設定やストーリーに矛盾だとか腑に落ちない事があっても、作者が後で書くのだろうと思ったり、自分の中で勝手にストーリーを想像して済ませてしまう事が多い。
例えばミスマルカ、何でラヒルエーデルワイスを国の中枢で使ってるんだろう?帝国の元将軍なのに?と不思議に思っていても、何か別の話があるのだろうと思って済ましてる。

後、昔けんぷファーでナツルは沙倉さんを何であんなに盲目的に好いているんだろう?きっと未だ明らかにされていない設定があるに違いないと思っていたが、結局そんな設定は無かった。でもそんなに気にしてない。

ラノサイ杯に投票したいという謎の欲求が、僕にはあるんだよ

2010年上半期ライトノベルサイト杯」に投票します
【10上期ラノベ投票/新規/9784758041379】
【10上期ラノベ投票/新規/9784797359367】
【10上期ラノベ投票/新規/9784094512069】
【10上期ラノベ投票/新規/9784758041577】
【10上期ラノベ投票/新規/9784840134248】
絶望同盟 (一迅社文庫)踊る星降るレネシクル (GA文庫)ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック (ガガガ文庫)10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)不堕落なルイシュ (MF文庫J)
絶望同盟 嫌みで皮肉屋という全く主人公らしくない少年と、美人だがいつも眠くてやる気のない少女との恋愛か何か。成功するしないが正しいかどうかは解らないが、行動すること自体は正しいとか読後感じたりした
踊る星降るレネシクル 淡いファンタジーな世界でせつなく感動できる話かと思ってたら違った…。地方の宗教団体とその街を舞台にした超常バトル根性ラブコメだった。あにゃあにゃあにゃにゃん
ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック ファンタジーな世界で特殊部隊の少年がお姫様を守るためにバトル、そしてロマンスというタイトル通りの作品。異世界でも深見節は心地よく冴え渡るなあ
10歳の保健体育 タイトルはアレだし、中身も主人公始めキャラがぶっ飛んでいますが、その実、真っ当かつ斬新なラブコメ。従来のラノベにおけるラブコメのパターンを覆す仕掛けがそこかしこに仕込まれていて、ラノベのラブコメはワンパターンと感じている人には結構お薦めかな?ただしギャグの密度が余りに濃いため、多少読みにくく感じるかも知れません。でも竹井10日作品では12を競うほど面白いですし、ラノベ全体としても従来のラブコメの常識を覆す作品だと思います。
不堕落なルイシュ 森田季節の本性というか、今まで出した作品のエッセンスがかなり感じられます。面白いのですが、いわゆる売れ線とは違う作風なので、今のMF文庫Jがこれを発刊したことに軽い衝撃を受けました


【10上期ラノベ投票/既存/9784094511833】
【10上期ラノベ投票/既存/9784086305280】
【10上期ラノベ投票/既存/9784840132541】
【10上期ラノベ投票/既存/9784048684521】
【10上期ラノベ投票/既存/9784047260924】
人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)ベン・トー 5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 (スーパーダッシュ文庫)ソードアート・オンライン (4) フェアリィ・ダンス (電撃文庫)けんぷファー〈12〉 (MF文庫J)疾走する思春期のパラベラム みんな大好きな戦争 (ファミ通文庫)
人類は衰退しました (5) 過去編、学舎での生活の話なんだが、子供がゆえに理不尽に苦い共同生活、そこで賢しく成長していく主人公とそれに関わっていく友人達、そして妖精さん。シリーズでも1、2を争う面白さだった
ベン・トー5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 あこがれの広部さん登場!予想していた性格とはチョット違ったが、流石に佐藤が惚れるだけあって一筋縄ではいかない魅力だった。恋と半額弁当どっちを選ぶ?とか正気を疑うテーマが真面目に熱い
けんぷファー 12  けんぷファー最終巻。色々と未回収の設定とか伏線に言いたいこともあるが、それを補うくらい印象に残るとても良いラストだった。
ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス フェアリィ・ダンス編ラストなんだが、実質的にはアインクラッドも含めての第一部完。この作品より面白いラノベを探すのは大変だと思う
疾走する思春期のパラベラム みんな大好きな戦争  次の巻への繋ぎ的な内容のため1冊で話が終わっていないが、タイトルの格好良さと急展開をみせるストーリーに脱帽、はやく続きが読みたい!

