いふの日記

そういえば、薫という字を使う名前の人間はみんな五月に生まれたものだと思っていた。そんなことはない。名前の美しい人間は何となく保証があるような気がする。

 

父親に自分の名前の由来を聞いたらそういう名前のAV女優が一番多かったからね、って言われた。まあ冗談だが。そんなことが冗談か冗談じゃないかくらい私もわかるのである。が、しかしそんな風に付けられた名前はどうなったっていいのでは、と思う。

 

最近やけに傷つくことを思い出す。

 

久しぶりに部活に顔を出したら、何度か話したこともあるような先輩に初めまして、と言われたのが案外尾を引いていて悲しい。

 

ごはんを一緒に行くために部活に行った。部活に行ってないことを問い詰められるかと思ったけれど、あなたは頑張ってたからね、少し休んでもいいんじゃないと言われて、とても感動してしまった。

気を張ってるときに近くにいると、ぶつかってしまうけれど弱っているときや迷っているときに話すととても救われる人だと思った。

 

人の救い、文鳥の羽、もう一つお誘いがあったけれど、行かなくてよかった。行かなくてよかったというのは行かなければ正確には判断できないけれど、もあんまりすきじゃないの。あの女らと一緒にいると傷つくことが多かった。人と集まると恋愛の話をしなければいけないが、もうそんなのはない。ずっと。

 

 

 

情緒

自分の精神状態がどういう状態なのかよくわからない、運転してたら悲しくなってボロボロ泣いてしまった圏央道の圏、が人の名前に見えた、願掛けがなければ生きていけないし、人の愛情というのは最も理解されがたいものだと思う。

 

精神が壊滅してようが再起不能だろうが、生きていかなければいけない。実際は、問題ない、です。

自分で説明できないこと、言いたくないこと、というのは現実にないのと何が違うのか。

 

それはともかく、あの女も随分冷たくなった。私が適当なことばかり言っていたからだ。長い時間共に過ごすと、過ごした時間に比例して仲も深まってゆくというのができない。

 

どうして私はあんな悲しいことを言わなくちゃいけなかったんだろう、一人で充実してるので、とか。でも、そうでしょって言ったのはあの女なのである。という、深いコンテキストはこちら側にしかなくて、私以外の全ての人は私がただ拗ねていると思うんだろうな。人に迷惑ばかりかけていて情けない、辛い、苦しい。

家と実習、バイト代

男の人、特に背が高くてシュッとしてない感じの男に限ってなんとなく親しげなのを見ると、やはり上に立ちたいものなのかなと思う。実際に親しい人からはそういう風には感じないけれど。

 

舐められるのである、私が頭が悪くて口も回らず、おまけに顔も悪いから。そして、なんとなくそのマウントに応じてしまうから。

 

この言語化するには取るに足らんような、嫌な感じはどうすればいいんだろうな。

自分を律してゆくしかないんだろうな。きも、って距離をとったり。

 

そういうことを考えていくと、必ず父母にいきあたる。

 

両親。母の短絡的なところ、直情的なところを見ると、父も丸め込みやすかったんやろ、と思ってしまう。あの男、美しくて賢い女に相手にされんやろ、とか。そのコンプレックスを具現化するように、パッとしない娘が生まれてきたので、辛く当たったのだろうか。私だって、選べるのやったらあの父親は選ばない。生きているうちにはできなかった拒絶を今ならできるのは、情が薄れたからなんだろうか、受け入れてもらえなかったものを嫌うのって、単なる精神の防御機能なのだろうか。なんにせよ、今となっては独り相撲だが!

 

母は母でヒステリックで幼いところはあるが、セミを鷲掴みするような心強いところがあるのだ。セミを鷲掴みするような人は信用するしかないやろ。

 この間も、埼玉の川口?に蒙古タンメン中本食べに行くんだ〜って3回くらい楽しげに言われた。胸がいっぱいになってしまうよな、どうしてそんな狭い世界に生きてんのよ!大学生がハワイ行くようなテンションで言わないでよ!辛いものだってそんなに好きってわけでもないでしょ。

あの母親を将来楽させてやりたい。ワークライフバランスなんて浮ついた、 理解しがたいこと言ってないでガシガシ働きたい。そう。本当に。

 

今日は、二人でやる実習なのに相手の男が自分の分が終わり次第とっとと帰り、親しくもない男だったから随分自己中心的なんだなあ!と思ってたら、謝罪のラインが来た。バットを振りかぶって打つ、というのはこういうことだ。好感度。あのプライドが高そうな男も、ちゃーんとしてる。この学部の人間はみんな本当に人間ができている。私と来たら、バイト代を受け取りにどうしても行けなくて、ぐうぐう寝て約束を反故にした。

あぃてぃえふ

スマホの写真は消してしまうので忘れていた。今日、写真を探していて改めて思ったのだけれど、私は写真の自分の顔を見るととてつもない嫌悪感を抱く。気色悪いしおどおどしている、心が醜いのが表れているように見える。

 

写真は嫌、本当に写真のように他人の目に写っているのならよくふつうに接することができるなとも思うし、不快にさせたくないので誰にも近寄りたくない。

 

こういう考え方をしていた高校時代には本当に何も得られなかった。他人を慮るふりをして自分が不快になりたくないだけである。事実は事実としてあるが、その先の生活の方が大切なので、私はごまかしごまかし生きていくのである。

 

苦しい言葉を書いていたら、気持ちが苦しくなってきた。

 

私の友達は美しいので、いくら同じ土俵に立ったふりをされてもあああ、としか思えんし、私はあの子じゃないって何度も言い聞かせなければいけない。

 

眠い眠い!

