ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【サッカー】アーセナルとマンチェスター・シティの熾烈なプレミア覇権争い!!ヨーロッパサッカーはクライマックスへ!!

プレミアリーグの優勝争いがアツい!!☆

 

プレミアリーグは残り1試合。

マンチェスター・シティは消化試合が1試合少なかったので、残り2試合ですが、今週のプレミアリーグアーセナルマンチェスター・シティが共に勝ち点3をゲットしたので、来週開催の最終節まで優勝争いがもつれることが確定しています。

今日の深夜に未消化分の試合、トッテナムVSマンチェスター・シティがありますが、ここでシティが勝ち点を落とすようなことがあると面白い展開になりますがどうなるか・・・。

 

ただ、シティは絶好調で今週のアウェイのフラム戦で4-0の快勝。

試合観てましたが、強すぎ。

調子を落とした時期もありましたが、終盤にかけてギアを上げてきていますね。

特にデ・ブライネと、フォーデンがヤバすぎます。

 

遠藤所属のリヴァプールが失速して優勝争いから脱落してしまったのは残念でしたが、アーセナルの劇的な逆転優勝に期待したいです!!

アーセナルもシティに負けじと好調で、目下4連勝中。

今節はアウェイでマンチェスター・ユナイテッドに1-0と勝利しました。

ビラに負けた時はそのままズルズルいくかと思いましたが、しっかりと立て直して、トッテナムとユナイテッド相手にアウェイで勝利したのは見事。

シティが圧倒的有利な状況ですが、優勝に期待したいです。

 

アーセナルの冨安はここ4試合連続先発出場で、この日はフル出場で勝利に貢献しました。

怪我しやすいのが難点ではあるのですが、コンディションさえ整っていれば世界でもトップクラスのDFであることを証明しています。

ユナイテッド戦でも、状況をみて中央に入ったり、サイドに戻ったりして、機能していました。

1対1の守備でも負けず、ビルドアップも正確でチームに欠かせない選手であることを再認識させられました。

 

来シーズンは長期離脱なくフル稼働して欲しいですね~。

そのためにも、パリオリンピックオーバーエイジの召集は控えて欲しいのですが(;^ω^)

代表で無理して、長期離脱するパターンが多すぎな気が・・・。

来シーズンは両サイドバックこなせるティンバーが怪我から復帰するので、サイドバックのレギュラー争いが今季より熾烈になると思いますので、コンディションを万全にしてほしいところです。


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☆日本人選手の動向、リーグ戦の優勝チーム、チャンピオンズリーグ

 

シーズンも終盤に差し掛かり、ちらほら移籍の噂も出ていますが、日本人選手も欧州のマーケットの中で注目を浴びています。

今、注目を浴びているのがやはりこの人、久保建英

リヴァプール移籍の噂が絶えず、ここ2試合怪我でもないのにスタメン落ちしていることもあって、移籍の噂が加速しています。

ただ、慣れ親しんだスペインを出るのはリスクもありますし、大きな決断になると思います。


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オランダAZの菅原もステップアップが噂される日本人選手の1人。

圧倒的な攻撃力で、ヨーロッパのマーケットの注目の的になっています。

インテルやブライトン、ブンデスのクラブの噂がありますが果たして・・・。

 

伊藤にバイエルン移籍の噂もあったり、パリ世代の鈴木唯人も最近の大活躍で注目されているようですね。

国内の若手選手も松木をはじめ移籍の噂もあるので、楽しみです。


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プレミアリーグは優勝争いが白熱していますが、スペインでは早々にレアル・マドリーが優勝を決め、セリエAではインテルがぶっちぎりで優勝、ドイツではレヴァークーゼンがいまだ無敗で優勝を決めました。

1チームが独走したり、同じチームが連覇したりして終盤は優勝争いが盛り上がらないのはヨーロッパサッカーの欠点かもですね(;^ω^)

まぁ、CLの出場権争いなどもありますが・・・。

 

チャンピオンズリーグは決勝戦レアル・マドリーVSボルシア・ドルトムント

ドルトムントが決勝までくるとは意外。

プレミアリーグのチームがベスト8で姿を消したのも驚きでした。

推しのバルセロナもベスト8で敗退・・・。

 

ちなみに来シーズンからチャンピオンズリーグのレギュレーションが大きく変わるようですね。

グループリーグの代わりに、リーグ戦の総当たりみたいな形になって、ちょっと複雑な形になります。

 

シーズンオフは、ユーロ2024、パリオリンピックもありますが、プレミアリーグの優勝争いの行方を楽しみに見届けたいです!!

