24/25 GRAY QUADRAⅡ 189   

2024・3・9 菅平高原スキー場

気温だいたい-5度くらい 雪質薄い新雪下地あり

 

メーカーサイトはこちら

graysnowboards.co.jp

 

GRAY SNOWBOARDS [ QUADRA 2 @172000] グレイ スノーボード【正規代理店商品】【送料無料】

価格:189200円
(2024/5/21 08:48時点)
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テールガッツリ踏まれていますね。菅平のリフト待ちマナーは結構悪いです。

 

今回はGRAYの新サイズです。昨シーズンはアミックスと同じく190というサイズを出してきましたが1cm短くなりました。ワンシーズンで190を廃版にしてまで189を出してくるのですから充分な意味があるのでしょう。

 

滑ってみると

重量的には長さの割には軽めです。

ノーズ近辺のロッカーがやや強いのか見た目ほど足元に伝わる長さは感じません。

この辺で先シーズン試乗した190よりコントロールしやすさが伝わります。

ボード全体も柔らかくしたのかターンの入りでどこかが特別強くグリップするような事が無くボード全体でスムーズに入ってくれ、良いタイミングで抜けてくれます。

カービングの安定感が非常に高いです。

まるでオクセスに乗っているような感覚でした。

今まで国内産はアミックスのクオリティが抜けていましたが他メーカーの研究が加速しているので今後は1強ではなくなるかもしれません。

 

パワーのある選手がスライドを使って短時間でグリップさせるような使い方には少し弱い気もしますがボードが長いのでWC選手でなければ適応するでしょう。

実際国内で活躍している武川プロも若く身体も細い(多分体重も軽い)ので、そういった選手に向けた長板なのでしょう。

 

テクニカルで使用するにはボードの挙動がおとなしいため綺麗なターンはできるものの見せ場を作りにくいでしょう

 

 

どんなユーザーに向くか

・ボードコントロールができる中上級者

・体重が軽くても短い板で妥協したくないレーサー

・運動神経の衰えていない若いレーサー

 

超私的採点(GSレースボードとして)

カービング 110

スライド  95

ノーズのグリップ 100

テールのグリップ 100

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 95(硬いほど高得点)

回転性能 95

安定性  105

板の走り 90

コストパフォーマンス 100

 

 

 

 

24/25 MOSS NSR185

2024・2・21 菅平高原スキー場

気温だいたい5度くらい 雪質はザラメ

 

メーカーサイトはこちら

mosssnowboards.co.jp

 

24-25 MOSS NSR モス エヌエスアール スノーボード アルペン 板 156 163

価格:192500円
(2024/5/7 18:16時点)
感想(0件)

 

引き続きMOSSを試乗させていただきました

生憎の雨模様でバーンも柔らかくレースボード本来の実力が出しにくい環境でしたがMOSSの試乗自体が久しぶりで、確かSRMAXを数年前に乗って以来かと思います。

今回のNSRはアウトライン等に変更は無さそうですが生産工場が国内に変更とあり期待が高まります。

 

滑ってみると

重量的には平均かなといったところです。

以前のモデルからですがサイドウォールが斜めになっているためデッキ側のウエストがやや狭く、ウエストが絞られていない旧型のアルフレックスなどははみ出します。

 

163同様エッジグリップが強く、少し傾けるとグリップし始めます。

そしてやはりスムーズです。それほど綺麗なバーンではなかったのですが

荒れを拾うことなくパワーで潰すでもなく滑らかに切ってくれます。

あまりこちらから動いていかなくてもスムーズにターンしてくれる

(オーバーアクションは受け付けない)点も同様で、センターポジションで左右への傾きと板へのまっすぐなプレッシャーでターンが成立します。

 

ボードの性格が前回紹介した163cmと全く一緒なので乗り換えたときの違和感が無いのは非常に好印象です。

メーカーによってはSLとGSが全くの別物なんていうことも少なくはありませんので一日に多種目をこなすレーサーには脳と身体の切り替えに時間を割かずに済むのは重要なポイントだと思います。

 

 

どんなユーザーに向くか

・ボードの上で左右以外にあまり動かない人

・シンプルな滑りをしたい人

・レース初心者で癖のついていない人

 

