あいすみません

早期退職?セミリタイヤ?・・・いやいやダウンシフトです!「筋トレ」「読書」「映画&音楽&スポーツ鑑賞」で心身を整えています。

仁義なきギックリ腰・・・痛みには、さらしを巻け!

秋の花粉症・・・来てますね。少し前に「来る!」っていうホラー?映画がありましたね、あの映画はあまり出来が良くなかったですが、今年も秋の花粉症、本気で来てます。私のようなベテランで重症の患者になると、花粉の粒がハッキリと見えますから、襲い掛かってくる感じ。

と言う事で!花粉症でくしゃみしたら、ぎっくり腰になった事を先週書きました。整形外科で「今は我慢する」という素晴らしい診断をいただいたので、我慢しようとしたのですが、翌日には激痛で歩けなくなり我慢できない、という状況にまでおちいってしまいました。

仕方が無いので別の整形外科に行くことにしました。この整形外科、道中毎日見かけていたのですが、リハビリに力を入れ若いスタッフも多く、近所のじーちゃんやおばあさん達の憩いの場(社交場)のようにみえたので、若手?の私は敬遠しておりました。しかし!この激痛から逃れられるのであれば、悪魔とも取引します状態の私としては、行ってみるという選択しかありません。

社交場の中に恐る恐る一歩足を踏み入れ、先ずは診察。別の医者でしました「くしゃみでギックリ腰・・・クー」という同じ説明を繰り返した後、処置室へ。そこにさっそうと現れたリハビリのスタッフが一言「さらしを巻きましょう」。さらし・・・ですか。高倉健さんや菅原文太さんを思い出し、脳内で『仁義なき戦い』の音楽が鳴る昭和の私。スタッフ曰く「今の状況は痛みを抑える事が重要なので、さらしで固定する」とのこと。私は悪魔と契約してます、どうぞ何でもやってください状態ですので、さらしを巻いてもらいました。巻いてる間中、今度は頭の中で『包丁一本・・・さらしに巻いて・・・旅へ出るのも・・♫♫」と昔の歌が聞こえていました。私は何でこんな古い歌詞、知ってるんだろう?この病院の患者の中では若手の私とは言え、もう50代後半ですので仕方が無いか。ちなみに後でタイトルをググったところ『月の法善寺横町』という昭和35年の歌でした。さらしの後は、コルセットでさらに固定。飲み薬は、ロキソニンよりも強いという、ボルタレンの飲み薬をもらいました。これで痛みとの戦いの準備は整いました。後は安静あるのみ。

わが生涯最悪のギックリ腰・・・そして一進一退の後、6日後にようやく痛みが抜けました。ひねりと動きの中でまだ痛みが出る事もありますが、普通の動きはできるようになったのです。効くね!さらし!!

今回の教訓・・・最初からさらしを巻けば、ここまで悪化しなかった。医者の選択も間違えた。医師により対応が全然違うのね、ギックリ腰は標準治療は無いのかな?と言う事で!ギックリ腰の痛みには、さらしを巻け!60歳になる直前で知ることができた、家庭の医学でした!あ~死ぬかと思った・・・トホホ。

(それでは・・・あいすみません)

秋の花粉症でくしゃみしたら、ギックリ腰・・・マジで死にそう

恒例の秋の花粉症シーズンがやってきました。昔は春だけだったのですが、この10年で秋も花粉症の症状が出るようになってしまったのです。残りは灼熱の真夏と極寒の真冬のみ・・・私はいったい、どうやって生きていけばよいのか?

 

そんな秋の花粉症のある日、いつも通り大きなくしゃみをしたわけです。トイレで。その瞬間!!!腰に激痛が走り、見事にぎっくり腰になりました。いやぁ~素晴らしい。演技的には100点満点のぎっくり腰。くしゃみ・・・痛!!という感じでした。

 

それからは、腰をかばいつつ、市販の鎮痛湿布を購入し、騙し騙し生きてきたのですが、症状が少し軽くなると、くしゃみのせいで激痛となるという、にっちもサッチもいかない状態となってしまいました。立って激痛、座って悶絶、寝ても覚めても・・・地獄の日々。

 

一週間が経ち悪化の一方なので(悪化=激痛という意味)、近所の接骨院に行ってみました・・・その結果は?・・・行く意味ありません。とにかく痛いので周りをほぐしても、針をうたれても、気休めにしかなりません。

 

