廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その634:【4時間目】三河大草駅&コンクリ遺構&三谷温泉ロープウェイ

 

 

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写真がへたくそ!  (cf.バックナンバー→その631:【1時間目】USA【パピロ】 - 廃墟ガールの廃ログその632:【2時間目】鉢地峠道 - 廃墟ガールの廃ログその633:【3時間目】野島苑&延命山大聖寺大秘宝 - 廃墟ガールの廃ログ)


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そんなへたくそな写真を撮っているところを撮られていました。相変わらずのO脚で足が太いです。

 

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有名なフォトスポットです。廃墟好き、とまでいかずとも、廃駅好きや遺構好きのみなさまもたくさん写真をSNSにあげていらっしゃるかと思います。この日も実際に、どんな意向で、かまではわかりませんが、なにかしらの思惑でここを被写体にしたいお仲間様とすれ違いました。


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タイミングによっては廃線ウォークできるのでしょうか? たのしそうです。(cf.廃線ウォーク→その310:【画像大量】信越本線新線横川~軽井沢間【廃線ウォーク】 - 廃墟ガールの廃ログ■ - 廃墟ガールの廃ログ)


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かつてはこうやって電車を待っていたわけですね。


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来た道の明かりが見渡せて幻想的です。


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駅だったことがわかる確かな名残はこれだけです。手書きというのがまた良い。


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亀裂のお手本がありました。撮影をお待ちいただいている次の方のために、そろそろ退散いたしましょう。


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写真は帰りもへたくそ!

 

 

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お次は駐車場として使われている未成物件です。(cf.未成コンクリ→その2:住居跡【千葉県松戸市】 - 廃墟ガールの廃ログその14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログその335:【土浦版】ブラックマンション【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログその481:ブラックビル【海辺和歌山3/10?】 - 廃墟ガールの廃ログその511:小野浦駅【交通安全愛知3/4】 - 廃墟ガールの廃ログその580:避暑失敗北海道④⑤⑥ - 廃墟ガールの廃ログ)と参照記事の多さからわかるようにコンクリ枠組みが大好物なのです。

 

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右側をよく見たらタイル張りの部分もあります。お風呂なのかお手洗いなのか、水場の予感がします。(cf.タイル→その626:里乃匠 - 廃墟ガールの廃ログ)


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このへんはおまけでご近所をお散歩したら見かけた建物です。

 

 

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次もコンクリ。未成ではなくてトマソンのほうです。実は3年前くらいに1度行こうとして、なんせ「恋人の聖地」なので断念したことがあります。今回は近くまで来たので思い切ってトライ。

 

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もう遺構を発見。


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右上の門が1枚目の門です。こんなそのままうっちゃられているとは想像以上でした。行ってよかったです。海外からいらっしゃったであろう観光のかたが終始動画を撮っていたので映らないようにするのに必死。


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用具入れかなんかの扉もそのまま朽ちて残っています。


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角度を変えれば1階――または地下1階――のスペースも見えました。良き眺めです。待合室や改札やあったのかなと予想します。


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そしてフェンスぎりぎりに立って下を見れば、へんてこな形のコンクリが残っていらっしゃいます。あと桜が満開。


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どう見たってロープウェイがくるり転回する直線と曲線ですね?! いろんな場所で見たことがあります。同行者さんとぎゃーすか騒いでしまいました。動画に音声が入ってしまったかもしれないすみません……(cf.いろんなロープウェイ→その13:奥多摩湖ロープウェイ - 廃墟ガールの廃ログその559:リフト&ロープウェイ【鶏肉大分2/8】 - 廃墟ガールの廃ログその592:【湯原温泉1/3】ゆばら阪神&ロープウェイ【ハレ晴レ岡山4/7】 - 廃墟ガールの廃ログその608:修善寺ユースホステル/K山荘【伊豆在庫還元4,5】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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階段の遺構もうひとつ。ラバーズヒルとしてハート型の錠がそこらじゅうにかかってありますし、たぶん2人で鳴らすのであろう鐘があったりするのですが、そんな用意と負けないくらいロープウェイの発着場でした。鍵をかけにきたお2人は下を見てなんだこの形……? と思わないのでしょうか?? このちぐはぐ具合が相当面白いなと感じました。行って良かったです。


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おまけ。抱かれているお子が鳩に大人気でした。

その633:【3時間目】野島苑&延命山大聖寺大秘宝

 

 

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近くの駐車場と海とのショットでも負けない存在感を出しています。(cf.バックナンバー→その631:【1時間目】USA【パピロ】 - 廃墟ガールの廃ログその632:【2時間目】鉢地峠道 - 廃墟ガールの廃ログ)


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かなり大きいことがよく分かりますね。


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坂をずんずん登っていくと見えてきました。


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ここで螺旋階段につかまります。有刺鉄線でラッピングされた縦長の筒のような外側と、


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外側のインパクトをも上回ってくる錆と枯れ枝の内側。なんてお美しいのでしょう。螺旋階段なんてみんな好きに決まっています。

 

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苑、のはねにプロの仕事をかんじます。


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はめこみ式になっていたライト。もう型にはまり続けるのはうんざりだ! と飛び出してきた模様。


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カウンターにありそうな回転椅子も温室育ちが嫌になったようです。


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3文字目がなにかをしばらく考えていました。海? 酒?


