羊の時刻

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文学フリマ東京39に参加申し込みをしました。

 2024年12月1日(日曜日)開催予定の、文学フリマ東京39に参加申し込みをしました。

 サークル名は羊の時刻、カテゴリは「小説|歴史・古典」です。

 4月末現在、まだ本は書き上がっていません。

 12月にビッグサイトに新刊を持って行けるように、こつこつがんばります。

これは先日上野の東博で見た猿の埴輪。ミニマルさがかっこいい。

 私の場合、書き上げようと思って書くと書き上がらないので、書き上げようとは思わないで書くことにしています。

 どうも私が書くものは、そういうところが猫に似てるなあ、と思います。膝に乗ってほしいと思ってるときは乗ってくれなくて、猫のことをまったく忘れて別のことをしていると何故か乗ってくる。

 無理強いをしても無駄なところがとても猫っぽいです。

東博の埴輪コーナー。10月には50年ぶりに埴輪展が開催されるとのこと。

 12月まであと7ヶ月。私は遅筆なので、もうそれしか無いのか...!と、冷や汗が出てしまいます。

 東博に埴輪展を見に行く頃には本がだいたい書き上がってたらいいなあと思います。

 

 それでは、近頃いきなり暑いですが、お体にお気をつけ下さい。

『レトロ印刷アンソロジー6 あそび』4月20日発売です。

 私こと荻サカエもクイズ作者として1ページだけ原稿を書かせていただきました、『レトロ印刷アンソロジー6 あそび』の完成本がポストに届いてました。

 想像してたよりも10000倍可愛い、懲りに凝った素敵な本です。

 オマケの浮世絵ステッカーも贅沢で嬉しいです。


 私のページはいつもどおり古風な和テイストなので、きっと本全体から見て浮いてるだろうな...と予想していたのですが、蓋を開けてみれば表紙も遊び紙もオマケも和風。むしろしっくり似合っていて驚きました。

 

 原稿作りをするにあたって、当初は「多色刷り」にチャレンジしてみようと思い、でも版分けできる高度な画像編集ソフトなんて持ってないのでアナログ手作業でせこせこ頑張ってはみたのですが、作業の途中でメゲてしまい、結局ライトグリーンの用紙にボルドーのインクの1色刷りとなりました。

  仕上がりはちゃんと可愛く刷れてて良かったです。

 でもいつかは多色刷り、やってみたいです。

 

 そして今は、自分以外の作者の皆さんのページをぱらぱら読み進めているところです。

 うわー凝ってるな...! とか、そう来たかー、とか、そんな手もあったか! と、皆さんのアイディアの豊かさに圧倒されてます。

 私も執筆する前に例えば書店の児童書コーナーとか行ってみたら、もっといろいろ「遊び」を思いつけたのかなあ、と、自分の発想の貧しさを反省してもみたり。

 でもとにかく、参加できて楽しい本でした。

 

 ここからは余談と言うか、この本の私のページを見て下さったかた向けのちょっとした種明かしですが、能=猿楽のことを古くは「遊楽」とも言いました。

 今回のアンソロジーのテーマである「遊び」と、私の書いたページの題材は実はまったくかけ離れているというわけではないのでした。

 

 最後になりましたが、発売日の告知です。

 2024年4月20日にオンラインで開催される紙モノ販売イベント『第15回 紙マーケット』の開始と同時に発売とのこと。

  よかったら是非、見てみてください。

jam-p.com

 私もこのイベントで限定販売される「ごんぶとノート(大)」を狙ってます。毎回即売り切れてしまう超人気商品らしいです。買えますように。

新生活まっただなかです。

 予想を超える気候の厳しさでちょっと参ってます。今月の初めは寒さで震えていたのに(松本では使用可だった灯油ファンヒーターがこちらでは使用不可なので)、今日は暑くて扇風機を出しました。

 新生活に身と心を慣らしつつ、少しずつ本づくりを進めていきます。

 次のイベント参加予定は未定です。決まったらまたここでお知らせします。

 

【プチ告知】

 1ページだけ執筆させていただいたアンソロジーが今月末に出る予定です。

 日付や価格はまだ不明です。

jam-p.com

 荻サカエはこの本に、クイズの出題者として1ページだけ参加しました。

 もし手に取って頂ける機会がありましたら、ぜひそのページを開いて「あそんで」みてください。

図書館で「読書通帳」というのを作りました。借りた本を機械で記帳してくれるスグレモノです。