仕方が無い、どうせ何も治療できないだろう、とは思いつつも今度は整形外科へ。いやぁ~助かった大復活!・・・何て事はあるわけなく、予想通り。レントゲンして骨に異常なし、あとは耐えるしかないという結果になりました。

 

と言う事で!現在は近所の調剤薬局で鎮痛剤ロキソニンを購入し、地獄の痛みを耐えております。くしゃみの恐怖に怯えながら。この恐怖はホラー映画に例えるなら『エクソシスト』級ですね。最高の恐怖。ちなみにロキソニンは<ロキソニンSプレミアム>を購入しました。私の今の痛みは、十分プライスレスな激痛なので、プレミアムだろうという判断です。本当に意味があるのか?このプレミアムに。あってくれ!!!

 

というわけで・・・プレミアムなロキソニンを飲みながら、激しく強い痛みにひたすら耐えるという、セレブな上級国民感を味わっております。秋の花粉症は、例年10月半ばの最初の寒波が来るとき迄続くので、先は長く気絶しそう・・・マジでプレミアムなトホホの日々なわけです。あ~痛い。

(それでは・・・あいすみません)

コロナワクチン2回目接種完了

打ってきましたワクチン2回目。1回目の時点で副反応は5Gがつながりまくった以外は無く(ワッハハハハハ・・・)、問題ございませんでした。

そうだ!なぜか?接種後の夜からアメリカ映画「アイ・アム・レジェンド」を無性に観たくなり、DVDを引っ張り出して久々に見直しました。これはたぶんワクチンの副反応かな?どんな映画かっていいますと?癌などの重病を治すワクチンがアメリカで開発され国民に使用したところ、みんな知性が退化し夜行性の吸血ゾンビみたいな状態になり人々を襲って喰い始める。ロックダウン(滅亡?)されたニューヨークにたったひとりウィル・スミスが生き残りサバイブするという、愛と涙と感動の名作です。「いやぁ~泣いた泣いた」特に廃墟となったレンタルビデオ屋でのシーンなんて・・・涙。その後は映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「悪魔の墓場」「ミミック」などが無性に観たくて観たくて死にそうになる・・・みたいなこともなく無事でございます。

 

そして3週間が経ちました。2回目の接種です。今回の副反応はいかに?

①熱は翌朝36.9でした(平熱より若干上昇)

②夜中から腰や背中などの関節の痛みは強く出ました

③眠れなかった

④腕は強い打撲と同じ痛み

という感じでしょうか。熱は出ませんでしたが関節痛は高熱時と同様のひどさ。翌朝カロナールを飲んじゃいました。鎮痛剤として。

あとは・・・そうだ!身体に薄いシールドの幕ができたのが素晴らしい・・・でも、このシールドはなぜか私にしか見えない・・・嘘です。今回は、まだこの映画みなければ苦しい・・・という症状は出てません。

ということで!これで10日ほどで免疫ができるそうなので、普通の生活に戻れるように祈ってます。皆さんもご無事で!

(それでは・・・あいすみません)


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2021年第2Qの 読書録

2021年の4月から6月の読書録です。最近気分が乗らず伸び悩んでおります。本より動画配信になってる感じです・・・反省。
4月
パードレはもういない(上下)/ハヤカワ文庫HM/サンドローネ・ダツィエーリ著
=数年積読状態だったイタリアのミステリー3部作読了です。1冊目が一番面白かったかな?相対的に良い3部作でしたが。
 
マリアビートル / 角川書店刊/ 伊坂幸太郎
東北新幹線の車内が舞台のアクション・コメディ?です。ブラッド・ピット、真田博之で映画化というニュースを読み、先に本読んでおこうと購入即着手しました。伊坂さんの本は15年位前かな?グラスホッパーとか数冊読んでおりますが、やはり面白い。映画も楽しみ(東海道新幹線が舞台になるらしい?)
 
