ハンドレビュー
本日の気になったハンドをレビューします。
ハンド履歴
Preflop
oR2.6/3B10/C
Flop
B6/C
Turn
B9.4/R26/F
プレー中の考えや疑問
Flopは3-Bettorにかなり絡んでいるので高頻度にCBが打てる場面かと思いますが、今回のハンドは絶妙に微妙なハンドであったためTurn以降どういうラインをとるのか迷ってしまいました。
実戦的なことを言えば、3BPでこちらのTurnCBにRaiseが返ってくることはほとんどないので、相手のRaiseは相当強いとみて多くのハンドをFoldするのは間違いなさそうですが、Solver的にどこでRaiseしてくるのか、どこをFoldするのか等確認したいと思いました。
GTO
OOPはFlopでほぼ全レンジで小さいCBを打つので省略します。
実戦で迷ったのはTurnでAQoをどうプレーするかです。
Solverは以下のような解を出していました。
大きいサイズのCB、小さいサイズのCB、Checkどれでも良いようですね。
SolverはKx等の強いハンドと混ぜて大きいサイズを使っていることが多いようです。
IPはOOPからの小さいダブルバレルにどうプレーするのでしょうか。
KxのTripsとQTのStraightを中心としたレンジでRaiseを返しています。
もちろんAQoはFoldですね。OOPはQやTを抑えているハンドで粘り強くDefenseしているのが印象的です。
最後に仮にTurnでSolverが最も高い頻度で採用している大きいサイズのTurnCBを打った場合、RiverのBlankでどのようにプレーするのかを見ておきましょう。
StraightをBlockしているAQやQQやT8等でAll-In Bluffをしていますね。
OOPのAll-Inに対して、IPはAJ、A6、QJ、JT、T9等でもCallしています。
これ実戦でCallできるでしょうか、、、?
かなり勇気がいりますよね。ほとんどの人はOverfoldしているのではないでしょうか。
考察
最後に上述した、OOPのAll-Inに対するIPのCallはかなり難しいものとなりそうなので、それを考慮すると、Turn時点でのAQoはどの選択肢も同じEVでしたが、Exploitを考えるとTurnで大きいCBからのRiverのAll-Inが最もEV高いかもしれないですね。
実戦のBet-Foldも悪くはないですが、少しもったいない気がしたので、次回似たようなスポットになったら試してみようと思います。
ハンドレビュー
本日の気になったハンドをレビューします。
ハンド履歴
Preflop
oR2.4/3B9.6/C
Flop
B6/C
Turn
B15.6/C
River
X/X
プレー中の考えや疑問
BTNvsSBの3bet potです。
Flopが出た時点で、IPからしたら嬉しくないですね。
OOPが全レンジでCBを打てる場面です。
OOPからの30%potBetに対してTTはもちろんCallしますが、低レートでは3betが狭くJJ+、AK、AQあたりが多いため勝ってる心地はしません。
Turnで2枚目のKが出て相手のAK、KKのコンボが減りましたが、もう一発BetされCallしてRiverへ。。。
Riverは3枚目のKです。
相手はCheckしてきました。
僕の読みは相手はAQ、AJあたりが濃厚かなと思ってました。Kを持っていたらほぼAll-Inしてくるでしょうし、AAもおそらくAll-inしてくるでしょう。QQはCheckしてくる可能性もあるかなと思ってました。
一方でIPはKと多くのPPや引けなかったDraw等でAll-Inしますが、今回持っているTTと相手のレンジを考えると勝ってるところにFoldされ、負けてることにだけにCallされそうだったのでCheckしました。
ただ、おそらくGTOはOOPでもっとAgrressiveにAll-Inしてくるし、OOPのCheckに対してIPはもっとAgrressiveにAll-Inするんだろうと思います。
GTO
まずFlopは全レンジでCBを打ちます。IPはTTでCallするところまでは問題ないと思います。
TurnでAQをBetするかどうかですが、低頻度でやるようですね。
IPはPPをほとんどCallします。
RiverでOOPはKxとほとんどのPP、そしてQ〜9あたりのハンドでAll-inします。
QQと88の一部、AxあたりをCheckに残していますね。
一方OOPにCheckされたIPはKx、99+に加え、ミスしたDrawでAll-Inします。
IPのAll-InにOOPはどこでCallするでしょうか?すぐにイメージできますか?
