ふと見つけた好きなもの

今日、ふと読みたい本があって本屋に行ったあとの寄り道で、素敵なスカーフとペンケースを見つけました。スカーフを見た瞬間、あぁほしいな、身につけたいな、と思うと同時に、スカーフをデザインしたいな、とも。

前職でもスカーフをよく身につけていたのでスカーフをしていない日は「今日はスカーフしていないんですか(笑)」と同僚に聞かれていたっけ。

ペンケースも手触りや色がいいもので、そういえばこういうものもほしかったんだなぁと気づいて。いろんなお店が入っている場所に足を運ぶと気づくことってあるね。動くといいことがあるんだな。

夕方、別のお店でお花屋さんの前を通ったときに、この青い花に無性に惹かれて、店員さんに花の名前を尋ねたら、デルフィニウムだと教えてもらいました。つぼみがイルカ(ドルフィン)の形に似ていることからこの名になったとか。なぜ惹かれるのかわからないけれど、美しいものに出会える、気づける、眺めることができるって幸せだな。

好きなもの、惹かれるものがたくさんあって、それに囲まれる生活、いいな。「もの」もそうだし、好きな&惹かれる「こと・人」、考えているだけで楽しくなる・うっとりするような もの・こと・人で私の世界をいっぱいにしたいな。

ベランダ菜園とシュガーフリー生活

ベランダ菜園とシュガー(遊離糖類)フリーな食生活を始めることにしました。

<ベランダ菜園>
「採れたての野菜のおいしさは格別!」ということを聞いたことと、いまベランダにある植物が、水やりをして声をかけていたら目に見えて育っていることに驚き嬉しかったので、育ててみよう、と思い立って。この植物は何年間も?放っておいた植物で、その間は大きさも変わらなかったのですが、水やり&声かけを始めたら、数ヶ月で古い葉っぱが落ち、新芽が出てきてすくすく成長しているのを見て、植物って愛情を注ぐと嬉しくて?育つんだなと。

(3月末に追記)
あったかくなってきたので、ベランダ菜園を開始。近くのホームセンターで鉢、苗、土、軽石、スコップ、支柱(トマト用)を買ってきて、お天気のいい日に植えて水遣りをしました。植えたのは、
・ベビーリーフ×7苗
・ルッコラ
・ブロッコリー
・ネギ
・トマト×2種類
ベビーリーフはたくさん食べたかったのと、同居している妹も食べたい!とのことで多めに植えました。
どんなものを揃えたらいいのかわからなかったので、ホームセンターの店員さんに相談したら、実際に育てた経験のある方が親身に相談にのってくださって感謝。この方の話を聞いていると、あぁこの人もみどりを育てるのが好きなんだなぁというのが伝わってきて、こっちまで幸せな気分になります。人が(その人が)好きなことを楽しそうに話す姿を見るのが私は大好きです。
ホームセンターの店員さんはそんな感じの人が多くて気持ちがいいです。ここには自転車の修理などで訪れることもあるのですが、自転車をいじるのが好きな人が集まっているのか、いつ行っても、忙しいときでも、感じよく相談に乗ってくれたり助けてくれたりして、やっぱり自分の好きなこと・得意なことを仕事にしているって自分も周りの人たちも幸せにするんだなって思います。園芸コーナーも自転車コーナーも、喜んでお金を払いたくなります。私も自分の好きなこと・得意なことで人の役に立てる仕事をしたいな。
さて、苗を鉢に植え替えて数日経ち、葉っぱが大きくなってきたものを食べたら、味が濃くてびっくり。特にルッコラは風味、苦味が主張していて、おいしかった。摘みたてって味が濃いのね。
毎朝起きたらベランダに出て水遣りをするのが楽しくて、新鮮な空気を吸って日の光を浴びるのも気持ちよくて、ベランダ菜園はいいアイデアだったなぁと毎日、みどりの成長を見ながら幸せな気持ちを味わっています。

