バルミューダ トースター おいしい すごく いい
カタコトになってます。
結構前になるんですが、バルミューダのトースターを買いました。
フォロワーさんが買って絶賛していたので興味を持ちつつも、なかなかお値段が張るので迷う事数週間、えいやで買ってしまったのです。結果としては大変良いお買い物でした。
トーストはそんなに感動しなかった
好みによると思うのですが、自分的にはトーストはそこまで感動しませんでした。「あれ?」と思って従来のトースターとバルミューダを横に並べ、同時に焼き上げて同時に食べるというテストをしたところ、バルミューダの方がパンの中のもっちりさ、甘みが強い(気がする)なと分かるものの、色々塗ったりすることを考えるとそちらで吸収されてしまうのであまり大きな差は無いように思えました。ただ、もっちりが好きな人には大変良いと思います。自分はサクサク至上主義なので……。あとかなり焦げやすい、というかある程度焦がす前提の火加減で設計しているぽいのですが、そこもちょっと好みに合わないところ。
なお公式が推奨しているレシピではなくて単純な食パントーストの話です。あくまでも無理せず常日頃と同じ使用範囲で美味しくなるか、というお話。
リベイクはパン食の革命や!!!
ここが本題なのですが、このトースターは「リベイク」という調理モードがあります。バルミューダの本領はこのリベイクにあると思います。
調理パンや菓子パン類ってレンジでチンするか、トースターでちょっと焼くかだと思うんですがレンジだと温かくはなるけどふにゃふにゃぺちゃんこになるし、トースターだと表面だけ焦げて中が温かくないしパサパサになる。
でもこの「リベイク」だと中をしっかり温めふわふわにしたまま、外をかりっと焼き上げることができるんですよ!!!これはレンジにもトースターにもできないッッ!!
試した中で一番すごかったのはパン屋さんのあんぱんですね……あまりにも美味し過ぎて一口食べた時にあんぱんを見たまま数秒間時が止まってしまいました。なんだこれは……誰だお前は何者なんだ……?
こと食事においてあれほどの衝撃を感じたことは無いかもしれないです。それくらいすごかった。
バフ倍率の差はあれ基本、なんでも美味しくなるので「これをリベイクしたらどうなるかなぁ」「これ絶対美味しくなるやつや!」とパンを買うところから楽しくなります。寝る前は「明日の朝はあれを食べよう」と思い、起きると「ガバリ!あのパンを食べるぞ!!」と活力が生まれ人生に彩りが増えるのです。
どうです、欲しくなってきたでしょう……。
Fate聖地探訪記録
Fate聖地探訪に行ってきました。2014年の春に。
なんで今になってこの話をするかというとHF2章を観てFate熱が抑えられなくなっている所に、フォロワさんやら中田ジョージ氏が巡礼していてそう言えば数年前に行ったけど何もまとめていなかったな、ちょっとまとめておこうかなと思い立ったのです。
なお、場所についてはこちらの旅行記を参考にさせていただきました。大変参考になりました、ありがとうございました。
場所およびその関連シーンについて並べていきますが、記憶違いで「おい、そのシーンは別の場所だろ!」というところがあっても生温い目で流してください(予防線)。
教会(内部)
教会の外観モデルは確か九州にあったと思います。この時は神戸および京都を巡っていたので、教会内部のモデルになったホテルだけ観に行きました。今調べて驚いたんですが、2017年一杯で閉店してしまったようです……行っておいてよかった。
ホテルモントレ神戸:https://www.hotelmonterey.co.jp/kobe/
上記以外の場所も綺麗でいいホテルでした。相当な宿泊料を覚悟していたんですが、そんなことはなくお手頃価格で泊まれました。でもだから潰れちゃったのかな……。
弓道場
弓道場は明石駅から徒歩圏の明石公園にあります。明石公園自体にはすぐ辿り着くのですがこの弓道場はかなり外れにあり、結構歩いた記憶があります。
林(?)