 

 

 

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【アニメ】『鬼滅の刃 柱稽古編』が放送開始!!『怪獣8号』のアニメがめっちゃ面白い!!

☆『鬼滅の刃 柱稽古編』がさすがのクオリティ!!☆

 

待ちに待った『鬼滅の刃 柱稽古編』が昨日から放送開始になりました!!

初回は1時間スペシャルで、冒頭10分ぐらいがアニオリシーンで、めっちゃ良かったっす!!

さすがの超絶神作画!!

少年漫画で不人気のことが多い、いわゆる「修行エピソード」ですが、退屈させられません。

 

アニオリの風柱・不死川と蛇柱・伊黒の共闘シーンも良かったですね~。

のちの無限城への伏線となるいい感じのエピソードでした。

ここまで、2人の戦闘シーンが描かれなかったのでその意味でも興味深かったです!!

 

5月半ばという半端な時期に始まった『鬼滅の刃 柱稽古編』ですが、7~8話ぐらいで、6月終わりに終了となりそうですね。

そのまま『無限城編』へと、TVアニメの2クール目で突入するのか?

それとも映画で完結まで突っ走るのか?

その後の展開にも目が離せませんね!!

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そして主題歌はMY FIRST STORY×HYDE『夢幻』です!!

疾走感あるかっこええナンバーっすね!!

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第2話もたのしみやでっ!!


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☆『怪獣8号』が予想以上にめちゃくちゃ面白い件について☆

 

以前当ブログでもご紹介したアニメ『怪獣8号』

春アニメとして4月から放送開始していますが、思ってた以上に面白くてハマってます!!

hiro0706chang.hatenablog.com

 

原作も読んでますが、アニメ化して、原作の良さをされに引き出している感じがします。

アクションシーンのスピード感とかめっちゃええ感じッスわ。


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バトル要素以外にも、オッサンになっても夢を追い続けるとか、仲間との絆とか、しっかり少年漫画要素あっていい感じっす!!

少年漫画っつーか、中年漫画かも(笑)

主題歌もかっこよし!!

映像も超絶美麗すぎ。


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ダークヒーロー大好きな、ダークヒロ氏ですが、怪獣討伐の隊員なのにうっかり怪獣になっちゃった日比野カフカの今後が気になります。

主人公の名前がカフカって、カフカの『変身』とかけたりしてるか、してないのか?

 

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【雑記】ダブル母の日!!

☆今日は母の日☆

 

今日は母の日でした。

実家の母にはプレゼントも送っていましたが、息子たちをと一緒に朝からプチ帰省しました。

高速道路を使って車で1時間半。

まぁ、お手頃な距離ですね。

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ランチはどこに行こうか迷いましたが、西予市にいい感じのイタリアンがあったので、予約して行きました。

お店の名前は、マテリアーレ・ダ・クイで、めっちゃいいお店でした~。

土砂降りの中、歩いていった甲斐があった!!

母もめっちゃ喜んでいて、良かったです♪

tabelog.com

 

ランチは1500円のコースのみで前菜と、自家製のパンと、パスタ。

前菜が地元の食材をふんだんに使ったもので、とてもボリュームがあって美味しかったです!!

いやー、もうこの前菜の時点でみんな大満足。

想像以上のお味でした。

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この日のパスタはひき肉のパスタでした。

味もしっかりついていて夢のように美味しかったです♪

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西予市は、愛媛県の中でも田舎なのですが、最近良さげなレストランやカフェができていて要注目です。

お店は若いご夫婦がされていましたが、接客もとても感じが良くて、また行ってみたいと思えるお店でした☆

って、母の日ネタなのかグルメレポなのかよくわからない感じになりましたが、やはり女性をもてなすには美味しい食事が不可欠なのだと再認識しました。

 

 

 

☆2つめの母の日☆

 

朝8:20に家を出発して、10:00に実家に着。

コーヒーを飲んで、談笑し、11:40にはランチのお店に到着。

実家で弟の母の日のプレゼントのモンブランのケーキを食い散らかし、スーパーでもうひとつの母の日の準備をして帰宅しました。

留守番をしていた妻の母の日です。

 

まぁ、正確には僕の母じゃないんですけどね(笑)

ささやかなご馳走と、いつもよりちょっといいビールと、カーネーションを買って帰りました。

いや、子供たちに自発的にやってほしいんですが、いつもやらせみたいに僕が準備していますがこれどーなん?

