曲がりくねった一本道
本日区切りの歳(前厄ともいう)を迎えたことから、記念に何か書いておきたいと思います。ずいぶんご無沙汰しておりました。
前回のエントリーが2013年末ですから、2年ほどですか。この間に起こったことと言えば…
・結婚
・手術
・転職
・父親(予備軍)
ですからわりと濃い人生を送っていたようです。今北産業ならぬ大した四行?というやつです。
2年ちょっとでこれですから、10年前はバリバリのハロヲタをやっていて、ここにせっせとテキストを書いていたかと思うとちょっと信じられないです。いまちょっと読み返してみましたが同じ人間が書いていたとはとても思えない。ぎゃあああと叫んで穴に入りたくなります。しかし、おかげでいろんな人たちと知り合いになれてとても楽しかったです。今も現役ハロヲタなんですかね、みなさん…
仕事のほうも10年前は研究者の道を進んでいたのですが、いつのまにかメーカーでサラリーマンをやっていて人生わからんもんだなとつくづく思います。不惑と言うには全然でこれから先も惑い、迷いまくるんでしょうが、一本道には違いないので、猪木さんの言葉じゃないですけど行けば分かるさの精神で進めれば良いのかなと思っています。
で。
一応昔はハロヲタテキストを書いていたので強引に触れてみます。
とはいっても最近は全くのご無沙汰で、メンバーがテレビに出ているのを見て懐かしんでいるくらいです。Juice=Juiceの武道館はもう少し掘り下げてほしかったり、矢口さんのCMはぶっ飛んでて好きだったのに、お蔵入りになって気の毒だなと思ったり。そういえば石川梨華さんが本日テレビに出ていて、よっさんの誕生日に石川さんが観られるとはラッキーと思うくらいのヲタ属性は残っているみたいです。
楽曲に関しても家でテレビを見ている時間ではほとんどかからないので、コンサートに行ってみるしかなさそうですね。6月からは色々忙しくなりそうなので、5月がラストチャンスなのかな。
といった感じで久しぶりに書いてみましたが、日ごろ短文でぶつぶつ呟いているだけなのでこの分量でもなかなかしんどいですね。今後も続けていくとしたら少し慣れていかないと…
第12回ハロプロ楽曲大賞2013
現役バリバリでハロヲタやってた頃から愛着のある催しだったこともあり、退役してからもせっせと投票しております。
ひそかに昨年も投票しており、以下のような結果になってました。
5. Beautiful Days!/アップアップガールズ(仮)…1pt
4. 黄昏交差点/真野恵里菜…1pt
3. フォレフォレ 〜Forest For Rest〜/DIY♡…1pt
2. One・Two・Three/モーニング娘。…3pt
1. The 摩天楼ショー/モーニング娘。…4pt
個人的にはぶっちぎりで娘。本隊のワンツーフィニッシュだったんで、Buono! が1位だったと聞いてハニワ顔になったものですが、今年は如何に。
○メジャーアイドル楽曲部門(計 10 pt)
5. Rockエロティック/Berryz工房…0.5 pt
薔薇の似合う人生とかローズクォーツとかボーイさんは薔薇族に目覚めたんでしょうか。
それはさておき。
武道館で初めて聴いていいなと思ってたのですが、いざ音源で聴くと全編に渡って打ち込みなのが萎えた。もっとギターの旋律がうねって、バスドラのキックも効いてるように思ったんですけどね。どうしてこうなった。
そんなわけで本来は次点で終わってたのですが、入れようと思ってた「イジワルしないで 抱きしめてよ」がノミネーションされていないことに気づいて慌ててバラの繋がりで差し替え。完全に政治的配慮です。
4. 海岸清掃男子/HI-FIN…1.0 pt
80年代というよりは70年代のキャンディーズあたりのアイドル歌謡風のGSサウンド。トングとか空き缶とかおおよそアイドルらしからぬ言葉が散りばめられてますが、作られた背景が背景だけにむしろ上手く情景化できているように思います。
Bメロの輪唱とか、サビのハモリとか企画モノらしからぬ凝り方をしているところが良い。
間奏明けの「次はビキニもってこよーっと♪」というナカジマさんのセリフが唐突かつ馬鹿すぎてさすがだと思った。
3. 私が言う前に抱きしめなきゃね/Juice=Juice…2.0 pt
「即抱きしめて」にしろ「イジワルしないで 抱きしめてよ」にしろつんく♂さんは抱くことに何か特別な思いれでもあるんですかね。まぁ「抱いて Hold on me!」という馬から落馬したみたいなタイトルをつけるようなおっさんですから推して知るべし。
インディーズデビューの新ユニットにこれだけの曲をあてがうという大盤振る舞い的意味では、℃-ute のまっさらブルージーンズを思い出しました。サックスが全編に渡ってとち狂っていてヒジョーに素敵。生演奏での披露を希望。
2. ロマンスの途中/Juice=Juice…2.5 pt