校内の林で闘うシーンが何回かありますが、同公園内の林が近いような違うようなでした。
衛宮家(外縁部)
衛宮家の内部および蔵のモデルについて最近発見されたらしいのですが、当時は外縁部の外壁が聖地として有名でした。こちらは明石公園の外、明石駅から西に行ったところにある織田家長屋門です。
震える坂
間桐邸近くの坂
間桐邸
外観は異人館街の「うろこの家」です。居間っぽいかな?と思ったところは「風見鶏の館」です。
遠坂邸
同じく異人館街の「風見鶏の館」です。アーチャーフィールド(居間)だけは「うろこの家」です。
冬木大橋
Fateルートクライマックス、HFルートの桜のシーン、ランチデート、カレンさんのビクンビクンシーン、そしてアーチャーとの決戦と見所が山のようにある冬木大橋はポートアイランド中公園駅そばの北公園にあります。
hollowのアーチャーとの対決シーンがめっっっちゃくちゃ好きなので橋の上からの写真も欲しかったのですが、車はなかったですし、ポートライナーからもうまく撮れず悔しかった覚えがあります。リベンジしたいポイントです。
という訳で5年前の聖地探訪を今更まとめてみました。冒頭の通り勢いでやりましたが、次に行く時に自分で参照するためでもあります。
そう、2020年春にHF最終章が公開されたらまた行きたいなと思っているのです。
桜が咲く頃にーーーーーーー
2018年はバ美肉活動、バビカツ!の年
とまとめるほどこればかりやってたという訳ではないんですが、ブログにまとめるネタの中ではこれかなぁと思います。
それまで一番多く書いてたKalafinaがあんなことになってしまった、いや「なににもならずに止まってしまった」ので……。
現在の環境
このブログは人類バ美肉計画の一端でもあります。バ美肉人口を増やすために現在のバ美肉環境をまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。みんなどんどんバ美っていこうぜ!!
- ボイスチェンジャー
- マイク
- マイクアーム
- キャプチャーボード
ボイスチェンジャー
これまでの記事で紹介した恋声を使い続けています。恋声は神が創り給うた創世のアプリであり、本当に素晴らしいのですが喋るとどうしても遅延が気になります。そのためハード処理により遅延が無視可能なレベルになる噂のバ美肉兵器VT-4も発注したのですが、あまりの大人気っぷりに品切れを起こしておりいつになったら届くのか未定です……早く来てくれVT-4〜〜!!!
恋声で改善できる所として今まで手付かずだったイコライザ設定というものを覚えたので、以前よりも音質が良くなりました。簡単に言うと自分のメイン周波数帯近傍を山なりに上げて、1番上の周波数帯は落とす、ような設定にしています。
マイクとマイクアーム
マイクはSONYのECM-PCV80Uを使っています。配信初心者向けとして有名なようで適当に検索すれば大体これが紹介されてると思います。実際使ってみた感想としては価格も手頃、USB接続ですぐ使えるなど始まりのマイクとしてはとても良いではないでしょうか。さぁ、しゃもじをマイクに持ち替えるのよ……!
ただこのマイクは音量が小さいというウィークポイントがあります。プリアンプを入れると改善できますので、色々やり始めて気になってきたら検討してみてください(最初は要らないと思います)。ですが今度はホワイトノイズが強くなり、それを恋声がそのまま変換して目立ってしまう悩みが出ます。目下対策模索中ですが、プリアンプの倍率はあまり高くしないのが良さそうです(それでも十分出力を稼げるので)。根本的にはノイズレベルが低い、もっといいマイクにすれば良いのですがまだ躊躇しています。
https://www.yodobashi.com/product/100000001000234947/
なおECM-PCV80Uと合わせて使う場合、サジェストに出ているケーブルと合わせて購入してください。
マイクアーム
知人のバ美友からマイクアームが便利だと教えてもらって使ってみた所、これがちょーー便利で感動しました。
今までは手頃な本を積み重ねてマイクの高さを調整していたのですが、これを使えば高さ調整が楽で、かつ使わない時は瞬時に畳めてスペースを空けることができます。
ただ注意点としてECM-PCV80Uはそのままだとマイク固定ネジが合わず接続できません。私は紐で固定しているのですが、本当は変換ネジを使うのが正しいと思います(一応紐固定でも問題無く使えてます)。
あとはこれまたバ美友に教えてもらったポップガードもとても役立っています。
発声時の吐息もしくは呼吸の鼻息って結構目立ってしまうものなのですが、これを使うと意識して息を吹きかけない限り、息の音はほぼほぼカットしてくれるので、とてもやりやすくなりました。これが無い時は鼻の下に手を入れ息をガードしながら喋るというハイパー滑稽ムーブを強いられていましたからね!