 

まぁ、でもプレモル飲めて奥様はご満悦のようでしたので、良かったかと思います。

そんなヒロ家のダブル母の日でした♪

 

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【フィットネス】ボディコンバットで楽しくエクササイズ!!得意のフックをお見舞いするぜ!!

☆最近またボディコンバット行っている☆

 

はい、ひさびさにジムネタです。

最近、ジム関連の記事をあまり書いていなかったのですが、行ってなかったのではなくて、むしろ日常になりすぎて自分的にネタとしての新鮮さがなかったのがその理由ですね(笑)

以前のように週に5回とかは行けてないですが、まぁ2日に1回は行っているし、スタジオレッスンも行ける時はU-BOUNDもボディコンバットも行っています。

 

ただ、他のプログラムは時間の都合なんかもあってあまり行けてなくて、黙々とこの2つのプログラムを極めている感じですね。

初期はへっぽこでしたが、特にU-BOUNDのほうはなかなかに猛者レベルになってきたと思います。

そして、ここ最近やっぱボディコンバットって面白いな~って思って力を入れています。

今週は2回行ったし(笑)

 

ちなみにボディコンバットとはレズミルズのエクササイズプログラムのひとつで、格闘技の動きを取り入れたエクササイズのことです。

ノリノリの曲に合わせながら、パンチやキックを繰り出すエクササイズなのですよ。


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☆ヒロ氏が得意なアレと苦手なアレ

 

ずっとやってると苦手な動きと、得意な動きがわかってきます。

ヒロ氏は、あれこれ複雑な動きで、激しくても単純な動きが得意だったりします。

 

複雑な動きはパンチを3発打った後に、バックキックして、正面に回し蹴りとかコンビネーションでいろいろやるやつです。

アホなんでいろいろやるとこんがらがるんですよ。

そうするとみんながキックしているタイミングに豪快にアッパーとかかましてめっちゃ赤面するハメになるとです・・・。

 

単純で激しい動きだったら全然OKで、とにかくパンチ打ちまくるとか、ずっと膝げりしまくるとか、ステップ踏みまくるとかはキレキレでやってます。

単純な動きのキレとスタミナじゃ負けへんで!!

ジャンプキックでも、誰よりも高く飛ぶことを意識しています。

愛媛の怪鳥ここにあり。

 

パンチはフックがイチバン得意ですね!!

めっちゃ腰を回転させて、巻き込むように脇を開いてスイングする。

相手の首を吹っ飛ばすぐらいの勢いでパンチを放っています。

イメージはボクシング漫画『はじめの一歩』の一歩のフック。

フック打つときはテンション上がるので、そろそろフック船長とかいうあだ名がついてしまうかもしれません。

 

パンチは手打ちじゃなくて、体全身を使って体重を乗せることを意識してみてます。

まぁ、シャドーではあるのですが、そのほうがフォームもそれらしくなりますしね!!

キックも相手のどのあたりにヒットさせるのか、意識して蹴っています。

 

45分で小休止を挟みながらほぼノンストップで殴る、蹴る、跳ぶ、ステップを踏むと激しく動きまくり。

終わる頃には汗だくになります。

しんどくても、最後の方はアドレナリン出まくりでめちゃくちゃ楽しいです!!

 

そこそこ動けるようになってはきましたが、もっと鋭い動きをできるように頑張りたいッス!!

