2016.8.23 練習日誌

場所:グラウンド

内容

H氏ドリル3種

ブロックなしSD×5

120m×2

 

※一昨日から微妙に体調が悪く、ここ三日間は風邪薬を服用している。今日で服薬は終わりでいいと思うが、こうも万全でない体調が続くのはなぜか。東洋医学の本を読んでみたが、まさにこういうのが未病(まだ病気になっていないが不調だという状態)だ。

2016.8.31 練習日誌

天候:晴れ

時間:夕暮れ

場所:グラウンド

内容

○H氏ドリル

○SD30mほど×5

○120m×2

○骨盤周り筋トレ3種

 

先日、親戚の家で久しぶりに家族が集まったので、飲みすぎてしまって二日酔いに。結果、吐いた。吐くと何が悪いかというと、筋肉が脱水を起こして痙攣する。これは体感できる症状としては、なんか力が入らないな、という状態だそうだ。3日ほど影響は残るという。今日は吐いて2日目、まさに筋肉が痙攣していたのだろう。全然力が入らず、動きにもキレがなく、むなしくなるような練習だった。それでも、一応一通りの動きを復習した。

2016.8.15 練習日誌

場所:競技場

天候:快晴

内容

アップ

H氏ドリル

①ランジ 重心を移動して動く。ケツを手で押して感覚をつかむ。腸腰筋で上げる。脇腹を目いっぱい縮める。

②モモ上げ→連続モモ上げ→流し×2 靴音が鳴るように。腸腰筋で上げる。

シザーズ→連続シザーズ→流し×3 ケツを振るかんじで。

補強4種目(ランジジャンプ、ディープスクワット、また割りジャンプ、1つ忘れた)

ウォーク400m

 

H氏の練習に初参加。母子球で付くということを重点的に練習したいと思って参加したが、それについてはウォークで繰り返し感覚をつかむほかないそうだ。確かにそうかも。

この日は、それよりも大事な概念を学んだ。それは、”ケツを振る意識で走る”ということだ。これが分かりやすかったのは、シザースの後の流し。ケツを振るイメージでドリルをした後、そのまま走りだす。よい具合の加速感と接地だ。H氏に「完璧です」と言われ、まんざらでもない僕。だが、事実としてよい。これをスタンディングでやってみてください、と言われ、やってみた。あり得ない加速感。大臀筋で加速している。こんな感覚、今まで味わったことがあるだろうか。

 H氏の理論は、腸腰筋、大腰筋を活用して骨盤周りで走るというものだ。わかったようなわからないような。しかし、ケツを振って走るシザースだけは分かった。これを活用したスタンディングスタートもつかんだ。あとはどう試合に生かすかだ。

2016.8.14 練習日誌

場所;グラウンド

天候:夜空

内容:

○ドリル

○120m×4+120m×3 R=10分

 

今日も1000mを超えるようにメニューを組んだだけ。

しかし、昨日出会ったH氏の、母子球で付いていないという指摘を頭に入れ、接地位置を工夫した。つま先から設置ではなく、母子球→かかとが付きそうになる→ふくらはぎの筋肉でばねのように反発する、という流れを理想としている。事実、走りのスムースさが段違いである。設置位置について考え直す必要がある。

2016.08.13 大会結果

大会名:薄暮ナイター2016(非公認)

場所:ウェーブスタジアム刈谷

内容 100m 2組1着 12”14(向かい風不明)

 

自慢できることは何もないが、組で一着だっただけまあ良しとしよう。

抵抗を強く感じるくらい強い向かい風だった。ロンドン五輪出場の中野弘幸選手が1組で走っているが、記録は11”15である。5月には10”82(-0.1)で走っている選手なので、相当な向かい風だったことが分かるだろう。2~2.5mは向かっていたんじゃないか。

2組も同じような条件だった。風が追っていれば、多少ワクワクする記録が出せただろうが・・・無念。

 そう思う根拠は、練習日誌にある。過去の記録をひも解いてみると、2010年のシーズンは3月14日の鴻巣市記録会で始まっている。記録は12”36だ。これはもっとも調子の良かったシーズンである。はじめはこんなものなのだ。この年の4~5月の記録を列挙してみよう。

4月11日 11”80(-0.1m)埼玉県春季記録会(当時のプライベートベスト)

 5月 3日 12”04(-3.0m)川越市記録会

 5月 4日 11”58(+1.9m)越谷市記録会

 5月3日、川越市記録会で12”04(-3.0)というレースがある。今回のレースと向かい風の条件や記録の面で相似している。だが、翌日には越谷市記録会にて11”58(+1.9)の記録を出している。似たような体調でこれほど記録が変わるものなのだ。

