乱雑に置いてしまっては、折角のロフトが勿体ないです。カラーボックスやインテリアなどを活用して、ロフトを自分好みに飾ってみましょう。ロフトの有効活用法②:寝室にする。
ロフトの使い方として特におすすめなのが、「寝室」として活用すること。寝室を人にあまり見られたくないという人にはうってつけですね。また、お休みの日に急な来客があっても、片付けに慌てることもありません。ただ、夏や冬といったシーズンには暑さ・寒さ対策が必要となるため、注意しましょう。本格的な寝室として使うのではなく、気分転換のためのお昼寝スペースとして使っても良さそうですね。ロフトの有効活用法③:自分の趣味スペースにしてしまう
漫画やDVDなどついつい好きな作品をまとめ買いしてしまったものの、置き場所に悩むという人は、ぜひロフトを活用して自分の趣味スペースを作ってみましょう。本棚やラックに漫画やDVDを収納し、ミニテレビやくつろぐためのログやクッションなどを用意してしまえば、趣味に没頭できる趣味スペースの出来上がりです。360度趣味のものに囲まれたら、それだけでテンション上がってしまいますね。勿論、漫画やDVDだけでなく、自分自身の趣味に合わせてあなただけの趣味スペースを作ってみて下さい。いろいろな活用法のあるロフト付き賃貸住宅。これから一人暮らしを考えている人は、ぜひロフト付き賃貸住宅も候補に入れてみて下さいね。そしてロフト付き賃貸住宅に引っ越したら、自分自身のライフスタイルや好みに合わせてカスタマイズし、オリジナルのロフト空間を楽しんでいきましょう!
どのように使いたいかは人により異なるかもしれませんが、
狭いようであれば収納スペースに
狭い場所が好きな方は物を少なめにおいて
人の目を気にしないほっこりスペースにするのもありかもしれません。
自分の秘密基地のようなロフトはいくらでも有効に使えると思うので
ロフト付きをお考えの方はそこについてもしっかり考えてみてください。
原田秀雄の不動産オススメ情報でした。
原田秀雄の不動産情報その27
原田秀雄です。
今日の不動産情報はお掃除グッズについて
これさえあれば一人暮らしでも掃除が楽しくなるかもしれません。
これでアナタもお掃除上手!毎日のお掃除が楽しくなるグッズ6選!
毎日の家事の中でもめんどくさい事の一つが、お掃除ではないでしょうか。しかしお掃除をしなければ汚れや埃が溜まり、どんどん生活環境が悪化しますよね。住み良い環境とは整理整頓された部屋、と言うように掃除は日常の中でも大切な家事の中の一つです。そんな掃除を楽しくするには、自分でモチベーションを上げる必要があります。そこで、今回は毎日のお掃除が楽しくなるグッズをご紹介します。掃除を楽しくするグッズ①:掃除する度に楽しい気持ちに!可愛いデザインのゴム手袋
キッチン掃除やお風呂掃除の際、刺激の強い薬剤を使う時にはゴム手袋を着用しますよね。一般的にゴム手袋と言えば、カラーは様々ありますが、シンプルで可愛いとは程遠い物。しかし探してみると、実はデザイン性の高い商品が沢山販売されているではありませんか。カラーはもちろんの事、リボンや柄等種類が様々あり、掃除をするのが楽しみになるかもしれません。また耐久性も問題なく、実用性・デザイン性共に納得するはずです。掃除以外にもガーデニング等の水仕事に使えるのも嬉しいですね。掃除を楽しくするグッズ②:家事の必需品!ブラシやスポンジをチェンジ!
