基本情報技術者試験に落ちたから愚痴と後悔を書く
基本情報落ちました。
受験したのは今日でしたが、手応えと解答速報で確信。
費やした三ヶ月はなんだったんだろうと言うくらい午後試験がボロボロでした。
元々、会社がITに力を入れだしたこともあり、上司が受けるから君も受けなよ!の圧力に屈し巻き添えをくらい渋々(嫌々)の受験でしたが、受けるからには合格したかった。
ただ、費やした三ヶ月と書いたものの、スケジュールを書き出してみると二ヶ月弱な気もしなくもない。
敗因その① 計画性の無いスケジュール
【7月】一通りいろんなサイトでオススメされている書籍を集める。午前の過去問を解き始めるものの、あまり理解できない。
【8月】夏休み半分を図書館で過ごし、「キタミ式基本情報技術者」を一冊読み終える。午前の正答率が上がってくる。
【9月前半】アルゴリズムの勉強をはじめる。くじける。
【9月中旬】口癖がアルゴリズムむりみざわに変わる。
【9月下旬】表計算の存在を思い出し、テキストを進める。20代の貴重な夏が勉強だけで終わってしまったことに絶望を感じてしまう。
【10月】午後の選択問題の存在の仕組みをやっと知る。DB、ソフトウェア設計、マネジメントは早々に決めるがあと一つで難航。
【試験2週間前】アルゴリズムがやっと実を結び始めた気がするが、30分で解くのがキツイ。それでもちょっと楽しくなってくる。休日は東大生並の勉強時間で勉強する。
【試験1週間前】三連休だったのでみっちりスケジュールを立てるが、初日に関東、東海に甚大な被害をもたらした台風19号直撃。死を覚悟するがなんとか生き延びる。勉強どころじゃない。
そして悟りを開く。
「生きているだけでもう十分じゃないか」
勉強に身が入らなくなる。
【試験前日】実は誕生日。ケーキでなくカップラーメンを食べながら、一週間前の三連休勉強できなかったことを後悔しつつ前回の過去問を一通り解く。午後の正答率70%。これは問題次第ではイケルでぇとテンション上がる。
【試験日】試験会場に行こうと階段を降りて足が攣る。嫌な予感が駆け巡る。
こうしてみると、表計算の勉強を始めるのが9月の終わりだったり、選択問題の勉強も不足していたり悟りを開いたり、午後の勉強を始めるのが遅かった感がありますね。
敗因その② ヤマがことごとく外れる
過去問を問いていてなんとなく傾向が掴めてくるので、その分野で苦手箇所を潰そうとする・・・勉強法として大きく間違っては無いと思うんですが、その“分野”が出てこなかった。
- セキュリティ:公開鍵や秘密鍵を中心に勉強 → 出題されたのはテレワークについて(ほぼネットワーク(苦手))
- ハードウェア:今回こそはハードウェアかと予想し、機械語命令や浮動小数点を極める → 出ない
- ソフトウェア:プロセス管理や仮想記憶なら高得点を取れていた → スレッドでした
基本情報はあまりヤマをはると痛い目を見ますね。
敗因その③ これが答えだ→見直し→いや、やっぱこっちか…→不正解
これが少なくとも3問ありました。
ちなみに午前でもこのパターンがありました。
解答が揺らぐのは確固たる知識が無いからなんですよね。
いやでもこれ変えなければギリ合格いけたかいややっぱ無理かみたいな瀬戸際にいるので余計悔しいです。
敗因その④ 比較的時間をかけたはずのアルゴリズムが得点源になっていない
これが一番悔しい。
約20本程アルゴリズムを読んで解いてを繰り返しましたが、私の頭脳ではその数では足りなかったようです。
全体的に勉強不足でした。
お金も、やりたいことも、誕生日も犠牲にして、エンジニアになるわけでもないのに、どうせ落ちるなら午前だけ勉強していればよかった、午後試験に時間を費やさなければよかったとやさぐれMAXです。
唯一良かったのは、自分に朝から夜までずっと勉強できる集中力があったことを知れたことです。
学生の時より集中していたかもしれない。
あと午前は合格したので、上司から大目玉を食らわないこと、
上司が落ちて私が受かった時の空気が怖いので、それが無くなったことくらいですかね。
はい、それくらい。
費やした時間は戻ってこない。
次受けるか受けないかは会社からの圧力次第(歯向かう気は無い)。