<シュガーフリー生活>
シュガーフリーについては、「糖化」などについて勉強中。シュガーフリーな食生活をしていると、食欲がコントロールしやすくなること、健康にいいということで実践し始めました。これまでは毎日お菓子や加工食品で砂糖(とその仲間たち)を大量に摂取していたのですが、PMSのときなど「今すぐ食べたい!」と食欲がコントロールできないくらい湧いて、一気にたくさんお菓子などを食べた後、急に眠気に襲われる経験をして、こりゃー血糖値が乱高下してそうだな、健康に悪いなと。

シュガーレス生活をすることで、必要な栄養素を食事からとること、血糖値が安定して食欲がコントロールしやすくなることを期待してやっていきます。ポイントは、予めシュガーフリーな食事を作り置きし、間食を用意しておくことかと。

引き続き食べるもの・飲むもの
・玄米、麦などの穀類
・納豆
・卵
・魚・肉
・コーヒー(ブラック)


新たに食べるもの・量を増やすもの
・野菜(生も温野菜も。にんじんなどは低温調理で甘みを引き出して食べています)
・さつまいも・かぼちゃ(甘みが強いので果実やヨーグルト同様、おやつとして)
・生果実
・ナッツ類(おやつとして)
・ドライフルーツ(砂糖無添加のもの)
・豆類(お豆腐など)
・ヨーグルト(プレーン)
・オリーブオイル、粉チーズ(砂糖入りのドレッシングをやめたので)
・かつおぶし(シンプルな味付けになったからか、かつおぶしをかけると風味や醤油・塩味が食材にしみておいしい)
・チーズ

減らす・食べなくなったもの
・お菓子
・加工食品(砂糖の類が入っているものが多いため)
・調味料で砂糖の類が入っているもの

(以下、シュガーフリー生活を始めてからの変化を追記)
2日目 リンゴヨーグルトの自然な甘み、風味、美味しさを以前よりも感じるように
4日目 お腹がいっぱいになるのが早くなった(大きめの器に盛ったおかず(野菜きのこ肉)ときのこ炊き込みご飯、納豆、卵、コーヒー)でお腹いっぱいに。食後のデザートのことを考えなくていいくらい、満腹(動きが鈍くなるくらい(笑))
〜2週間くらい、お腹にガスが頻繁に発生しやすくなっていたため苦慮していた(それまであまりとらなかった食物繊維を多くとっていたからか・・・さつまいもと硫化アリル(私は消化しにくい)を含む食材をできるだけとらないようにし、ヨーグルトを食べるようにしたらガス問題は改善された)
2週間後
・体重・体脂肪率がかなり減っていた。お腹が少し凹んだかも(ドキュメンタリー「あまくない砂糖の話」でもあったが、砂糖断ちは内臓脂肪減に効果大なのかも)
・外食でも砂糖入りのもの・デザート欄は見なくなって、メニューや店選びに迷いが減って人生がさらにシンプルになった(笑)

1ヶ月後
・ブッフェスタイルのレストランで12時すぎまでブランチをとったとき、食後に甘いデザートも一通りいただいたものの、18時までお腹が空かない状態に(以前は2,3時間で空腹になっていたから、今は満腹感が長引いていて、血糖値が安定しているのでしょう)

・PMSのときは久しぶりに満腹感を感じるのが遅く、すぐに満腹になりたくて、一瞬甘いアイス・お菓子が食べたくなったけど、「これ食べたら満たされるのは一瞬で、また30分後に空腹になるのはイヤだからやめておこう」とアイスやお菓子は食べずに、他のおかず(かぼちゃ等)やリンゴなどヘルシーなものを選択。その後、安定した満腹感が来て、お菓子やアイスを選択しなかった自分、栄養価が高い食事を選択した自分を誇らしく感じた(笑)バランスのいい、栄養価の高い食事なら、食べ過ぎたとしても罪悪感が少ないのは嬉しい。

・体重、体脂肪率ともに減少。お菓子と料理に砂糖を入れないだけで、好きなものを存分に食べていて、体脂肪が大きく減少していたことは驚き。お菓子の代わりに食べているものがホールフードで糖以外の栄養が豊富に含まれているから健康的になっているのでしょう。

