パチモンと呼ばないで
最近行った某雑貨屋に、通販生活のコーナーがありました。通販生活で人気の商品を手にとってその場で買えるというものです。掃除機、炊飯器などがありましたが、その中で気になったのは、メディカル枕です。
店頭POP
メディカル枕のページ
通販生活の枕を手にとって試せるだけでなく、10日以内であれば通販同様返品ができるそうです。
欲しいなぁ。しかし、返品できるとはいえ一度に1万も飛んでいくのはキツイなあ。類似品ないかなー。
イタリア製 オルトペディコ枕 ビバルディ 45cm×75cm ホワイト
- 出版社/メーカー: こだわり安眠館
- メディア: ホーム&キッチン
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大事なのは使用感。中の芯がきちんと首にフィットすれば快適に眠れます。自分には結構合っている気がします。2000円ぐらいなら試してもいいかなって思いますね。
最近流行りの高反発
ここ数年、高反発の寝具が流行しています。有名アスリートをイメージキャラクターに起用しているメーカーが多いですね。アスリートは体のコンディションを整えるために、寝具にこだわりをもっているとかなんとか。
高反発という言葉をよく聞くきっかけになったのは、フィギュアスケートのあの方があのCMに出るようになってからではないでしょうか。大会に行く途中の空港でこれ見よがしにロールにしたマットをスーツケースに乗せて、メーカー名をアピールしているのをニュースなんかで見たことがあります。メーカーの戦略なのでしょうが、あからさますぎですね。
自分は寝具にこだわりを持つまでは、高反発という言葉を聞いたことがありませんでした。低反発はよく聞きますが、もっちりした感触の寝具という印象しかありませんでした。同じように思っている方はこの地球上に少なくとも3人はいるはず。ある百貨店の寝具コーナーに立ち寄った時のことですが、若いアベックが高反発ウレタンの枕を触りながら、「きゃー!低反発!マシュマロみたい!」と騒いでいました。リア充爆発しろ。まだ高反発という言葉は馴染みが少ないように感じます。
で、高反発って一体なんなのってことですが、「体を支え上げる敷寝具や枕」のことだと認識しています。
人間の理想的な寝姿勢は、立っている時と同じ姿勢と言われています。首のカーブと腰のカーブにしっかりフィットし、支え上げることで、理想的な寝姿勢を保つのが高反発です。高反発が腰痛にいいとよく言われるのは、腰を支え上げることで、腰にかかる体重の負担を分散させるからです。
支え上げる力のない柔らかい敷寝具、ただ硬いだけの敷寝具に横になるとどうなるか。
硬すぎると背中のカーブにフィットせず、隙間ができてしまいます。隙間ができると、そこに体重の負担が掛かってしまうため、腰が痛くなります。「硬い方が腰痛に良い」とよく聞きますが、背中にフィットしてなんぼのもんです。それでも硬い方がという方は、ベニヤ板の上に寝ましょう。
逆に柔らかすぎるとお尻が沈んでしまい、腰が曲がった状態になってしまいます。さらに内臓の重みで背骨が不自然に曲がってしまいます。ハンモックシンドロームと呼ばれ、お医者さんの間では深刻な問題として取り上げられるそうです。柔らかすぎる敷寝具は良くないと認識している方は多いと思います。ただ柔らかいのがダメというわけではなく、柔らかくても腰が沈まず理想的な寝姿勢が取れるものであればいいのです。
生きとし生けるもの全て眠るものです。アスリートだけでなく、我々一般人にも眠りは大事です。睡眠の質を高めるには、眠る時の姿勢も大事なのであります。
と、ちょっと真面目に語ってみました。特徴とかきちんと書きたいのですが、長くなるのでまた後日。
テレビのチカラ
先週、あるテレビ番組で俳優さんが枕を紹介していました。当方、テレビはほとんど見ないため、全然知らんかったです。
その方のお母さんは有名な女優さんで、お母さんに枕を勧められてから枕マニアになったとか。オススメの枕を3種類紹介されましたが、放送後かなりの反響があったそうで、通販では品切れになったとかなんとか。
ネットで見たのですが、その中にとても気になる枕がありました。
フランスベッドのスリープバンテージです。
フランスベット 横向き寝枕 Sleep Vantage(スリープ バンテージ) ピンク
- 出版社/メーカー: フランスベット
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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自分は横向きで寝ることが多いため、横向きに特化した枕はとても魅力があります。しかし、まだ購入を躊躇っています。なぜなら、枕の中材がポリエステルの綿だからです。これが高反発ウレタンなら迷わずポチっています。
綿だと支える力が弱いです。へたりやすく寿命が1〜2年という点も、購入を躊躇わせる要因になっています。でも気になる。
もう少し迷ってみようと思います。
ハイブリッド
最近、高反発の寝具が流行っていますが、低反発もまだまだ根強い人気があります。
両者の違いは、読んで字の如く、反発するかしないか。高反発は沈んだあとに体のラインに沿って持ち上がる寝具、低反発は体のラインに沿って沈む寝具…と認識しています。どちらが良いかは使った人次第。この書き方だと、高反発押しですが。
自分は高反発の寝具が好きで、低反発のものは1種類しか持っていません。その1種類は、高反発と低反発のハイブリッド枕。高反発の面と低反発の面を併せ持つ枕です。
酔っ払って撮ったからなんか変。
エネタンピローです。
ウレタンフォームにヨモギチップを混ぜた素材で、抗菌効果があります。枕だけでなく、マットレスもあります。
高反発のふんわりした感触と、低反発のもっちりした感触が体感できます。表と裏で感触が違うのです。自分は専ら高反発の面を使っていますが、ふんわりしてても、しっかりと頭と首を支えてくれます。ぷよぷよみたいな形ですが、仰向けでも横向きでもフィットするのがいいです。四角いと横向くと首がフィットしなかったりするので、ぷよぷよ形状はどの寝姿勢でも合うと思います。
高反発の面は問題ありませんが、低反発の面は寒いと硬くなります。これは低反発の性質上、どうしても起こりうるのですが、体温で元の硬さに戻りますので、ご心配なく。逆に暑い時期だと低反発は柔らかくなってしまいます。これも性質上どうしても起こってしまいます。高反発は暑い時期でも柔らかくなりません。
最近はこの枕をよく使います。やっぱり低反発の面はこの時期硬いので、高反発の面で寝ます。寝返りをしてもきちんと枕が当たるので、寝やすいです。
ゆうべもこの枕を使いました。朝起きたら肩と首が軽いです。
高反発と低反発で迷っている方にオススメです。
睡眠障害による経済損失
いきなり真面目です。睡眠障害による経済損失は3.5兆円だそう。とんでもない金額です。
詳しくはこちら。
「眠れない脳が悲鳴を上げる? 睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円!」をちょい読み|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
社会問題ですね。自分も夜眠れないので、睡眠障害と言えます。病院で薬を処方されたこともあります。まだ完治していません。収入がないと病院に行けないので、体が動かなくても仕事をしなければなりません。当然仕事に身が入らず、売上が伸びず、会社の利益も減ってしまいます。上司から叱責を受け、給料泥棒呼ばわりされ、ストレスでさらに眠れなくなる。負のスパイラルに陥ってしまいます。
この負のスパイラルを断ち切るためにできることは何か。その一つに寝具選びがあるのではないでしょうか。眠れなくても、横になることで少しでも疲れが取れるだけでも改善につながると思います。
眠れないのは本当に辛いです。ここに書くことで共感してくださる方がいれば嬉しいです。