なおジャストフィット、とは言えないのですが前述したマイクアームにも取り付けできています。
キャプチャーボード
私はスプラトゥーン2が好きでよくプレイするので、これの配信をやってみたいなぁと思っていたのですが、Switchから直にPCに映像や音声を出力することはできません。そのために必要なのがキャプチャーボードになります。
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B01DRWCOGA/
色々調べた結果、Game Capture HD60 Sという機種を選びました。私は母艦PCとしてMac Book Pro w/ Bootcamp-win10を使っているのですが、スペック上問題が出るようなこともなく快適に使えています。
選定および使い方についてはこちらの記事を参考にさせていただきました。
現環境で足りない点
多少もっと良くしたい点はあるもののそこそこ整ってきた現環境でネックになっているのは義体です。
「自分のバ美声が好きで好きで自分のバ美声を聴くためにやっている」ので義体の優先度が下がるのも仕方ありませんねうんうん。
とは言えビジュアルは重要です、ビジュアルにより相互効果が生まれもっと声が良くなる(良く感じる、もしくはビジュアルに引っ張られ発声自体が本当に向上する)ことは間違い無いです。
そんな訳で2019年は義体方面にもチカラを入れていきたい所存です。
シメに最近の動画をば
年末年始は帰省するためバビカツ!ができません。しかし出来ないと思うとしたくなるのが人間のサガ。このままでは帰省中にバ美成分欠乏症で死んでしまうかもしれない。そこで対策として、「事前に自分のバ美声を録音しておき、非常食としてそれを食べて生き延びる」ことにしました。
しかもPC画面を見ながらてきとーにだらだら喋ってるので突然わけわからないことを言うという。
じ、じごく……!!
最近のバビカツ!(デデン
約2ヶ月前に地獄の門を開けゴマして以降順調にバビカツ!(バ美肉活動)を重ねてまいりましたのでご報告いたします。とりあえず最後の動画だけでも流してもらえると嬉しいです……。
お米が好きな人、お米が食べたい人は「お米を食べるためにそのおかずを作る」という概念があると思うんですが、私の場合も同様で「自分の恋声を聴くために動画を作る」という概念で作ったのがFGO声あて動画になります。
丁度この頃FGOのイベントで初心者お断りの超高難易度クエストを配信していたので、それをクリアする模様を録画しておいて後で声をつける形にしました。
あとは、バビカツ!のためにゲームをやる、というのは主義に反するので自分が普段やっている(本当にやりたい)ゲームで何かしたかったのです。
私の場合、数多のプロFGOプレイヤーの方々には遠く及ばない雑魚プレイングなので、攻略ではなくあくまでも自分のバ美声を聴くための動画という位置付けでやっていました。あとはさいかわさいつよ牛若ちゃんを活躍させたい一心。
上の3つは録画した動画とVカツで作った義体と一発録り録音をOBSで合成して作っています。ですが、いくつか作ってみて
・長時間過ぎる(いくら高難易度とはいえ。見るのも録るのも大変)
・調声が甘い(ギャラギャラしたりカエルになる)
・義体は動いた方がいい
という問題を感じたので最新号では改善してみました。
復刻ハロイベのこれも一応高難易度扱いなんですが、ギル祭りに比べるとどこが高難易度?という程度なので短時間で済みました。あとは調声を訓練・模索しつつ、義体もVカツ以外のアプリで(諸事情で言及しにくい)弐号機を作成し、静止画ではなくリップシンク付きのモーション動作を実現しています。
ただ、義体操作に集中する必要があり、同時に録音はできなかったので
OBSで動画に声あて→別途義体動画を収録→2つを合成(iMovie)
という結構面倒な手順を踏んでいます。特に義体動画はクロマキー合成のための準備合成も必要なので実際はさらにひと手間多くなっています。また、本当は文字も入れたいんですが、iMovieだと難しく、改善の余地があるなぁと思っています。他にも音声バランスだったり調声自体もまだまだ精進が足りず。
「バ美肉道は一日にしてならず!」(バビカツ!格言
第80.5話 バミカツ!ブートキャンプ(Vカツの義体移設で焦った話)
完全にバミカツ!記録となってまいりました。これ、ブロカツ!か?