 

エイズにならんように遺伝子組み替えされた子は西ナイル熱に感染しやすくなるそうだ。生まれてくる子は、自分が実験材料、観察対象と知ってどう思うんやろ。と、一番思った。事実、そういうことはもう起こっているのである。親も研究者とかなんやろうか。細かい癖や偶然かかったインフルエンザとかも報告書にみっちり書かれるが、1人だけではなんとも言い難い。人数もあるし、どの遺伝子をいじるかという組み合わせも無限にある。私が大人になる頃は、(とふつうにいうが私は大人だよな。)改め中年になる頃は当たり前のことになっているかも。顔の造形の遺伝子も洗練されるといい。

 

私が嫌々返信してるのを、あの女は感じ取れるのだろうか?どうせなんかは話さなきゃいけないんだから、共感を求めるんじゃなくてあくまでも分かり合える範囲で納得されるような話をしよう。すっかり腹の中を打ち明けることはできない。結局のところ、ボイコットなのだろうか、も、やめたいのと半々。

 

母親は私のだらしないところを怒ってる。が、だらしないから、だらしなくないからなんなんだ?という感じ。疲れた。一人で充実できれば、いいんでしょう?あああ、眠たい。

 

 

自己は向上しないのである。

自己は向上するものではない。とは?

 

 

低い空

何一つとして有益なことはしていなかった。

 

電気毛布は乾燥するので気をつけなさいと母親はいいました。親から大切にされているのか、あの男に愛されていたのか、私はわからないです。わからないようなくらいが、ちょうどいいのでは?わからない感情に意味なんてあるのか、とも思うけれどそれは私が若いからでは?お金だって私がだらしなく浪費しなければ足りているし。五万のオートロックに住む女の子より私が人間として劣っているわけじゃないさ。(ほんとに?)

 

 とにかく、免許が欲しかった。それには長い時間がかかるのである。

 

話し、してて「意味分かんな〜い」って言われたことあるから、あの女の先輩に本心を話すのは困難だと思います。このままぶすっとした面でずっといるわけにもいかないんだけど。完全に、和解というところにはたどり着けんやろ。自分が世間的に、も主観的にも幸せでないと、人との会話も楽しめない、滞る。めちゃめちゃしんどい。

 

好かれない。おっさんの、患者さんに「お前は医師向いてないわ」と言われて、そのまま屋上に駆け上って飛び降りる。人に迷惑しか、かけてこれませんでした。(言ってみて、「生まれてきてすみません」)ということを考える。

 

父親の喋らん人間はいないのと同じだぞというメッセージ、いつまでもいない娘と喋らなくなった父親。こうなると、個性的な脳みそがあるんやろ。

 

つっかれたあ!!!

お泊まりセット

 意思とは関係なく、そういう風に私の歳は重なってゆき、気づかぬうちに猫より犬が好きになり、そばよりうどんを好んで食うようになった。

 

 私は足にひっくり返したケトルを使わないし、気持ちがしんどくなってしまう人間には決して近づかないし、そのようなことの繰り返しで人生が狭まったとしても、その狭い狭いところで生きていきます。それは、仕方のないことなんだよー。

 

 まんまと、皮肉の一言で眠れなくなったけれど、眠剤を飲むと大胆に授業を切ってしまうし、身体を引きずって生きるしかないんだねー。

粗末な頭

 

 浪人のときに聴いていた音楽を聴くと、自分が世に家族に無用であるという実感、気色悪い予備校生と御茶ノ水の医科歯科の前の橋、下に川と鉄道が通っていたところ、意味もなく繰り返し思い描いていた男の子のこと、とても寒かったことを思い出す。

 

  センシティブである必要なんか全くないし、人の気持ちだけわかれば自分の感情なんか必要ないのでは。

 

 めちゃくちゃ苦しい生活が続く。学校そんなにすぐ来ないでいいんだよ、って高校の先生は言ったけど、家が苦しかったこと。

 

 めちゃくちゃ苦しい生活と闘いが続く。M君にも見放されてしまった。

 私が先輩に言いたいことは、口笛が吹けるようになったことです。妹とクイズして遊べます。先輩の立場に立って、共感することもできるんですけどそうすると立つ瀬が無くて苦しい。こんなに引きずることも私の頭のおかしい証明でしかない。