・私は元々玉ねぎやニンニクなどの硫化アリルを含むものは消化が難しく、食べるとお腹がゴロゴロしたりガスが臭くなっていたのですが、外食などでハンバーグや生のスライスされた玉ねぎを含むサラダなどを食べても、そのような症状が出なくなった。砂糖は腸内環境によろしくないと聞いたことがあるし、ヨーグルトや発酵食品をよく食べているので腸内環境が良くなったのかもしれない。前は消化に負担がかかっていたものが、難なく消化できるようになってきたのであれば嬉しいこと。毎朝快便だし、腸内は快適な感じがします。

・ときどき食後のデザート、としてスイーツを食べると、ガスが出る。。ふだんそんなにお腹が張ったりしないので、ちょっと困る。

近況報告

前回、記事をアップしたのは2013年7月なので、4年半ぶりの更新。


前投稿以来の大きな変化としては、テニスを本格的に始めたことと、働き方・日々の過ごし方を考えるようになったこと。


アメリカで触ったテニスは、仕事が落ち着いてきたこともあって2014年に地元のサークルに入り、テニススクールでテニスを習い始めました。数年たった今は、テニススクール、サークル・練習会等を掛け持ちしていて、女ダブ用、ミックスダブルス用、打ち方を習う用、と目的に合わせて参加しています。来月からシングルスの市民大会が始まるので、2月に入った今日からシングルス練習を再開すべく準備を始めました(草トーナメントと、シングルス練習会の予定を入れました)。


働き方・日々の過ごし方については、フリーランスのライターとして仕事をしてみて、こういう働き方が好き・合う、ということがわかってきました。好きなのは、十分睡眠がとれること、場所を問わず働けること(家やカフェや好きなところで)、一日数時間集中して仕事をする働き方。そして、一日一回は体を動かせること(テニスやピラティス、散歩など)、通勤電車や車に乗らずに徒歩・自転車などで移動できること(気持ちがいい!)、寒いときや体調がすぐれないときなど外に出たくないときは出ずにいられること。美しい空・雲・夕焼けなどを眺めて美しさを味わえること。つきあう人たちは気のいい楽しい素敵な人たちばかりであること。
健康的で余裕のある生活、やりたいことができる・やりたくないことをやらなくていい生活に、日々幸せだなーと感じています。


ライターとしての仕事は、働き方を考える上ではとてもいい経験になったのですが、この内容のライティングをずっとやり続けることはないだろうなと感じています。仕事内容は、依頼された分野の最新の情報をまとめてわかりやすく監修するというものですが、収入とやりがいの観点から、(この働き方のいいところはキープしつつ)仕事の中身は別のものを見つけようと決めました。


これからは仕事=情熱、楽しくて楽しくて仕方がないものをやろう、と。同じような経験をされている方*1から、「仕事は、好きなことよりも、得意なことをやれば、簡単にうまくできて、その結果喜ばれて好きになってくるよ」とのアドバイスをいただき、確かにそうかも!とも思ったのですが、まずはやりたいこと・好きなことから考えて、それらをトライしつくした上で「いやー、やりたいことって何もなかったわー、好きなことは趣味でいいわ」となったら、プランBとして、得意なことを中心に仕事を考えたいと思っています。


趣味で大好きなこと、情熱を注いでいるものはあるのですが、仕事として考えると、やりたいことがわからなくてここ数ヶ月考えていました。仕事についていろいろな視点から考えるために、ちきりんさん、山田ズーニーさんの本や、村上龍さんの「新13歳のハローワーク」を読んだり(笑)、セミナーに出たり、キャリアアドバイザーに相談したりといろいろと考えたけど、いまだにこれ!というものがわからない。何かのプロフェッショナルになりたいけれど、何を専門にしたいのかわからない。


そんななか、興味があるものを書き出してすべてトライすることにしました。とにかくやっていけば、好きかどうか、向き不向きがわかる。気になるものはいくつも。心の赴くままにやってみようと思っています。結果はどうであれ、プロセスとその行方を楽しみたいと思います。

書き出す際に参考になったのはこの2冊の本↓

・「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」マイク・マクマナス (著), ヒューイ陽子 (翻訳)
・「書きだすことから始めよう」バーバラ・シェア (著), アニー・ゴットリーブ (著), 桜田 直美 (翻訳)