まぁ、そういうわけで℃-uteとのアナロジーを感じるわけですが、メジャーデビューを目前にしてメンバーの一人がいなくなるという事態まで似なくていいのになと思う。メジャーデビュー後のシングルの出来に関しては似なくてよいと思ってます。むろん。
インディーズの頃から続いている太陽とシスコムーンの後継路線をこのまま驀進してくれないかなと期待を抱きつつこの曲に1票を投じました。
「言え」を「いえ」ではなく「ゆえ」と歌わせるところがおっさん健在。
1. ゴールデン チャイナタウン/Berryz工房…4.0 pt
最近は色んなところに出没しているせいでハローのライブからは足が遠のいていたのですが、ふらっと行った中野で出会ったこの曲のおかげで武道館3本立てという今の立場からするとバカバカしい偉業にチャレンジすることができました。
そのへんの感想はいずれ書くつもりですが、アジアンテイスト三部作?の最後を飾る名曲だと思います。「ちゃいな」「チャイナ」連呼するAメロ、Bメロから、切なさの混じったサビへの展開が大好きです。
こうしてラインナップを見ると似たような傾向の曲が評価が高く、個人的嗜好が色濃く反映していて我ながら面白いなと感じるのですが、逆にこうした路線から外れているユニットは総じて評価が低かった。当たり前の話なんですけどね。
娘。に関しては去年はワンツーフィニッシュだったのに今年は同じEDM路線でも、ビービーバーバーバーとしか鳴っているようにしか思えなくなった。
℃-uteに関しては相変わらずシングルとしては押しが弱く、おっさんの迷いが出ているように感じました。「愛ってもっと斬新」はBメロまではすごく尖っててオッと思ったのに、サビがあまりにもこれまで通りで噴いた。MVの出来は良かった。
あとはアイドル楽曲大賞の結果と合わせてみると、上手く嵌りこんでいて我ながら絶妙だなと自画自賛してこの項終わり。
・Rockエロティック/Berryz工房…0.5 pt
・パーラメント/Especia…1.0 pt
・Sparkling/Predia…1.0 pt
・海岸清掃男子/HI-FIN…1.0 pt
・nerve/Dorothy Little Happy…1.5 pt
・にんじゃりばんばん/きゃりーぱみゅぱみゅ…1.5 pt
・私が言う前に抱きしめなきゃね/Juice=Juice…2.0 pt
・海辺のサティ/Especia…2.0 pt
・アイドルばかり聴かないで/Negicco…2.0 pt
・Good times/Especia…2.0 pt
・チョコの奴隷/SKE48…2.0 pt
・ロマンスの途中/Juice=Juice…2.5 pt
・ネガティヴ・ガールズ!/Negicco…3.0 pt
・ミッドナイトconfusion/Especia…4.0 pt
・ゴールデン チャイナタウン/Berryz工房…4.0 pt
○MV部門(計 6 pt)
3. 五月雨美女がさ乱れる/Juice=Juice…1.0 pt
個人的にはメンバーかわいいと言えれば何でも良かった。反省はしていない。
第2回アイドル楽曲大賞2013〜インディーズ/地方アイドル楽曲部門他
続き。
昨年は1部門であれやこれや悩んでいたので、今年は部門が分かれていることが分かって選びやすいなと思っていたのですが、それは大間違いでインディーズおよび地方アイドルの曲はiTunesでほとんど手に入りませんでした。
You Tube があるではないかという意見もあるのでしょうが、映像からの先入観が嫌だったのと、大嫌いなMIXが幅を利かせてる現場の映像ばかりでダメだこりゃ。手持ちのもので勝負せざるを得ませんでした。来年は何とかしたいところ。
○インディーズ/地方アイドル楽曲部門(計 10 pt)
5. パーラメント/Especia…1.0 pt
3. 海辺のサティ/Especia…2.0 pt
80年代のエレクトロファンク。とか言ってますけどそのころ小学生なので知ったかぶりです。
2. Good times/Especia…2.0 pt
1. ミッドナイトconfusion/Especia…4.0 pt
今年一番のお気に入りでアイドル楽曲大賞全体を通しても1番の点数をつけさせてもらいました。バブルの匂いがするアーバンポップ。あの頃に生まれていないはずのSAWA先生のセンスが光ります。
持っているCDが極めて限定されていたのでEspecia独り勝ちになっているような状況ですけど、それもいいんじゃないかと思っています。来年はTRICK8fとか聴いてみたい。
○アルバム部門
2. LEVEL3/Perfume…2.5 pt
○推し箱部門
行動様式からすればいわゆるKSDDなのかもしれないですけど、本人としてはそこまでの熱量も自覚もなく、ただ面白そうなところをウロチョロしてるだけなのでこの部門は棄権。
第2回アイドル楽曲大賞2013〜メジャーアイドル楽曲部門
年の瀬の風物詩の投票原則。
・第一印象
・インストで聞きたい
・ヘビーローテーションしたか?