家事の必需品と言えば、ブラシやスポンジではないでしょうか。掃除や食器洗い等、毎日使いますよね。そのスポンジを可愛い物にチェンジすると、家事が楽しくなるはずです。値段も手ごろで、100均にもデザイン性の高い商品が多数ありますよ。可愛いブラシやスポンジなら、お子様も進んでお手伝いしてくれるかもしれませんね。またチョコンと出しっぱなしにしておいても、ちょっとしたインテリアになるのが嬉しいですよね。掃除を楽しくするグッズ③:デザイン豊富!ハンディモップ
ちょっとした埃を取るのに役立つハンディモップ。埃など汚れが気になる時に、サッと使えるのが魅力的です。そんなハンディモップですが、様々なデザインの物が販売されているんです。動物が描かれた物やカラフルな物など、選ぶのに悩んでしまいそうです。モップ部分は汚れたら洗って繰り返し使えるので、経済的ですよね。またデザイン性が高いと、置きっぱなしでもインテリアとして存在感をアピール出来ますよ。
いかがでしょうか?
自分のマイベストお掃除グッズを持っておくと
これからの生活がもっと楽しくなりそうです。
原田秀雄の不動産情報でした。
原田秀雄の不動産情報その26
原田秀雄が本日も不動産情報についてお伝えします。
今日のお題、敷金について
これを中心にお話しさせていただきます。
敷金とはなにか?
賃貸住宅を借りる際に家賃の1~3ヶ月程度必要なことが多い「敷金」。
そもそも敷金とは、正確にはどういったお金なのでしょうか。
敷金は、法律で「賃料その他の賃貸借契約上の様々な債務を担保する目的で賃借人が貸借人に対して交付する停止条件付きの返済債務を伴う金銭※」と定められています。
※民法619条及び判例
わかりやすく説明すると、賃貸物件の家主が家賃の滞納リスクや、人に貸すことで壊されたり汚されたりするリスクに対して補てん・保全するために事前に預かるお金です。
そのため、リスクが生じなかった場合、つまり『「通常に使用した場合」には返金される』お金、となります。
返金されなかった敷金は、借主が主要因で明らかに通常の使用では生じない汚れの清掃や破損箇所の補修等に使われます。
賃貸借契約上では「原状回復」をするという表現も多くのケースで見受けられます。敷金を返金してもらう上で、この「通常に使用した場合」と「原状回復」の解釈がとても重要になります。「返す・返さない」でトラブルが生じてしまうのも、この2つの言葉の解釈の違いです。「通常の使用」でわかれる原状回復義務の内容
国土交通省では「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」という文書を定めています。
このガイドラインでは、「原状回復」と「通常の使用」を下記のように定義しています。
原状回復とは
「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」あり、その費用は賃借人、つまり物件を借りる側の負担としています。
通常の使用とは
一般的定義は困難であるため、次のような区分で、賃貸人と賃借人の負担の考え方を明確にしています。
A:賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても、発生すると考えられるもの
B:賃借人の住まい方、使い方次第で発生したり、しなかったりすると考えられるもの(明らかに通常の使用などによる結果とは言えないもの)
この場合、B、および基本的にはAであるがその後の手入れ等賃借人の管理が悪く、損耗等が発生または拡大したと考えられるものには原状回復義務があるとしています。
つまり「原状回復」とは、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではなく、経年での劣化や明らかに賃借人だからこそ生じた損害でない場合は「通常の使用」であり、家主・貸主が負担するべきということです。
具体的には家具を設置したことによる床の凹みや、ポスターを貼ったことによるクロスの変色、タバコのヤニ、網戸の貼替えや次の貸借人募集のための全体クリーニングなども家主側の負担と定めています。
しかし、例えば畳にジュースをこぼすということ自体は通常の使用をしていればあって当然と考えられますが、こぼしたまま清掃しないために生じたカビやシミなど、その後の対処を怠った場合については借りている人の責任としています。
また、壁に釘やビスを打ったり、ペットが柱を引っ掻いたり、あらかじめ考えられていた照明器具ではない器具を設置したことによって生じた穴は、通常の使用と言えないものにあたると考えられ、敷金を用いて修復される内容となります。ローカルルールが存在する敷金
ここまでは、法律上の話やガイドラインの観点で説明してきました。
注意すべき点は、ガイドラインが法律ではない、ということです。
法律的な制約がないため、異なる解釈で対応する家主・不動産業者も少なくありません。関東と関西とで微妙に敷金の扱い方や解釈が違うといったローカルルールも存在し、トラブルが多い一因と言えます。
