頭像メイキングその5
またまた前回から大分間が離れてしまいましたね。
今更ながら更新したいと思います。
今回は最後の大詰めです。
まぁと言っても後は割るだけなので、パパッとした説明だけです。
画像もありません。
まず型に巻いてある縄を切り型と型の合わせ目付近を鑿と木槌で
割っていきます。
そう割るんですくれぐれも合わせ目に鑿を差し込んでこじ開けないように!
・・・いや開けてもいいですけどどうなるかは知りません。
中の石膏を傷付けないように徐々に割っていきます。
特に耳の辺りなどはデリケートですので気をつけてください。
さぁいよいよ石膏像が出てきましたよ!
あれ?
え?
最初と違うじゃん。
はい。というのも実はかなり前になるのですが石膏どりに失敗してしまいまして作り直したんです。
でも前よりは上手く出来たんで満足はしています。
まぁ何はともあれこれで完成となります。
あとはこれに台座を足したりシェイプアップさせることぐらいでしょうか。
次作るときはもっと色んな素材を使ってみたいです。
最後にオマケで今描いているものをちょこっと載せておきたいと思います。
頭像メイキングその4
では型出しをしていきますよ。
取り合えずカッターやナイフを使って切り金を削り出していきます。
すべて出し終わったらやかんや霧吹きなどで隙間に水を流し込んでいきます。
するとカラカラという音がしてきますので蓋となる部分を慎重にノミやパレットナイフでこじ開けていきましょう。
外すと当然ですが中にぎっしりと粘土が詰まってます。
なのでこれを掻き出しべらで石膏の表面を傷つけないように取り出していきます。
取れましたー
表面にはまだ粘土がくっついているので水で圧をかけながらキレイにしていくといいと思います。
雌型を完全外し終えたら、いよいよ中に石膏を流し込んていきましょう。
と、その前に。
まずはスタッフ作りです。
難しいですからよく聞いていてくださいね。
買ってきた麻の繊維を取り出し20cmほどの長さに大量に切ります。
それをよくかき混ぜ合わせます。
次クルクルと回しながらポンとすれば出来上がり!
ね?難しいでしょう?(説明が)
とにかく鳥の巣のようなものを沢山作ればいいんです。
写真があればいいんですが、参考画像は残念ながら撮り忘れてしまいました(ーー;)
スタッフの準備が出来たら離型剤を霧吹きで雌型にかけていきます。
離型剤はカリ石鹸を7〜8倍にうすめたものを用います。
因みに表面活性剤が入っていればいいのでママレモンでもいいんですよ。
十分に離型剤をかけたあと、石膏同士をシュロ縄で縛ってきっちりとつなぎ目を合わせます。
穴や隙間が空いていればそこを石膏で埋めてください。
念のためにまた離型剤を流し込みます。
ここまで出来てようやく石膏を流しこめるのです。
もうパパッと説明しちゃいますね。
2度程石膏の層を作り石膏を付けたスタッフを隙間が出来ないように貼りこみます。
スタッフを貼り終わったらもう一度石膏を流し込みます。
最後に首付近を1cm程塗りこみます。
これで雄型の形が出来ました。
頭像メイキング その3
お久しぶりです。
前回から随分間が空いてしまいましたね。
何故空いてしまったかは察しって頂けるとうれしいです。
さてさて今回はいよいよ石膏取りですよ。
準備する物は
石膏
切り金
麻の繊維(スタッフ)
離型剤
ステンレスボウル
ハケ
ヘラ
掻き出しベラ
新聞紙
まず石膏取りを始める前に周りの片付けから始めましょう。
綺麗にし終わったら塑像台や心棒を新聞紙で保護します。
新聞紙は油分が適度に含まれているのでこれで石膏が付いても平気ですね。
準備が終わったところでさっそく取り掛かりましょう。
まず縦に4等分に切った切り金を適度な大きさに切ります。
その際形に合わせて台形にすると使いやすいです。
切り金を刺す位置は人それぞれなのでどこに刺したらいいとは言えません。
とにかく蓋が外し易い位置を考えてください。
因みに私はこの様に刺しました。
切り金を刺し終わったら石膏をかけていきます。
石膏の分量は水1に対して石膏1です。
これぐらいですね。
ヘラで混ぜたあと、ハケなどを使って粘土に空気が入らないように石膏をかけていきます。
か、固まるのが早い(; ̄O ̄)
一層目を掛け終わったら色を付けた石膏で同じように二層目を掛けていきます。
色が付いていればなんでもいいです。
三層目では少し硬くなった石膏で厚めに置いていきます。
おおよそ一センチほどですね。
掛け終わるとこの様になると思います。
では、雌型を外していきましょう。
頭像メイキング その2
前回に引き続き頭像を制作して行きましょう。
4日目
表面を滑らかにしつつ髪の毛の方も形作っていきます。
結構綺麗になってきました。
本当そろそろ完成だなー
よし台座も作るか!