超私的採点(GSレースボードとして)

カービング 100

スライド  95

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 100

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 100(硬いほど高得点)

回転性能 95

安定性  100

板の走り 95

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 MOSS NSR163

2024・2・21 菅平高原スキー場

気温だいたい5度くらい 雪質はザラメ

 

メーカーサイトはこちら

mosssnowboards.co.jp

 

24-25 MOSS NSR モス エヌエスアール スノーボード アルペン 板 156 163

価格:192500円
(2024/5/7 18:16時点)
感想(0件)

今回はMOSSを試乗させていただきました

生憎の雨模様でバーンも柔らかくレースボード本来の実力が出しにくい環境でしたがMOSSの試乗自体が久しぶりで、確かSRMAXを数年前に乗って以来かと思います。

今回のNSRはアウトライン等に変更は無さそうですが生産工場が国内に変更とあり期待が高まります。

 

滑ってみると

重量的には平均かなといったところです。

以前のモデルからですがサイドウォールが斜めになっているためデッキ側のウエストがやや狭く、ウエストが絞られていない旧型のアルフレックスなどははみ出します。

 

エッジグリップが秀逸で、少し傾けるとグリップし始めます。

この辺りは前のモデルと共通ですがグリップ感がトゲトゲゴリゴリした感じが無く

非常にスムーズにグリップしてくれます。海外製ボードの感覚でした。

このあたりは中身の大幅変更があったのではと思います。

おかげでターン自体もスムーズで、あまりライダーから大きなアクションが無くても綺麗にターンしてくれます。

逆に言えば乗り手からの大きなアクションを受け止めてくれないノーズとテールの頼りなさがあり、特に前後へのプレッシャーを大きくはかけにくい印象でした。

 

さらに考え方を変えると、

シンプルにセンターにポジションキープしたうえでクロスオーバーとクロスアンダーをしっかり使えればタイムが出せる板なので

乗り手さえシンプルになれれば非常に良い板だと思います。

 

オーバーアクションが常であるテクニカルには不向きでしょう。

 

どんなユーザーに向くか

・ボードの上で左右以外にあまり動かない人

・シンプルな滑りをしたい人

・レース初心者で癖のついていない人

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 95

スライド  100

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 90

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 100(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  95

板の走り 95

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 ALC R-Y182

2024・2・12 菅平高原スキー場

気温だいたい0度くらい 雪質はややソフト

 

 
メーカーサイトはこちら

alc-snow.jp

   

ALC エーエルシー プレート MC21-W 192mm アルペン ボード ALLFLEX パーツ 送料無料【あす楽対応】

価格:151800円
(2024/4/2 19:53時点)
感想(0件)

 

 

今回ご紹介させていただくのはALCのテクニカル向けボードです。

24シーズン、JSBAテクニカル選手権を制した山本選手が考案、使用しているボードになります。

 

 

 

滑ってみると

メタルシートは入っているようですが薄いのか非常にしなやかです。

小賀坂製らしからぬ板厚の薄さを感じます

重量的には平均かなといったところです。

GSボードでもしっかりした板であればそれに合わせてしっかりプレッシャーを掛けに行くのですが、このボードは柔らかいためゆっくりした動きでターンに入りやすく、比較的のんびりターンがしやすいです。

 

谷回りからじっくり乗り込んで山回りまで距離と時間をかけたターンが得意な板だと思いました。

 

テクニカルでのロングターンを綺麗に滑るためのボードと感じましたが

ゲレンデクルージングで長距離を滑るのにも向いていそうです。

この日は柔らかい雪質でしたがストレスが少なめですので

春のザバザバ状態でもある程度快適に滑れるのではと思います。

これでレッドブルエッジに出てみたいです。

 

ターン自体が長引きやすく、回りこんでくるためレースでタイムを出そうとするのであればR-Mのほうが適しているのではと思います。

 

どんなユーザーに向くか

・テクニカルど真ん中の人

・ゲレンデクルージングで少し頼りになる板が欲しい人。

 

超私的採点(GSレースボードとして)

カービング 100

スライド  100

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 90

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 95(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  90

板の走り 100

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 ALC R-M162

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン

 