例えば、関東では敷金の他に礼金という返金されないお金が必要になることがありますが、関西では礼金という言葉は使われない事が多く、敷金の一部が返済されない「敷引き」という慣習があります。
あたりまえのように、敷金は返済されるのが前提だと思って契約したら、実は敷引きでの契約だった!というような失敗がないように、これまでの自分の常識やガイドラインだけで判断をするのではなく、必ず賃貸契約の前に敷金の扱い方がどのようになっているかを確認する必要があります。トラブルを避け、敷金を返してもらうために
原状回復と通常の使用の解釈は、あくまでもガイドラインであり、必ずしも家主や不動産業者がこの文書に沿った契約を提示するとは限りません。
逆に言えば、トラブルや考え方にズレがあるからこそそのトラブル回避のために生まれたガイドラインですので、不明確な表記がされているようであれば、契約前にしっかりと確認をするようにしましょう。
また、敷金0円で契約したは良いけれど、いざ明け渡しするとなったら借りた時点の状態に戻すという特約がついており、多額の原状回復費用を請求された!というケースも見受けられます。
契約に敷金や原状回復・通常の使用に関する特約などが付いていないかなどの確認も怠らないように注意してください。
居住中の使い方は、神経質になる必要はありませんが、可能な限り汚さない事・壊さない事がやはり一番です。しかし、ガイドラインにもあるように居住していれば汚れてしまうのは通常の使用の範囲内です。その汚した後の対処をしっかりしておくという事が最も重要になりますのでこまめに掃除しましょう。
また、明渡し時の部屋の印象、清潔感も重要です。
家主や不動産業者が部屋に入った瞬間に、思っていたより綺麗と思われるか、思っていたよりも汚いと思われるかで敷金の戻り方にも影響が出ると心得ましょう。
退去直前には自分で出来る範囲の掃除やクリーニングは念入りに。最後はやはり人間関係と信頼関係
いくら国交省のガイドラインがあったり、賃貸借契約書があったとしても、敷金の取り扱いには10人いれば10人の解釈が存在します。
最後に頼りになるのはやはり信頼関係です。
お金を払っているとは言え、人様のものを借りているという意識は大切です。綺麗に使うということを心がけ、もし汚してしまった場合でも適切に対処をすれば、きっと家主や不動産業者とも信頼関係を築くことができます。
そうすれば、もし何かの行き違いが生じても、きっと大きなトラブルになることなく解決されていくでしょう。
賃貸にはつきものの敷金・礼金
その実態をきちんと把握した上で
余計に費用を取られないよう気を付けましょう。
以上、本日の不動産情報でした。
原田秀雄
原田秀雄の不動産情報その25
原田秀雄です。
本日も不動産情報をアップしていきます。
今回は25回目。間取りのSって何?問疑問にお答えします!
間取り図のSとは?
ネットや情報誌で1Kや1LDKや1SLDKや色々な間取りがありますが、えっ?と思うこともありませんか?
LDKや和室はわかるけども"S"って何?と。
今日は当たり前のように使われている間取りにでてくるローマ字を解説します。間取り図にでてくる"S"とは?
間取り図に出てくる"S"とはサービスルームと呼ばれるものです。
居室ではないサービスルームと呼ばれるものを知るためにはまずは建築基準法が認める居室が何かを知る必要があります。
建築基準法上で"居室"として認められるのは採光の基準をクリアしないといけません。
建築基準法28条を見てみます。
- 住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室(居住のための居室、学校の教室、病院の病室その他 これらに類するものとして政令で定めるものに限る。)には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対し て、住宅にあつては七分の一以上、その他の建築物にあつては五分の一から十分の一までの間において政令で定める割合以上としなければならない。ただし、地 階若しくは地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室その他用途上やむを得ない居室については、この 限りでない。
出典:wiki books
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%9F%BA%E6%BA%96%E6%B3%95%E7%AC%AC28%E6%9D%A1"人が住む居室としては基本的には採光がとれなければいけない。採光の面積は居室の床面積の1/7以上でなければならない。"と書いています。
もっと簡単にいえば窓面積が居室面積の1/7以上でなくてはならないということです。
色々表記があるので、確かに知識として覚えておくと便利ですね!
