不妊手術に至るまで

はじめに、この度の台風19号では各地に甚大な被害がもたらされました。

ニュースをみる度に亡くなられた方の人数が増え、とても胸が痛みます。

お亡くなりになられた皆様、またそのご家族の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。

また、川の氾濫などによる浸水被害、土砂崩れによる被害、農作物への被害などで被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く元の生活に戻れますように…。

 被災した地域が広範で、支援もどこに何をしたらいいのか戸惑うような有様ですが、お買い物する時は被災地のものを、小銭は募金箱へ、余裕があったらふるさと納税や現地にお金を落としにいくなど、何かしら出来ることはあるので、本当に微力ですけれども心がけようと思っています。

 

 

さて、前回は5月までの事を書きました。

今回は5月以降のこと、不妊手術に至るまでのことを書きたいと思います。

 

皮膚の状態は一進一退といった感じでした。

エリザベスカラーなどで舐められないようにすれば、舐めて薄くなった毛も生えてくるし、傷も治るのですが、外すとまたふりだしに戻るという感じで。

 

エリザベスカラーはご飯も食べづらいしお水も飲みづらい。

そこで器はこのような、脚?のあるものに変えました。

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にーなの食器

これだとエリザベスカラーの内側におさまるし、高さがあるので下につっかえません。

 

しかし、問題はトイレ。

用を足して砂をかけようと思うと、頭を下げる姿勢になるのでカラーが砂につっかえる、砂がカラーにかかって肝心なところにかからない(届かない)。

いや、別に砂がかけられないのは私がどうにかすればいいので構わないんですけど、猫は砂をかけるのが習性だからしたがるし、砂が顔の前に積もっていってくしゃみしたりしているので…うちは、紙の砂を使っていて少しホコリっぽい感じがあるのですが、そのホコリをいっぱい吸っているのではないかと思うと呼吸器官に良くない気がして…。

 

そしてカラーの材質が合わないのか首周りの毛が薄くなってきてしまったのもあって、カラーはやめよう!と思い、引っ掻き傷や薄毛の多い首周りをなんとか保護しようと考えた末の苦肉の策。

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ハンカチで首周りを保護

厚めのしっかりした木綿100%の生地の私のハンカチを巻いただけですが、これが嫌がることもなく、ほどよく薄毛や傷のある場所も隠れ、いい具合だったのです。
綿100%ならばアレルギーへの心配もほとんどないかなと思いました。

お薬が効果がなく、カラーのみでもストレスや薄毛など困った事が出てしまいましたが、ひとまずこれでスタイルは定着。

それでも何かの拍子にハンカチが取れてしまって、気づいたら引っ掻いて傷を作っていたので万全ではないし、お尻の方は口が届くのでしっぽの付け根と太もものあたりが薄毛のまま(現在も継続)です。

が、お洋服は季節的にも蒸れそうだし、生地が合わなかったら痒みが全身に及んでしまいそうだし、他に方法も思い浮かばずこれで過ごしていました。

 

さて、そんなこんなでアレルギーに翻弄されていましたが、7月の末からにーなに異変が見られました。

 

それまでにも発情は見られましたが、期間はせいぜい10日~2週間未満でおさまっていたのです。

それが7月末に発情して2週間でおさまったと思ったらその4日後にまた発情、そして1週間程度でおさまったかと思ったらまた発情…と、明らかに周期がおかしい。

それに、離れていると鳴き続けるのですが、お腹をさすってあげると大人しくなる。

まあそういう子もいるというのは何かで読んで知っていたのですが、飼い主の直感みたいなもので、お腹に何か問題があるのでは?と思ってネットで検索したところ、こちらのページを見つけました。

www.fpc-pet.co.jp

 

そうとは限らないけれども、猫の子宮腫瘍の症状の一つとして発情周期の異常があげられています。

これだけの期間発情が続いたら、にーなのストレスだって相当なものでしょうし、周囲の人もクレームこそ来なかったけれども快くは思わないでしょうし、正直私もあまり眠れず限界を感じていたし…で、もしかしたら病気の可能性もある?ときたら、もう手術をするしかないと思いました。

 

ただ、発情している最中の手術は出血量が増えるなどリスクもあるので避けた方がよいという事も知ってはいたので、今すぐは無理かもしれないとも思いました。

しかし発情しっぱなしでおさまる様子もないので、ひとまず相談させていただき、少し様子をみていたのですが相変わらずおさまる様子がなく、リスクを承知の上で手術を予約しました。

 

これが手術までの経緯です。

病院へ(2月~5月)

9月21日に、にーなはいわゆる「不妊手術」を受けました。
6歳4か月での手術ですので、遅いです。
もっと早く手術を受けさせる予定ではあったのですが、(情けないことに)私が何度か入院したり、経済的な問題があったり、にーなも皮膚の状態が良くなくてそちらの治療を優先したり……で遅くなりました。

