久しぶりの続巻。
内容は良くも悪くも普通のラノベっぽい感じ。
キャラは立ってるし話も悪くないんだけど物足りさはありまいした。なんか1巻よりキャラが倫理的になってる感じ。
キャラがわいわいしてるファンタジーが好きな人は相変わらず好きだと思うけれども変わったものを求めてる人は少しがっかりしそう。
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加工された背景がとてもゲーム内容に合っていて良かったです。
過去からの手紙。
遺書。
1つだけ嘘。
という凄く興味深い内容で最後まで楽しむことができました。
1週目は理由も分からずという感じでしたがヒントをもらっての2週目からはこういうゲームなんだと分かりさらに楽しめました。
話も暗いながら~というただ嫌な気分になるだけではない内容なのが良かったです。
プレイされる方はぜひ最後のエンディングまで見て欲しいです。
ヒトコブラクダ層戦争(下)
一気に読めるぐらいには面白かったけどやっぱりふわふわとした不思議な感覚が強かったです。
でもなんやかんや分かりやすい面白さもあるし想像にお任せしますみたいな終わり方でもないのでよく分からない小説の中ではすごく勧めやすい本でした。
Q.この人は幸せですか?
質問に答えていくゲーム。
シンプルながら最後の質問と演出が良かったです。
くろがねと姫
絵本のような絵柄やシナリオが良かったです。
逃亡劇の中にも楽しい会話があったり、襲ってくる敵もただ敵なだけじゃなかったりと1つ1つのセリフなどが丁寧に作られているという印象でした。
少し暗い、でも少し明るい。そんな物語が好きな人におすすめです。
ヒトコブラクダ層戦争(上)
題名で読むのを決めた本。
良くも悪くもふわふわとした内容でずっとある程度以上の面白さはあるもののなんかよく分からんという感じが続き下巻へ。
全巻は前振りで下巻からが本番みたいなイメージなので続きが楽しみです。
カオスチャイルド
科学アドベンチャー第四弾。
シリーズとしてはカオスヘッドの続編。
カオスヘッドは途中までしかやってないけど問題なかった。
やってなくても今作からでも大丈夫だと思います。
内容は地震が起きて復興した渋谷が舞台。
猟奇的な殺人事件が起きる→主人公含む新聞部が事件を調べる→過去の事件との共通点が……という流れ。
猟奇的な事件がメインなのでわりかしグロい絵だったり状況は多め。
特に中盤にある事件は嫌な人はかなーり嫌な気分になるのでそこらへんは注意。
序盤~中盤あたりまでは事件に巻き込まれるというより日常がありつつ事件に首をつっこんで危なくなりつつシリアスな展開もある感じ。
ここらへんはキャラの会話やらの楽しさはあるものの、わりと主人公たちが傍観者だったので退屈さもあった。それにコメディがありつつ陰鬱な雰囲気もあって乗れなさもった。けど事件の真相などは凄く面白かった。途中から一気にプレイしました。ので1週目のノーマルEND(?)は楽しめた。
一周目は強制的にノーマルENDでそこから各ヒロインルートがあり全部のヒロインルートを見たらトゥルーエンドが見れる感じ。
各ヒロインルートで明かされる真相は有りつつも基本的にはメインとは違う事柄を扱うので蛇足感を感じたり感じなかったり。それぞれのルートの面白さはあるものの消化してる感覚が大きかったのはシステムに対する好みは大きそう。
トゥルーエンドの展開は良かったのでできたらノーマルENDから直結で読みたかった感じもあった。けれど各ヒロインルートをいれなきゃいけないみたいな制約もあったんだろうなーと思いました。
場面によってポジティブな妄想orネガティブな妄想ができるというものがあるけれど個人的にはそこまではまらなかった。
結局のところはエロorグロのシーンが入りつつ分岐要素にしかなってなかったのは残念。
これは完全に好みだけど好感度の+-で展開が変わるシステムはあんまり好きじゃない。
理由はこれを選んだからこういう展開になった。という実感が分かりづらいから。
しかも今作はあくまで主人公がする妄想によって相手の好感度が謎に変わるため好感度の上下の実感が薄いのもいまいちポイント。
とシステム的な不満はありつつも大筋のシナリオも良かったしキャラも良かった。
単純にノベルゲームとしてみたら序盤が少し退屈な面白いゲームという感じに落ち着くと思います。
猟奇的なものが好きor大丈夫な人にはおすすめ。
アニメもあるけれどどうまとめてるのか気になるからいずれ見てみようかなと思います。