以上
原田秀雄の不動産情報でした。
原田秀雄の不動産情報その24
原田秀雄の不動産情報24回目です。
本日も不動産情報を発信していきたいと思います!
フリーレントとは?メリットやデメリット!【意味や仕組み】 | お部屋探し初心者向けのコツや知識まとめ|Rooch(ルーチ)
フリーレントとは何なのか、フリーレントのメリット・デメリットなど、フリーレントの仕組みを一から理解して、賢くお得に借りられるように知識をつけていきましょう。
フリーレントとは?
フリーレントとは「無料で借りる」という意味で、入居後1〜3ヶ月程度の家賃を無料とする契約形態です。具体例を用いて説明します。
http://home.adpark.co.jp/contents/freerent/
例えば、家賃10万円の賃貸マンションを2年間(24ヶ月)で借りたとき、家賃総額は10万円×24ヶ月で計240万円となります。これが入居後1ヶ月のフリーレントならば、家賃総額は10万円×23ヶ月で230万円となります。
フリーレントになった10万円を24ヶ月で割ると、1ヶ月あたり4166円お得になります。つまり、1ヶ月あたりの家賃が約9万6千円になったとも例えられます。
しかし「家賃の支払いが免除されるの?やった!」と素直に喜べる反面、実際はデメリットもいくつかあります。
フリーレントを利用するときのデメリット
フリーレントの説明をして、借り手側のメリットは、初期費用が安く抑えられることとお分かりになったかと思いますが、すべて楽観視していいというわけではありません。以下のようなデメリットがあります。
途中解約すると違約金を請求される
フリーレント契約では、仮に期間内に解約した場合に違約金の請求や、フリーレント期間相当分の賃料支払いなどを求められます。
フリーレントは定期契約
フリーレントの期間だけ住まれて出て行かれたら、大家さんの収入が無いのと同じですので、簡単に退去させないような抑止力として、一定期間住むことを契約させているのです。つまり、フリーレント契約すると、簡単には転居できないという事です。
フリーレントで管理費・共益費はお得にならない
たまに勘違いされる方がいるので、念のためお伝えしますが、フリーレントはあくまで「家賃を無料とする契約形態」です。その他の「管理費」「共益費」などは変わらず発生します。
大家がわざわざフリーレントにするメリットって?
大家さん側は収入が減るだけに思えますが、大家さんにもちゃんとメリットがあります。
大家さんにとって賃貸物件の空室があるのは悩みの種です。どうにかして部屋を借りてほしいと思っています。
単純に空室を早く埋めるのであれば、毎月の家賃を下げるほうが手っ取り早いですが、既に入居している住人から「私の賃料も下げてくれ」という不平が出ることも考えられます。
そこでフリーレントが効果的なのです。フリーレントであれば表面上の賃料はそのままで、実質的に入居者の賃料を抑えてあげることができます。
数ヵ月分の家賃収入の損失はあるものの、既存住人から不平や値下げ要求をされる心配もなく、敷金・礼金などを無くさなくても入居率を上げられるのことがメリットになります。
フリーレント物件はなかなか紹介されない
フリーレント物件は、不動産屋で探せますが、なかなか街の不動産屋では紹介してくれないのが現状です。理由は、フリーレント物件には、私達借り手側が契約した際に、大家から不動産屋に払われる「広告料」が無いことが多いからです。
大家さんもフリーレントにすることで、収入が少し減るので、不動産屋に広告料を払う余裕がないのです。広告料がないなら、不動産屋も、広告料があるお部屋を紹介した方が利益になると考えるので、なかなか紹介してくれないのです。
一定期間はそこに住むという確定したものがあれば、フリーレントは利用する側にとってメリットが大きいですね!
フリーレントを探したい場合はいろんなアプリも出ているようなので、そこで探すのもいいかもしれませんね!
原田秀雄の不動産情報でした。