 今回、向かい風不明ではあるが、この時の川越よりも強かった気がするし、少なくとも同等には吹いていたようだ。とすると、追い風が吹けば11”6位は出るんじゃないか、と考えるわけだ。自信をもって次のレースに臨みたい。

 

さて、今日の課題を列挙してみよう。

 

①前傾加速区間が短く20m程度で終了。

②隣のランナーとの差が中盤では50cmほど、終盤では数センチと差を詰められている。

③ピッチが遅い。全盛期との大きな差の一つ。ストライドは全く変化していない。

(今日の結果:歩数52歩・平均ストライド192.3cm、0.23秒/歩)

(参考:越谷選手権での11”58の時は52歩、0.222秒/歩)

④うまく言えないが、ムービーで見る限り、腕振りのバランスが悪い。

総括すると、持ち味の後半の伸びを生かせず、苦手の加速局面を予定通り加速しないまま終了。

次に良かった点を挙げたいところだが、まああまりない。強いて言うなら、良かったころの遺産を活用してフォームに大きな崩れがないところだろうか。最後に、2010年の練習日誌から、当時の走りのキーワードを探してみる。

“軸を倒して加速する”・・・当時も加速に悩んでいたようだが、その答えを軸の傾きに求めている。

”設置位置の変更”・・・当時は走りを3段階に分けて考えていた。第一段階は加速(ぐいぐい)、第二段階は中盤(ポン)第三段階は終盤(ピュン)。その中で、ピュンに繋がる走りを模索していた。そのカギと考えたのが、設置位置の変更だ。ピュンでは前に着こうと考えていた。

”目線を上げるのを我慢する”・・・今、これを忘れず意識しているだろうか。

 

以前できたことが、できなくなる。タイム的にもそうだが、意識の上でも後退している。調子の良い年は、頭もしっかり使っていたのだ。毎回、レースに臨む上でこれを直そう、これを修正しよう、と意識して走っていたのだ。今そんなことをしているだろうか。ただでさえ少ない体力と筋力に、より一層依存していないか。今季は走れてあと1戦。悔いのない結果が出るかどうかはわからないが、いろいろ意識して走る必要があるし、そうすることで過去の記録に近づくことができそうだ。

 

話が前後するが、今改めて感じることは、速くなりたければ練習日誌をつけろという話。これはマジだ。弱くなってこのかた、練習メニューの記録は行っていても、忙しいの言い訳のもと、日誌をつけてはいない。自分の走りについて考察し、課題を発見し、対策を練るには、書くという行為が不可欠だ。そんな当たり前のことに、6年前の自分の常識に、今やっと追い付いた。6年前とやっと同じスタートラインに立てた。後は記録を出すだけだ。

 

次は11秒7代。がんばっていこう。

2016.8.9 練習日誌

天候:晴れ

場所:競技場

内容

○スパイク流し100m×1

○120m+100m(r=5分)

 

※とにかく時間が足りない。大急ぎで競技場に入り、40分で練習を終えた。

社会人の陸上競技は、時間が有限だ。いかにして時間を有効に使うかがポイントになる。

 

例えば、jogをして体操、ストレッチ、ドリル、流しと続く一連の練習メニューは、ほぼすべての陸上パーソンに共通だろうが、これ、果たして必須だろうか。

 

答えは、否。省略可能である。

 

人間の体温は、起床前後が一番低い。活動を続けるにあたって体温が上がっていき、夕方にピークを迎え、就寝に向けて下がっていく。つまり、夕方は一番体温があがっていて、比較的アップの必要ない時間帯と言える。

 

今日の練習では、骨ストレッチを行うだけで、JOG・体操・静的ストレッチの一切を省略した。だが、本練習ではきちんとスピードが出て、ケツ割れ寸前まで追い込めた。高校や大学の練習の常識を疑い、短い時間で効率よく走る。これがいまのテーマだ。

 

 ところで、今の時期は1度の練習で1000m走ると決めて実践してきているが、今日はこの法則を無視した。なぜなら、今日の目的は筋力アップではなく、競技場慣れ、スパイク慣れだったからだ。前回のレースの敗因は、慣れないシューズと久しぶりのタータンだったと分析した(アップシューズなら快調なのに!スパイクはいてもアップシューズくらいのスピード感しか出ないってどういうこと!?)。

 新品のSPブレードを大切に扱いすぎ、きちんと反発をもらえなかったのだ。スパイクを長持ちさせようという貧乏魂が仇となった・・・。いくらプレートが痛まなかったとしても、タイムが出せなければ本末転倒。今日は、プレートの反発力をきちんと生かして走る練習と位置付けて、短い時間だが充実した練習とすることができた。

 

次は、8月13日のレースだ。