意識高い系というのは一種の中二病である

中二病というのをご存知だろうか。物語に登場するような魔法や超能力が自分にも備わっているように演じることを楽しむ、そういう微笑ましい遊びは誰しもやるだろう。だがそれが度を越してしまうと中二病と呼ばれ始める。彼らは当たり前だけど、実際にそのような力が使えるわけではないのだけど、そのようにふるまうのでちょっとおかしなことになってしまう。

これって意識高い系と似ていないだろうか。

意識高い系というのは、それっぽい単語を使うことで満足してしまい、実際には何の具体的な行動を起こさないような、そういうしょうもない人間のことを指すらしい。元々、最先端を走っていてアクティブに新しい挑戦を次々とやっていく意識が高い人物にあこがれて表面的にだけ態度を模倣したものがそれなのだと思うのだけど、あこがれから表面的にだけ模倣するという点で両者はとても似ているのではないか。

マシュー・サイド著「失敗の科学」を読んだ

本書は失敗の素晴らしさを論じたものだ。

失敗学の類は基本的に失敗事例を並べて、最初に目的の共有が出来なかったのが原因だよね、とか論じるものが多い。基本的に暗い気持ちになる。第二次世界大戦で意味不明な愚かな決断を重ねた日本軍について分析した「失敗の本質」なんかが有名だと思う。

 本書はちょっと違っていて、成功するためには如何に多くの失敗を経験し、その失敗を活かすかが重要だと説いている。大抵の失敗学が失敗しないための議論を中心とするのに対し、成功する為に失敗せよとするのが本書だ。

本書の内容は大まかにまとめると以下のようになる。
1. 失敗を活かした航空産業と失敗を充分に活かせていない医療の比較
2. 失敗を活かせない理由1: 人々は失敗を隠す
3. 失敗を活かせない理由2: 思い込み、信じ込む
4. 成功の為には多くの失敗を重ねてそこから学ぶことが必要だ
5. 小さな進展の積み重ね=マージナルゲインが大きな成功を実現する
6. たくさん失敗する為には成長型マインドセットが必要である


前半までがいわゆる失敗学的な話で、後半こそ本書の魅力だ。

本書を読むと失敗に対する考え方が根本的に変わる。失敗とは素晴らしいもので、積極的に挑戦して失敗を繰り返すべきだと思うようになる。6の成長型マインドセットというのが正にそれだ。失敗を成長機会と捉え、失敗を活かすことを前提に行動できるマインドセット。

彼は人々の失敗に対する考え方には
・成長型マインドセット
・固定型マインドセット
の2つがあると記している。

固定型マインドセットの人は失敗を単に失敗と捉えるので挑戦しないし、失敗を怖がる。怖いから直視できず活かすことができない。一方で成長型マインドセットの人は失敗を成長の機会と捉える。たぶん人によっては失敗であるとさえ思っていない。だから失敗を最大限活かすことができるし、挑戦が怖くない。


エジソンが電球を開発するとき、フィラメント材料としてありとあらゆるモノを試したことについて「私は失敗したことがない。1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」と話したことを思い出すよね。

あなたもこの本を読んで成長型マインドセットを手に入れよう。



転職についてのセミナーに行ってきた

僕は起業しようと思っている。

でも失敗したらどこかの企業に再就職しないといけないだろう。そのときには当然就職活動をやることになるんだろうけど、以前転職活動をやってみた感じからすると僕の年齢では一筋縄にはいかないだろうと思っている。

そこで転職業界に長く勤める人がやってるセミナーを受講することにした。内容がしっかり作られているわりに受講料は3000円で、結構お得だったかもしれない。実践的な内容でもあり、やろうと思えばやれるという印象を持てた。

恐らく起業に失敗して就活しても3ヶ月程度でなんとか再就職はできそうだと思えたのは僕にとって大きい。これで賭けてもいいと思える状況になった時、迷わず進むことができる。やっぱり具体的なやり方が分かってると安心感が違う。

ところで、やっぱりTOEICスコアは就職に有利に働くらしい。長年業界に勤める人が仕事を離れて話しているセミナーでそれを確認できたことになるので、毎日1時間と決めて続けているTOEICの勉強は900点とるところ継続するつもり。