・ライブでのインパクトは除く
・CDもしくはiTunesで手に入る曲優先
・その他
以下投票控え。
○メジャーアイドル楽曲部門(計 10 pt)
5. nerve/Dorothy Little Happy…1.5 pt
BiSの名曲のカバーらしいのですが、こっちの方を初めて聴いたので自分にとってはオリジナル。
イントロのカッティングギターにまず痺れたのですが、歌はアイドルらしいウィスパー気味の歌唱で後ろでうねるギターチューンとのギャップ、Bメロからサビに至る緩急が心地よかった。
4. にんじゃりばんばん/きゃりーぱみゅぱみゅ…1.5 pt
ヤスタカ兄さんお得意のオリエンタルエレクトロですが、Perfumeがチャイニーズとすればこっちはもろ和というやつで、にんじゃじゃじゃまる君(10年代Ver)にうってつけのBGMだと思います。にんじゃりばんばんといタイトルの意味不明さはかの名曲「愛〜スイートルーム」に通じるものがありますね。江戸中期にゃ与謝蕪村(適当)。
個人的にはサビの「シャキン!」という手裏剣音で「ガッツだぜ!」のあの場面が浮かんできて大好きです。
3. アイドルばかり聴かないで/Negicco…2.0 pt
「アイドルの曲でアイドルアンチソングを歌うメタ構造」という仕掛けも面白いんですが、プロデュースにヲタの天敵渋谷系の総本山のような小西康陽さんを呼んでくるところが徹底していて寧ろ爽快。ライブ現場でサビ前の「\ざんねーん/」をHGさん風にやるとすごく快適で感激。
2番のサビ落ちの「ピッ!」というSEに何をリセットしたんだ、何をという感じでドキッとします。イミシンだよね。
2. チョコの奴隷/SKE48…2.0 pt
曲を通してブカブカ鳴り渡るストリングスとブラスにやられました。
「真夏の光線」という名曲があるせいか、こういう曲調って夏というイメージがあるのですが、冬の真っただ中というシチュエーションに持ってきたところが秀逸だと思う。
こういうオッと思わせる趣向ってかつてのハローが得意としたところだと思うんですけど今はどうなんでしょうね。
1. ネガティヴ・ガールズ!/Negicco…3.0 pt
イントロを聴いて「まんま Style Council の Shout To The Top やんけwww」とウーロン茶噴いたものですが、大好きなので許す。
本家と同じく清涼感溢れるコード進行ではあるのですが、ポール・ウェラー御大がこういう曲調に過激な歌詞を乗せるのが得意だったように、彼女たちもなかなか。
「賛成の乾杯」という時代感溢れるギャグはさておき「嫌なことは明日考えよう」という歌詞に彼女たちの闇の深さをまざまざと感じました。普通の感覚だと「嫌なことは忘れよう」のはずなんですけどね。
そういうところも含めてメジャーの方では1位にアゲ。
○以下泣く泣く選に漏れた曲たち。
6. マジ勉NOW! feat.新井ひとみ/dancinthruthenights
これはホントに迷った。nerve とどっちにしようかと23時30分まで迷って、おやすみなさいしようかと思ったんですが、決め手は男のボーカルが入っているか否かというどうしようもない判断基準。今年の女子流チャンの楽曲がイマイチだったいうことはあったかもしれない。
7. 細雪リグレット/ Team K(AKB48)
ベタベタのアイドル歌謡なんですが、ボーイ♂さんの暑苦しさに慣れた身にとって意外に新鮮でした。細雪というと谷崎なので世界観としてはよく分からない所はあるんですけどね。
8. パーティーについて/Negicco
これも迷った。ライブ現場で聴くと、多幸感でむせそうにになります。3本指ぐらいに入るくらい好き。ライブ現場でという補正とNegiccoから3曲インというのは…という政治力学の結果やむなくの措置。ここでぐだぐだ言い訳書いてるという時点で未練たらたら。
10. 恋するフォーチュンクッキー/AKB48
70年代あたりのブラック・ソウルを持ってきた点が秀逸。次のGS風味のハート・エレキも好きです。AKBにこういう芸当ができるのかというと怒られそう、というか怒られるんでしょうが、かつてはハローのお家芸だっただけに複雑なものが去来するのでした。
