今年いっぱい活動休止中です
みなさま、こんにちは。
かなり期間が空いてしまいましたが、
去年の終わりくらいからお仕事で新しいことを始めた関係で、
そちらで勉強することも多く、現在鉄道活動や旅行等あまり行けておりません。
(ちなみに本業ではITエンジニアをやっていて、機械学習と戯れていたります。。)
とは言っても、5月に芸備線乗りに行ったり、6月に久米島に行ったりはしているのですが、
なかなか記事を起こすところまでの余裕はなくと行った感じです。
また、来年くらいにはまた活動を再開いたします。
完全に罪滅ぼしですが、芸備線に乗った時と、久米島の写真からいくつかどうぞ。
余裕があればこれらくらいは記事にするかもです。
◼️伯備線(といっても事実上芸備線)の布原駅
備中神代、布原、新見と3駅ほど伯備線に直通運転する芸備線ですが、
その間の駅です。ただ、ここは伯備線は普通列車も含め全て通過で
芸備線の列車が止まるだけの駅です。
周辺もちょっとだけ住居がある以外は畑が広がっていて閑散としてます。
なかなかの秘境駅ですw
◼️備後落合駅
かなり寂れたターミナル駅として有名な駅ですが、こちら現在元国鉄職員の方がガイドにいらしていて、
解説をしてくれたり、お見送りをしてくれてたりします。
◼️久米島
非常に海が綺麗だし、那覇からの乗り継ぎで手軽に行けるので
離島初心者の方にオススメだったりします。
それでは。
JALカードSuicaのメリット・デメリットはこれだ!!~乗り鉄に使いこなせるか?~
どうも。こんばんは。
JALカードって本当にいろんな種類のカードがありますよね。
リンクを以下に貼っておきますが、普通カードだけで9種類もあります。
普通カード(カードの種類) - JALカード
(発行会社は三菱UFJニコス、JCBカード、VIEWカード。上位ランクになるとダイナースもあります)
さらにカードのランクも、
一般カード、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナの4種類。
それぞれ、WAONと紐付けできたりできなかったり、Suicaがついていたり、アドオンマイルがもらえたりもらえなかったり…などなど。
紹介し始めるとキリが無いくらい話ができるのですが、
今回取り上げるのはJALカードSuicaで
JALマイレージバンクとVIEWカードと一体型のカードです。
一般カードではなく、ひとつ上のCLUB-Aカードですが私も持っています。
このカードですが、JALカードと言うこともありほかのカードと同様200円で1マイル(別途3240円払ってショッピングマイルに加入もしくはゴールドカードは100円1マイル)
が基本なのですが、Suicaのチャージや切符の購入時にはJREポイントが1000円につき15ポイントたまるという少々癖の強い仕様になっています。
通常のJREのポイントカードと同様に、JREポイントが貯まる店でJREポイントを貯めることができます。
貯まった、JREポイントはJALカードSuicaであれば1500ポイントで500マイル(ショッピングマイル加入orゴールドカードは1000マイル)に交換できるため、
実質0.5 or1.0 %の参る還元率を誇っており
還元率の意味ではJREポイントをJALマイルに等価交換できます。
ただ有名な陸マイラーのサイトなどでは評判があまりよくなく、
オススメされていないカードとなっています。
そこで、鉄道にも飛行機にもよく乗っていて、
実際にこのカードを使用してマイルも貯めている私なりにメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
JALカードSuicaのデメリット1~JMB WAONのクレカチャージが使えない~
JALカードでマイラーの方が活用されているカードにJMB WAONカードがあります。