読むのが苦痛だった作品、どうしてそう感じたのかを考えてみようと思う。まずストーリーなんだけど、主人公の日々書いていた妄想ノートが現実化して主人公の理想の美少女が現れるんだけど、妄想ノートに書いていたその少女の設定が足りなくて、その少女は何か行動とか言語のおかしいポンコツだった…。*1で、主人公は妄想ノートの設定をいじったり書き足したりして彼女を本当の理想の恋人にすべく奮闘する。結構斬新なストーリーかな?
で、この作品を何より特徴付けているのが、ハイテンションかつ不条理なギャグ。このギャグに嵌るかどうかが、この作品に対する評価を左右すると思うんだが、さらなる試練はこの作品が長い事。ギャグが合わないくらい我慢して読み流しとけば良いんだよと思って読んでいると、長い、長い…半分位読んだところで苦痛を感じる、辛い。
冒頭の主人公の兄貴とか、後半の盛り上がりとか面白い所もあるんだが、中身が辛い。宮野とか現実会の話も何かイマイチ、その間延々と続くギャグが苦行に感じる、しかも読んでて先は長い…。
ホント、なんでこんなに長いんだろう?「東京皇帝」とか「これはゾンビですか?」のような人気作だってこんなに長かったら辛かろうに…意図がワカラン

*1:今考えるとこの時点で少々の危険性を孕んでいるような気もする…その脳とか障害とか的な…。

敵は○○○○!

昨日「ゴミ箱から失礼いたします」は完結したと言いましたが、名言されてない以上完結とは限らないのですよね。過去にも「神様のおきにいり」が「もふもふっ 珠枝さま!」となった例があります。また化物語のヒットにより主人公に彼女がすでに存在している作品も需要がきていると思います。ゴミ箱をもっと読みたいです、全然満足しきれていません、ファンの俺が完結とか言ってるようじゃダメダメだと気付きました。ゴミ箱をMFのエースにすべく応援、陰謀、工作を頑張ります!

シリーズは終わったが、ゴミ箱が負けた訳ではない!

ゴミ箱から失礼いたします 4 (MF文庫J)

ゴミ箱から失礼いたします 4 (MF文庫J)

ゴミ箱4巻、明言されてはいませんがこれでラストだと思います。全4巻堂々のシリーズ完結でした、満足です。4巻の中身はこれと言った事件はないのですが、萌える太が三角関係にどうけじめを付けるのか?付けないのか?が見所でしたね、ええ、面白かったです納得のラストです。
えと、俺個人の考えなのですが、ダブルヒロイン等、複数のヒロインとの逢瀬、恋愛で読者を引っ張るような作風なら、ラストは対象を1人に絞り、作家が書いたその恋愛劇に決着をつけるべきだと思ってます、散々読者をやきもきさせた挙げ句に結局ハーレムエンド、それはもう詐欺に近いのではないか?と思うのですよ
ゴミ箱の作者は2巻の辺りから、どうもハーレムを書くことに一種の照れのようなものがあったと感じます。「本当本当うるさいなお前は!!」萌える太に告白した彩音が、萌える太の気の多さに切れたときのセリフです。このセリフを読んだときから、この作家は多分キッチリ形を付けてくれるのだと信じてました。
次の作品も楽しみです、ありがとうございました。

あの人が言うなら仕方ないな( ´∀`)

俺にしては珍しくビーンズの紹介。えと、ビーンズ大賞の審査員特別賞だったのかな?帯を見ると結構話題になってて売れてるっぽい。で、内容はファンタジープラス名作劇場、つかペリーヌ物語がもしファンタジーの世界だったらって感じ。それをかなり基本を大事にした構成とストーリーで綺麗に纏めてる、また表紙の可憐さと銀砂糖師という設定で全然古くささとかは感じない。あと最近のファンタジーにしてはだいぶ軽めな感じかな?もう少しこの世界に浸ってたい気もするのですが、大賞応募作のせいか余計な枝は結構大胆に切ってる感じ。なんか続きが読みたくなりますね、これ。…と思ってたら8月1日には新刊出るってさ、ラッキー。

俺も聖書読んでみたくなった

ゴルゴタ (徳間文庫)

ゴルゴタ (徳間文庫)

2007年に単行本で出たもの。今回文庫落ちしたので早速購入、読了。えーと、なにか一般文芸らしい作品なのかなあ?と勝手に予想していたのですが違いました。何か本当に体当たりな、返ってラノベの方が文章に気を使ってる感じなドストレートな作品でした。ラノベとは違うのは毒が強いことですかね?主人公は善人ではありません、それどころか かなり異常なところもあります。また主人公が何故行動していくかという信念。法律や現状に対しての問題提起はラノベより力が入っている感じでした。いつもの深見真なのですが、いつもより暴力的な構成だと思いました、何かを叩きつけるような意気込みを感じました。