というわけでトマパイの中で何を選ぶか悩んでた昨年と異なり、今年はなかなか多様な顔触れになったのではないかと思います。また、食わず嫌いはいかんよねということを再認識いたしました。うん、面白かった。
百花繚乱(TIF2013編:承前)
昨日の続き。といっても書いたのは2週間後だったりする。
5. ライムベリー@Venus Church
次の東京女子流まで時間があったので、Zeppの隣のヴィーナスフォートへ。教会広場はハローでもおなじみだった現場で行き方は分かるんですが、たどり着くまでの途中がリア充御用達のお店ばっかで、ヲタにとっての腐海だったりする。
そうまでして観たかったのかと言われるとそうでもないんですけど、PS2Uのゲストの時はustreamで観てて大人の事情でプレイが聴けなかったので、一度聴いてみたかったのです。ライムベリー。
で、初ライムベリーは歌詞が良く分からんかった。音響がワンワン響いて良く分かんなかったのとMCの滑舌がイマイチだったことが原因でしょうか。もっとも「ねぇお兄ちゃん」が「ネオニート」とか「ネオ兄ちゃん」に聞こえた自分の耳の悪さはあると思います。
ラストの「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」のサビでDJの仏頂面おねーちゃんが突然前に出て踊り始めたのがシュールで最高でした。
6. 東京女子流@Hot stage
01. 鼓動の秘密
02. Liar
03. 約束
04. LIFE SIZE
05. Get the star
06. ふたりきり
07. おんなじキモチ
08. AHBP
ライムベリーが終わって少し時間があったので、早めにZeppに入って入れ替えのどさくさに紛れて10列目程度まで近づくことができました。ラッキー。前のSUPER☆GIRLSの子が捌け際に「次はDOROTHY LITTLE HAPPYでーす!」と言いながら去っていったのは焦りましたが。
パフォーマンスについてはあんまり心配していないのが実情なんですが、新曲の2つが個人的にはイマイチだった。去年あたりからジャンルの振り幅を大きくしてるのは良く分かるんですが、打ち込みだらけとロックに行かんでもという気持ちはある。もちろんそれが松井さんのテイストを残した上での振り幅だったらまだ分かるんですけどね。八王子PとボカロPの違いが分からない。
で、女子流ちゃんの中ではリーダーのドヤ顔が凄く好きなのですが、中江ちゃんが物凄く可愛いと思ったのは何で今頃なんですかね。あとは庄司ちゃんのダンスが凄く色気が出てきたという物凄く残念な感想を敢えて記録しておきます。
7. Negicco@Enjoy stadium
01. 愛のタワー・オブ・ラヴ
02. アイドルばかり聴かないで
03. ルートセヴンの記憶
04. パーティーについて
アイドルばかり聴かないでで、HG的な立ち姿で「ざん\(^o^)/ね〜ん」ってやるのめっさ楽しかったです。Meguちゃんから「ヲタ活動」という言葉を聴けたのが新鮮だった。
ルートセブンの記憶はアルバム買ったばっかで、まだ聴いてないんですけど新潟の国道なんですかね7号線。402もそうなのか。
パーティーについてはフロア映えしてやっぱ楽しい。
8. 7cm@Enjoy stadium
9. lyrical school@Enjoy stadium
10. ベイビーレイズ@Enjoy stadium
とまあ当初の目的を達したので、あとは好き勝手に観ることに。
7cm は観るまで存在を全く知らなくて、歌がミョーに上手いのとやたらガツガツしてるなぁという印象だったのですが、SDN48の生き残りの人たちだったんですね、道理で。7cmというのはAKB48本隊の1830mを意識したのかなと勘繰ったりするわけですが、良く分からん。
lyrical school は存在自体は知ってたのですが、観たのは初めてで独り明らかに浮いたパフォーマンスをやってる子がいて、ネタなのかなと思ってたんですが本日新加入だったんですね。そりゃ緊張するわ。
パフォーマンス自体はライムベリーと同じでlyric初聴きではちょっと厳しかった。