Androidスマートフォンを初期化した

このところ、長らく使っているXperiaの調子が悪い。

症状としては
・動作が遅い(特にgoogle関係のアプリが遅い)
・タッチに反応しなくなることがある
・TEDアプリが起動しない
などなど。

そこでXperiaを初期化してみたんだけど、当然ながら中のデータは全部消えるからバックアップをとったりモバイルSUICAの登録を解除したり、ちょっとした手順を踏まないといけない。今回は備忘録的にやり方を書き残しておこうと思う。


■■目次

■初期化前にやる事)
SUICAの解除手続き
○ どんなアプリが入っていたか確認
○ パスワードのメモがあるか確認
○ ローカルファイルをPCにコピー
○ 電話帳情報をSIMにコピー

Xperia初期化)

■初期化後にやる事)
○ uqmobileの設定
wifi設定
Gmail登録
○ アプリインストール
SUICA再登録


■初期化前にやる事)
SUICAの解除手続き

1. 機種変更手続
モバイルSUICAアプリから機種変更手続きをやっておく

2. 登録メールアドレスを確認
再登録時に要求されるのでメモしておく


○ どんなアプリが入っていたか確認

出先で使いたいアプリを慌ててダウンロードするより、wifi環境のある自宅でダウンロードしておきたいので、初期化後にインストールすべきアプリをメモしておく。


○ パスワードのメモがあるか確認

パスワードが分からなくなってしまった時に、再発行したパスワードが届くメールを読むためのパスワードがないと、すごく困る。パスワードを書いたメモがあるか確認しておく。


○ ローカルファイルをPCにコピー

ローカルに保存したメールデータや、カメラで撮影した画像ファイルなどがあるはずなので、USB経由でPCにコピーしておく。Gmailユーザーはメールデータがサーバー上にあるのでバックアップをとる必要がないのが良いよね。


○ 電話帳情報をSIMにコピー

今回はSIMが変わらないので、SIMにコピーしておく。
(今回はコピーし忘れたので弟の電話番号が分からなくなった)


Xperia初期化)

初期化手順は
→ クイック設定ツール
→ 設定
→ バックアップとリセット
→ データの初期化


■初期化後にやる事)

○ uqmobileの設定

キャリアスマホだと要らない手順。格安SIMを使ってる人はMVNOの指示通りに設定する。uqmobileだとこのページ通りにAPNを設定する。
http://www.uqwimax.jp/support/mobile/guide/apn/

ちなみに僕は末尾の「.jp」を入れ忘れて繋がらなくて焦った。


wifi設定

パスワードを入れる。繋がるとホッとするのは我ながら病気だと思う。


Gmail登録
○ アプリインストール
SUICA再登録

この辺は淡々と作業。アプリはgoogle検索だと見つからない事があるので、google Playアプリから検索する。

 

というわけで快調になった。
これでまだ暫く使えるかな?

iPhoneとAndroid、どっちを使ってますか?

先日iPhoneAndroidのどちらが良いかという話になった

僕は「どちらでも好きな方を使うと良いですよ」と答えた。あくまで中立。僕はAndroidユーザーだけど、Androidが圧倒的にダメってことはないと思っているので、その人が好きな方を使うんで構わない筈だ。

ところが、その場にいたiPhoneユーザーが「いや、iPhoneの方が良いです!」と強く主張しはじめた。え、Androidユーザーの僕が中立ポジションで回答したのに、iPhoneじゃなきゃダメって言い出しちゃうの?しかも具体的な理由は説明せず、とにかく良いんだって感じだ。


ちなみに僕がXperiaを使ってる理由は

・僕の使い方ではバッテリーが長持ちする
モバイルSUICAが使いたかった(最近までiPhoneでは使えなかった)
・皆がiPhoneばかりなので違う方を使ってみたい

ぐらいのものなんだけど、今ではモバイルSUICAiPhoneで使えるし、iPhoneの方が好きならそっちを使えば良いじゃない、ぐらいに思ってる。だからそこは流していくことにした。


ただ、Androidって色んなメーカーが出してるから5000mAh超の大きなバッテリーを積んだモデルなんてのもあって、僕みたいに自転車ナビ代わりにスマートフォンを使う人には都合が良かったりする。僕のXperiaは3000mAhしかないので、そこまで大きくはないけどそれでもiPhone6sの1715mAhと比べるとずいぶん大きい。iPhoneがいくらバッテリー消費が少ないと言っても2倍違うわけではないというのは弟のiPhoneと比較して確認済みだ。

なので「すごくバッテリー容量の大きいモデルを選びたい場合はAndroidも良いですよ」と言ってみたら、iPhoneユーザー氏が案の定「いや、iPhoneの方がバッテリーの持ちは良いんだ!」って言い始めて、ああそうですよねハイハイ、僕は弟のiPhoneとバッテリーの持ちを比較して言ってるんだけど、まあそんなの何かの間違いですよねと内心で完結する事にした。

あれ、僕がiPhone使わない理由ってこれか?