=警察捜査モノで後半ホラーになるという最近のキングの流れを組む小説です。あの『ミスターメルセデス』ビル・ホッジス三部作の重要人物も再登場かつ大活躍。好きな作品でした。購入即読了、徹夜本。大満足。
 
開かれた瞳孔 / ハーパーBOOKS刊/ カリン・スローター著
=カリン・スローターは前から読んでみようかな?と思っていた作家なのですが、ようやく手を出せました。前にサイコスリラー大ブーム有りましたよね、映画でも小説でも。小説と映画化でトマス・ハリスがあって、映画『セブン』のデビッド・フィンチャーが人気になって。その流れを組む本作は、平均点かと思います。この作家の本は沢山出てますので、他も読んでから評価したいです。
 
1970年代のプログレ /ワニブックス/ 馬庭教二著
=本屋で見かけて買っちゃいました。これはディスク・ガイドではなく、著者のプログレ体験&思い出の本でした。
 
電撃‼︎スパイ映画の謎/フットワーク出版社刊/ ナイト・ストーカーズ編著
=20年くらい前の本を、2年位前に浦和の古本市で見つけて買ってました。何で買ったんだろう?厚い小説が続いたので軽い読書がしたいと思い読みました。中身は・・・。
 
アメリカ・ハードボイルド紀行/研究社刊/ 小鷹信光
=こちらも古書店でみつけて購入。著者は松田優作の『探偵物語』の原作者です。アメリカのサブカル好きの方向け。
 
5月
ベストセラーはもういらない/VOYAGER刊/ 秦隆司著
=電子ではなく書籍で購入。これも20年位前かな?西武百貨店にあったWAVEという書店で『アメリカン・ブック・ジャム』という同人誌に近い季刊誌がありました。日本未刊のアメリカの小説や出版業界のことを取材している雑誌です。その編集長が出した、アメリカの書店や出版業界の紹介本です。ビジネス書ではありません。
 
プログ・ミュージック・ディスク・ガイド/Pヴァイン刊 / 高橋祐希監修
=大好きなディスク・ガイド本。しかも最新のプログレです。70年代ではなく、2000年代のディスクガイドや解説は少ないので、とても重要な本です。わたしは未聴のバンドや作品を順番にamazon musicで検索して聴くのが最近のマイブームです。為になる本。
 
三時間の導線(上下) / ハヤカワ文庫HM/アンデシュ・ルースルンド著
=シリーズ内シリーズの3作目。3秒間⇒30分⇒3時間ときましたので、次は3日間かな?未読の方は、ぜったい『3秒間の死角』から読むことをお勧めします。3秒間は映画化もされていてamazonプライムで視聴できます。映画は60点の出来ですが、ひどい映画化ではありません。
 
ラッシュその軌跡と栄光/シンコーミュージック/ 笹川孝司編
=カナダのプログレ&ハードロック・バンドのRUSHのディスク・ガイド本です。わたしはRUSH初体験は、1980年の『パーマネント・ウェイヴス(Permanent Waves)』でしたから、もう41年も前、高校生でした。口ずさめる曲はないのですが、複雑な構成かつ演奏が上手いというのは学生ながらに解り、好んで聴いていた覚えがあります。LPは手放しましたがCDで再購入して今でも聴いてます。
 
6月
ウォッチメイカー(上下)/文春文庫刊ジェフリー・ディーヴァー
ニューヨーク市警のリンカーン・ライムシリーズの再読です。このシリーズはどれも面白いのですが、この作品は評論家から最高傑作と言われることが多い。知的な犯人との息が詰まる攻防を堪能できます。
 
ミステリアム / ハーパーBOOKS刊/ ディーン・クーンツ著
=クーンツの新作を見かけて、懐かしくなり購入。80年代のスティーヴン・キングのライバルですね。モダンホラーというジャンルありましたよね。この作品は知性のある犬が主人公・・・といえば『ウォッチャーズ』です。昔読みました文春文庫で。本作は『ウォッチャーズ』の続編みたいな流れを持ちつつ『戦慄のシャドー・ファイヤー』の要素を加えた感じです。80年代の作品と比較するとキレは無いです、創りも甘い。でもクーンツが昔好きだった方は、押さえておいても良いと思います。クーンツ読んだことが無くて、モダンホラー好きの方は、上記2冊を先に読むことをお勧めします。
 
以上です。6月以降は実は7月も読書量が伸びてないです。サッカーのEUROを観ていたせいもあります。プレミア・ファンなので最初からイングランド押しでした。残念。
今度はオリンピックか~。IOC嫌いなんだよなぁ、主権侵害されている感じがして。でも始まれば観ちゃうかな?
(それでは・・・あいすみません)

