ヘッドテニスセンサーから分かる情報 (2)
今回は、アプリ内で確認できるデータについて説明します。
プレイモードで収集したストロークデータは、1つのセッションとして保存されます。各セッションデータ内では、下記のような集計データを見ることができます。
上部:サマリー(ストローク数合計、スイートスポット比率、プレイ時間、消費カロリー)
中部:ストローク種ごとの打数
下部:ストローク種ごとのスイートスポット比率、スピード/スピン/重さの平均値&最高値
さらに最下部の「ストロークの詳細」をタップすると、個別のストロークデータにアクセスできます。
上段から、スピード、スピン、重さ、打点。
最上部の「全ストローク」をタップすると、選択したストローク種へ絞り込むこともできます。ストローク種によって球質は大きく異なるので、セッション内でのトレンドを確認する場合は、ストローク種を選択して絞り込んだほうが見やすいです。打数が多い場合に非常に動作が重いのが、残念なところです。
練習に活かすとすれば、
ストローク種ごとの打数⇨練習量のバランスチェック
ストローク種ごとの平均値の変化⇨上達度合い
といった感じで使えそうです。
もう少し細かく解析できればもっと活かせそうな気もします。
ヘッドテニスセンサーから得られる情報(1)
ヘッドテニスセンサーで検知された個別ストロークデータは、スマホアプリ内で解析され、下記の情報として抽出されます。
(1) 時刻
各ストロークが行われた時刻
(2)各ストロークの種類(10種類)
・フォア スピン
・フォア ドライブ
・フォア スライス
・バック スピン
・バック ドライブ
・バック スライス
・サーブ
・スマッシュ
・フォア ボレー
・バック ボレー
(3) 各ストロークの質
・スピード
・回転数
・重さ
やっぱりリアルタイムにストローク種の区別ができ、質も分かるというのは、すごいと思います。あとは、この情報をどうやって上達につなげていくか?
データを取りながら、考えていきたいと思います。
テニスセンサーの仕組み
テニスセンサーの仕組みが気になっていたので、ネットで調べてみました。
ヘッドのセンサーの説明は見つけられませんでしたが、ソニーのセンサーについては、下記の2記事に簡単な説明がありましたので、紹介します。
ヘッドのセンサーについても共通している部分も多いはず!
参考記事
(1)センサーの仕組み ソニー スマートテニスセンサー サポート
http://smartsports.sony.net/tennis/JP/ja/support/FAQ/before/07/C_000000004/
(2)スマートテニスセンサー開発秘話 ハード編
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/241/241871/
上記2記事をまとめると、以下のような仕組みのようです。
1.ボールとラケットのインパクトを2種類のセンサーで検出
振動センサー:インパクト時の衝撃
モーションセンサー:インパクト前後のラケットの動き
2.Bluetoothを用いて、センサーデータをスマホに転送
3. 専用のスマホアプリ内でセンサーデータを解析し、下記の情報を抽出
ストロークの種類
ストロークの質(スピード、スピン、重さ)
インパクト位置
すっきり理解できた感じがしないので、もう少し詳しい情報を知りたい。
特許でも見れば分かるのだろうか⁇