 
メーカーサイトはこちら

alc-snow.jp

   

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価格:151800円
(2024/4/2 19:53時点)
感想(0件)

 

 

 

引き続きALCスノーボードの製品をご紹介します。

翠川プロによる設計で小賀坂工場で生産されているため国産ボードを愛するレーサーたちに支持されているメーカーです

今回ご紹介させていただくのは新たにラインナップされるレースボードです。

ALCアルペンボードはこの試乗会の時は3種類ありましたが上からの見た目がアウトライン含め全て同じだったので写真が違うかもしれません(笑)

 

 

滑ってみると

前回のR-MⅡに比べると落ち着いたノーズ周りの挙動を感じます。

重量的にはやや重い感じです。

こちらは一般的なロッカー形状だと思います。板を立てたところからスムーズにターン始動する安心感があります。

板自体はオガサカ製なのでやはりそれらしい硬さや過度なエッジグリップ感がありますが

以前試乗したRXやLXに比べるとこちらのほうがしなやかな感じがあり

個人的な印象は良いです。

なのでカービングもスライドもそつなくこなす優等生な感じです。

 

それにしてもここまでに紹介したALCスノーボードの3種は

アウトラインを同一にしているにも拘らず

内部構造だけでこれほどきっちり性格分けしているのは凄いです。

 

テクニカルでは少々どっちつかずな印象で、ターンを美しくしたいならR-Y、強力な加速で派手なターンをしたいならR-MⅡでこちらのボードはあまり尖った部分がないです。

 

どんなユーザーに向くか

・ほぼすべてのレーサー

 

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 100

スライド  100

ノーズのグリップ 95

テールのグリップ 100

体感重さ 105(重いほど高得点)

体感硬さ 105(硬いほど高得点)

回転性能 95

安定性  100

板の走り 95

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 ALC R-MⅡ162

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン

 

 
メーカーサイトはこちら

alc-snow.jp

   

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価格:151800円
(2024/4/2 19:53時点)
感想(0件)

 

 

引き続きALCスノーボードの製品をご紹介します。

翠川プロによる設計で小賀坂工場で生産されているため国産ボードを愛するレーサーたちに支持されているメーカーです

今回ご紹介させていただくのは新たにラインナップされるレースボードです。

ALCアルペンボードはこの試乗会の時は3種類ありましたが上からの見た目がアウトライン含め全て同じだったので写真が違うかもしれません(笑)

 

 

滑ってみると

前回のR-Yとは正反対の感覚でまず硬さを感じます。

事前に聞いていましたがキャンバーを強めに設定しているようです。

重量的にもやや重い感じです。

キャンバー強さの影響でしょうか、しっかり圧を掛けないとセンターが接地しない感じでターンのたびに板を撓ませる大きめの角付けとパワーが必要な感じです。

板にも力があるのでしっかり踏めると超加速します。

スライド・カービング共に短時間でしっかり踏める人には武器になるボードだと思います。

反面、長い時間圧をかけて丁寧なターンをする人には反発が強すぎて扱いずらいかもしれません。

感覚的にはかなりの上級者向けではないかと感じます。

 

テクニカルでも瞬発力で走りを出したいタイプの人には好まれると思います。

一方、円い安定したターン弧で滑る演技はR-Yのほうが得意です。

 

どんなユーザーに向くか

・体重、パワーのある人

・直線的にゲートをクリアしたい人

 

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 100

スライド  95

ノーズのグリップ 105

テールのグリップ 100

体感重さ 105(重いほど高得点)

体感硬さ 110(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  95

板の走り 105

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 ALC R-Y162

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン

 

 
メーカーサイトはこちら

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ALC エーエルシー プレート MC21-W 192mm アルペン ボード ALLFLEX パーツ 送料無料【あす楽対応】

価格:151800円
(2024/4/2 19:53時点)
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今回からはALCスノーボードの製品をご紹介します。

翠川プロによる設計で小賀坂工場で生産されているため国産ボードを愛するレーサーたちに支持されているメーカーですが、

今回ご紹介させていただくのはALCのテクニカル向けボードです。

24シーズン、JSBAテクニカル選手権を制した山本選手が考案、使用しているボードになります。

ALCアルペンボードはこの試乗会の時は3種類ありましたが上からの見た目がアウトライン含め全て同じだったので写真が違うかもしれません(笑)