遂にコロナワクチン1回目接種完了

コロナワクチン・・・ついに55歳以上の私にも案内葉書が来ましたので、早速申し込んで1回目の接種をしてきました。以前インフルエンザのワクチンを職域で接種した時に、見事にインフルエンザにかかりましたので過度な期待はしておりません。でも、外出、外食、買い物、お出かけ等がままならないまま、これ以上時間が過ぎると、街の経済や人生の活動が壊滅してしまいます。とくに若い人達が人生の一番良いとき、一番稼げるときに、制約されてかわいそう。海外の状況を確認しても、このワクチンは自分も社会も接種するほうが得と考え、積極的に申し込みました。

最近はワクチン不足で予約が取りにくくなったようですが、6月に葉書が着後すぐに申し込んだときは、サクサクと予約できました。大規模会場ではなく、近所の町医者です。ファイザーでした(別にどっちでも良いです)。

接種後の状況は・・・

1:腕は痛いです。筋トレをさぼってしまい、1か月ぶりに負荷かけた時の筋肉のイメージ。翌日が最悪ですが、3日で治りました。

2:発熱、頭痛はありませんでした。

3:5Gが直接つながる身体に変化したかは内緒です。

4:金属が身体に磁石のように張り付くようになったかも秘密です。

3と4は後日動画で報告します・・・???(嘘!)

ということで1回目は世間一般の報告通りの状況です。問題は2回目ですよね。かなりの確率で頭痛と発熱が50代でもあるらしいので。通勤が無い身ですので、接種後は何も予定を入れずに、netflixでも観ようと思います。(オリンピックはIOCがムカつくから、絶対にテレビでも観ないぞ・・・といいつつ、サッカーやバスケ、野球等は始まったら観戦し応援しちゃうだろうな、ちくしょう!自民党の思うつぼ??)と言う事で、ワクチン1回目の報告でした。

(それでは・・・あいすみません)

 

 

 

わが五十肩治療記

1年半ほど前から肩の激痛がMAX状態となり、苦しんでおりました。しかも両肩。

①上も後ろも横も、まったく稼働しないどころか、激痛で悶絶

②起きても激痛、寝てても激痛、寝返りうったらまた悶絶。

③シャッツやジャケットが痛くて着れない、袖を通す時に悶絶

④普段の生活が困難なので筋トレ無理、力を入れたり肩を動かすと悶絶

・・・こんな感じでしょうか。全米No1の大ヒット級の激痛悶絶です。そこで!抜本的に!本気で!マジで!治療に取り組んでみた、この1年の記録です。

 治療その1:肩関節専門外来へGO!

先ずは整形外科の『肩関節専門外来』というやつを、都内北部にある大きな総合病院に見つけたので行ってみました。期待しますよね、『肩関節専門外来』ですから、まさに私の為の専門病院。

DAY1=肩のレントゲンを行い、先生の診察

「五十肩の注射しましょう・・・ブスッ!」

まったく治りませんでした

DAY2=先生診察

「もう一度別の位置で注射しましょう・・・ブスッ!」

まったく治りませんでした

DAY3=先生診察

「効きませんか・・・ウーム、普通効くんですけどね。よし!ではMRIで検査しましょう」

DAY4=MRI検査後、先生診察

「見た限り筋肉などの断裂も無いので、何でしょうかね。これ以上は、できる事が無いので、後はリハビリになりますね。当院は手術した方しかリハビリ受けられませんので、接骨院に紹介状と画像データ用意しますね」

見事に治らず、接骨院へ行くよう指示・・・「あ~肩が痛い」

 治療その2:接骨院

「おっ!紹介状ですね。保険と自由診療の混合となります。では、はりきっていってみましょう」ボキ、バキ、ググ、ドリャ・・・この治療は本当に痛すぎます。DAY3(3回目)で、かえって痛みがジンジンと増してしまった上に、コロナが蔓延してきたので、接骨院は一旦延期?(逃亡)しました。

 治療その3:ペインクリニック

痛みの緩和を売りにする麻酔治療。怪しいかな?と思いつつ、痛みに負け行ってみました。診察で今までの治療の経緯を話し、肩のトリガーポイントに麻酔を注射。肩が麻酔で痺れて動かなくなります。「治るかな?治らないかな?どっちかな・・・う~痛い!ダメだ!」ということで、DAY2(2回目)で、自分に合わないので止めました。

 治療その4:時間の経過が一番の治療だった

そんなこんなで、昨年春からのコロナ蔓延と共に始まった、肩の激痛悶絶から約1年半が経った次第ですが、何と!1か月ほど前から、肩の激痛がフワッと抜けてきたのです。ジムはその間休会して動かさなかったのですが、自然に痛みが緩和されました。1年半・・・辛く痛くモヤモヤする時間でした。激痛がなくなりましたが、肩を大きく強く動かすと、まだ痛みが走ります。そして肩の可動域が、極端に狭くなってしまいました、痒くても背中がかけません。

