SXSW 2016: 歩きまわり記事の一覧
こんにちは。
mixi innovation center (通称「イノセン」) です。
株式会社ミクシィにて、社内新規事業を創出し、また創出できる人材 (イントレプレナー) を創るチームです。
現在、SXSW 2016を訪れて、見たものをこのブログサイトで記事化しています。
この記事は、SXSW 2016関連の記事のインデクスです。
現地のみなさん、ぜひコンタクトしましょう! よろしくお願いします。
と、いうわけで、SXSW day 1のAustin Convention Centerにつきました。まずは会場のざっくりご紹介から。
振り返って、初日のレジストレーションの様子。
car2goのSMART, 本当は乗りたいなー。
続けて、SXSW day 1では、バラク・オバマ大統領を迎えてのキーノートがありました。同じカンファレンスでリアルタイムでスピーチを聞けたのはちょっと感激。
PBSのブースが結構快適なんですよ。ありがとう!
絶対使わないと損! これがないととてもSXSWを泳ぎ回れないよね。
テキサスにも、梅蘭は、あったんだ。ちがうけど。
SXSWタイアップしたバーの入り口にある「51%」は、一体なんだろう? と思って調べてみました。文化とリーガルについて考えてみちゃうよ。
3Mの90億人の未来に向けたインスタレーション
スタートアップのデモとピッチ。どのカンファレンスでも好きなコーナーのひとつ。
この、「クラウドサービスの達人」的ゲームは一体…
SonyのFuture Lab Programに行ってきました。ロゴはFとLをかたどったものなんですね。
SXSWには医療系のエキスポもあります。
日本国内ではまだ体験できない、家庭向け高速インターネット回線サービスGoogle Fiber, 家庭用インテリジェントサーモスタットGoogle Nest, そしてシンプル料金体系のMVNOキャリアGoogle Fi. オースティンのアンテナショップGoogle FIber Spaceにはみんな揃っています。
四季の移ろいを反映して葉が落ちるドレス。公害外気から身を守る機能をインタラクティブなファッションとして逆に見せるアイディア。アートの視点から技術をウェアラブルにまとわせていく問いかけは非常に面白いものでした。
かさねて、当地だと ほの甘いしょうが味のおせんべいはおいしかった!
SXSW 2016: Trade Showの各国ブース
かんたーんに。やっぱり、これだけ日程がかぶると、おいしいネタはサンフランシスコのGDC 2016のほうで出ちゃってますね…
なんか楽器の話になってごめん。でもSXSWだし。
memeのノリって、むずかしい…
VR/AR Experienceを中心に、ネガティブも含めた学び体験VRを知る。
SXSW 2016: VR/AR Experience
SXSWには、VRやARの各種デバイスやコンテンツを実体験できる展示もいろいろ設けられています。会場はThe Hilton Austin Downtown.
小さな全天球スクリーンみたいなものの下に寝そべって体験するもの。
こんな感じで。
かなり涅槃な感じで引きこまれます。
NHKによる、世界初の8K 3D VR作品Aoi.
サカナクションのPV的な構成になっています。
会場にはしっかりトラスがき生まれ、22.2チャンネルの音場を創り出しています。
3Dメガネはシンプルな偏光型。
ロック・ライブ・アートの程よいバランスを持つアーティスト・マテリアルとしてサカナクションは確かにマッチしていました。東京の町並みの遠景や、スタジアムを埋め尽くすオーディエンスの絵など、カメラが引いて全景が映しだされてもなお細かいディティールまで明快な画には、8Kの解像度の威力が余すことなく感じられます。
こちらはKDDIの展示。HTC Viveのパフォーマンスを使いまくったVR体験。
すっかり大暴れさせていただいて、すいません…
武威阿瑠ですよね。押忍。
スタッフのみなさん、ありがとうございました。ぱちり。
こちらは美術大学の学生たちによる、人生の輪廻がテーマの手描きアニメ。デバイスはOculus Rift.
例えばこれは韓国のハコスコ的なやーつ
と思えば、こちらは木の良さでアピールしてきてます。たしかに装着するといい香り。
The first web-based virtual reality platform of the world!
3D 360度カメラVUZE. 追従性が軽くてなかなかいいです。
他にもとにかくいっぱい。
最後に採り上げたいのが、このACROSS THE LINEです。
いわゆるエンタメ系ではありません。
中絶反対派から言葉の暴力を受けた女性の苦痛を追体験するVRコンテンツ。
追体験の学び系VRは個人的に興味を持っていて、この SXSW 2016でもこれに関したセミナーがありました。
運転中のスマホ操作で、おっとあぶない! あるいは、あっ事故って、しまった… という追体験のVRコンテンツ IT CAN WAIT, 2015年のサンダンス映画祭で採り上げられた、レイプ体験を扱ったPERSPECTIVE, そしてシリアの難民キャンプへの爆撃の惨状をとりあげたProject Syria.
まだまだ「よし、じゃあ体験してみるか」というユースケースに依存するVRのデバイス環境で、どんなコンテンツに提供者と閲覧者の利得があるのか考えたとき、この手の学びコンテンツも頭においておいて損はないと思っています。
SXSW 2016: Interactive Innovation Awards Party
SXSW 2016のInteractive部門にてイノベーティブなものが選出されるInnovation Awardsの授賞式です。会場はHilton Austin DowntownのGrand Ballroom. Ballroomは大きなダンスパーティーが開けるぐらい広いホール、みたいな意味です。
飲み食いして盛り上がって、会場全員で遊べるゲームでアガったところで、いよいよレセプション開始。
ライブ・パフォーマンスも交えながら軽快に進みます。
たとえばこんなふうにノミネートされたプロダクトが次々に紹介され (これはmedical部門)、winnerが発表されていきます。
馴染み深いところではLily Robotics, Inc.のLilyが受賞してました。カメラであることに特化したドローン、というより、空飛ぶ全自動カメラです。「いい感じに俺を撮影して」と空に放り投げておくだけで、いい感じについてきて撮影してくれます。
これ、mixi innovation centerでもpre orderしてるんですが、さらに良い物にするために増資を受けたといういい知らせがありつつ、出荷としては夏以降に遅れちゃってます。待ってるよ…
ちょっとSXSWならでは、のジャンルとしてはMeme of the yearがあります。「今年のミーム大賞」ですね。ミームとは、流行語とかまではいかないけど、微妙にノリが流行ったアレ、みたいな感覚です。日本でいえば「反省しる!」「本当に… ありがとうございました」ぐらいのやつですね。
ノミネートされていたネタ。これは、さすがに、空気感をつかめない…
栄えあるmeme of the yearに決まったのは、これでした。
本当にありがとうございました。