EclipseでFTP
すっかり技術の流れに置いてけぼりをくらっている髭です。
さて、本日はEclipseから修正したファイルをFTP経由でリモートサーバに転送する方法をやってみましょう。
実は今、PHPを使った開発をしており、テストサーバに同期をとりつつアップロードする手段を探していたら、よさげな方法があったので、現場で実践する前に自宅でテストです。
■FTPサーバの設定
Eclipseの設定をする前に、FTPサーバ側も起動しておきましょう。
簡単な手順としては
- Hyper-Vを使ってCentOSをインストールする。
Hyper-Vの基本的な設定は、ここでは記載しません。ググってください^^ - vsftpdをyum -y install vsftpdでインストールして、設定
- httpdをyum -y install httpdを使ってインストールして、設定
- FTP用のユーザを作成
- /var/wwwが作成されているはずなので、作成したユーザに権限を付与
- FFFTPなど使って接続確認(windowsのFTPはPASVモード非対応の為、確認もFFFTPなどを使いましょう)
な感じです。
■Eclipseの設定
では、本題のEclipseです。
- [ヘルプ]→[新規ソフトウェアのインストール]を選択
- 使用可能ソフトウェアの画面にて[作業対象]として、Eclipseのサイトを選択
※私の場合、MarsとEclipse Marsがありましたが、Mars側を選びます。 - 一覧のどこか(たぶん、一般)に、[リモート・システム・エクスプローラー・エンドユーザ・ランタイム]がありますので、そちらを選択して、追加します。
- 無事インストールが終わると、パースペクティブ一覧に[リモートシステムエクスプローラー]が追加されます。
- [リモートシステムエクスプローラ]を開いて、[リモートシステムの接続を定義]ボタンを押します。
- 新規接続ダイアログで、FTPのみを選択して、次へ
- ホスト名にサーバのIPを、接続名に適当な名前を、説明に適当な説明を入れて、完了ボタンを押します。
- リモートシステムエクスプローラ上にFTPサーバの先が見えるようになりますので、アクセスしてみると、ユーザ名とパスワードを要求されます。
入力すると、アクセスができるようになります。
■ファイルのアップロード
実際にファイルをアップロードするときは、少し癖があるように感じますがやってみましょう。
- プロジェクトエクスプローラのアップロードしたいファイル(最初はフォルダかな)を右クリックします。
- [エクスポート]を選択すると、エクスポートのダイアログが開きます。
- リモート・システム→リモート・ファイル・システムを選択します。
- 宛先フォルダーにアップロード先を選択して、オプションからビュー・同期化をチェックします。
- 完了を押下すると、RSE同期化ビューが表示されるので、問題なければ、アップロードしたいファイルを右クリックして、putを選択します。
※アップロードしたいファイルをダブルクリックすると、差分が表示されます。 - コンソールを表示していると、コマンドが流れて、アップロードが完了します。
簡単メモでした。
2017/05/05 追記
どうも、eclipse上で削除したファイルの同期をとると、リモートから取得してくるようになるようです。今のところ、以下の手順ぐらいしか見当たりません。
- リモートシステムエクスプローラを使ってサーバ側から削除
- 同期化
- 追加モードで表示されるので、右クリック→削除
なんかいい方法見つかったら、また追記します。