以下がOOPのBluff Catchレンジです。
QQや88に加え、ATでCallをしています。
88やATでBluff Catchしにきてくれるからこそ、IPはJJ〜99でAll-Inする意味があるわけですね。
考察
上記がGTO戦略ですが、実際の相手のRiver戦略は異なっているのではないかと思っていました。
少し先述しましたが、相手はKxとAAで主にAll-InするもののQQ〜99ではほとんどCheckするのではないかと思ってました。
また、こちらのAll-Inに対してATでCallしてこないと思います。
つまり、QQ、JJあたりに負けてるハンドはBluffする意味がないためCheckし、ATにも勝っていないようなハンドでBluffすることがExploitとなりそうです。
下記が上記の条件を加味してNode Lockした結果です。
しっかりValueが取れるKx、AA、JJでValue Betをし、ATをFoldさせるために65sでBluffしていますね。
実際に相手がどういう戦略を取っているかは定かではないですが、今回のハンドに限って言えばTTでAll-InしてもCallされなかったと思うので、どちらでも結果は変わらなかったですね。
非常に強い相手に対してはしっかりとTTもAll-InしていかないとEVをLossしますので、注意しましょう!
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3月から提供開始のところが多いですが、僕は楽天モバイルの無料期間もまだまだあるので、少し様子を見て決めたいと思います。
ハンドレビュー
気になったハンドをレビューしていきます。
ハンド履歴
Preflop
oR3/C
Flop
X/X
Turn
B1.8/R8/F
プレー中の考えや疑問
COからのOpenにBBからA9sでCallしました。Callしても3betしても良いのではないかと思いますが今回はCallを選択しました。気分です。
FlopはHigh Connected Boardになりました。
全レンジで30%potCBを打つ戦略を用いている人も多いと思います(実際ほとんどEV Lossないです)が、実戦ではCheckBackされました。
この時はKx、Tx、PPあたりが多いかなと考えていました。弱いAxもあるとは思いますが、TPは何でもCB打つ人多いので少しは薄いかなと。A9は勝ってますしね。
Turnで3枚目のダイヤが落ちました。
ここでProbeを打つかどうかを悩んでいましたが結局小さいProbeを打つことにしました。理由は以下の通り。
- 相手のCheckレンジを先述の通りに仮定するとほぼ勝っている
- TurnでCheckすると相手もCheckしそう
- 2PR+とFDはほとんどFlopでCBを打っているはず
少しやりすぎかなーおとなしくCheckかなーと思いつつ、Exploit的に打ちました。
が、実戦は4倍強のRaiseが返ってきてFold。。。
こちらもTP持ってますが、相手のRaiseレンジが非常に強そうだったので、Exploit的にFoldしました。
ということで悩んだのはTurn Probeとそこに返ってきたRaiseへのFoldの2点。
GTO
まずFlopのIPの戦略ですが、Solverもほぼ全レンジでCBを打っていました(Checkは3%のみ)ので省略します。サイズは70%や130%も使っていますが、慣れない人は30%だけでも問題ないと思います。ちなみに僕はあえて大きいCB打ったりするのが好きです。
そして問題のTurnですが、SolverはA9sでCheck優勢ですがわずかにProbeを打つこともありました。どっちか迷った感覚は悪くなかったようです。
また、ProbeにRaiseされた場合もCall優勢ですが、Foldも入っているのでこれもきわどい選択だったことがわかりました。
考察
全体として悪くないプレーだったように思います。
Actionを悩んだ個所は全てSolverもとるラインでしたし、Exploitする方向性も良いと思います。
- 相手がFlopでCheckするレンジでTurnに強くなっているレンジがほとんどない
→Probeの頻度を増やす方向でExploitします - Probeに対するRaiseレンジが強すぎる
→SolverはTPGK+以外にKQ、QQ、QT、FD、GS等でRaiseしますが、そこまでバランスを取ってRaiseしているとは思えません(そもそもGTOはRaise自体あまりしません)。A9sはほぼ負けているのでFoldで良いかなと思います。
またOOPのProbeするレンジも再確認できました。
Q4、Q3、Q2、J4、J3、J2、43、42、32あたりでProbeできるでしょうか、、、?
今後似たようなSpotに遭遇したら打てるようになりたいものです。
このブログでのポーカー記事について
僕の趣味の中心となっているポーカーについて、今後このブログで書いていく予定です。
ここ1、2年くらい日本のポーカー界隈ではnoteのサービスを使用して様々な記事を公開する人が非常に増えました。
僕もnote記事を書こうと前から思ってはいるのですが、めんどくさがりの僕には人に分かりやすく伝えるために記事を推敲したり見た目を綺麗にしたりする労力が障害となっていました。
そこで、このブログとnoteの位置付けとしては以下のようにしたいと思います。
- ブログ:日々の座学や実戦の記録、その時々に思ったこと考えたことの備忘録
→情報の粒度としては細かく、体系的に網羅されていない - note:上記ブログ等で溜まった情報を、一定のテーマでまとめて整理したもの
→ブログよりも情報の粒度は荒く、あるテーマについてある程度体系的に網羅している
今後どうなるかは分かりませんが、当分は上記の運用をしていくつもりです。