クラウドソーシングは稼げない…にチャレンジした結果

クラウドワークスで月20万円の利益を出してみる

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(7)結局、直接発注になってしまう仕組みが出来ている

クラウドソーシングを使ってみたところ、

結局、直接発注になってしまう仕組みになっていることが分かった。

 

発注側は、非常に安い金額で発注できる、というメリットを感じている。

一方で、こんなに安くていいのだろうか、という不安もある。

 

10円の仕事ならいざ知らず、

10万円を超える場合は、なおさらだ。

 

つまり、通常なら合計40万円かかるはずのライティングの仕事を、

10万円~30万円で打診したところ10万円という見積りが来た、

という展開は大いにあり得る。

 

総額が10万円となると、できる限り、会って説明したい、というものだ。

そこで会えるなら会うことになる。

結果、やりましょう、お願いします、となる。

 

問題はここからだ。

 

発注側は、10万円は安いと思っている。

労働者側も、安い見積りを出したと思っている。

 

手数料などを含めて、12万円を払うなら、

直接、安い見積りを出した目の前の労働者に払って、

少しでもいいものを仕上げてほしい、と感じるのだ。

 

そこで、案件のキャンセルや辞退をすることになる。

そして、直接のやりとりが始まる、という流れになってしまう。

そういう仕組みだ。(常識はずれに安く発注できる仕組みが発端)

 

 

運営側も分かっているはずだが、

クラウドソーシングの利用がステイタスにならず、

安いながらもどうせ払うならきちんと仕事をしてほしいし、

ブローカーに手数料を払うのがもったいないと感じてしまうので、

案件キャンセル・辞退となり、直接取引になるのだ。

 

これは、クラウドソーシングの会社がブランディングをしくじったのが要因。

これを打開する方法のひとつは、デポジットプリペイド)の導入だ。

 

手数料を無料化するだけでなく、

たとえば10万円の仕事を8万円で発注できる、

というようなお得感が必要だろう。

 

・・・運営側は、こんなことはとっくに思いついているはずなので、

期間限定などでやってみてほしいところだ。

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(6)続いてもう1件受注

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クラウドワークスでは稼げても、ランサーズでは稼げない、とか、

その逆もあり得るので、ランサーズでも見積りを出してみた。

 

すると、さっそく1件受注できた。

あとは4月上旬の納期までに納品すればOK。

手取り額は1万円。

 

 

 

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(5)まずは1件受注した

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クラウドワークスで月20万円以上稼げてる人が111人、

ということから、「クラウドワークスは稼げない」という評判だが、

では本当かどうか検証してみよう、というのがこのブログ。

 

※私の推測は、

クラウドワークスで月20万円以上稼ごうという人がそもそも少ない」、または

クラウドワークスには月20万円以上稼げるビジネスリテラシーを持っている人が極めて少ない」、

というもの。

 

ということで、先日から、

いくつか見積もりを出してみたところ、まずは1件受注した。

 

手取りは4万4,000円で、これから仕事をして納品へと進む。

今日のところは以上。

 

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(4)クラウドソーシングで見積もりを提示

クラウドワークスで、月20万円以上稼いでいる人が111人、

という発表から、「クラウドワークスは稼げない」、

「稼げている人はほぼゼロ」という主旨の見解が多いので、

本当かどうか、やってみよう、というのがこのブログ。

 

さっそく、ランサーズとクラウドワークスで、

見積もり提示をスタートすることにした。

 

両社に案件を投稿している発注者も多いので、

こちらも、両方で展開してみることにする。

 

案件はクラウドワークスのほうが多い感触だが、

総じて予算が少なめ。

 

まずは交渉のテーブルに乗らないといけないので、

予算に幅がある場合には、安めの見積もりを提示する。

 

どんな案件であっても、売り上げに展開するには、

受注できないといけないので、まずは受注できるようにする、

ということを目標にする。

 

チェックした案件の80%くらいに見積もりを送る。

「これは安いな~」というものもあるが、

たとえ3,000円であっても、それがなかったために

月20万円いかない可能性もあるので、

まずは見積もりをだしてみる。

 

3,000円の案件でも、10件まとまれば3万円なので、

とにかく見積もりだ。

 

今日のところは、以上。

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(3)稼げるようになるためには?