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【映画】『アルファヴィル』~ゴダール監督が描く人工知能が支配するディストピア~

1、作品の概要

 

アルファヴィル』は、1965年に公開されたフランスの映画。

監督はジャン=リュック・ゴダール

主演は、エディ・コンスタンティーヌ

アンナ・カリーナが出演している。

上映時間は99分。

第15回ベルリン国際映画祭で、最高賞である金熊賞を受賞した。

未来の都市・アルファヴィルで、人工知能に支配され、感情をなくした人々の姿を描いた。

2024年5月現在U-NEXTで配信中。

 

 

 

2、あらすじ

 

今より先の未来。

人工知能に支配され、感情をなくした都市・アルファヴィル

シークレット・エージェントのレミー・コーション(エディ・コンスタンティーヌ)は、ジャーナリストを偽り潜入していた。

任務は、失踪したエージェントのアンリ・ディクソンを探すこと、アルファヴィルを造ったフォン・ブラウン教授の身柄を確保すること、そして可能なら都市を支配する人工知能アルファ60を破壊すること。

教授の娘であるナターシャ(アンナ・カリーナ)と接触したレミーは彼女と行動を共にするが・・・。


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3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ

 

村上春樹の長編小説『アフターダーク』に出てくる、物語上重要な場所である新宿のラブホテル・アルファヴィル

ゴダール監督の『アルファヴィル』にちなんでつけられた名前だという話が作中でされていて、興味を持ちました。

映画を観たあとで、村上春樹がこのラブホテルの名前をアルファヴィルにしたことに強烈なアイロニーを感じますし、まあさすがのひねくれセンスだなと思います。

たしか作中で、マリが映画『アルファヴィル』を語るシーンがあったかと思いますが、日本でゴダール監督の代表作でもない『アルファヴィル』を観たことがある高校生って何人ぐらいいるんでしょうね(笑)

Xでフォローさせて頂いている方もおススメされていて、興味が湧いて観てみました。

ゴダール監督の作品は、難解で理解が及ばないところもありますが、なんか好きです。

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4、感想

 

銀河系の首都であるアルファヴィル

人工知能・アルファ60に支配された街。

とってもSF的な話ではありますが、映画の中で例えば宇宙船が出てきてワープしたり、タコみたいな宇宙人が出てくることもなく、フツーにパリで撮影されています。

なんかそのあたりが、ゴダール監督の言うところの「半SF」的な所以なのでしょうかね?

 

登場人物も限られていますし、そこまで多くの場所に行くわけでもなく限られた範囲で物語が展開していきます。

まず冒頭のシーンで、レミーがチェックインしたホテルの部屋のドタバタがヌーヴェルヴァーグっぽくていいっすね。

誘惑婦、謎の刺客。

めっちゃ銃撃戦やりつつ淡々としていてシュール。

 

「元気です。ありがとう。どういたしまして」というセリフがヒロインのナターシャをはじめ多くの登場人物から話されるが、これはある種のディスコミュニケーションのあらわれてであるように思います。

本当は、相手との言葉のキャッチボールで発せられるべき言葉たちが、集約されて完結してしまっている。

現代でも「ヤバい」「ウザい」みたいな言葉で多様であるはずのコミュニケーションが完結されて、美しく多彩である筈のたくさんの表現やことばが廃れていってしまっていますが、少しアルファヴィルと重なるように思いました。

そのうち、誰かに送るLINEの文面もAIが考えてくれるようになるし、すでに現代においてもAIの支配が始まって島ているのかもしれませんね。

 

アルファ60の独特な不思議な音声。

散りばめられたたくさんの言葉。

芸術の排除。

感情を露呈したものの処刑。

 

イメージが先行していますが、憂鬱な未来を予見しているかのように思えます。

そして、やはりアンナ・カリーナの美しさは圧倒的。

ただのアップのシーンなどでも、名画を眺めているような気分にさせられました。



 

5、終わりに

 

ってか、調べてたら1965年7月に『アルファヴィル』が公開して、11月に『気狂いピエロ』が公開されたんすねぇ・・・。

いやいやいやいや。

オッペンハイマー』と『ダンケルク』を同じ年に公開しちゃいましたぐらいのインパクト?

凄すぎでしょ!!

ゴダール監督の作品、『勝手にしやがれ』とかまだ観てない作品ばかりなので観てみたいです~。

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【オカルト】異世界について!!こことは違う世界は実在するのか!?

