2/20(水)Zepp Haneda(開演18時半)
今日にハマり出したNOT WONKを聴きながら、お昼はEXシアター六本木で「+90000」の第2弾公演(ダウ90000×チュートリアル)を観た。客席は結構男性率が高くて、中年層も多くて意外だった。コントは5本。①居酒屋②2月4日③漫才④バツイチの先輩の家⑤セカンドライフ。①は徳井が若者の恋愛話に細かすぎるディテールと共に突っ込むコントで、チュートリアルらしさ炸裂といった感じ。②誕生日サプライズが重なっていく、展開がお見事すぎるコントだが、徳井の女装願望が爆発していて、若者女性のとりとめのないガールズトークに参加していて、ほんとこういうことがやりたかったんだろうなと、タランティーノの『デスプルーフ』の会話パートよう。③は福田を挟む形で、吉原と道上の3人コントだったはずが、中年男性の面倒くささを爆発させて、キレて拗ねてしまい、他のメンバーも登場して慰めにくるコント。④は先輩の福田がなぜ離婚したのか、それは諸々がヤバかったのだが、その一つは半球の回る椅子を買うあたりなど。⑤は最後の25分ほどある長尺コント。舞台は大学で、ここで徳井は若者の学生にめちゃくちゃ馴染むおばさんとして再入学した女性を演じる。さっきは同年代の女性をやっていたのに、こっちではおばさん役。しっかり違いも出ていてさすが。幕間の映像は「笑ってコラえて」のはしご酒企画のパロディコント。徳井は大御所俳優役で、とにかくデリカシーがなく、とにかく告白させたがるのでした。5本のコントのうち、1本は徳井作らしいけど、1本目が3本目だと思うけど、どうだろう。思ってたよりめっちゃ面白くて、蓮見が天才であることをまた実感してしまった。そこからサイゼ行って昼食とって、天空橋へ。
・氣志團
一番後ろで、柵にもたれかかりながら開演を待つ。氣志團を観るのはホルモンとの対バン以来7年ぶり。あのときのことあんまり覚えてないんだけど、なんかあっという間だった気がする。氣志團のことなんて全然知らなかったけど、ライブハウスに行くのも2回目だったし、ライブを観るということ自体が珍しくて夢中だったのか、「One Night Carnival」のWANIMAバージョンやSuchmosバージョンやってた記憶がある。バイクの音と共にドラムのソロから始まってめっちゃカッコいい。そこからメンバーが登場するんだけど、ダンサー兼コーラス隊も登場して、氣志團ってこんなメンバー多かったっけってなる。大槻ケンヂが言っていた「50を過ぎたらバンドはアイドル」を体現するかのように、踊りまくりの氣志團。そういえばあの代表曲「One Night Carnival」だってパラパラの振り付けあったもんね。あの振り付けクセになってとても好きです。そして前観たとき同様、「あつまれ! パーティーピーポー」バージョンや「ジャンボリミッキー」バージョンも披露。流石だったけど、寸劇的なくだりで、自身のことを「オワコン」とかいって自虐するくだりがあったんだけど、ネタだってわかるけど、ネタだからこそ、いくら自虐でもそんなこと言わんといてよーってちょっと悲しくなっちゃった。ヤバTは今回のツアーで意識的に「いろもん」のバンドを呼んでるなという印象。それは「ワチャ系」と呼び変えてもいいかもしれない。無難にパンクやラウドのバンドを呼んでおけばイイかもしれない。けど、ポリシックスだって氣志團を呼ぶ理由。だって彼らはいろもんすよ。けど、ヤバTはその道を選んだ、音楽の幅は広いんだ!って宣言に聞こえたんだ。
〈セットリスト〉
1.俺たちには土曜日しかない
2.氣志團がやって来たオラ!オラ!オラ!
3.恋人
4.ジゴロ13
5.スウィンギン・ニッポン
6.結婚闘魂行進曲 〜マブダチ〜 ありぼぼver
7. One Night Carnival
8.あつまれ!One Night Carnival
9. One Night Carnival 〜ジャンボリーミッキー〜
ライブハウスの中域くらいに待機してて、始まったんだけど、なんかモッシュが起こらねー。前に行った2019年のときはZepp でもそんな前に行かずともどこもかしこもモッシュは起こってたけどな。これもコロナを挟んで5年経つと変わっちゃうのかなと思い、これはあかんぞーとなり、5曲目が終わったあたりで、ドアを出て、前方ゾーンへ。前方はギュウギュウで混雑してたんだけど、7曲目の「KOKYAKU」で移動する人の波に乗ってモッシュゾーンへ突入。パンクバンドのライブに来てモッシュゾーン行かないとほんと意味ねーから。そこからは熱くて暑くて、「無線LANばり便利」でめっちゃモッシュしちゃったし、柵がありすぎて、前回と違ってサークルとかはないんだけど、ヘドバンはめっちゃして、最高だった。
アンコールのラスト1曲で「NO MONEY DANCE」がきて、ええやけど、、ってなってたら、暴れたりないって追加のラスト1曲が大大大好きな「Tank-top of the world」でどわああああああ!!!ってなって、もう完敗です、、、最高の夜。ヤバTがこうやってツアーを周って、沢山ライブをやってくれることがどれだけありがたいか、それだけやってくれたらどこかは行くチャンスがあるから。前にライブで怪我してパンクバンドのライブはもうええか、ってなったけど、今日は怪我なく見れたし(最後の最後でダイバーが完全に頭にぶち当たりクラッシュしたけど)、やっぱカッコいいし、ずっとついていきます!それにしたってZeppはパンクバンドにとって、柵が多すぎて、邪魔すぎるぜ!というか柵が多すぎるせいで、逆に危ない気がするし。それにしたってこんだけ暑くて汗だくで、ヘドバンとモッシュしたのはほんと久しぶり。また対バンツアーして欲しいな。ヤバTと違うバンド見れるのお得だし。20曲くらいやるのがなんか丁度良くも感じるし。
帰りの疲れた身体にNOT WONKのアルバムは沁みたし、なんだかんだで、今日一日で4枚全部聴いて、最高のバンドだなってなった。あと、バンアパとフジファブリックを聴きながら変える。好きやのネギトロ丼も疲れた身体にちょうどいい。
〈セットリスト〉
1.あつまれ!パーティーピーポー
2. とりあえず噛む
3.ダックスフンドにシンパシー
4. BEST
5.かわE
6.DQNの車のミラーのところによくぶら下がってる大麻の形したやつ
7.KOKYAKU満足度1位
8.インターネットだいすきマン
9.泡 Our Music
10.ちらばれ!サマーピーポー
11.癒着☆NIGHT
12.癒着☆NIGHT Carnival
13.Blooming the Tank-top
14.ゆとりロック
15.Tank-top Festival 2019
16.無線LANばり便利
17.Give me the Tank-top
18.ヤバみ
アンコール
19.ハッピーウェディング前ソング
21.NO MONEY DANCE
22.Tank-top of the world