ミリしらが観た 映画すみっコぐらし
Twitterでつい先日話題となった 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
すみっコぐらし自体はとかげちゃん(映画を観て名前を知りました)好きな友人がいたので映画の存在は知っていたのですが、特に何かすみっコぐらしについて知っているわけでも、もちろん絵本やゲームに触れたことがないので観る予定はなく、映画の感想をいくつか見ているととても興味が湧いてきたのでさっそく映画館へと足を運びました。(比較的近場でやっていてよかった…)
まず最初にミリしらでも大丈夫かという疑問がある人も多いでしょうが、全然OKです。
「公式のキャラクター紹介くらい読んでから行くかー」
と思い読みましたがそれすらも不要です、なぜなら映画のはじめにほぼ同じ内容とキャラを説明してくれるから。
するに越したことはないでしょうが本当に前準備不要です。
驚いたのはキャラクターに声がないこと
ナレーションとキャラの頭上に出るちょっとした字幕のセリフのみでお話は進んでいきます。
もう登場キャラクターすべてがかわいい、ほこりすらもかわいいですからね、この映画。
映画の内容は至ってシンプル
いつもの喫茶店、いつものすみっこ。
その地下室に隠された、ふしぎな絵本とは・・・?ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、
古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。
絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、
ひとりぼっちのひよこ・・・?
「このコのおうちをさがそう!」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。
すみっコたちが絵本に吸い込まれ、そこで出会った《ひよこ》のおうちを様々なおなじみの童話を通して探すものがたり。
シンプル故にいろんな人の心に刺さる映画だと思いました。絵本の中という設定もうまく活かしています。
そして優しい、初対面のひよこに対して真剣におうち探そうとしていますからね。こんな優しい世界に最近触れていなかったのでそれだけでも心が浄化されます。
そして後半にはすみっコたちが旅してきた童話がつながり、ひよこの正体に迫っていきます。
泣きました。もともと評判は観ていたので相応の覚悟はしてたはずなんですがそれでもダメでした。エンドロールの優しい絵の数々。
エンドロールで終始泣いたのはこの映画が初めてです。
本当に観に行ってよかったです。
映画の劇場情報に上映時間まで載せてる公式サイトなんてあります??
優しい
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=sumikkogurashi
*1:公式サイト ストーリーより
ガルパン最終章を初めてMX4Dで観た話
お久しぶりです。
色々映画は観ていたのですがブログを書こうと思うと気が進まず…(なぜ始めた)
現在に至ります。
今回は映画の感想とは少し違うのですが、MX4Dなるものを初めて鑑賞したのでそれについての感想です
MX4Dについてはこちらのサイト読んでみるといいかもしれません
要は
- 座席が動く
- 顔に水がかかる
- 風吹きかけられる
するんです、あと一部匂いがしたりも
それをガルパンで体験してきたわけです。
ガルパンはかなり揺れる
作品によっても差はあるようなのですが、ガルパンはめちゃめちゃ揺れました
それも砲弾を打つ、当たるだけの揺れではありません
お尻から履帯の動く振動が伝わってきたり、キャラの動きに合わせて座席が上下に動いたりするのが、ここでも動くのか的な楽しさがあります。
特にボコミュージアムのシーンではボコの気分になれます、ボコボコにされます。
総評
映画というよりアトラクションという感じですね、アミューズメントです
揺れが大きいので酔いやすい人は酔い止め飲んでいったほうがいいかもしれません、というか飲んでいきました。
何回もというわけではありませんが、水が勢いよくかけられるのでそれにも注意が必要かもしれませんね、化粧とか
とはいえ、ガルパンとMX4Dはとても相性が良いと思ってます。物語の没入感が一段とすごいですしまだ観てないという方は是非劇場に行くことをオススメします!(そろそろ上映終了してしまう劇場も多いと思うので…⁾
楽しいよ!!