 

ということで!1年半に及ぶ、肩の激痛との戦いは、時間の経過が一番の治療だったようです。来月からはジムに復帰して、筋トレではなくストレッチを中心に、可動域を広げていきたいと考えています。「あ~この1年半で、腹がメッチャ出てしまった。肩の痛みのせいで身体を動かせず、美しかった??肉体美を失ってしまった」・・・今は人生で一番のデブ状態です、トホホです。

 

(それでは・・・あいすみません)


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2021年第1Qの 読書録

2021年の1月から3月の間に読んだ本の記録です。(2020年は書くの忘れてました、今更ながらに記録に残しておくか検討中です)

1月

雪に撃つ / 角川春樹事務所刊 / 佐々木譲
北海道警察シリーズの2020年12月に出た最新刊。今のところ第1作を超える作品には出会えていません。でも読み続けていることで、作品の登場人物が近く感じますね。
 
清明 隠蔽捜査8/ 新潮社刊 / 今野敏
=隠蔽捜査シリーズの2020年1月に出た現状の最新作。1作目が2005年でしたかね?ずいぶん経ちました。こちらも主人公のキャリア警察官僚の竜崎の人生と共に歩んでいる感じがしています。最初の頃よりも合理主義に柔軟性も加わり、人間性が成長しています。未読の方は文庫化されている1作目から順番に読むと尚良いと思います。実は2020年の2月頃に読んでいたのですが、コロナ化で1から8まで再読しました。良作です。
 
堕落刑事 / 新潮文庫刊 / ジョセフ・ノックス著
数年前から本棚にあった積読本を既読にして解消しました。タイトル通りの刑事ノワールです。2作目があるようなので購入するか検討中。
 
高い砦 / ハヤカワ文庫NV / デズモンド・バグリィ著
=冒険小説ファンからすると、最初に読んでおかなければいけない本のようです。ハヤカワから出版されている冒険小説のガイドでは必ず上位に掲載されている1965年に書かれた古典。今読んでよかったと思いますね。50代後半だから古臭い設定でも逆に良さを感じる。60年代から70年代頭の映画を観ているみたいな。2年位前に2008年版を購入して積読してました。
 
生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者 / ハヤカワ文庫NV 
/ アンドリュー・メイン著 
=何かで紹介記事を読み、これは好みかな?とビビッときて購入、すぐ読みました。「羊たちの沈黙」や「セブン」が好物のサイコ・スリラーファンにはたまらない作品。
 
生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人 / ハヤカワ文庫NV 
  / アンドリュー・メイン著
=1作目を読後に、すぐに続編も購入。両作ともに、このジャンルのファンは読んだほうが良いと思います。
 
刑事失格 /ハヤカワ文庫HM刊 / ジョン・マクマホン著
=これも本屋で見かけて購入後、すぐに読みました。妻子を亡くして酒浸りの刑事が主人公。これだけでグッときます。

2月

書きたい人のためのミステリ入門 / 新潮社刊 / 新井久幸著
=本屋で見かけてkindleで購入。期待値より内容は・・・・という感じでした。
 
キングの死 / ハヤカワ文庫HM / ジョン・ハート
=10年くらい本棚の次読むぞコーナーに、置いてあったエース級積読本をついに読みました。間違いなし!面白かった。この作家大好きなのですが、なぜかこの本だけ常に後回しにされちゃっていたんですね。私の脳と心がなぜ?こんな事をしたのだろうか。
 
花殺し月の殺人 / 早川書房刊 / デイヴィッド・グラン著
=数年前にスコセッシとディカプリオで映画化という記事を観て購入。まったく映画化されないまま積読状態でした。勢い付けて解消しました。FBI創立時の連続殺人事件の捜査ドキュメント本。ミステリー小説のような読み応え。この作家の『ロスト・シティZ』という、第1次大戦の頃のジャングル探検を描く旧作ドキュメントが、映画化されていてamazonプライムで視聴できます。こちらの映画のプロデューサーはブラピです。
 