このカードの魅力は200円の利用ごとに1マイルためることができ、
またクレカチャージの際にショッピングプレミアム入会で100円1マイル貯まるので、
合計で200円3マイル貯めることができます。
ただ、すべてのJALカードでクレカでのチャージができるわけでもなく、
下記のようにクレカチャージができるカードが限られています。
種類 | Master | VISA | JCB | Suica | Tokyu ClubQ VISA | Tokyu ClubQ Master | OP(小田急) | AMEX | ダイナース |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
WAONクレカチャージ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | × |
確かにWAON利用時のマイル還元率が大きく、
それが生かせないSuicaはデメリットになると思います。
ただ、ほかのカードに無い特徴としてSuicaが利用でき、Suicaでの還元率がショッピングマイルに加入していれば1.0 %のマイル還元率なので、
これ自体はそこまで悪いものでもありませんし、WAONと比べるとSuicaが利用できるシーンのほうが圧倒的に多く、Suicaが通常のJALカードの還元率と等価で使えると言うのは大きなメリットと考えております。
WAONを選ぶと大きく得をするケースとして考えられるのは、
個人事業主などで税金を自分で払うケースになると思います。
現状電子マネー(間接的にカード払い)で払う方法がセブンイレブンのnanacoまたは、ミニストップでWAONなので、
税金の支払いをする場合はWAONでのマイル獲得が大きいので、こちらを選ぶべきです。
また、AEONが近くにあるケースや、WAONが使えるローソンやミニストップをよく使用されるケースであればSuicaではなくWAONが使える方を選ぶべきだと思います*1。
逆に、WAONが使えるケースが少なくかつJR東日本管内に住んでいて鉄道を使う場面が多い人はSuicaがオススメということになります
(パスモが使える小田急や東急のカードもありますが、JALカードSuicaの方が交通系電子マネーの還元率は上です)。
JALカードSuicaのデメリット2~JREポイントがウザい~
次に取り上げる内容として、これはマイル、これはJREポイントという形で癖の強い仕様です。
基本的にほかのJALカードで切符や定期を買った場合は直接最大1 %の還元率でマイルが付与されるのに対して、
JALカードSuicaだと等価分のJREポイントに一回換算され、それを1500ポイントごとにマイルに交換する仕組みとなっています。
これは一見ウザい感じがしますが、隠れたメリットがあります。
マイルは有効期限が3年なのに対し、JREポイントは獲得or利用から2年なので、カードを使い続ける限り実質無期限でポイントを貯めることができます。
JREポイントが無期限であること、1500ポイントごとのマイル交換ということから考えると
JALカードSuicaを使う上で重要になるのは、なるべくJREポイントで貯めてそれをドカンとマイルに交換することでしょう。
このカードを発行したからには、Suicaが使える店ではできるだけSuicaで決済をしJREポイントをガンガン貯めていくことでしょう*2
えきねっとで最大マイル還元率10 %?
JALカードSuicaでマイルを貯める上で、えきねっとの活用があります。
www.eki-net.com
こちらのリンクに記載のとおり、えきねっとでは指定券の予約で30えきねっとポイント得ることができます。
このえきねっとポイントは1えきねっとポイントあたり2.5ポイントのJREポイントと交換することができます。
これをショッピングマイル加入のJALカードで換算すると
