WEBディレクターってなんしよーと?

福岡でWebディレクションを生業としている私がディレクション業務を通じて感じたことや学んだ事を書き綴っておく雑記ブログ。

視点とつくるものが違う

WEBデザイナーWEBディレクターの違いを考えていた。

WEBデザイナーは日々の作業でどの程度積み上がっているかを見る。
WEBディレクターは全体を見越して、今、何割程度できているかを見ている。

WEBデザイナーはサイトをつくり、
WEBディレクターはプロジェクトをつくるのではないか。

グッと堪えて

クライアントさんとの信頼関係は、
やはり"こいつ、わかってるな"感をいかに感じさせるかだと思います。

時として、クライアントさんの意見が正しくないとしても、それに真っ向から正論で反論すると、イラっとくる人も多く、それを繰り返していると、「あいつに話をしてもどうせ聞いてくれないから無駄だ」になるんです。

そこで、一旦、共感しましょう。

「なるほど!それは面白いですね!」
「ほぉ、興味があるので、もう少し深く聞かせてもらえますか」など。

その業界のことについては、相手のほうがプロなので、それなりの考えがあったりします。

たとえ、それが、WEB業界的には的外れだとしても。

グッと堪えて、共感を演出してから、自分の意見を伝える。

正論だけでは、"こいつわかってるな"にはたどり着きません。


そして、クライアントさんの持っているノウハウを十分に活用するために、「このことをアイツに話してみよう」と思ってもらえる関係を作りましょう。

ディレクションはファッションアドバイスに似ている

”モテたい男”がいたとしよう。

その男は自分で好きな服を着ている。
しかし、流行には少し疎く、全体のまとまりや
女性ウケからすると、イマイチである。

さて…あなたはどうやって相手を傷つけずに指南するだろうか。

自分では着こなしていると思っているから
頭ごなしにNGを出すと捻くれてしまう。

Webデザインにおいて、クライアントとはそのようなものだ。

おだてつつ、第3者の意見などを用いて、その気にさせる。

最終的には「モテたい」というリクエストに答えれば良いのだ。

良いWEBデザイン≠優れたグラフィックデザイン

Webサイトがユーザーに使われるモノである以上、ユーザビリティーを考慮したプロダクトデザインを最優先に考えるべき。

いかに優れたデザインであっても視覚的なグラフィックデザインの優先順位は最後。