人は何故怒るのか

アンガーマネジメントをご存知だろうか。

僕はよく怒っている。なのでアンガーマネジメントを勧められたりする。「怒ってばかりいると人間関係大変でしょ?あんまり怒らないで済むようにセミナーを受けてみなよ。」というわけだ。

ところが僕は天邪鬼なので絶対受けに行かない。頑ななのは悪いことだと分かっているけど、でも嫌なのだ。だけど気にはなるのでアンガーマネジメントがどんなものか調べたりしている。

そして中身を知ると、とても面白かった。


人は何故怒るのか?それは「あるべき姿」と現実にギャップがあるからだそうだ。ギャップがフラストレーションになって、だから怒ってしまう。ではどうすれば良いのか?「べき」をやめれば良いのだ。

「あの若造、オレに生意気な口をききやがった許せねぇ!」というのは年下の人間は年長者にうやうやしく接する「べき」だと思っていて、「横入りされた、ぶっ殺してやる!」と感じるのは、横入りするなんてことがある「べき」でないという事らしい。なるほどである。


「べき」をなくすにはどうしたら良いのだろうか。コダワリをなくせば良いらしい。なるほどと思うと同時に少し冷たい感じも受ける。どんなに理想とのギャップがあっても苛立ちを感じないというのは、諦めてしまっているということではないんだろうか。失礼な口をきく年少者に腹も立たないというのは「どうせこの若造は言っても分からない馬鹿者だから放っておこう」という事ではないのか。


なのでギャップによる怒りを解消する方法をもう1つ考えた。問題解決をはじめてしまうのだ。現状を改善してあるべき姿を実現する、というのは問題解決そのものだけど、不思議なことに問題解決をはじめてしまうと現状への苛立ちは随分マシになってくれる。

ただし、この手が使えるのは自分でコントロールできる物事だけだ。家族とかならともかく、生意気な若造についてはやっぱり諦めちゃうしかないのかも。

炒り豆

最近玄米と炒り豆をよく食べている。

目的は食物繊維を摂る為。食物繊維をたくさん摂ると良いことがたくさんあるらしい。
1. 疲れにくくなる
2. 食後眠くならなくなる
3. 痩せる
4. 長時間活動できるようになる
5. 便通が良くなる


1. 疲れにくくなる
食事を摂ると普通は血糖値が上がるんだけど、血中に糖が多いと人間の身体は危険なので頑張ってインシュリンを出して血糖値を下げる。そのときとても疲れるらしい。食物繊維を摂ると血糖値が上がりにくくなるので疲れにくくなる。

2. 食後眠くならなくなる
インシュリンにはもう1つ都合が悪いことがあって、眠くなってしまうらしい。確かに食物繊維を摂るようにすると食後の眠気はかなり低減した。

3. 痩せる
インシュリンにはまだ悪いことがある、上がった血糖値を下げるとき、細胞に糖を取り込むんだけど、その糖が脂肪細胞に変わってしまうんだそうだ。逆にインシュリンが出ないようにすると太らなくなる。

4. 長時間活動できるようになる
食物繊維により血糖値がゆっくり上がるようになると下がり始めるのも遅いので空腹にならずに長時間活動できる。

5. 便通が良くなる
快調でござる。


良い事ずくめだ。
それで食物繊維が多い食べ物を求めて色々模索した。

・大豆の水煮
・蒸したさつまいも
・玄米
・野菜
・炒り豆

2年ほどあれこれ試した結果、保管が利いて食べやすい玄米+炒り豆の組み合わせに行き着いた。大豆の水煮は食べるのに時間がかかるし味付けを選ぶ、さつまいもと野菜は保存があまり利かない。結果玄米と炒り豆だ。

炒り豆も単独だとちょっと食べづらいんだけど、俺発見!柿ピーをちょっと加えるとすごく食べやすい。個人的には亀田の柿の種ピーナッツ梅味がすごく合うと思う。わさび味も美味しい。

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