定年前、しなくていい5つのこと/ 光文社新書 / 大江英樹著
=魔が差しました。時々起こる定年本、老後生き方本への興味という症状。

3月

パードレはそこにいる(上下)/ハヤカワ文庫HM/サンドローネ・ダツィエーリ著
=出版後すぐに購入し、積読状態だったイタリアのミステリー3部作の読書に、ついに着手しました。『リンカーン・ライム』シリーズが好きな人にお薦めかな。サイコ・サスペンス味のミステリーに、エンタテインメント感を盛り盛りにした設定で面白いです。
 
ブルー・ヘヴン / ハヤカワ文庫HM  / C・J・ボックス著
=これも長年積読状態だった本です。殺人事件を目撃した子供を守る初老のカウボーイ。迫る悪の手。クリント・イーストウッドロバート・レッドフォードを思い浮かべて読みました。
 
弘兼流 やめる!生き方!/ 青春新書刊 / 弘兼憲史
=また魔が差し年代かなました。以上!現場から・・・・です。
 
老後レス社会 / 祥伝社新書刊 / 朝日新聞特別取材班著
=またまた魔が差しました。それでは・・・さよなら。さよなら。さよなら。
 
死の天使ギルティネ(上下)/ハヤカワ文庫HM/サンドローネ・ダツィエーリ著
=『パードレー』シリーズの2作目。こちらも積読解消です。2作目は、よりサイコ・スリラー感が増してます。舞台設定も大掛かりに。
 
NETFLIXコンテンツ帝国の野望/新潮社刊/ ジーナ・キーティング著
=これも2年くらいかな?積読状態でした。毎日お世話になっている(お世話している?)NETFLIXの成立過程を描くビジネス・ドキュメントです。映画好きにはVHS⇒DVD⇒配信という、メディアの移り変わりが実体験とシンクロしていて、アップルやフェイスブックのように映画化できる面白さ。ライバルだったのは倒産したブロックバスターっていうレンタルビデオ屋。90年代かな?アメリカ行ったら沢山ありましたよね。あ~古き良きVHSの時代よ。
 
 
以上です。好物のミステリーや冒険小説を中心に読書をしました。ビジネス書は、ダウンシフト後はすっかり読まなく無くなりました。どうなんでしょうか?読んだほうが良いのか?ビジネス書・・・???。ダウンシフト中の仕事が、初めて(ようやく)待機かリタイアかという状態になったので、第2Qは、もう少し読書量が増えるかもしれません? 映画を観たほうが良いかな? 車かスクーターで散歩もしたいな・・・という中での読書録でした。
(それでは・・・あいすみません)

韓流ドラマ「マイ・ディア ミスター わたしのおじさん」は人間愛を描く良作

コロナの時代となってしまい、オリンピックは延期?総理も交代の日々・・・お疲れ様です。

 

韓国映画のスリラーとノワールそしてアクションは、相変わらず大好物。amazonプライムでレンタル料払って新作を観ることも多々ある程。『パラサイト』『毒戦』『エクストリーム・ジョブ』『EXIT』『工作』等をレンタルで観たのですが、どれもコレも濃い口で熱い作品でした。現在は映画館から配信へ視聴環境が大シフトし、何度目かの韓流ドラマブームが起こり、『不時着』『梨泰院』『サイコ』が特に流行っているようです。朝日新聞AERA週刊朝日で記事も見かけました。「おっ?どれも朝日系だ、何から目をそらすための陰謀なのだろうか」・・・そんな事は無いですね、本当に面白いので。しかしながらコアな韓国ノワール映画好きの私的には、『梨泰院』以外は物語が『LOVE』そうなので、まだ観る機運が高まっておりません・・・50代男だから.

 

そんなある日「ドラマもそろそろ1本いってみるか!ダメならやめれば良いのだから」と上げなくても良い腰をわざわざ上げて、NetflixamazonプライムGyao!の検索をかけてみました。そしてNetflixで見つけた作品が韓国ドラマ「マイ・ディアミスター  私のおじさん」です。 「いやー危なかった」・・・あまりにも???な邦題と、あまりにも緩くて可愛い系のアートワークだったので、これは私には関係無い作品だなと、スルーしてしまうところでした。

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日本版の微笑ましい?アートワーク、中身と違います

この邦題と、この妙に明るい黄色く、めっちゃ笑顔のアートワークでは『雑誌LEONを読んでるようなオシャレ中年男性と可愛い女子大生が仲良くなる話』って勘違いしますよね。でも私は・・・「この中年男性は『パラサイト』の俳優なんだよなぁ、出る作品を選ぶよね」と邦題を疑い、予告を観てみたところ、ほのかな暗さのドラマ感にピピッと来たわけです。