30×2.5÷1500×1000=50マイル
分となります。
いまここでどのくらいのマイル数が得られるか2つの切符を例に考えてみましょう。
こちらにあげた2枚の切符はどちらもえきねっとで予約した新幹線と快速列車の座席指定券でどちらも指定席券です。
・仙台~東京…東北新幹線の指定席券11400円
・東京~大垣…快速列車の指定席券 520円
どちらも指定席券なので、同じ30えきねっとポイントとなります。
獲得マイル数
・新幹線…11400÷100(カード決済分マイル)+50=164マイル(マイル還元率約1.44 %)
・快速列車…500÷100(カード決済分マイル。10円単位切捨て)+50=55マイル(マイル還元率約10.6 %)
となり、安い指定席券の場合かなり大きいマイル還元率となります。
えきねっとで、快速列車の指定席券や、あまり高くない特急券を沢山取得する場合は
えきねっとでのマイル還元率が大きく、大変有益なカードとなります。
逆に遠距離の新幹線などをメインで取得される場合はそこまで還元率が大きくないということになります。
まとめ
まとめるとJALカードSuicaがオススメできる人できない人は以下のとおりになります。
×作るべきじゃない人
・JR東日本管内に住んでいない人
・WAONを身の回りで沢山使える人。特に税金等の振込みがある人
・JRの利用が多くない人。利用しても多くが定期または新幹線など高額の乗り方がメインな人
・Suicaが身の回りで使えない人
・JAL便にものすごい回数乗る人
→今回触れなかったですが、CLUB-A ゴールドAMEX以上で航空券購入でアドオンマイルがもらえるのでそちらがオススメ。
保険等も充実しています。
○作るべき人
・WAONを使える頻度が少ない、JR東日本管内に住んでいる人
・指定席券や、特急指定券など安価の指定席の切符をえきねっとで高頻度で発券する人
・鉄道の利用をマイルに変えたい人
正直一般カードでも年会費2160円、ショッピングマイルに入ればもう3240円とVIEWカードの中では
高い年会費のカードになるので、鉄道をお得に乗りたいという人は他のVIEWカードを作ったほうがいいですが、鉄道の利用をガンガンマイルに変えて生きたい人にはオススメのカードとなります。
JREポイントのマイル交換単位を考えるとなるべくJREポイントを稼ぐべく、
Suicaの利用をメインに普段から決済するには非常にいいカードだと思います。
それでは。
SL/ELレトロ碓氷の見どころをご紹介
どうも。こんばんは。
先日信越本線のSLレトロ碓氷とELレトロ碓氷に乗ってきましたので
その紹介をいたします。
SLレトロ碓氷・ELレトロ碓氷とは
SLレトロ碓氷、ELレトロ碓氷ともワンセットの列車で片側にSL、
反対側にEL(電気機関車)がついている列車となっています。
本来SLは終着駅に着いたら折り返すために、
転車台を使って向きを変えて運転しますが、
もう片側にELをつけておくことで、帰りはそちらが客車を引っ張って運転する仕組みになっています。
また客車は旧型客車を用いています。
運転区間は信越本線の高崎~横川駅までで私が乗ったときの時刻表はこんな感じでした。
行き(下り)
SLレトロ碓氷
駅 | 時刻 |
---|---|
高崎 | 9:47 |
安中 | 10:12 |
磯部 | 10:26 |
横川 | 10:49 |
帰り(上り)
ELレトロ碓氷
駅 | 時刻 |
---|---|
高崎 | 15:15 |
安中 | 15:36 |
磯部 | 15:59 |
横川 | 16:18 |
運行日によって上り、下りのどちらがSLになるかは変わりますので、
プレスリリース等確認してください。
また運行日によっては客車が異なるSL碓氷、EL碓氷が運行されることもあります。
車両
車両は前述のとおり片側にSL、反対側にELがついております。