 

 

滑ってみると

メタルシートは入っているようですが薄いのか非常にしなやかです。

個人的に小賀坂のイメージはどのボードもパリッと張りのあるものですが

この板はその感じがありません。

重量的には平均かなといったところです。

ボードがしなやかで綺麗に撓むのでターンも綺麗な円弧を描きます。

私はレーサーなので、このサイズのボードに乗るとSLに合わせたターンをしたくなりますが、方向づけして瞬間的なエッジングでターンが終わるタイプの板ではなく

谷回りからじっくり乗り込んで時間をかけたターンが得意な板だと思いました。

なのでショートターンも反発を利用した小気味良いリズムのやつは難しく

フルカービングで雪面から板を離さないようなややターンサイズの大きいショートターンのほうがやりやすいでしょう。

 

どんなユーザーに向くか

・テクニカルど真ん中の人

 

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 100

スライド  95

ノーズのグリップ 95

テールのグリップ 95

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 95(硬いほど高得点)

回転性能 90

安定性  95

板の走り 95

コストパフォーマンス 80

 

 

24/25 AMICSS DMT162

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン

 

DMT は操作性とシャープなターンがテーマです。 より自由にターンを刻むための、操作性能に重点を置き 開発されたキャンバー・ロッカーとサイドカーブのバランス、 大胆に配置されたカーボン、良質なウッドコアがシャープで 軽快なターン感覚と意のままに操作できる楽しさを提供します。 (チタナール無しモデル)

 
メーカーサイトはこちら

www.amicss.com

 

23-24 AMICSS/アミックス XFIT クロスフィット メンズ レディース スノーボード ラントリ グラトリ 板 2024

価格:70100円
(2024/2/25 19:38時点)
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引き続きアミックスです

こちらはノンメタルのグラスボードになります。

DMTがデビューしたての頃に乗った以来ですので随分久しぶりです。

今季からなのかアルフレックスホールを搭載しておりプレート対応しています。

セット販売もあるらしいです。

白いボードに白いダイカットのメーカーロゴは個人的にはオシャレに感じるのは自分だけでしょうか

 

 

滑ってみると

RCV&WCと同じ形状だと思うのですがクルクル回ります。

グラスボードならではの優しさがあります。

もちろん重量も軽くなっています。WCと比べて2~300g程度なのだと思うのですが体感的にはもっと軽く感じます。

滑り自体が軽快だからでしょうか。

全体に撓んでクイっと戻ってくる感じですが、尖った反発ではなく優しめの反発です。

基本的にはテクニカルユーザー向けで、楽に優しくカービングしたり運動要素の必要な種目をこなすのに適したボードではないかと思います。

ハンマー形状でロッカーもそれほど大きくないためコブとかは不向きでしょう。

 

レースで使用するにはグリップ力不足と雪面コンタクトを失いやすいノンメタルのため、春の湿雪SLあたりでしか出番がない気がします。

 

 

どんなユーザーに向くか

・入門アルペンボーダー

・軽い板が好きな人

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 85

スライド  105

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 90

体感重さ 85(重いほど高得点)

体感硬さ 90(硬いほど高得点)

回転性能 105

安定性  90

板の走り 105

コストパフォーマンス 100

 

 

24/25 AMICSS RCV165

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン


一貫して変わらないRCV のテーマ。 それは操作性と安定感のバランスです。 新素材F-TEX を与えられ、躍動感や瞬発力を引き出されたRCV は フリーライディング、レース、様々なシーンにおいてより一層のコントロールが 出来る楽しさをライダーに与えます。
 
メーカーサイトはこちら

www.amicss.com

 

23-24 AMICSS/アミックス XFIT クロスフィット メンズ レディース スノーボード ラントリ グラトリ 板 2024

価格:70100円
(2024/2/25 19:38時点)
感想(0件)

 