*1:この方は2つの仕事を持っているのですが(自分で興した会社と、フリーランスの営業の仕事)、1つ安定して入ってくるベースがあると気が楽だよ、とも。確かに。そして仕事は興味があることなら私もいくつもできたらいいな

会話は娯楽

留学から帰ってきて、「人に会うこと」に対する壁(みたいなものがあるとすれば)が低くなった。留学前は、人に会うには自分がしっかりしていなきゃダメとか、会うならきちんとした理由が必要、など考えていた。誇れるような何かを成し遂げたり、報告できるようなニュースがあったり、仕事や何かで必要に迫られないと会っちゃいけないんじゃないかと。


今はそんなこと考えていない。京都に日帰りで行く予定ができた次の瞬間に思いついたことは、関西に住む元同僚と会うこと。すぐに「お茶しましょー」と連絡した。


これは留学先で出会った人たちの思考回路・行動の影響が大きい。彼らの多くは、人とよく話すし、日常の些細なこともシェアする。自分の弱いところ・ダメなところもさらけ出す。オープンで考えていることがわかりやすい(特にアメリカ人はそんな感じの人が多くて憎めないキャラだったな)。そして友達に会う、というのが主目的で旅行に行ったりする。旅先を決める際、「友達がそこにいるから、そこに行こう、ついでに一緒に観光しちゃおう」ってノリで。出張などで旅行に行く際、FBなどで「〜日に○に行くよ、誰かその日にそこにいたら会おう」と気楽に投稿したりもする。


留学前は、見た目や自分の中身に自意識過剰になっていたのかもしれない。こうでなきゃっていう思い込みに捉われて、いまは太っているからとか、仕事ができないとか頭が悪いから、会う人が私と一緒にいてつまらないんだろうから会うのはまたの機会にしようと思っていた記憶がある。(もったいなかったな〜)


今は見た目が改善されたとか、頭がよくなったとか、口下手が改善されたとか、そういうことはないのだけど(笑)、自分の見た目や中身に対して必要以上にフォーカスしなくなった。自己肯定感がベースとしてあるのかもしれないけれど。

では焦点がどこに向いているかというと、人(相手)、人と自分との会話で出てくること、会話により引き出される自分の考え、など。話したいと思う理由は、人のことを知りたい、新しい考え・知識を得たい、おもしろいことを一緒に笑いたい、相手を応援したい、何かを聞かれたら自分の言葉で話したい(世の中で言われていることを、標準的なことを言うのではなく、自分が感じたことを正直にシェアしたい)、というようなこと。話すときに心がけていることは、自分の言葉で話すこと。借り物の言葉ではなく。自分の言葉で言いたいことを表現できたとき、気持ちがいいし、本音だからこそ相手にも響くと思うから。当たり前のようなこと、世の中で言われていることを私の口から聞くことは私も話していてしっくりこないし相手もつまらないと思うから。相手の考え方を知って視野を広げるのが会話の醍醐味だから、私も私なりの視点を、考え方を提供して相手と会話を楽しみたいと思っている。


言葉というツールを使って相手を理解すること、自分を表現すること、会話を楽しむこと。お互いをより深く理解できることのおもしろさ。予想できない反応、考えが返ってきて、思ってもみなかった方向に展開していく醍醐味。人に会う、話をするってことの楽しみを教えてくれたのが留学生活だったのかもしれない。

さらに、いまや日本にいるので、多くの人と(私にとって使い勝手のいい)日本語で話せる嬉しさもあって、話す機会にさらにわくわくしているのかもしれない。言葉を覚えたての幼児のように、言葉を使って新しいこと・おもしろいことを見つけてお互いが楽しい時間を過ごすのが今の私の最高の娯楽です。