また、旧型客車となっており、懐かしさというより私くらいの年代だと新鮮さが感じられます。
冷房はありませんので、暑かったら窓を開けるスタイル。
窓も両端のつまみをつまんで持ち上げるスタイル。
そしてシートのテーブルにはこのような栓抜きがついています。
どうせなら、コーラの瓶でも持ってきて使ってみたいですね(って売ってないかw)。
なつかしの車内の扇風機。
こちらはトイレの空き状況を知らせるランプ。。便所と言う表現に時代を感じます。。
そして国鉄時代の地図が張られています。
オススメ座席について
座席は4人がけのボックスシートでひとつの区画に同じ座席番号でA~D席まで割り振られています。
なので、下りの場合進行方向右側が偶数番号、左側が奇数番号となります。
天気が悪くなければ上り下りとも奇数番号側から妙義山が見れるので若干オススメではあるのですが、
正直大きな違いはないように感じますのであまり神経質にならなくてもよいと思います。
座席表からの指定は、2018年9月現在えきねっとではできなく、
指定席券売機ではできることが確認できたので座席指定がしたい場合は、指定席券売機または窓口で購入する必要があります。
客層と混雑状況は
私が乗った日がシルバーウィークの3連休中ということもあり、
客層は行きのSLは鉄道ファンと言うよりも家族連れ、特に小さい子供連れた方が多かったです。
ただ、帰りのELは若干家族連れの層が減って相対的に鉄道ファンっぽい方が増えた印象があります。
混雑具合も段違いでSLの方が混んでいました。
SLの方はボックス席がほとんど埋まっているような状態で、私も小さい子供家族連れの方と一緒になったのですが、
帰りのELはボックス席を一人で占有できたので快適でした。
帰りがSLの場合は違うかもしれませんが、のんびり旧型客車に揺られたい場合はSLを避けて、ELだけに乗るのも手だと思います。
それでも雰囲気を味わうには十分だと思います。
見所
停車時
なんといっても停車時に写真を撮られる方も多く車両の外見を楽しむと言えば停車時となります。
私が乗ったダイヤでは、始発&終着駅の高崎駅と横川駅に加えて途中安中駅で長時間の停車がありました。
そこで写真撮影をしている方も多かったです。
ただ、SLを撮影しようにもかなり混雑していてきれいに撮るのは至難の業です(EL側や客車の撮影はまだマシ)。
特に高崎駅では、SLに乗らない方もスマホなどを取り出して撮影をしていて、
規制が入っているレベルで混雑していたのできれいに撮るのは絶望的かと思います。
もし、人が入っていないようなSLを撮影されたい方は帰りの横川駅に早目に行き撮影するのがよろしいかと思います。
車内でのイベント
車内ではジュースやお弁当などの車内販売に加え行きのSLでは特性トレカの配布や、
帰りのELでは子供車掌体験といって、実際にお子さんが車内放送を体験できるイベントが実施されていました。
私が当てたトレカがこちら
D51とD61の重連運転のカードでした。
若干写真だとわかりにくいですが、
上側のSL GUNMAっていう文字がシルバーになっていますがどうやらこれはレアカードらしく出る確率が低いカードらしいです。
目の前の子供を尻目にレアカードを当てるおばさん…大人げないw
帰りの車掌体験は子供限定ですが、横川駅のホーム上で募集がかかっていたのでお子様連れの方は参加されてはどうでしょうか。
いい思い出になると思いますよ。
車窓から見える妙義山
下りの場合松井田~西松井田(横川駅の一駅手前)あたりで、車窓左側から妙義山を拝むことができます。
私が乗ったときは天気もあまりよくなく、
進行方向逆側に座っていて写真を撮れなかったのですが、
日本三大奇形の山とも言われている山で、なかなか独特な形をしています。
www.tomioka-silk.jp