引き続きアミックスをご紹介いたします。

来季アミックスのアルペンボードはすべてトップシートを新素材のF-TEXを採用しているようで反発力と軽量化が図られています。

前回までにご紹介させていただいたファクトリーモデルをはじめ常に新しい技術をボード作りへ取り込んでくる情熱には感動すら覚えるメーカーさんです。

そもそも我々が使用しているPブーツを現代に復活させてくれたメーカーですし。

東北へ足を向けて寝ないようにしなければいけません。

 

滑ってみると

おなじみRCV&WCの形状でファクトリーモデルのような見た目の違和感はありません。

重量面も確かに軽くなったように感じます。

165cmは比較的最近出てきたモデルでサイドカーブ形状はファクトリーモデルに近いかと思います。

162と比較してターン前半で大きく切れ込んでくる事が無くターンが長くなりやすいです。なのでSLにおいてはスライド操作が基本線になります。

スライド自体は非常にスムーズにでき、その後のグリップもストレス無く行えるので長くても操作性は悪くないです。

WC同様にターン後半で、抜け出しが強くなり、反発力が上がっています。

もともとRCVは良く動く板でしたがさらにメリハリが出ています。

走りがはっきり出やすくなった分、安定感が落ちたように感じますが個人的にはSLボードであればこちらのほうがリズムが取りやすく感じます。

掘れたバーンでは発射してしまう恐れがあるので吸収動作の上手な人向けでしょうか。

 

 

テクニカルでは

ミドルターンにバッチリ合致しそうです。

ボードの動きも出せますし減速要素の少ないターンができます。

 

 

どんなユーザーに向くか

・すべてのアルペンボーダー

・張りのある板が好きな人

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 100

スライド  100

ノーズのグリップ 100

テールのグリップ 100

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 100(硬いほど高得点)

回転性能 95

安定性  105

板の走り 105

コストパフォーマンス 100

 

 

24/25 AMICSS WC162

2024・2・11 野麦峠スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質はアイスバーン


競技コース内で高い操作性と安定感を誇っており、数多くの 勝利を手にしてきたWorldcup シリーズ。新素材F-TEX を 搭載したことにより瞬発力を高めた。Factory Team 選手も コースによって選択するWorldcup シリーズ。
ライダーとの高いレベルの一体感がそこに存在する。
 
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23-24 AMICSS/アミックス XFIT クロスフィット メンズ レディース スノーボード ラントリ グラトリ 板 2024

価格:70100円
(2024/2/25 19:38時点)
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引き続きアミックスをご紹介いたします。

来季アミックスのアルペンボードはすべてトップシートを新素材のF-TEXを採用しているようで反発力と軽量化が図られています。

前回までにご紹介させていただいたファクトリーモデルをはじめ常に新しい技術をボード作りへ取り込んでくる情熱には感動すら覚えるメーカーさんです。

そもそも我々が使用しているPブーツを現代に復活させてくれたメーカーですし。

東北へ足を向けて寝ないようにしなければいけません。

 

滑ってみると

おなじみRCV&WCの形状でファクトリーモデルのような見た目の違和感はありません。

重量面も確かに軽くなったように感じます。

ターン始動の切れ込みがスムーズでスルッと曲がるWCの良さは以前のモデルと変わりません。

以前のモデルより変化があったのがターン後半で、抜け出しが強くなり、反発力が上がった感じです。

安定して雪面を這うように滑っていたボードが少しキビキビ動くボードになったと思います。

走りがはっきり出やすくなった分、安定感がやや落ちたように感じますが個人的にはSLボードであればこちらのほうがリズムが取りやすく感じます。

 

やや難点と感じるのは板の走りがターンの内側へ向けられたことで必要以上に回りすぎる感覚があります。

ターン終わりのタイミングを変えることで理想のラインは保てると思いますが

今までのWCよりよく曲がる、扱いやすくなった分調整が必要かと思います。

 

テクニカルでも

その走りはターンでのアピールで活躍できると思われます。

ルフレックス系プレート必須のボードなので細かい作業が求められる種目には向かないです。

 

 

どんなユーザーに向くか

・すべてのアルペンボーダー

 

超私的採点(SLレースボードとして)

カービング 105

スライド  100

ノーズのグリップ 100

テールのグリップ 100

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 100(硬いほど高得点)

回転性能 105

安定性  100

板の走り 100

コストパフォーマンス 100