突然ですが、自分はメインPCとしてMacを使い、サブでWindows7マシンを使っていました。主にえってぃなゲームとか、えってぃなゲームとかのためにWindowsが必要なので2台体制でやってきたのですが、いちいちWindowsを起動するのが面倒で、Macを買い替える時にMacBookAirではなく思い切ってMacBookProにしました。BootCampを使って1PC/2OSで運用するためです。
そしてびっくり、これは約3年前の話です。
今まで一体何をしていたんですか。石にでもされていたんですか。
そんな封印されしPC問題ですが、以下問題からついに封印が解かれます。
- 頻繁にブルースクリーンになる
- Vカツがスペック的に厳しい(固まる、落ちる、カクつく)
特に1個目は死活問題です。文字どおりいつ死んでもおかしくありません。折角造った義体が失われたら大変です。今こそBootCampを使う時……すなわち
バミカツ!ブートキャンプ!!!(第80話的な)
はい、お察しの通りやりたいネタはもう終わりましたので後は適当に巻いていきます。
MBP標準搭載のBootCampを使ってWindowsを同居させる方法については本当に簡単です。BootCampが大変優秀なので全く悩まずにすみます。流れとしてはApple公式のサポート記事を参照すれば問題ないと思います。
スクリーンショット付きでもう少し詳しい操作を確認できるので、以下も大変参考になりました。
Windows10の方は密林でライセンス購入できるのでポチるだけ、その後ISOをダウンロードしそのままBootCampで読み込ませるだけです。本当はえってぃなゲームの関係で10ではなく7の方が良かったんですが、今はもうまともに買えませんし、もうすぐサポート切れになってしまうので素直に10にしました。
後はもうWin10としての初期設定と、恋声、OBSあたりを持ってくるだけです(割愛)。なんて簡単!バミカツ!ブートキャンプ恐るに足らず!
だが本当の地獄はここからだった……!
最後にVカツの移行をしたのですが、Steamのバックアップ&復元機能を使っても造った義体がMBPの方で出てこない……バックアップを取り直しても順番を変えてもだめ……何度やってもだめ……。
そんな……私の義体が、魂を乗せた箱舟が……。もう一度同じように造ることはできる、でもそれは決して同じ義体ではない……ここで終わるの、私のバミカツ……?
そんな時Steamに詳しい某先輩が教えてくれました(私はVカツがSteamデヴュー戦)。「Steamのバックアップはゲームデータだけで大概ユーザデータは手動で引っこ抜く必要がある」と。貴方が星宮先輩ですか!
∨カツ プレイマニュアル
いつの間にか充実していたマニュアルにも載っているのですが、
Program Files的なやつ¥Steam¥steamapps¥common¥v_katsu
の下がVカツのデータで、新旧でファイル差分を取ると特にこの下の"UserData¥chara"フォルダが丸ごとないのが超怪しい。他にも"Custom"や"save"にも差分はあるのですが、UIDうんたらとか見えてこれはコピーして同一化するのは危険な気がします。 という訳でとりあえず"chara"フォルダだけコピー移植すると無事に義体が読み込めました。はぁ〜よかった。おかえり私の義体。
という訳で結論としては、「Vカツの義体移設時はcharaフォルダ(他)を手動で引っ越す必要がある」になりますが、これは公式なサポート内容ではないので今後問題が出る可能性があります。故に何か問題が出ても一切責任を負えませんので、試す場合はその点ご留意の上自己責任でお願いします。
本日のオチというか後日談。
MBPベースのスペックなら問題なく動くだろうと思いきや、GPU100%張り付きでファンが爆音を奏でてしまう事態。カクつきやクラッシュは無くなったのでアプリとしては安定してるのですが、筐体としては寿命が縮みそうでちょっとこのままではダメそうです。
くっ、買うしかないのか、新PCを……!