異世界は存在するのか!?物理学とオカルト☆

 

矢追純一稲川淳二水木しげる・・・。の

昭和のオカルト3賢者ともいうべき巨匠たちをマッドリスペクトするオカルト大好き中年が送る今回のオカルト記事は異世界についてです。

もう46歳にもなって、またこんなバカなことを言っているのかとお思いかもしれませんが、いやはやこれもなかなか興味深いテーマですぞ。

昨日、村上龍五分後の世界』の記事を書いていて思いついたテーマでもありました。

 

ただ最先端の物理学ってちょっとオカルトな側面もあるようで、世界は多面的に重なり合って存在しているみたいな理論もあるようですね。

中村文則の『教団X』でも紹介されていましたが、宇宙の大半を構成する暗黒物質もそう考えると説明できる部分もあるみたいです。

 

宇多田ヒカルの新曲『何色でもない花』の歌詞の一節。

ああ 名高い学者によると

僕らは幻らしいけど

っていのがありますが、これ聴いた時に「ホログラフィック理論やん!!」って思いました。

 

ホログラフィック理論は、最新の物理学の理論で、3次元に見える宇宙や我々は実はホログラムのように描かれたものだというトンデモ理論。

いや、怖すぎやで。

「この現実世界にあるモノ・コトのすべては、どこか遠くにある二次元平面に書き込まれたデータの投影にすぎない」

いや、とんでもないこと言ってますね!!

ただこれを提唱しているのがオカルト雑誌「ムー」の編集長ではなくて、ノーベル賞も受賞している最先端の物理学者だというのですからヤバすぎっすね。

我らが中村文則パイセンもこのホログラフィック理論に言及してます。

 

ちょっと、というかだいぶ話も逸れましたが、この世界にあるすべてが2次元の投影のようなものだとしたら、異世界があるとしても「ふーん」ってなるぐらいの陳腐であり得る話に思えてきませんか?

それだけまだまだ宇宙は謎に満ちていて、最先端の物理学と想像がクロスオーバーするぐらいに未解明な部分が多いのです。

 

 

 

異世界に行って帰ってきたエピソード☆

 

いやいや、異世界がどうのとか言っているけど、実在する証明はあんの?

って思われるそこのアナタ!!

そんなものは一切ありません!!

まぁ、でもあったら面白いなぁ、っていうフワッとした感じですよ。

 

ただ、信じるかどうかは別として古今東西異世界に紛れ込んだ人たちのエピソードは枚挙に暇がありません。

そんな異世界エピソードの中でも世界的に有名なのがキングオブ異世界エピソードと言ううべきものがバミューダトライアングルです。

 

バミューダトライアングルとは中南米あたりの海域で、ここで100年目から飛行機や船の消失事件が多いのです。

2015年にはアメリカの貨物船が消息不明になり、船は見つかったものの乗組員は全員いなくなっていたり、2017年には小型機が消息不明になっているようです。

この海域には異界の入り口があるのでは、とまことしやかに囁かれています。

ちなみにこのバミューダトライアングルは、ドラえもんの映画『のび太の海底奇岩城』でも触れられています。

 

日本でも、異世界のエピソードがたくさんあります。

いわゆる神隠がそれです。

神隠しと言えば、『千と千尋の神隠し』ですが、あれも異界に紛れ込んで帰還した話だと思います。

 

日本で古来からよく伝えられている神隠しは、ある日突然トイレに入った夫が消えていなくなり、10年後にひょっこり昔と変わらぬ姿で帰ってきて、天狗に連れられて旅をしていたと語った。

みたいな話があります。

ここで特徴的なのは、昔と同じ姿で戻ってくるという点でどことなく、浦島太郎を彷彿とさせるような話でもあります。

 

オカルト研究家・ヒロ氏の見解によると異世界に迷い込む要素は二つあって、土地と迷い込む人間のメンタリティです。

土地としては磁場が強いような土地、メンタリティとしては「どこか遠くに行きたい」みたいに思っている人間がある日消えてしまったりしてしまうようです。

実に面白い。

某・福山雅治的に言えばそんな感じでしょうか。

まぁ、口減らしやら、自殺やら、なんやかんやもあったのでしょうが・・・。

 