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韓国版のアートワーク。汚れとほのかな暗さ・・・グッときました

そして早速視聴開始・・・「ダメなら止めれば良いのだから」と何度も心に言い聞かせ。

 その結果は!・・・「大満足!素晴らしいドラマ」。50代以上の人が理解できそうなほめ方をすると、山田太一さんや倉本聰さん脚本のドラマに匹敵するクオリティでした。「おー危ない、危ない」邦題とアートワークを観てスルーしなくて本当に良かった。このドラマは、記憶喪失のイケメン男優と若い美女が出会う話ではなく、財閥の御曹司の犯罪を発端とする骨肉の復讐劇でもなく、北の美男工作員等は出てきません。

ソウルの下町?(東京で言うと葛飾あたりでしょうか?十条?蒲田?・・・絶対に吉祥寺や三軒茶屋、二子玉ではない・・・赤羽にしときましょうか)に住む善良なため競争や争いが苦手で、実力を周囲に評価されず、日々裏切られながらも、必死に毎日を生きている中年サラリーマンと、貧しい幼少の頃起こった事件を経て周りから透明人間のように扱われて21歳まで生きてきた孤独な女性の、出逢い、そして二人の間で生まれる共感と信頼が描かれる・・・まさに強固な人間愛のドラマでした。

そう!描かれるのは、恋愛ではなく人間愛なのです。恋に逃げないドラマ創り。主人公二人も良いのですが、サブキャラも最高。特に男性の地元の兄弟や友人たちのやり取りがリアルで泣かせます。良いドラマは出てくる人物に無駄な人がいませんね。演出も芝居も上手い。

 という事で!ご自身で観たほうが良いドラマなので、物語をばらさずにべた褒めして、上手く伝わるかわかりませんが、恋愛以上の人間愛をドラマで観たいという方、心にたまった古い涙を出してしまいたいという方、人生も悪くないもうひと頑張りできると思っている方、誰かに励まされたい方、この「マイ・ディア ミスター わたしのおじさん」お勧めの良作です。今(2020年9月)ならNetflixで視聴できます。Nマークが付いていないので、一定の視聴機関が過ぎると削除されるドラマですので、是非今のうちにご視聴ください。

(それでは・・・あいすみません)

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amazonプライムビデオとNetflixは同じ作品でも字幕が違うと判明・・・トホホ

最初からトホホ。思いっきり・・・トホホ。今まで知りませんでした。同じ作品は、どんな配信サービスで観ても、全て同じ字幕がついていると思っていました。

が!しかし!!字幕って配信サービスごとに違うことがあるのです!!これ、当たり前ですか?皆さん違うことがあるって知ってましたか??・・・私は先週知りました。

 

50代半ば過ぎのおじさん男子として実は恥ずかしいい話ですが・・・(別に恥ずかしくは無いか)、ある韓国映画を観て女優さんが気になりました(ファンになり?萌えるってこういう事かな?)。その時に観た映画は2018年の『それだけが、僕の世界』という映画です。イ・ビョンホン主演の人間ドラマ&泣きでコメディタッチのエンタメ作品です。愛読する映画誌の映画秘宝で紹介された高評価の記事を読んでいた記憶があり、レンタルで見かけたので鑑賞した次第です。

別にこの映画の論評はしませんが、なかなか良くできていました。この映画の主人公の兄弟と母の物語という主旋律ではないところのサイドストーリーで、その女優さんが出てくるわけです。その名前はハン・ジミンさん。「この方素敵だな」とおじさん男子はピピッときて、早速googleで検索!すると出てくる出てくる、『反自民』の記事が。「お~名前も良い」。これはこれで政治の知識が深まり、為になりましたが、気を取り直し再検索。「フーム・・・けっこうベテランなのね。おっ!お~『密偵』という映画は前に観てるぞ。あーあの方だったのね」と・・・・思い出したわけです。

 

で!おじさん男子の次なる行動は・・・契約しているamazonプライムビデオとNetflixハン・ジミンさん出演作品があるか?です。「どれどれ」ありました!