上記ホームページなどで山の形をあらかじめ予習して、実際の車窓で確かめてみるのも面白いですよ。
終点横川
終点横川では地元の高校生の太鼓が出迎えてくれます。なかなかの迫力です。
また、ホームからは信越線で現在使われている211系との並びを拝むことができます。
そしてせっかく横川に来たのだから、楽しまない手は無いです。
歴史好きの方なら付近に、旧中山道の碓氷関所跡などがあるので街歩きを楽しめますし、
鉄道好きなら、家族連れなら鉄道文化むら、
ハイキング好きなら、信越本線の廃線跡でめがね橋や熊ノ平など見所が沢山です。
半日ですべて回るのは難しいのでどれかを選んでプランを組んでおくことをオススメします。
切符
今回は都心からのアクセスだったので、休日おでかけパスを使用して横川まで向かいました。
写真左側が行きの切符、右側が帰りの切符です。
休日おでかけパスの区間が神保原までなのでここまでは一日乗り放題ですが、
はみ出る分の神保原からの切符は別途購入(もしくは目的地で精算)する必要があります。
高崎で切符を割っているのは、途中下車する用事があったためで基本的には分ける必要はありません。
通常通り乗車券の値段は山手線区間から横川まで乗った場合。
2268(山の手線内~横川)×2=4536円
一方で休日おでかけパスを使った場合
2670+760×2 (神保原~横川往復) =4190円
と少しだけですが、切符を安くあげることができます。
特に都心から高崎方面の日帰りだと、休日おでかけパスとの併用で乗車券代を下げることができるケースが多いので覚えておくとよいかと思います。
また、今回SL車内で押してもらった検札印と、横川駅での無効印はこんな感じ。
SL車内でSLの絵が描かれたスタンプとなっており、横川駅では近くにあるめがね橋をモチーフにした無効印となっています。
まとめ
いかがでしたか。
今回はSLレトロ碓氷、ELレトロ碓氷の記事でした。
列車に乗っている時間は1時間足らずと決して長くは無いのですが、横川には見どころも多く
手段として乗ってみるのも楽しいと思います。
子供連れの場合には飽きないようなちょうどよい時間だとも思います。
それでは。
辺りに何もない秘境駅 飯田線金野駅
どうもこんばんは。
本日は飯田線の秘境駅金野駅のご紹介です。
金野駅は長野県飯田市にある駅ですが、ちょうど隣の泰阜村との境にあり、
最寄の集落等は泰阜村にあるため事実上泰阜村の駅といっても差し支えないと思います。
また、この駅は飯田線の中で最も利用者が少ない駅で一日辺りの平均利用者数は0.44人となっております。
今回はこの金野駅の様子を見ていきたいと思います。
ホーム&駅周辺
ホームは待合スペースがあるのみの簡素な単式ホームとなっております。
駅のすぐそばは広場というか更地になっています。
また、すぐそばまでは狭いながらも道路がついており一応車で到達することも可能です。
実際に私が伺った当日も、線路の整備と思われる作業員が車で金野駅まで来ていました。
また、金野駅の駅看板は金だけあって触ると金持ちになれるらしいです。
なんか、隣の千代駅と合わせれば「ちょきん」なんだとか、、、
駅のそばは米川という天竜川の支流が流れており金野駅の付近で天竜川に注いでいます。
また、駅前広場には米川へ降りていく道と、
反対側には橋がかけられており、こちらの道は泰阜村の集落へと続きます。
米川へと続く道↓
駅前の橋の様子(駅の対岸から撮影)↓
橋にはこんな錆びた看板がありました。
やはり飯田市にある駅ながら結びつきは、泰阜村というわけです。
駅前の橋の対岸は泰阜村ですからね。。。無理も無いか。。。
ちなみにもともと金野駅は駅として開業する予定はなかったのですが、
当時の周辺住民の運動によって開業にこぎつけた駅となっています。
集落へ
金野駅から最寄の住宅へはおよそ15分ほど。
距離にして1km程度坂道を登っていく必要があります。