ペンギン・ハイウェイを観て涙が止まらなくなった話【ネタバレ感想】
誰にでも、忘れられない夏がある。
僕は忘れてしまうかもしれない。でも忘れたくない夏になった。
それは少し前のこと、twitterのあるフォロワさんが「ペンギン・ハイウェイをみろ」に改名していた。ネタでスクリーンネームを変えることはよくある。だけれどもここまで直裁的なのはよほどの事態だったのだなと思い、高レベルの出不精を抑え込んで観に行こうと決めた。その後も型月クラスタが異常な反応を示しているのが観測され、特に「Fate」「抑止力」「エミヤ」という僕の特攻ワードが見え(残念ながら「おっぱい」は僕の特攻属性ではない)、一体どういうことなのかという困惑と期待を持ちながら観に行った。
観た後、僕のスクリーンネームは「ペンギン・ハイウェイを観た」になっていた(宗教上の理由で"観ろ"は避けた)。劇場で涙が止まらない中気づいたら変えていた。
これは感想ブログなので感想を書こうとしているのだけれど、先ほどから言葉が出てこない。涙ばかり出てくる。
僕は割と作品に触れた時に泣いてしまう方だと自覚しているのだけれど、それを踏まえても今回はヤバイくらい泣いていた。「涙が止まらない」というやつだった。唇がぶるぶるする「あっキテる」と分かる段階を過ぎて、嗚咽が出る寸前でなんとか口を押さえて耐えていた。僕の左肩の上で僕が「まじで?やばくない??」と見ているのを感じた。
「泣く」ことが名画の指標であるかのように表現したり、「泣けたから素晴らしい」みたいに推す論評があったりするけど、僕はあれが死ぬほど嫌いだ。じゃあなんで泣いた話をしているかと言えば、なぜあそこまで涙が止まらなくなったか分からないのだ。分からないから検証しているのだ。
別に「泣かせ所」があったわけではなかったと思う。多分単純に「僕の好きな物語」がこれでもかという純度と速度で脳に叩き込まれた結果、あわわわどうしよう??って感じになって、ただただ泣くことしかできなくなったんじゃないかな。
それは少年とお姉さんの物語だった。大人が大人を自覚し子供が子供を自覚し、それでも相手を想う物語が好き。
それは科学の物語だった。不思議な話ではない、不思議を解明する科学の物語が好き。
それは人を導く物語だった。お父さんが「答え」を教えるのではなく、「手法」を教え、時に「意見」も言うが「正解」を押し付けないのが好き。
それは強い人間の物語だった。それは前を向く人間の物語だった。それは未来に出会う約束の物語だった。アオヤマ君とお姉さんは”この物語”では別れて終わってしまう。解っていたけどアオヤマ君は進んだ。でもアオヤマ君とお姉さんの物語は続く。二人は必ず出会う。きっと何度でも。そう信じられるのが好き。
僕の仮説だと最後の要素が主たる要因だと考えていたけど、それは正しかったみたい。だってこの項を書き始めてから鼻水の味がするほど泣き出したから。あっ、あともう一つ。
それは最高の曲で締めくくられる物語だった。エンディングの「Good Night」が本当に本当に素晴らしかった。特にA,Bメロが終わってラスサビに入る流れが前述の嗚咽事件現場で、あの深く深く沈んでから一気に上がっていくのが好き。そしてそこから、この歌詞をもってくるのが好き。
この頃の僕を語らせておくれよ
この頃の僕を、この頃の僕を
お姉さんのことを忘れたくなくて、たくさんグッズを買いました。