ついでに頭の形もまんまるにして幾何学的な形を強調させようかな
一体いつ完成するんだろう・・・
五日目
ではそろそろ仕上げに向かいましょう。
台座を完全に作り細部の調整をしつつ全体を見ていきます。
ほぼこれで完成ですね。
六日目
今日は周りとの兼ね合いを考えた末、もっと幾何学的なイメージを付けたしていくことにします。
台座と呼応して頭に立方体を付け足したり抜いたりしていきます。
更に、顔と頭がバラバラになっているので顔にも頭から抜いた形を付けたします。
完成です。
次回はこれを元に石膏取りをしていきたいと思います。
頭像メイキング
7月に入りいよいよ暑くなってきましたね。
しかし、まだ梅雨は明けそうにありません。
この過ごしにくい季節、皆様はどうお過ごしでしょうか。
私はというと暑さも雨もあまり関係ない日々を過ごしています。
というのも、現在頭像付きの額とコンペに出すためのデッサンの作品作りで缶詰状態だからです(笑)
更に、グループ展もやるのでいくつか油も描かなければなりませんY(>_<、)Y ひえー
さて、頭像を作っていると書きましたが、実は私本格的に作ったことって一回しかないんですよ。
そんな彫塑初心者の私が次またやる時忘れないためにも、今回はその制作過程を記しておきたいと思います。
一日目
まずは道具の準備です。
・粘土
・板
・木材
・シュロ縄
・へら
・霧吹き
・ビニール袋
・タオル
ビニール袋とタオルは乾燥させないために使います。
意外と少ないですね。
因みに私はへらは市販のものと割り箸を削って自分で作ったものとを用意しました。
準備が出来たら木材を板に固定し左図のような心棒作りをはじめます。
心棒作りが終わったら早速粘土を付け始めてみましょう。
まず、大まかな形と大きさを探らなきゃ。
こんな感じかな?
とりあえず粘土の堅牢性を高めるのと大きな面を作るために角材で叩いてみました。
でも少し大きいような気がするなぁ
二日目
昨日下地が出来たので今日から本格的に作っていきましょう!
粘土を触ること2時間
こんなんできたよー
んー中々の出だしじゃないかな。
まだまだ頑張っていこー(^O^)/
そして更に3時間後
ふーなんとかここまで作ったぞー。
これって明日には完成する勢いじゃないかな。
3日目
ここまで来たからには今日で完成だ!
肌のハリとツヤ。
目元や口元も気を付けなきゃ。
あと、もう一度大きな面を作ろう。
そしてなんやかんやで時間が過ぎて・・・
結局
かえる
最近制作で忙しく、全くうごメモに触る機会がない日々が続いてます。
なのでその代わりと言ってはなんですが、絵心教室の方を晒したいと思います。
はい!かえる!
かえるです!
前回もかえるを描きましたがこちらも同じモチーフを見ながら描きました。
因みにこのかえるの種類が気になりインターネットで検索してみました。
とりあえず眼が猫っぽいからネコガエル?
いや、ネコメガエルかな?
でも流石にそれは・・・^^;
出ました。
完全に一致です。
ソバージュネコメガエルというらしいですね。
まさかこちらも一発で出てくるとは思っていませんでした。
てっきりブラジルグランチャコアマアマガエルとかそんな名前を想像していたんですが・・・
まぁ、でもこのぐらい安直な方が可愛げがあっていいですよね。