海も暮れきる

自宅工房で製作するマリンサプライ

9軸ヘディングセンサー内蔵GNSSレシーバー「GPSliteT35」

GPSliteシリーズに新しく「GPSliteT35」が加わりました。

GPSliteT35はホンデックスHDX-12S、HDX-10C、HDX-12C、HDX-8Cに対応した9軸ヘディングセンサー内蔵GNSSレシーバーです。ホンデックスは純正で9軸ヘディングセンサーのラインナップがないので、本機はGP-17HDよりきめ細かいヘディング表示が期待できます。位置情報送信サイクル、船首方位送信サイクルそれぞれ5Hzで出力します。GNSSレシーバーは4周波対応、みちびきによるGPS・QZSS補正「サブメーター級補強サービス」に対応しています。

ご興味ある方はメールください!

hwfkr505@yahoo.co.jp

 

9polesTT(仮名)で釣り

今回はボートのヘディングセンサーをNMEA0183対応の「NPX422」0号機から「9polesTT」(仮名)0号機に交換して出港しました。

↓左が9polesTT(仮名)右が「NPX422」0号機

 

ポイントに到着すると反応がでています。仕掛けを投入します。

 

アジが釣れました!

ヘディングセンサーのおかけで毎流しごとの船首方向の確認がプロッター画面上でできます。それに加えGPSアンテナのGPSliteT1・GPSliteT55による正確なポジショニングにより再現性のよいポイントアプローチが期待できます。

2時間ぐらい釣りをして沖上がりしました。

 

24xdとGPSliteT1

お客様より情報をいただきました。

GPSアンテナ24xdは微風(時速1-3Km)で流されているときに自船位置が更新されず、ある程度移動すると位置がジャンプするとのこと。

いつもGPSをテストする近所の「光の丘第2公園」で確認してみます。

助手Aのヘルメットにアンテナを取り付けてゆっくり歩いてもらい、ユーブロックス社のGPS評価ソフトウェア「u-center」で位置を記録していきます。

↓ガーミン24xd 10Hz 緯度経度小数点第4位まで出力

↓GPSliteT1 5Hz 緯度経度小数点第5位まで出力

24xdのほうが更新速度が速いのですが、途中のデータが飛び飛びになっています。これはお客様からの情報と一致します。

GPSliteT1は更新速度5Hzですがデータが連続的です。

位置精度は24xdのほうが上だと思っていましたが、位置情報の出力の違いがあるようなので単純に比較できないと思いました。

イムリーなポジショニングを重視している方にはGPSliteのほうが良い選択肢かもしれません。

 

GNSSレシーバー「GPSliteT1」

・4周波対応(GPS/QZSS、Glonas、Galileo、BeiDou)

・みちびきSLAS(サブメーター級補強サービス)対応

・送信サイクル5Hz、ボーレート38400bps

・ケーブル長4m

・出力センテンス 位置情報、移動方向・速度、精度情報、衛星情報

・サイズ(WXHXD) 52X18X65(mm)

・防水ケース

 

9polesTT(仮名)完成!

9軸ヘディングセンサー「9polesTT」(仮名)完成しました。

9polesTT(仮名)は5ピン防水コネクターを備えた9軸ヘディングセンサーです。3軸加速度センサーと3軸角速度センサーからボートの傾きを計算し、3軸マグネトセンサーで得られた船首方位を補正して出力します。ガーミンエコーマップUHD2などで使用できます。

 

専用のYコネクターを利用すればスターターキットなしでヘディングセンサーを導入できます。

本体は52 X 27 X 65 (WHD)mmのコンパクトな防水プラスチックケースに収められていますのでカヤック、ゴムボート、カートップボードなどでのご使用に最適です。

プラスチックケースのブラインドカバーは開閉が可能ですので取り付けねじが目に触れずすっきりとした印象になります。ねじで本体を固定する場合非磁性のねじをご使用ください。

ご興味ある方メールでお問い合わせください!

hwfkr505@yahoo.co.jp

 

9polesTT(仮名)

船首方位送信サイクル10Hz

ケーブル長 4m

M12 5ピン防水コネクター

52 X 27 X 65 (WHD)mm