最近では「きさらぎ駅」の話なんてのもあって、映画はまぁチープなホラーですが、2chの話はちょっと興味深いっすね。

異世界に行ってもネットは繋がるのか?ってのもありますが(笑)

他にもネットで異世界を体験して帰ってきた話を読むと、日本みたいだけど言語が通じなくて、文字もこちらの世界と違っているみたいなことが書かれていますね。

ちなみにこんな硬貨の話もあったりして、現実に存在しない紙幣が出てきた話なんかも聞いたことがあります。

「こんな記念硬貨は存在しない」「異世界の硬貨っぽい」 10年前に発見された「謎の記念コイン」にTwitter民騒然、財務省・造幣局を取材して成分分析してみた(1/3 ページ) - ねとらぼ (itmedia.co.jp)

 

いやー、面白いっすね。

オジサンになってもこの手の話はなんかワクワクするなぁ~。

ちょっと、行ってみたい気がしますね。

このブログが1か月ぐらい更新されなかったら、「ああ、ヒロは異世界に行ってしまったのだなぁ」と思ってください(笑)

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【本】村上龍『五分後の世界』

1、作品の概要

 

五分後の世界』は村上龍の長編小説。

1994年3月に幻冬舎より刊行された。

書下ろし。

文庫本で293ページ。

続編に『ヒュウガ・ウィルス 五分後の世界Ⅱ』が刊行されている。

2001年に同名で、PS2でゲーム化され、監修・原作を作者の村上龍が務めた。

人口26万人に減り分割統治された異世界の日本でゲリラとして地下に潜伏しながら国連と戦い続ける国民兵士たち、そこへ五分後の異世界から小田桐が迷い込む。

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2、あらすじ

 

ジョギングをしていた小田桐は、いつの間にか五分後の異世界に迷い込み、スパイの嫌疑をかけられて投獄される。

そこはロシア、アメリカ、イギリス、中国に分割統治された異世界の日本だった。

広島と長崎に原爆が落とされたあとも戦い続けた日本人はわずか26万人まで減り、アンダークラウンドと呼ばれる地下に籠り、国民兵士と呼ばれる世界一のゲリラ兵士として戦い続けていた。

獄中から屋外の労働へと送られた小田桐はそこで国連兵士との激しい戦闘に巻き込まれて、国民兵士と共闘しつつなんとか生き残る。

そして、地下司令部へと案内された小田桐は自らが知る日本人とは違う彼らの誇り高き姿と、凄惨な敗戦の歴史を知る。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

26年前ぐらい、大学生の時に読んで衝撃を受けた作品のひとつがこの『五分後の世界』でした。

この頃の村上龍は「小説家」として研ぎ澄まされていて本当に凄かった。

彼の今を否定するわけではないけど、現在は純粋な「小説家」というよりもっと広義な存在に変容しているように思います。

彼にとって、読者にとって、それが進化なのかは別として彼のキャリアや仕事を俯瞰してみるに「小説家」としてやりたいことはこの時期にやり尽くしてしまったのかなとも思います。

 

当時の日本社会を風刺するような強烈な毒のある文章も爽快で痺れていました。

ちょっとやり過ぎな感じもあるけど、とにかく文章に、言葉に、物語に力があったように思います。

2000年代も『半島を出よ』など素晴らしい作品を多く書いていますが、『五分後の世界』は村上龍という作家にとって間違いなく代表作となる小説であり、僕の青春時代を

(そんなに鮮やかな色彩ではないにせよ)彩った物語です。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

「気づいたら異世界の日本にいて、兵士として戦ってみた件について」みたいな、まぁ転生はしていないけど、異世界SFです。

でも、日本の分割統治については実際に第2次世界大戦で連合国が画策していたものをモデルにしているようで、今読んでいるとあり得ない話ではなかったことがわかり寒気が走りました。

実際に北方領土にしたって、ロシアが条約を破ってどさくさに紛れて占領しましたし、北海道も危なかったみたいですし、沖縄もアメリカの米軍基地の問題が大きかったりと、リアリティを感じる部分がありました。

 

