リオ2016 から見えた新しいオリンピックコンテンツの切り口あれこれ
面倒くさい説明は抜きに、ボクが感じたことを一気に箇条書きします。 また、みなさんも他に気がついたことがあったらコメントや各SNS経由でリプを頂けると嬉しいです。
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・今大会に出場するオリンピアンのみならず、《今回行けなかったけど…次は必ず。頑張れ私》という、今回の代表選考から漏れた選手をフィーチャーする切り口。とても斬新で新しいアプローチ。
・前述と同様に《2020の次を見据えた選手たち》=《まだ無名の選手たちを鼓舞するようなアプローチ》も、以前よりも増えましたね。『私は、自称次期日本代表』編
・東京2020を見据えて、オリンピックとパラリンピックの選手たちを、完全に同様に扱ったCM群。(9月から始まるパラリンピック本戦では、更にどのように変化していくのかも要注目)
・メダリストをはじめとする親族や地元の恩師など、関係者からのアプローチはこれまで通り。
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《感想と深読み》
実は2020に向けたスポンサー集め…という意味では、今大会はプロモーション的な意味合いでは絶好のゴールデンオポチュニティなわけで、とりわけ、まだまだ認知の低いパラリンピックについてのプロモーションは、個人的にあらゆる手法でもっと大量投下(大量投資)してくると予想していただけに、少し肩透かしな印象を持っている。
個人的なまったくもっての邪推を語らせてもらうのならば、《パラリンピックの公式サポーターとしての SMAP さん》の一件…も、かなり影響があったのではないか?と深読みしている。
※昨年末に行われた駒沢競技場でのパラサポイベントにも SMAP さんは参加していたのだけれど、マスメディアの扱いは驚くほどなかったのも記憶に新しい。
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というわけで、これからパラリンピックも始まるわけで、広告・コンテンツ業界的には目の離せないことがてんこ盛りのはずなので、大いに期待したい。
また、思いついたら次々に加筆していければと思っている。 取り急ぎ。
メディア/コンテンツ プロデューサー 石山城
どこもかしこも駐車場
SNS に《いいね》ひとつも押せないようじゃ…
#SNS で繋がり続けてるって、どれだけ《攻めの営業》になってるか? ということを、もっと意識した方が良いよね、待ちの客商売は特に。
『いいね』やコメントをひとつ返すだけでどれほど効果的か。
ある意味、夜のお姉さんたちがいかに営業時間外で営業してるのかは、素直に学ぶべきだと思う。
接触頻度を上げるために、大企業はいかに大量の資金を広告に投下してるか、も、もっと理解した方が良いよね。
4連覇を逃した吉田選手に思う、本当に大事なゴールとは。
明確な目標をもってまい進する人は、たしかに人としてとても立派で尊敬に値するけれど、たとえばレスリングの吉田選手は、今回4連覇したら本当にハッピーだったんだろうか?…なんて、ふと考える。
4連覇を達成したら次は5連覇で、また、ボクらの知らない国内大会やアジアの大会などもあるのだろうし…、で、結局、『彼女はいったい何勝すればハッピーになれるのだろうか? 』という素朴な疑問も湧いてくる。
彼女の本当の境涯を知ることなんてボクにはできないけれど、でも、一般人のボクらだって通じる部分はあるんだと、ハタとひらめく。
それは、ボクらは目標を立ててそこに向かって日々まい進してるわけだけど、その先には、そして続けていったらどうなるのか? ってことを考えたりすることは、もっともっと大事なことじゃないかと。
またそれは同時に、『私には明確な目標もないんですよ…』とお嘆きの、迷える子羊ちゃんなあなただって、《その先》が本当の目標(ゴール)だとしたのなら、前者とたいして変わらないから安心してよ、とも思える。
目標というものは、得てして、明確であればあるだけ、努力もしやすいし、全力で取り組みやすいものだけれど、と同時に、『もし達成できなかったら?』という喪失感と絶望感もある。
いわゆる《燃え尽き症候群》ね。 さらに厄介なのは、これは結果の成否にかかわらずに来るってことだ。 ボクも何度も経験ある。
そういう人は次の明確な目標ができるまで、死人のような、もぬけの殻になりがちなのも経験済み(笑)
ということで、長くなったけど、《その先》…の大きな、そして、ゆる〜い目標の方が100倍大事だぜって話し。
そして最後に、『じゃお前はどーなんだよ?』っていうブーメラン対策として(笑)、ぼくの場合を紹介する。
ボクは『自分の興味のあることに携われて、今日のご飯が食べられて、帰る家があれば、それで良い』っていう超シンプルなものにしています。
そして、『その結果、誰かがハッピーになってくれたのなら、尚、ラッキー』っていう、ゆる〜い目標。
あと、『期待はするけどアテにはしない』、『人生、笑うために生まれてきた』…ぐらいかな。