きみと、波にのれたら 感想【ネタバレ無】
『10年20年、ひな子がおばあさんになっても、ずっとずっと。』
こんにちは、観たいなーと思っていながらなかなか観に行かないままもうすぐ上映終了してしまうのを知り、急いで観に行った「きみと、波にのれたら」についての感想です。
あらすじを簡単に述べると、サーフィン好き女子大生ひな子と消防士である港の2人を描いた物語で、予告では幸せな2人に突然港の死によって別れが訪れるが、ひな子がある歌を歌うことによって、水の中に死んだはずの港が現れ…そんなお話です。
前回の天気の子でも水の表現良かったとか言ってますが、この映画でも水は密接に繋がっています。海(特に波)、消防、ドリップコーヒーなどなどいろいろなところで水の表現が使われていてそのどれもが良い、観ていただければわかると思いますがこだわりを感じました。
2人の出会いから別れまで思っていた以上に丁寧に描かれていました。出会いは火事なんですけれど、港たち消防士の描写が細かかったです、訓練とか出動シーンとか、とにかくしっかり描写してるなーと感じました。
映画前半の出会ってからは超あまあま。この映画を観て気がついたんですが、私は恋愛モノというかあまい映像"魅せ"られるだけでも満足できそうなくらい好きなのでは?という考えを持ち始めてます(さすがに前半部分だけでは映画として物足りないでしょうけど)。その辺りの描写が受け付けない人もいるかもしれませんね。
また途中、2人が歌を歌いながらひたすらラブラブな映像魅せるシーンがあるんですが、こちら公式がYouTubeにあげてます、ぜひ観てみてください。どうやって録ったんだろうと思うとともに、この2人絶対顔合わせながらにこにこして歌ってるんだろうな~~っというのが容易に想像出来ます、2人だったらどんな荒波でも乗り越えていける、そんな気がしてきます。
(こういう歌に乗せながらの日常シーン好き)
この辺りの2人の良い関係を観れば観るほど後半が辛くなってきます。
港という大切な存在がいなくなり丘の上だけでなく自分が得意としていた海の波にさえのらなく(のれなく)なってしまう。明るい性格のひな子だからこそ沈んでいるシーンが際立ちます。
港との突然の別れ、水の中にふたたびひな子の目の前に姿を現われた理由、ひな子は今後どうしていくのか。また港の死のあとから港の後輩である山葵と妹の洋子の描写も多くなっていきますが2人の関係性にも変化が訪れていきます。なにをやっても上手な港に対して上手くいかない山葵、でも、だからこそ人を救うことが出来ることもあると気づく。
名前が出てくる登場人物は皆良い人ばっかりです、だからだいたいは安心して観られました。途中はらはらする部分もありますがそれはそれでこの映画の刺激になっています。こことここを繋げてくるか!みたいな部分もあったりして演出も良いものでした。ラストシーンはこれ泣かせにきてるなー感じがします(はい、泣きました)。
恋愛モノってほとんど観たことなくて本当に楽しめるかもわからなかったんですけど本当に面白かったです。主題歌も買いました。劇中で何回も主題歌が出てきます、ずるい。今回の感想はこの辺で、後々ネタバレ有も追記するかもしれません。
今回は特に読書感想文感すごそうなんですけど勘弁してください…。
天気の子 感想【ネタバレ無し】
「天気って不思議だ。ただの空模様に、こんなにも気持ちを動かされてしまう」
皆さんこんにちは、昨日7月19日に公開された天気の子、初日に観に行ってきました。
前作の『君の名は』が大ヒットだったこともあり期待している方も多いではないでしょうか。
私は新海誠作品は君の名はしか観たこと無い人です。ですのでこれこそが新海誠作品だ!とかは言えないのであしからず。
さて本題の天気の子なのですが、私は非常に楽しめました、今までほっといたブログを別の形で再始動させて、こうやってパソコンの前でひたすら考えさせられてしまう程には。私はゲームやアニメ、ドラマなどにおける雨の表現が大好きなのですが雨、水の表現だけでももう最高ですね。
冒頭の台詞は予告編で主人公 帆高が言っていた台詞です。
皆さんはどう思いますか。雨がずっと続く日々、そこに現れた100%の晴れ女 陽菜。そりゃあ陽菜に帆高は心動かされるよな、と共感しました。
その2人によるまさに『世界の秘密についての物語』なのです。
世界の秘密についての物語とは言いましたが、天気なんて人っ子一人が背負える者ではありません。現実にも増えている異常気象だって地球の手のひら上、そもそも本当に異常なのか?などなど現実にも似たような考えさせら部分が多くあります。
劇中では雨のシーンが非常に多く、だからこそ晴れのシーンがとても映えるんですよね。雲の隙間から光が差し込む様はまるで神が降臨するかのような幻想的な景色が現実でもたまに見ることができますが、まさに天が日射しをくれたかのようにも感じます。
とにかく映像の表現が良くて、音楽ももちろん素晴らしくてRADWIMPSさんありがとうって感じです。(帰りにサントラ買って現在聴きながら書いてます)
(予告でわかる部分が少ない気もするのでどこまで本編に触れていいものか迷いますが)私は帆高と陽菜の距離感が好きです、2回目の出会いでの帆高のちょっと空回りしてる感じとか。最初は全くの他人なわけでそこから段々と…
そこには、陽菜の弟 凪が登場するわけですが自分は彼が今回の登場人物で一番好きかもしれません。彼の生き方考え方があの歳で達観してるなというかかっこよくて帆高と似た気持ちになりましたし、終盤の彼の言葉で私は泣きました。
予告といえば、心配されていた(というか私も心配していたのですが…)本田翼さん演じる夏美ですが、私は違和感無かったです。良かった。あと小栗旬さん声かっこよ。
とりあえず今私が文字として書けたのがこれくらいです。具体的な感想が凪くんしか無くない??って感じですが、このようにひたすら感想を書くのも読書感想文くらいしか経験の無い人でしかも今回はネタバレ無しで書こうということなのでご勘弁ください…
余談ですが、私が観に行った日は朝は曇っていて最近もずっと曇りや雨の日ばかりだったのですが映画館に出た後にふと空を見上げると青空も少し見えるくらいに晴れていました。なんだかホッとするとともに少しだけ悲しくなった気もします。また夜にすごい雨が降ってきてまさに天気の子じゃんとか思ってました。
(遠くない内にネタバレ有り感想も書こうと思っています。何事も慣れていくことが重要だと思っていますので)