先述の橋を渡った後ひたすら上り坂を登って行きます。
道は車は通れるくらいの幅ありますが、とても狭く対向車が来ると厳しいくらいの広さになっております。
また、一部ガードレールが無いような区間もあり運転するにはなかなか怖い道となっております。
しばらく歩くと養鶏場があり、その養鶏場の近くには泰阜村ジジ王国という宿泊施設兼レストランがあります。
http://www.mis.janis.or.jp/~jiji.kingdom/page2.html
ネットを見ると利用するには会員になる必要があるみたいです。
私は次の列車まであまり時間が無かったので、ここまできて引き返しました。
この辺りには廃屋が数軒あった以外はこの養鶏場とレストランと数件の民家くらいしかなく静かな場所でした。
なお、金野駅の由来になっている金野集落はここからさらに数キロ離れたところにあるようです。
人気の感じられる秘境飯田線千代駅
どうもこんばんは。
本日は飯田線の秘境駅千代駅の紹介です。
千代駅は長野県飯田市にある駅で川下りが有名な天竜峡駅の一駅隣の駅となります。
そんな千代駅ですが、飯田線を代表する秘境駅となっております。
今回はその千代駅の様子を見ていきたいと思います。
ホーム
ホームは待合スペースがあるのみのに簡素な単式ホームとなっております。
ホームの風景(天竜峡駅側から撮影)↓
ホームの風景(豊橋駅側から撮影)↓
ホームの両端から上る道がそれぞれあり豊橋側は舗装された道になっているので、
車で近くまで到達することができます。実際に当日は工事で作業されている方の車もありました。
一方で天竜峡側は液に直結する道は舗装されていませんが、すぐそばまで舗装された道が続いていました。
天竜峡側の抜け道↓
天竜峡側の端には下る道もありました。それぞれ行ってみましたのでご紹介します。
上り側(集落へ)
上り側は舗装された道があり集落へ続いています。
当日は人気の無かった天竜峡側から上ってみました。
少し上ると千代駅が見下ろせるスポットに到達します。
さらにここから5分程度上ったところに集落があり民家もそれなりにあります。
なのであまり秘境駅という印象派正直受けず、
田舎にある列車があまり来ない駅くらいの印象でした。
まぁ、坂はそれなりに急なのでご年配の方が駅を使ってどこかに行くというのはしんどいのかもしれませんが。。。
しかしその住宅地から駅へ向かう道にあった看板がこちらです。
この写真の道を直進して知った道が来た道でこの道を5分程度下ると千代駅があります。
この看板の意味はおそらく駅があって行き止まりと言う意味だとは思うのですが、
だったらそう書けば言いわけで、、、
ただの行き止まりと書かれている辺り地元ではほとんど使われていないと言うことなのかもしれませんね。。。
千代駅の一日辺りの利用者数は2016年実績で2人ですからね。。。
最南端の終着駅枕崎駅ってどんなところ?
こんばんは。
本日は鹿児島県枕崎駅の紹介です。
枕崎駅と言えば鉄道好きな方なら知っているかもしれませんが、
最南端の終着駅として知られているところです。
北端は稚内、その対になる南端が枕崎と言うことになります。
枕崎駅の概要
枕崎駅は鹿児島中央駅を起点とする指宿枕崎線に所属する駅で、その終着駅となります。
所在地は鹿児島県枕崎市となります。
冒頭でも触れた通り最南端の終着駅ですが、
北端の稚内と異なり最南端の駅ではありません。
最南端の駅は同じく指宿枕崎線に所属する西大山駅です。
別記事で紹介していますのでそちらもどうぞ。
www.irizanu888.com
駅構内の様子
ホームの様子
列車からホームに降り立つと早速ここが本土最南端の終着駅を示す看板があります。
二枚目の写真は枕崎沿岸にある立神岩です。
写真のとおり海からにょきっと立っていているような大きい岩となっていて枕崎のシンボルともなっています。