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向こうにうなだれるはマットレス


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こちらもお気に入りの1枚。線がすばらしい。


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反対側からも眺めました。先程載せた全景からすると、入口は2階とか3階なのでしょうか。

 

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お向かいさんはこじんまりとしたアパートのようです。社員寮かなにかでしょうか。


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壁の塊がごそっと取れ、なにかしらの配管が通っていたであろう穴にコードが通り、壁ペンダントの出来上がりです。廃アクセ。


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お気に入りの1枚。バランスが至高です。


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冷蔵庫や天井の明かり、倒れたタンスなどが窺えます。

 

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はじめの写真に写っている駐車場の写真です。無料駐車場ですが駐車禁止と言われているようで面白く撮りました。


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こちらこそありがとうございます。

 

 

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お次はプラネタリウムらしいドーム型が目を引くこちらです。


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十界めぐりかできるようです。現役施設だったとしてもちょっと気になります。


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桜と包丁塚。首塚や耳塚じゃなくて包丁は初めて見ました。


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近くの階段に登って眺めました。


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ほんのすこし、きもーち、ポートディスカバリーを思い出すのはわたしだけでしょうか。


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階段をおりているときにお賽銭箱の裏が見え、錠がかわいらしいデザインだったので撮りました。

その632:【2時間目】鉢地峠道

 

 

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はっちどうげみち。バックナンバー→その631:【1時間目】USA【パピロ】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

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あいり、じゃなくてあいりん。紫色のガレージにピンクの看板。

 

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右にミラーボールが。


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切り抜くとこんなに外からでも画になると思うのですが、誰かが被写体として色鮮やかなビンを置き、液体を注いだままにしているみたいです。液体というかさしみ醤油です。いろいろだめです。


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配線がうにょうにょでした。かなり遊び心とともに一致団結して走っています。

 

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隠しカメラ。

 

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よく消化器が落ちていることが多いですが、ここは窒素でした。

 

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窓ガラスは基本シースルーになっていました。グラフィティの多さからも諸々想像ができます。


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うにょうにょの次はばりばり。

 

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けろっぴがいました。

 

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お隣の建物ですが、高身長植物が多くて全貌が掴めませんでした。さらにこの奥、下には公園があったのでしょうか?


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サイコロテレビ。(cf.その231:住居跡×2【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ【レトロキューシュー2/4】 - 廃墟ガールの廃ログその527:高見リゾートホテル【爆走海道4-4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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この道、ラブホ街道として雑誌に掲載されたこともあり、そのいくつかが廃墟になっているわけです。三ヶ根山スカイライン(その40:パールセンター跡地【三ヶ根山スカイライン前編】 - 廃墟ガールの廃ログその41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】 - 廃墟ガールの廃ログ)や国道32号線(その130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログその129:CarPoint・Selectionあるいは白雪姫と七人の小人 - 廃墟ガールの廃ログ)と同じです。

 

 

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こんな塩梅でラブホテルの看板が乱立します。まさに。


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次は水月。エレガントな流れる曲線の筆記体が素敵です。こんな日本酒のラベルがあってもいいと思います。縦型のほうはたぶん文字のかたちに電飾が光っていたのでしょうね。


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看板ではなさそうな3色のもありました。運転手側に見えてきます。なにかを伝えるものでしょうか。


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立派な門。


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トイレもおやすみ中でした。(cf.公衆トイレ→その577:海楽荘【のとはんとー3/3】 - 廃墟ガールの廃ログその622:岬荘【バースデーオーサカ4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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またサイコロテレビ。落書きと不法投棄がひどいです。


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中には入れませんが外側は峠道から見えました。大きそうです。


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おまけで、この看板は現役ホテルのものです。水月よりも手前に建っているホテル。やはり立地がものを言うのか……

 

 

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スナックにありそうなお名前ですがここもラブホテル。店名はどこに出てこようと達筆なフォントである必要があるみたいです。


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凄まじい不法投棄。あと、なんだか焼けてそうでした。


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室内灯の残骸でしょうか。


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つぎ、確認できたなかでは1番上、山奥にあったホテルスワン。水月とは対照的なぽってりとしたフォント、愛らしいオレンジ色。かわゆいです。


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きらくなちゃんと宿くんが相合傘の中にいます。この看板もスワンのものですが、どこか別のホテルが廃業後にもらった? と思えるほどのテイストの違いが溢れ出ています。


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峠を登っているときは「矢印の上は吹き出しだったのかな?」と思っていましたが帰りに首が折れた白鳥だと気づきました。スワン。


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ここまで登ってきて満室だったら次はどこへ行くのかな。


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部屋数は少なめ。でもガレージタイプではないようです。


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倉庫のようなガレージスペースは木材メインで詰めこまれていらっしゃいました。ベンチの背か中に蛍光灯が入っていて光るタイプの横長看板かと思ったら段ボールだった。長年の経験から固そうな素材に擬態している!


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水月前にあるオレンジ色のスワンの看板が帰りも見えました。「峠」です。お忍びには良いのかもしれませんが、集客は当然都心とは比べものにならない難易度なのでしょう。そして廃業後もお忍びで家具や家電を住みこみさせるかたが多いのか、廃墟を見にきたのか不法投棄を見にきたのかよくわからないくらいでしたとさ。

 

 

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最後。改装ため休業されているそう。1段下層に建物はあって、坂を下って入るスタイルでした。いつか改装されてオープンすることを祈っております。