Amazonでは・・・映画が2014年の『プランマン』、ドラマが2008年の『イサン』と2009年の『カインとアベル』、2012年の『屋根部屋のプリンス』

Netflixでは・・・ドラマが2019年の『ある春の夜に』、2009年の『カインとアベル』でした。

さあ!どうする??「韓国時代劇は好みではないから」~これは観ません。「ラブコメも今更感あるかな?」~これは後回し。ということで!Netflixで配信している現代劇の2作品を観ることに決め、より大きな物語で創りが映画っぽいと感じた『カインとアベル』というドラマを先ず鑑賞しました。

 

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韓国ドラマの「カインとアベル」の。残念ながらハン・ジミンさんは写真にはいません

さあ!ここからが本題(前段長くて、しかも言い訳っぽく失礼しました)。

この『カインとアベル』をNetflixで観たわけですが、韓国語ができない私でも字幕が・・・????????と思う事が多いレベル(低い)でした。

1:役柄ごとの言い回しが安定しない

2:セリフの量より明らかに字幕が少ない

3:誤字脱字

4:意味不明の日本語有り

5:字幕と中身のズレを感じる

Netflixで鑑賞後、字幕が何でこんなことになっているのだろう?と不思議でした。

この作品は10年前の作品です。若干古いので、既にテレビでも何度もオンエア済み、DVDも廉価BOXセットの再発まで出ている作品です(たぶん人気作)。「セルDVDがこんなレベルの字幕だとお客と揉めるよな」と思って、ふとamazonプライムビデオはどうなの?とそっちも観てみたわけです。

そうしたら!オーマイガー!!・・・amazonプライムの字幕は、Netflixよりも明らかに上手くできているではないですか?ニュアンスが伝わらないなと思ったところを、飛ばし飛ばし見直したら・・・中身の理解がスッキリしました。「これだったら最初からamazonで観ればよかった!」と心から叫べるレベルの差でした。

何故?このような字幕の差が出たのでしょうか?日本の配信の権利を処理した窓口の会社が違うのでしょうか?amazonは・・・字幕翻訳のプロが訳したDVD発売時の字幕を使い、Netflixは・・・これは予想ですが、日本に留学している韓国人の学生にアルバイトで字幕を頼んだ・・・という感じでしょうか?

そこで!今回の教訓・・・同じ作品でも、配信会社によって字幕が違い、しかもそのレベルの差も大きい場合がある、という事を知りました。

これからは鑑賞前に、同じ作品が両方で配信されている場合は、字幕のレベルを確認する必要があるかな?

 

追記

韓国ドラマの『カインとアベル』はどうだったかと言うと、目的のハン・ジミンさんは素晴らしく可愛かった!脱北者の役なのですが、これは制作時の韓国人男性の妄想(理想?)が役に入っているのでは?という位、可憐で健気で可愛い素敵な役。しかも最初はサブストーリーの女優さんかと思っていましたら、最後はハン・ジミンさんの方がメインのヒロインでした。これは得な役です。脚本家や監督が、最初の思惑・企画よりも、制作している途中でこの役が好きになり、どんどん大きく膨らんだのではないでしょうか。

(それでは・・・あいすみません)

映画ばかり観ている日々・・・これぞ早期リタイアのだいご味か?

久々です・・・ブログの存在を思い出しました。

今年は前半戦は昨年秋からの大きな仕事を進行しておりました。

5月頃それも終了し、そこから11月までは、アーリー・リタイアな日々だったのです。

1:新規の営業は自ら行わない=指名で頼まれれば中身次第でお受けしてます。

2:筋トレを生活の中心に

3:積読解消

4:映画を観る(積DVD解消も含めて)

このような感じで生きておりました。

そうそう・・・今年はあとはコレでした!

5:ラグビーワールドカップ、Jリーグ、プロ野球、ヨーロッパサッカー鑑賞

充実しておりました。

 

特に映画は毎月20本くらい観てました。

amazonプライムビデオとNetflixです。

映画館は移動と時間拘束が面倒で行かなくなってしまいました。

わたしは配信は24インチ以上のモニターで観ております。(スマホは頭に入らないので映画は観ません)

 

そんな日々でしたが、11月に入ると再び新規の案件が、いくつも飛び込んできました。ここから来年の5月までは仕事もします。昨年と同じ動きです。わたしは完全引退までは、このペースかもしれません。1年の前半戦は仕事が入り、初夏から初冬は休み。ということは・・・来年のオリンピックはゆっくり観れるかな?でも夏は人が多そうなので、東京脱出も良いかと思ってはいるのですが・・・。

(それでは・・・あいすみません)