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回想録 与沢翼くんという人物

与沢翼くんという人物をご存知でしょうか。

秒速で億を稼ぐネオヒルズ族としてTV・雑誌など各種メディアに取り上げられ若手富豪として名を馳せたものの、今から9ヶ月前、2014年4月に税金支払に必要な資金が足りず差し押さえを食らって転落・・・そのニュースがYahoo、はてなブックマークなど名立たるポータルサイトのトップに躍り出るなど当時ネット上の話題をさらった有名人です。

 

実はわたくし、彼とは有名になる前に知り合っていました。

大学生のとき…確か2005年だったと思いますが、とあるビジネスプランコンテストで同じ班だったんですよね。

知り合いと言っても、1〜2ヶ月程度事業プランを一緒に考えただけなんですけどね。

 

私は当時大手の金融機関に就職が決まっていて「社会勉強にもなるし、ひとつ参加してみるか」みたいなゆるふわな動機でやっていたのに対し、彼は当時から事業家になる意欲満々で多くのコンテストを掛け持ちしている中のひとつとして取り組んでいた、というスタンスの違いはありましたが、議論していても単なる大学生とは一線を画す鋭さをヒシヒシ感じさせてくれる新進気鋭な若者でした、ホント。

かつて不良だったということが信じられないほど物腰も柔らかいし、良い意味で非常に真面目な人だったという記憶しかありません。

まぁ、短い期間でしたしそれで彼の全てがわかったと言うつもりはありませんが、少なくとも社会常識をわきまえた信頼に足る人物だったというのが当時の私の印象ですね。

 

そのプロジェクト自体はほどなく収束し、そのまま班も解散。

私は就職し、一兵卒社会人としてよちよち歩き始めるわけですが、対する彼は自らアパレル事業情報商材事業を興し、ビジネスの覇者として注目を浴びる存在になっていきました。

 

かつては同じように無名の学生だったのに、世の中に与えるインパクトにここまで差がついたか…と羨望を感じましたね。

自分でリスクを負って事業展開して成功したんだから当然なんですけど、凄いなぁと。

 

ただ、目立つ人間がバッシングされるのは世の常。

心なく彼を中傷するような記事が乱立し、おもしろおかしく晒し上げるような風潮が出て来るようになりました。

もちろん、彼の販売する商品を購入して内容に納得いかなければクレームを言う権利はあるでしょう。特に情報商材というのは高額商品も多く、購入者が納得するハードルというのは非常に高い。

しかし、それならそれできっちり販売者にその旨を伝えて返金を求めるなりすれば良いのに、そういう当然の手続きを経ないまま無関係な不特定多数に向けて誹謗中傷を書くのは筋違いというもんです。

 

ただ、それをやった上で、なお返金もしてもらえず怒っている人がいるのかもしれない。

私も単なる古い一知人でしかなく、業務や決済に関わっているわけではないのでその辺の事実関係がわからず何も言えなかったのですが・・・。

 

そんなこんなで揺らいでいた彼の信頼性を再確認できる事実がつい最近あったので是非書き留めておきたいと思い、この記事を書くことにしたんですよね。

 

実はわたくし、去年の3月に257,800円の商材を与沢翼くんから購入したんですよ。

きっかり耳揃えて与沢翼ボールディングス株式会社の銀行口座へ振り込みました。

この商材の内容を簡単に説明しますと、まず購入者は権利金を支払い、医師等の稀少人材をヘッドハンティングして紹介することで報酬を得るというものでした。

例に漏れず詐欺だというレビューがひしめいており、冷静に振り返ってみるとそれは確かにビジネスモデルとして苦しいものでした。

時期的にちょうど、彼の経営する「与沢翼ホールディングス」が税務対策で火の車だった頃と符号しますので、それに向けた資金集めのための話だったのかもしれません。

 

結局、そのビジネスからは一円も収益があがることがなく、与沢翼ホールディングスの資金ショートを理由に返金も難しいという連絡が来て諦めざるを得ない状況になりました。

「けっきょく、騙されたってことかなぁ・・・」と虚無感に苛まれつつも、そもそも自分もヘッドハンターとして動くことが前提になっていたプランなのに全くと言っていいほど何もしていなかったこと、ビジネスモデルの精査を怠ったことなど、自分に責任がある面も感じていたので「税務署対応が落ち着いた頃に返金ください」とだけ伝え、そこから特に督促をするようなことはしませんでした。

率直に言って、このまま有耶無耶にされてずっと返してもらえないことも覚悟していました。

 

が、ちゃんと返してもらえたんです!

資金ショート騒動が一段落して、与沢くんはシンガポールへ移住したんですが、その暮らしぶりから見てだいぶ資金に余裕が出て来たように見えたので、再度督促してみたんですよ。

「もうだいぶ時間も経っているし、シカトされるだろうなぁ…。」と思いつつ。

 

そうしたら、連絡してから数日かかったものの、257,800円きっちり耳を揃えて、私の伝えた銀行口座に振り込んでその旨を連絡してくれたんですよ。

ええ、もちろん当然の行為といえば当然の行為かもしれません。

対価に見合う役務提供を受けていないのですから、返金を受けるのは当たり前といえば当たり前です。

 

しかし、私は内心、踏み倒されるだろうと思っていたしそれもある意味やむを得ないかなと考えていたんです。

資金ショートというのは単なる言い訳で、結果として体よく詐取されてしまったってことだったんだろうなぁ。。と。

 

けれど、違いました。

返金できなかった当時は、本当に払えるものが無くて返金できなかったんだと。

返してもらえた今だから言えます。

状況が整って、きっちり返済要求の意思を伝えればちゃんと返してもらえるんだな、と。

 

思えば、疑心暗鬼というやつになっていたのかもしれません。

この件に限らず、世の中には、「きっちりコミュニケーションを取らないまま勝手に相手を悪者にして文句を言ってしまっている」という状態が非常に多いのではないかなと思う次第です。

 

もちろん、彼が全ての債権者の要請に応えて全額の返金ができたかどうかを知らない私が、自分の分が返って来たからと言ってそれだけで彼を全面肯定するのは論拠として脆弱なのは承知しています。

 

ただ、世の中、特にネット上においては、自分に直接利害関係が無いにも関わらず、いたずらに人を貶めたり中傷したりする表現が溢れており、与沢くんについては特にその被弾が多い傾向があるように感じたので逆の意見も載せておかなければフェアじゃないな、と思ってこの記事を書きました。

 

正直、シカトされたらそれ以上追及するのは難しいだろうと思っていましたし、ネットで悪口を書こうという気もありませんでした。

そして、与沢くんもそんな私の性格を良く知っていたと思いますし、本気で踏み倒すつもりであれば容易な相手だったことでしょう。

しかし、異論ひとつ言うことなく、きっちり返してくれたのです。

失礼ながらこれはかなり意外でした。感動したと言っても良いかもしれない。

 

そんな経緯もあり、今はシンガポールで次の事業の準備をしているという与沢翼くんを、私は引き続き応援したいと思います。