クラウドソーシングは稼げない、
という意見が書いてあるブログを見ることがあるが、
それはその人にとっての事実であって、
絶対的評価として「稼げない」ということはないと思う。

クラウドソーシングで稼ぐ手法を見出せていない人は稼げていない」、
という表現が、より正しいのではないかと思う。

つまり、「誰でも思い通りに稼げるというものではない」
と考えるのである。

明るい面を見れば、
「稼ぐ手法が分かれば稼げる」というのが、
クラウドソーシングで稼ぐポイントだと思う。


案件の大半は、「職人仕事」だ。

であれば、
他人よりも優れた結果が出せる、
他人よりも素早くできる、
他人にはない何かがある、
というように、
職人自身が「凄い」必要がある。

それを提案に盛り込むことがポイントとなる。


具体的には、

他者と比較して優位性を主張する
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということを心がけるべきで、
安さをプッシュしない、というのが
売り上げを上げていく過程で重要だ。

安さのプッシュはそれ自体、誰でもできるからだ。
(受託後にその安さで実践することが可能かどうかはわからない)


こうして、高額案件でCVRを上げ、数をこなせば
クラウドワークスでも月20万円の利益は残るのではないかと思う。

※受託額5万円以上の案件のみをチェックして、
 粗利4万円の案件を月に5つこなせば良い、という考え。

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(2)月20万円以上稼げている人の割合についての考察

クラウドワークスは80万人の労働者中、
月20万円以上稼げている人が約100人しかいないので、
「0(ゼロ)」も同然、という意見がある。

本当に80万人中100人だとしたらそうだろう。

 

しかし、この数字には疑問が残る。


実際に検索してみると、ランサーズは、労働者の会員数が約10万人。
クラウドワークスは、労働者の会員数が約20万人と出る。

 

しかしこれも怪しい。

 

複数のアカウントを持っている人や、
両社に登録している人もいると思うので、
両社を合わせて、クラウドソーシングの労働者は
登録している人数で約12万人くらいのように感じる。

つまり、

ランサーズのUU数は4万人くらい。

クラウドワークスのUU数は8万人くらい。

あくまでも感覚的なものだが。

 
また、その約12万人も、登録している、というだけで、

実稼動者数は少ないと思う。


クラウドワークスの場合で、
月間実稼動者数はせいぜい1万人もいないのではないか、
という感じを受けている。

 

これは、発注側が案件を登録してから
「やりたい」と手を上げている労働者の動向を
見ていて感じることだ。

 

月間実稼動者数が多く見積もって約1万人とすれば、
月売り上げ20万円オーバーの人が約100人、
ということなので、パーセンテージにして約1%くらい。

 

もしかすると、
月間実稼動者数は5000人以下かもしれない、
とも思う。

 
クラウドワークスは、組織の立場上、
たとえば実稼動レベルは3000人くらいです、
とは分かっていても言えないと思うが、
47都道府県の労働者が100人ずつとして、約5000人だ。

 

たとえば、クラウドソーシングの労働者の10人に1人が
スターバックスで作業しているとして、
スターバックスが1000店舗くらいなので1万人だ。

 

根拠があやふやな数字だが、なんとなく、
このくらいではないか、というような皮膚感覚だ。


・・・とすれば、
実稼動者1万人あたり月20万円の人が約100人なら1%。
実稼動者5000人なら、その2倍で2%となる。

 

なんとなく、だが、そのくらいではないか、と感じている。

 

現状の労働者は、まだまだアーリーアダプターの域を出ていないと思う。

 

今後、発注側・受注側の淘汰や参入、成長曲線においては数回のプラトーを経て、

月実稼動者数が3万人くらいになると、

また違った局面が見えてきて、安定化も図れるのではないかと思う。

 

今はまだ、発注側も受注側も、運営側も、生みの苦しみの真っ只中にいて、

混沌としており、その一瞬に、「月20万円以上稼げている人が約100人」

という現象が出ているのではないか?

クラウドソーシングは本当に稼げないのか?(1)

先日、どなたかのブログで、

クラウドソーシングは稼げない」

という趣旨の意見があった。

 

クラウドワークスの情報によると、

月20万円以上稼げている人は111人とのことだ。

 

それを取り上げて、

「稼げている人が少ない」、

という主張があった。

 

月20万円以上の稼ぎがある人が111人、

というのは事実なのだろうが、

だからといって、

「稼げている人が少ない」、または

クラウドワークスは稼げない」

 というのは、短絡的に感じる。

 

私が考えるに、

「稼げている人が少ない」、または

クラウドワークスは稼げない」

のではなく、

クラウドワークスに登録している労働者は、月の稼ぎの目標を20万円以上に置いている人が少ない」、または

クラウドワークスに登録している労働者は、ビジネスのリテラシーが低いために月20万円以上稼げている人は少ない」、

という気がしている。

 

実際のところは分からないが、

本当に月20万円以上稼ぐのが難しいのか、

実際にやってみようと思う。

 

まずは仕事のとり方の方向性を決めておきたいと思う。

 

 

<仕事受注の方針>

1:クラウドワークスで月20万円の利益が残るようにする

2:自分ができるできないに関わらず高額案件を優先的に獲得する

3:自分ができない部分は、できる人に外注する

4:受発注ともランサーズ、クラウドワークスの両方を活用する

※ただし、外注管理の手間も考慮して、むやみに高額案件を獲得しない。

 

また、発注してもらわないことには売り上げに結びつかないので、

できるだけ発注してもらえるように工夫する。

 

達成時期は6月くらいと想定して、

まずは3月中旬からの半月と、4月と5月でウォーミングアップをして、

その経緯をレポートしていく予定。