ベイビーレイズも初めて観たんですが、力強いパフォーマンスが印象的でした。ただ楽曲がロック寄りで好みとしては少々厳しいかな。
最後の「暦の上ではディセンバー」を披露してくれたのはビックリ。聴けばドラマで歌ってるのも彼女たちだそうで、TIF2013で一番有名であろう歌を彼女たちが持っていたのは非常に趣深い。これを聴いていてアップアップガールズ(仮)のパフォーマンスに間に合わなかったのは内緒。
とまぁ最後はゲリラ豪雨の様相を呈してきていて早めにトンズラしたのですが、今年も色々なアイドルを見ることができて楽しかったです。来年行けるかどうか分かりませんが現状は前向きに。
百花繚乱(TIF2013編)
百組も観てないっちゅーねん。
と何事もなかったかのように書き始めましたが、前回の更新から半年か…書きたいと思うネタはわりと会ったんですが、なにせ仕事が忙しい。空港でFoursquareにチェックインすると「記録更新!16週連続で空港にチェックイン」とか言われる状況で、どうしても休息を優先してしまうんですよね。腰も痛いし。
そんな中でもライブだったり舞台は結構顔を出しておりまして、本日はTOKYO IDOL FESTIVAL 2013に行ってきたのでそのレポを。
1. Negicco@Hot stage
前々日に会社の先輩の歓送会でキャバクラでオールした後、23時まで残業してたのがたたって敢え無く寝坊し、遅刻。後ろの方で大人しく見てるつもりだったのですが、圧倒的なスタイルの間奏のラインダンスに巻き込まれてしまいました。そりゃ後ろにもファンはいるわな。楽しかったです。
「2曲目」は初聴きだったので、未購入だったアルバムからの曲だと思ってたのですが、途中でNao☆ちゃんが感極まった表情になってたのが印象的でした。良い曲だったのでアルバムを買ってサイン会の時にNao☆ちゃん直々に「Negiccoから君へ」と教えていただきました。
「パーティーについて」はやっぱフロア映えしますね。
2. PASSPO☆@Hot stage
近くにピンチケなのか良く分かんないけど若いニーちゃんたちがいて、ステージそっちのけでヲタ芸を打ってるのがいつの時代にもどこの現場にも一定数のバカはいるんだなと感慨深かったです。スタンディングならではの光景ではあったんだけど。
3年前のTIF2010で衝撃を受けた通り、ステージングは相変わらずの迫力とフォーメーションの美しさで安心してみてたんですが、相変わらず森ちゃんとサブの根岸ちゃんがほとんど歌っててその辺の偏重具合は何とかならんかなぁと思った。や、宣材写真とかではほとんど真ん中に来ない森ちゃんがメインボーカルをとってるというユニットのあり方はかなり好みなんですけど、あまりにも一極集中なのは好みではなかったりする。
曲は歌詞に「Wanted」というヤツがかなり良かった。
3. Negiccoサイン会@Greeting square
CDを買いにZeppから10分ほど歩いた物販会場へ。買ったらサイン会に参加できるそう。握手とかハイタッチとかとにかくアイドルとコミュニケーションする機会があるイベントは苦手なんですがせっかくなので参加。どこに書いてもらえば良いか迷ったのでKaedeちゃんと相談し、ジャケットのソロ撮影の部分に書いてもらうことに。トークはそれなりに頑張ったのですが、サインを書いてもらってる中で訳のわからないことを話しかけて邪魔したら悪いなというエクスキューズでまったりと会話。
そんななか、慌てて家を出る際にひっつかんできた汗ふき用のTomapaiタオルにMeguちゃんが反応し「あ、それTomapaiタオルですよね。あたしも持ってるんですよ。オレンジ色」と声を掛けてくれたのは望外の幸福でした。しんだ。
威風堂℃
(2月)あけましておめでとうございます。
℃-uteさんのコンサート「神聖なるペンタグラム」の千秋楽を観てきたのでそれに絡めて新年一発目。
2年前ぐらいにハロヲタを卒業して、少しの間一般人ヅラして社会生活を営んでおりましたが、「ヲタは趣味ではなく生き方」という言説のとおり、アイドルのライブにはそこそこ出没しておりました。具体的には Perfume に始まり、Sweet Vacation, 東京女子流, Tomato n'Pine あたり。