根無し草にも少し根が

いくつか内定をいただいているものの、8月上旬にとある会社の最終面接がある関係で、次の仕事について考える時間を人よりも少し多くいただいている。


最近少し変わったな、と思ったことが一点。
根無し草でフーテンの寅さんのような私が、「これからしばらくは東京近辺にいよう」と思うようになってきたことだ。


これまでは、といっても大学卒業以降だが、各地を転々としていた。卒業後の勤務地は東京一箇所で、引っ越さなくてもいいのに職場の独身寮を転々とし、アパートを借り・・・と東京・神奈川・埼玉が住民票に記載された後、アメリカで東海岸・西海岸両方の2都市に住み、スペインに交換留学し・・・と新しい場所に住むことを志望し実行してきた。新天地での新生活が好きだった。観光では行かないような場所、例えば近所の喫茶店やお店に通い、図書館でDVDを借り、スポーツやシェアハウス、学校や勤務先などを通じて新しい人間関係を築いていく生活に慣れていた。旧友とはスカイプやメールでやりとりしていた。


ところが、今回帰国して、妹と一緒に住んだら&旧友と会っているうちに根が生え始めたようだ。内定をいただいたとある会社では、勤務先を東京・京都から選べるのだが、迷った末に東京を選ぶことにした(京都に住むなら一人暮らしではなくシェアハウスだな、とまでは考えていた)。これまでの私だったら、憧れの京都生活!とさっさと引越しをしていたに違いない(京都にある大学に行きたいと思っていたくらい鴨川沿いの暮らしに憧れていた)。しかし、今回はこんな発想になっていた。

東京>京都 その理由は、

・新しい仕事に慣れること、キャッチアップすることにエネルギーを注げる(仕事と京都での生活の両方が新しいと新生活に慣れるほうにエネルギーを少しとられちゃうかも。仕事でのパフォーマンスを最大化したいのでとりあえずは慣れたこの住まいから通勤予定(一時間以上かかるけれども(笑)。その分早朝出勤、早めの退社で読書タイムに充てられるといいな))
・妹との暮らしが快適。信頼できるし、優しい子なので自然に配慮しあっているし、相談しあったり支えあったり笑いあったりする生活が楽しい。そしてこの快適で楽しい生活もそう長くは続かないかもしれない、貴重な時間(ほら、私か妹が先に嫁に行ったら・・・予定は未定だけど^^;)
・多くの友達は関東にいるので会いやすい。友達や元同僚など、会っておもしろい話ができる人たちの多くが東京。彼らとは定期的に会って話をして刺激を与え合う仲でいたい。
・今住んでいるさいたま市の図書館の本が充実していること(特に最初は業界について本を読んで情報収集をするので、ほしい本がある、充実しているというのは重要)
・京都は出張や旅行で行けばいい。仕事で結構行く機会はあると見込んでいる(だといいな)
・親の実家からも比較的近い(母曰く、娘が近くにいるのが安心なのだとか。以前は母ももう一度京都近辺に住みたいといっていたけれど。母は若い頃京都に住んでいた)
・引越しにかかる手間・コスト・時間を節約でき、その分仕事に生かせる(引越代や荷詰めなどの作業、役所への手続き等が不要で、その分を新しい仕事の準備に充てられる(業界のトレンドを勉強したり課題を見つけたり人に会ったりできる)

・あと考えられることとしては、これまで引越しを繰り返してきたので、引越欲はある程度満たされており、収まっているのかもしれない(?)


これまでふ〜らふらしていた私からすると新しい発想であり、我ながら心境の変化に驚いたけれども、「守るものがある」ってこういうことかなって少しわかった気がした。

世界各地に住んで、異なる価値観・バックグラウンドをもつ人たちとの交流を楽しむ、その土地の食べ物・文化などを楽しむ、ということにわくわくしているし、将来そうなったらいいな、とも思っているけれど、今はいまある環境や生活を存分に楽しみたいと思っている。異なる価値観や背景を持つ人たちとはここ関東にいても会えるしね。会えるように動いていけばいいだけ。この周辺にいる、そんな人たちと交流してお互いに「出会えてよかった」って思える人間関係を築いていきたいな。


Source http://tsukubasonbou.at.webry.info/200812/index.html

直感で物事を決め、ロジカルに分析、言語化する習慣を

「佐藤可士和の新しいルールづくり/聞き手斎藤孝」をざっと読んで、いくつかフックにかかることがあったのだけど、その中の一つは、言語化することの重要性。「好き」などの観念の理由など言葉で説明するのが難しかったことをこれからは言葉にしていこうと思います。


