Enjoy our lives : hishibakamo’s diary

せっかくここに生まれた私たち。

物の見え方

気がつけば、うまく乗せられてここまで来ていたようなのであるが、今までそれに気づかなかった。しかし全ては自然だった気もして、乗せられたという証拠も全くない。近くにいると分からない事が、遠くになるとゆっくりと、じわじわ見えて来る。しかし何の作為も無かった可能性も高い。

蝸牛の這う板塀
アカシア並木の黄色い花
平屋の屋根まで届いて茂る虎杖
子供達が毎日のように遊ぶ駐車場
貧弱な渋柿と枇杷の木
信号機のある四つ角
向かいの屋根で蝉を捕まえた雀
地蔵の森の後ろに聳える高層建築
今までに窓から見えたもの。
次はどんな景色が窓から見えるのでしょうか。