いずれも織りなす楽曲がぼくの耳を心地よく刺激してくれるアイドルさんたちで、今は散開したりして無かったりするユニットもあるんですが、現場に行くのは楽しかったですし、楽曲自体は残るのでこれからも楽しむことができる。今年は Negiccoや 9nine, especiaあたりに行ってみたいです。
ハロ−に関しては、10年ぐらいヲタやってたこともあって故郷とも言うべき場所なんですが、「故郷は遠きにありて想うもの」を地で行くような感じで、去年は夏のハロコン1回ですっかり足が遠のいておりました。どうもハローの曲が猛烈につまらないというか、性に合わない感じで、ましてや「推しメン」が定まらない以上、好きな曲を奏でてくれるユニットの方に入り浸るのは当然の帰結だったりする。
風向きが変わったのは娘。本隊が EDM路線に乗った「One・Two・Three」で、特に両A面の「The 摩天楼ショー」のファンキー風味が久しぶりのヒットでここには書くのを忘れてましたが、楽曲大賞もワンツーフィニッシュで投票し、ヘルミー(E)も買った。
で。
本題の℃-uteさんに関しては、ぼくのハロヲタ晩年を彩ってくれた大切なユニットだったのですが、えりかさんの卒業もあったせいか、その後は出てくる楽曲の大半が性に合わず文句ばっかり出てくる状況だったので、いちど離れてリセットした方が良いだろうなと。
まぁ別に彼女たちが嫌いになった訳ではなく、Tumblr でこっそり画像を集めてるくらいなので、ライブは休日と合えば、折に触れチケットサイトをペチペチしてたんですが、立ち見が出るような公演もありなかなか手に入らなかった。千秋楽のチケットが回ってきたのは僥倖としか言いようがないです。
そんなこんなで1年半ぶりに行ってきた℃-uteのコンサートでしたが、いやはや大したもんだった。
一言で言えば「明るいプラチナ期」と言いますか、とにかく1曲1曲ボーカルとダンスの完成度が高い。娘。本隊やベリちゃん達の現在のパフォーマンスはまだじっくりと見る機会がないんですが、完成度に関してはハローで1番といっても過言じゃないと思う。イコールアイドル界でもトップ。
楽曲は相変わらず性に合わないのが多かったです。その中でも初期の楽曲群のリアレンジは、猿が打ち込んだとしか思えない酷さで、CDでも1回ぽっきりしか聞いたことがなく、特典のインタビューまで行き着かなかったんですが、ライブだとマシに見えてくるから不思議。そういうこちらのもやもやとした先入観をねじふせてくれるものがありました。
途中からは「この子たちが武道館とか大きなステージに立てないというのは、日本アイドル界の損失だよなぁ。あんな小さなステージではなく、のびのびと踊らせてやりたいよなぁ」的なことを考えてましたが、どうやら向こう側もその辺に気づいているみたいで、武道館でコンサートのフラグが立ちまくってました。新年はまだ始まったばかりですが、大きな会場ですし最近はネコも杓子定規も武道館ですから、スケジュールも立て込んでると思いますので、早くて秋口の910の日あたりか、秋ツアーの千秋楽(11月後半から12月の土日)あたりですかね。
動員については、テレビに出てアピールしても無難なところしか言えない子たちですし、それほど効果はないと思う。リリースする楽曲が当たれば楽なんでしょうけが新年1発目の「この街」じゃ微妙。
となるとライブなんでしょうけど、他のアイドルユニットのヲタ狙いでアイドルフェスとかに出ると、高校選手権にプロ選手が道場破りするという悲惨な状況になりかねないので「Road to 武℃館(パクリ)」武闘派上等ということで、殴りこむなら夏のロックフェスにというのが一番面白いんじゃないでしょうか。「悲しきヘブン」「JUMP」「ダンバコ」あたりを披露すれば何とかなると思うし、何とかしようや。
とまぁ色々課題はあるんですが、本人たちは至って真摯で、相変わらずの向上心でしたので安心感心。今年1年が勝負どころというのはぼくでも分かりましたが、事務所が分かっていることを祈りつつ取りあえず締め。