斎藤孝「感じている事、考えている事は必ず言葉にできると確信しています。言えるんだけど、出てこない」というのはあり得ないんです。それは記憶力や知識の問題だけじゃなくて、感触がはっきりしていないから言えないんです。」

つまり、概念を言語化できないという事は完全には理解できていないということだと。


私は感情や物事をあいまいなままにしておく状態も好きでしたが、感情をもやもやっとした状態にしておく理由として、もやもや感が時間とともに変化していったり、クリアになる過程をオーロラのように眺めるのが、観察するのが好きだったことが挙げられます。人と話しているときに物事や結論をあいまいなままにしておく理由としては、わかっていないことを悟られたくないため&話し手のメンツを立てるため、ということがあるように思います。

 これからはなるべくその場で言語化してみようと思います。言語は理解を深めるツール。毎日言語化を心がけていれば、それが習慣になって、自分や相手への理解を深めることができるはず。人と話していて、よくわからない、物事があいまいな状態だと思ったら、「それは〜ということですか」と確認し、相手の考えを引き出しまとめる役目もしようと思う。私のようなイロジカルな人間の話を、頭がいい人が「つまりこういうことでしょうか」と私以上にわかりやすく具体的に説明してくれてはじめて、自分の言いたいことを理解できたりするときの快感を、他の人にも分けられる人になりたいし。


「あっ、好き」という直感で物事を選び、ロジカルに分析する。直感による判断を言語化する。最初は慣れないので汗をかくかもしれないけれど、毎日やれば習慣になるはず。なのでこれからやっていきたいと思います。

真夏日に思うこと

昨日・本日と本州は真夏日。35度超えだそうな。日陰も暑いので、クーラーの室外機の風に当たっているような体感温度。でもこの独特の空気を吸うと夏だなぁと実感します。SFでは一年中肌寒かったので、日本に帰ってきて四季を感じられること自体、少し嬉しかったりなんかします(暑いけど(笑))。

 
 転職活動ですが、おかげさまで数社からオファーをいただいており、条件面接(報酬などについて話し合う機会)が進んでいます。と同時に、現時点で一番興味のある仕事を提供している会社の最終面接が8月上旬に予定されており、それまでオファーをいただいた会社との関係をどうするのかなど、本格的な転職が始めての者にとってはちょっとしたドキドキ感を味わっています。他方、8月上旬まで猶予期間がある、というのもせっかくのチャンスなので(期間が空くので)、私がやってみたいと思っている仕事に近いもの、Dream Jobにも果敢に挑戦してみようかと。後悔は「しなかったこと」に対して抱くものであって、やってみたことに対してはあまり後悔はしないので・・・転職活動って自分で仕事を選べる貴重な時期だし、動くことで学ぶことはあるし、体力・時間・お金などの資源・環境が許す限り、やってみようと思います。


 最近の心境の変化としては、6月くらいから自己肯定感(そのままの自分でOK!人もみんなそのままでOK!感)がアップしてから転職活動がうまくいくようになってきた気がします。転職活動がうまくいくようになってから自己肯定感がアップしたわけではなく(何かいいこと(世の中的に)があったから幸せになった、というわけではない)。運動して気分爽快、という高揚感でもなく。
 何がきっかけだったのか覚えていないのですが、そしていきなり自己肯定感が高くなったわけでもないのですが(どちらかというとじわじわ〜という感じ)、本*1やブログで読み聞いた言葉や考え方、アメリカでの生活、留学中や帰国してから話した人たち、一緒に住んでいる妹、などの影響が大きいのかなと思います。今のように働いておらず、学校にも通っていないと、本を読んだり人と会って考える・自分の生活を見つめなおす時間が取れる、睡眠を十分取れる(笑)からかもしれません。読書はマイペースに読めて、考えにふけることができるので、常に4−5冊を手元において、面接の帰り道、電車内などで乱読を楽しんでいます。


今はまだこの自己肯定感の尻尾みたいなものを掴めていませんが、消化して文字にできるようになったらまた書きたいと思います。

*1:アーニー・J・ゼリンスキーの著作など