枕崎駅からは少し遠いのですが枕崎駅から少し歩いたとこにある枕崎港の周辺から少しだけ見ることもできます。
同じようなものは、佐賀の唐津だったり与那国島にもあったりします。
こちらは私が2018年の2月に与那国島で撮影した立神岩です。
枕崎のそれとよく似た形ですよね。。
珍しい形の岩にもかかわらず複数箇所で同じようなものが見られるのもなかなか不思議です。
話がだいぶそれてしまいましたが、出口はこんな感じです。
なにやらゲートのようになっています。
そして枕崎駅は指宿枕崎線の終着駅であると同時に最南端の終着駅でもあります*1。
なので、こちらにある車止めは最南端の車止めになります。
駅舎
枕崎駅は一日の乗降人数が2015年現在53人と決して多い駅ではなく、
それゆえに無人駅にも関わらず立派な駅舎となっています。
見てのとおり新しい駅舎となっていますが2013年に再建されたものらしくとてもきれいです。
中の様子はこんな感じ。
温かみのある照明となっています。なかなか洋風な作りとなっていて個性的な駅舎だと思います。
中には観光案内のパンフレットとかあるので青春18切符とかで訪れた場合に、
ご飯を食べる場所や休憩する場所を見つけるのもいいかも知れません。
そして駅の出口にもこちらが稚内から続いている終着駅であることを示す碑があります。
ちなみにこの駅舎よるになるときれいなので、時間の合う方は是非。。
駅周辺
駅周辺は枕崎市街地となっていて、それなりに活気のある地方の町と言う感じです。
また、枕崎駅はもともと現在の場所よりも100mくらい離れた場所にありました。
現在その場所は売却されスーパーになってしまっていますが、そのスーパーのすぐそばには観光案内所があります。
どことなくここに駅があったんだという面影を残しているように感じます。
そして駅から少し歩いたところに枕崎港があります。
ちょうど私が訪れたときは枕崎港の祭り「さつま黒潮きばらん海祭り」をやっているところで活気を見せていました。
sp.jorudan.co.jp
次の列車を待つ間、枕崎港ののんびりした風景を眺めた後に
名物のかつおを食べながらまったりしようと思っていたので肩透かしにあいましたが、
この後夏祭りを堪能して鹿児島市内に帰りました。
枕崎って決して大きい町ではないですが、
祭りの規模は手作り感がありながらも大きく、なかなか楽しかったのでお近くの方は是非。
100円で乗れる定期船で無人島に行けるらしい
どうもこんばんは。
みなさん。無人島と言えばどんな島を思い浮かべるでしょうか。
何もなくて、人もいなくて渡るには漁船をチャーターして渡るしかない。。
そんなのをイメージする方が多いと思いますが、
たった100円払って定期連絡線に乗れば行ける無人島があります。
それが九州の鹿児島にある新島(燃島)というところです。
今日はそんなちょっと珍しい無人島に行ってきたので、そのお話です。
一体どんなところなのでしょうか。
新島(燃島)とは
新島(しんじま)または燃島は桜島沖1.5km先にある面積0.1 km2の島です。
新島という名前のとおり1779~82年の安永噴火の際に隆起してできた新しい島で、
島形成後しばらく経った1800年ごろに人が移住し
ピークだった1950年ごろには250人程度の人が住んでいましたがどんどん人が人が減っていき
2013年の8月ごろを最後に、無人島となりました。
詳細は跡に譲りますが、桜島の浦ノ前港から島に渡ることができます。
行ってみた
桜島へ
当日鹿児島中央駅周辺に宿泊していたので、まずは桜島フェリーターミナルに向かいます。
そこから桜島フェリーに乗り込みます。
桜島フェリーは日中帯であれば1時間に4本ほど。
面白いことに24時間出ていて深夜帯も毎時1本のペースで運行しています。
そしてこの桜島航路、わずか15分程度の乗船時間ながら船内うどん屋もあります。。果たして需要あるのかしら?