もし、沖縄を見殺しにし、広島、長崎と原爆を落とされたあとに降伏しなかったら、本土決戦が行われていたら・・・。

そんな寒気がするようなifが描かれているのが『五分後の世界』であり、しかしそのような犠牲を払ったからこそ異世界での日本人は、現実の日本人とはかけ離れた誇り高い民族へと進化しているという姿を描いていました。

さすがに戦闘国家として世界から一目置かれる存在になり、ゲリラ戦において最強というのはぶっとんでいますが、現代の日本への風刺も相まって強烈なメッセージが籠められているようでした。

 

この頃の村上龍はまるで侍のようで、さながら刀の代わりに文章を振るっているように僕には見えました。

多少過剰であったり、的外れであったりしたとしても、文章と言葉に力がありました。

文学と表現で壊れて変質してしまった日本と日本人を嘆き、批判することで、何かを変えたいと本気で思っているような姿勢がみられたように思います。

 

根っからの反逆児。

体制に対してもはっきりとNOと言えるカッコよさがこの時期の龍には漂っていたように思います。

サッカー選手の中田英寿とこの時期とても懇意にしていたのもわかるような気がしますね。

 

村上龍は、その当時の(現在もさほど変わっていないのかもしれませんが)日本の社会と日本人のどのような部分に怒りを感じていたのでしょうか?

それは、危機感の欠如、自分の好きなものを自分で選べない無個性さ、何かを迅速に決められない意志の弱さなどだったのだと思います。

対照的にアンダーグラウンドの日本人は常に国家の滅亡と隣り合わせの危機感を持ち、確固たるアイデンティティを持って誇り高く生き、シンプルに物事を決定しながら生きていました。

その姿はまるでかつてこの国にいた侍たちのようでもあり、もしかつての侍のような日本人たちがグローバルに立ち回っていたらこういうふうにもなり得るのではないかという姿にも見えました。

 

極東の島国だった故に他国に侵略されて、文化や言語を奪われて、民族が壊滅する危機に瀕したことがない日本。

五分後の世界』で描かれたのはGHQによる統治ではなく、徹底的な侵略で国土を焦土とされた日本国でした。

しかし、その国家存亡の危機から民族として国家として大事な誇りと危機管理を学んだ『五分後の世界』における日本人と、敗戦後に侵略でなくアメリカに飼いならされる形でのGHQの統治を受けた現実の日本との痛烈なギャップを感じます。

牙を抜かれた侍たちの末裔。

 

ただバブルが弾けたとは言え、まだまだ輸出産業が盛んでモノづくり大国・日本として隆盛を誇っていた経済大国ニッポン。

ジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言ったのも今は昔。

車も家電製品も携帯電話の産業も衰退し、他国の後塵を拝しています。

唯一、漫画とアニメだけは素晴らしいですが・・・。

円安になったら日本経済は復活するとか言っていた奴は一発ずつ殴ってやりたいッス(笑)

 

あっ、だいぶ脱線しましたが『五分後の世界』は、そんな村上龍の当時の日本社会への憤りが率直かつ辛辣に表現されていると思います。

主人公の小田桐は、危機意識が高く、未知の困難な状況でも冷静に行動できるゲリラとしての資質があります。

ゲリラとしての最大の資質はなにか?

それは生き延びること。

作中でそんな小田桐の本質が研ぎ澄まされていくのがわかります。

 

戦闘中のシーンでは過酷で残虐なシーンが多く、だいぶ刺激が強め。

爆薬匂い、寒さ、飢え、噴き出す血、死臭に溢れています。

そこで逆に活性化される何か。

小田桐はこっちのほうが性に合うみたいなことを言っていましたが、ラストで時計を5分進めて『五分後の世界』の時間に合わせたのは、こちら側の世界で生きていく決意表明だったのでしょうか?

 

 

 

5、終わりに

 

だいぶ血なまぐさくてグロい描写も多いですが、とても面白い作品でした。

小田桐の立ち振る舞いに、なんとなくGANTZの玄野を思い出しました。

「生き残る」ことに特化した、平常時では決して露見し得ない特殊な才能。

玄野もいいゲリラになれそうですね(笑)

 

やっぱりこの90年代あたりの村上龍は良いな~。

他の作品も読み直してみたいっす。

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