イトマンのブログ

36才 加齢臭と薄毛に負けず頑張りたい そんな日々のカンフル剤

組織と市民と私

今、あるプロジェクトに携わらせていただいている。それは子どもたちの笑顔をつくるプロジェクト

とある名のある団体が主催して行うプロジェクトなのですが、私はその団体組織には属していません。というのも、そのプロジェクトには外部の人間も率いれて実行委員会を作ることで、多くの意見やアイディアを取り入れ様々な可能性を広げていこうという趣旨があるため、私のようないち市民もプロジェクトの実行委員として参加しています。
プロジェクト立ち上がりから今年で5年目を迎えるのですが、私自身参加して2年目に入ります。

今年の一回目の運営委員会の際、今後このプロジェクトの実行委員会を、市民の方だけで行う方向で2~3年後をメドに、シフトしてきたいと主催する団体から話が出されました。
寝耳に水で急にどうしたものかと困惑しましたが話を聞いてみると、どうやら団体組織の中で議案されたようです。
まずこのプロジェクトが、その団体の事業のひとつで、実行委員会で決めたことを、団体組織の理事会で承認して、許可を得てまた実行委員会で報告して、修正するにもいちいち団体組織の理事会で報告検討など手間がかかり、スピード感がない。
次に、団体組織の理事長が一年ごと代わり、代わるたびに全体の方針が変わって毎年支障が出るため。

と説明されました。

お粗末

まさにお粗末

それは団体組織の内輪の話で、私達一般参加の市民には関係のない話。
私は、プロジェクトの主旨「子どもたちの笑顔をつくる」に賛同して、イベントの実行委員をさせてもらっています。たしかに実行するにも二度手間と言いますか、スピード感がでない部分もあり、毎年理事長が代わり方針も代わり振り回されるのは回避したい。

でしたらまず団体組織の中でキチンと組織つくりをするべきではと思います。
スピード感がでないのは、プロジェクトの実行委員会に決定権がないから。理事会でプロジェクト実行委員会に決定権を与えればいい。
理事長の方針が代わるなら、回りの団体員がフォローして方向を修正すればいい。それでも駄目なら役員会でも開いて理事長解任すればよいのでは?

ちょっと頼りない団体に思え、市民の皆さんでやってくださいと言い出すのもなきにしもあらずとため息混じりになってしまいました。

このプロジェクトが団体組織の事業のひとつで始まり現在も続いているなかで、いきなり市民の集まりに投げ出されても、きっとうまくいかないと思う。
その団体のネームバリューもあるからこそ人も集まり事業が成り立っている面もあり、まだプロジェクト実行委員会の名前が世間に知られているわけでは
ないので、団体組織から切り離されてもかなりの支障が出る

いずれこの事業が世間に知れ渡ればまたそのときに、新たな可能性を広げるためにも切り離すことも今後は視野に入れておくのもいいかもしれませんが、まだ機は熟してないと思う。