新島へ渡る港まで
桜島フェリーを降りるとバスに乗り込みます。
新島へ渡る連絡船が出る港が浦ノ前港、その最寄が西浦ノ前というバス停です。
一部の便を除いてバスは途中東白浜で乗換えとなります。
実際に私が乗ったダイヤがこちら。
桜島港(9:22)→東白浜(9:41)
東白浜(9:46)→西浦ノ前(9:55)
東白浜までは普通の路線バスのような大きさのバスが着ますが、
乗り換えたバスはこんな感じ。。。
田舎のコミュニティーバスと言う感じですね。。
桜島港の方はまだ観光客っぽい人もそれなりにいるのですが、
ほぼ島の反対側になるここまでバスで来る観光客は皆無で、ほとんどが地元の方という感じでした。
観光客が乗ってくるのが珍しいのか、
帰りはバスに乗ってくる地元の年配の方に代わる代わる話しかけられずっとしゃべっていました。
旅ってこういう地元の方との一期一会が楽しいんですよね。
結構いろんな離島とか田舎に行ってますが、
こういう感じで地元の人とか、居合わせた旅行者と他愛のない話をするのがに一人で行く楽しみだと思います。
浦ノ前港
新島へ渡る浦ノ前港最寄の西ノ浦バス停はこんな感じ。
桜島のビュースポットになっているようです。
あまり観光客が渡ることは前提としていないみたいですが、
バス停のすぐそばが浦ノ前港になっていて申し訳程度に乗り場案内があります。
運航情報
定期連絡船は2018年8月現在週に3回ほどの運航です。
○運航日…日曜日、水曜日、金曜日
○時刻表
浦ノ前港 | 10:05 | 11:35 | 15:05 |
新島港 | 10:20 | 11:50 | 15:20 |
○料金
大人…100円
小人…50円
70歳以上の高齢者…30円
週に3回、3往復する運航となっています。
桜島から乗り継いできたバスも、10:05に新島に向かう連絡船とはうまく接続が取れていますので、
車ではなくバスでの到達も十分可能です。
あくまで行政連絡船なので、無人島になってから日が浅く用事がある人もいるということで行政が出しているのだと思います。
そして行政連絡船はこんなのです。
思い切り漁船です。。。
地元の漁師と行政が連携しているんですかね?定かではないですが。。。
新島へ
船の乗船時間は15分ほどです。
なかなかこんな漁船みたいな船に乗る機会もないので新鮮です。
島の様子
島について船を降りると早速公民館があります。
施錠されていましたが使用されているような跡ありましたので、人の出入りはあるのだと思います。
帰りのバスを待っている時に地元の方から聞いた話なのですが、
桜島から電気や水道なども引っ張ってきているそうなので、立ち寄っている人がいるのかもしれません。
さて、早速島の様子を見ていきましょう。
集落跡
港の近くが最後まで人が住んでいたところで、今でも集落の痕跡を残しています。
まだ残っている建物も少しあります。
完全に残っている建物は少ないものの、
この辺りはまだ建物の基礎や塀なども沢山残っておりかつての島のメイン通りだった面影を残しています。
道路もきれいです。
井戸もありました。
実際にこの付近で整備作業されている方もいらっしゃいました。
しかし、行政連絡船にも乗ってなかったしどうやって来たんだろうか?
小学校跡と神社
この集落から少しだけ歩いたところに小学校跡と神社があります。
小学校跡は建物は朽ち果てており、現在は資材や工具置き場となっています。
こうやって見るとやはり何かしら開発が入っているような気がしませんか?
実は新島は、鹿児島市のほうで活用が検討されている島で、
近い将来何かしらの観光スポットとして活用される可能性があります。
www.nishinippon.co.jp
もしかするとこのような静かな光景が見られるのはそんなに長くないのかもしれません。。
話は変わって小学校跡のすぐそばには無人島に似つかわしくないレベルできれいな神社があります。
この綺麗さだとかなり最近建てられたような気がします。
島の周囲
島の周囲は集落跡と異なり、かつての人気すらほとんど感じさせないところとなっております。
周囲は半分くらいは歩けるようになっていますが、
道が無いようであるようなところをひたすら歩いていくことになります。
そして、やはりなんといってもさすがは無人島。海がめちゃくちゃきれいです。
島旅に最近はまっていて、ここ何年か散々離島だったり海がきれいと言われる場所に行っていますが
ここまで砂浜にごみが少なくて、透明度の高い海は初めてかもしれません。
海の鮮やかさなどは沖縄には劣りますが、本当自然に近い海が本土からの近くで見られるところはなかなか無いと思います。