手術まえのこと

今年の2月にも手術をする前提で健康診断を受けました。
ですが、上にも書きましたが皮膚の状態が良くなかったのです。
あちこち痒がって引っ掻き傷を作り、同じところを何度も引っ掻くので傷も大きくなり、過剰に舐めて薄毛になっているところもありました。
また湿疹のようなものも場所によってみられました。

顕微鏡での検査でノミ・ダニなどは見つからず。
簡易的ではありますが、真菌などカビでもないことがわかりました。
(※特殊なライトを当てると、真菌などでは光って見えるのですが、全く反応がありませんでした。)

ではアレルギー?という事で治療を始めることになったのですが、猫がアレルギーの症状を呈するのはもっと若いうちで、にーなのように5歳を過ぎて発症するというのも珍しいので、正直ちょっと???という感じはありました。
ですが、とりあえずステロイドと抗生剤の投薬をはじめました。

最初は8日分。劇的とは言わないまでも、少し見た目の症状は良くなったようでした。
ステロイドは効いたからといって量を増やしたり長く飲むお薬ではありません。むしろ少しずつ減薬していずれやめなければ副作用の心配が出てきます。
そこで、にーなも次の8日はステロイドを1錠から1/2錠に、その次は1/2錠から1/4錠にと減らしていったのですが、最初の8日間ほどの改善は見られず…ステロイドでは効果がないということで、次に処方されたのは「アトピカ」というお薬でした。

アトピカというお薬は、ステロイドのようにすぐに効くお薬ではなく、効果が現れるまで大体1か月程度かかるそうです。
このお薬が独特の香りがあるのと、とても苦いもので(少し舐めてみました)、猫に飲ませるのはなかなか大変!
ご飯に混ぜてもダメ。踊って喜ぶちゅ~るに混ぜてもダメ。
仕方がないので口を開けさせて強制的に飲ませるしかありませんでした。
そして4日目、猫はご飯を食べなくなり、吐き気があるようでおぇっおぇっとするようになり。
投薬のストレスもあるかもしれませんが、お薬が合わないという事も考えられるので、エリザベスカラーをつけるのみにしてお薬はやめました。

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エリザベスカラーをつけたにーな

余談ですが、アトピカってボトルに入っていて、体重によって飲ませる量が変わってくるのですが、にーなの場合は1本で3週間分くらいです。
これがお高いお薬なんですよ…かかりつけの病院は比較的良心的なお値段なのですが、それでも8千円。ステロイドは1錠50円だったのに~。
それでも痒がっている姿はとても気の毒で、なんとかしてあげたいのが親心。仕方ありません。


さて話は変わりますが、3月~11月くらいまでは、ノミ・ダニの駆除もしなければなりません。
にーなも月に1度、病院で首の後ろに垂らすスポットタイプのお薬をつけていただいていました。
それが3月は平気だったのですが、4月にはお薬をつけたところをとても痒がって傷をつくり、5月には場所を少しずらして頭の後ろあたりにつけたら脱毛してしまい…。
アレルギーの治療中ではあったけれども、明らかに皮膚に異常が現れたので、これもちょっとやめておこうと6月からはつけることをやめました。

それが2月~5月のこと。


にーながうちに来る前の写真です。
可愛いでしょ♥

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にーな

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にーな

はじめまして。

キラリと申します。

ここでは主に愛猫『にーな』の事を綴っていきたいと思っています。

 

にーなとは?

2014年1月。

生後8か月で家族になりました。

 

知人宅で4兄姉の1匹として生まれ、本来ならずっとそのお宅で暮らすはずだったのですが、もともと多頭飼いであった上にその後もそのお宅では新たに仔猫が生まれたりなどしていく中で、私の目からすると、どうも他の子にご飯を譲ってしまってあまり食べられずほっそりしていること、お迎えする前から私にとても懐いてくれていたことがあり、相談の末に私がお世話をすることになりました。

 

女の子で猫としてはとても大人しく、私の言っていることも理解できるようで、トイレにしろ食事にしろ、日常生活で私を困らせたことはありません。

私にとっては、出来すぎというほどお利口さんです。

 

なぜ、今になってブログ?

出来すぎのにーなですが、今年に入ってちょっと色々ありまして…

そして今日(2019/10/06)、あることを機にブログににーなのことを残していこうと決めました。

これについては、記事を改めて書かせていただきます。

 

キラリとは?

50台半ばの独身女性です。

20年近く、うさぎと暮らしていました。

多頭飼いでお世話に明け暮れていて、それなりに色々ありましたけれど、気がついたらこんなんなってました!という感じです(笑)。

 

以前はうさぎのブログも書いていましたが、だいぶ前の話です。

文章を書くという機会がほぼなくなっているので、おかしな言い回しなども多々あるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。